JPS6136433A - 浸透機能を有する側溝 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、０字側溝の底部に開口部を設けた浸透機能を
有する側溝に関する。

一般に道路の排水路として埋設使用されていに流れ込み
終いには海に出るのが普通でおる。

しかし、工業用水、わるいは農業用水として利用される
地下水が不足気味である近頃、この天から恵まれた雨水
を一気に河川に流してしまうことは余りにも不合理であ
り、本発明の側溝はこの点を考慮して開発されたもので
あって、０字側溝の底部に流水浸透用の開口部を設け、
側溝内を流れる水の一部を地中に浸透還元させて地下水
資源に利用するものでちる。

添付図面について本発明の詳細な説明すると、第１図は
側溝Ａの正面図を示し、第２図は同側面図を示す。又第
３図は側溝上面からみた平面図を示し、第４図は施工の
実施例図を示すものである。

図においてＡは０字側溝を示す。本発明はこの側溝Ａの
底部（１）の中央に適当な大きさの開口部（２）を設け
、さらにこの開口部（２）の両側から側溝側壁にかけて
横方向に小孔（３）を貫通させてなるものである。

、したがって、本発明の側溝Ａは底部（１）に開口部（
２）から側壁方向に貫通させた小孔（３）を設けるため
水はこの小孔（３）に導かれて側方からも地中に浸透さ
れるものである。

普通この種の側溝は、施工に際して第４図に示すように
１道路側部に側溝Ａを埋設するに相当する幅および深さ
の溝を掘削し、この底面に栗石を敷き、コンクリ−）　
（４）を打って基礎を造り、この上に側溝を並設するも
のでちるが、このように基礎を造設した場合に１本発明
の側溝Ａを埋設したとき、底面（１）Ｋ設けた開口部（
２）は基礎コンクリート（４）によって塞がれる形とな
ってこの部分からの流水の浸透は多く望めない。

しかし、本発明の側溝Ａは、底面の開口部（２）の両側
から側壁Ｋかけて貫通した小孔（３）を設けているため
流水はこの小孔（３）を通って側方から地中に浸透され
るもので流水の地中に浸透する率はきわめてよぐ初期の
効果が得られる。

□又、この底部からの流水の浸透をさらによくするため
に、基礎コンクリート（４）の側溝の開口部（２）に相
当する位置に穴（５）を穿けて底部からの水の浸透を促
すこともでき、さらに開口部（２）。

小孔（３）の目詰りを防止するために側溝の底部に透水
マットを敷設することも考えられる。

本発明の浸透機能を有する側溝は、底面の開口部とより
より側方に設けた小孔によって流水の地中への浸透還元
はきわめてよく、例えば干天の時期に夕立があって一時
に多量の降雨があったとしても、従来の単に排水を目的
とした側溝であれば、排水は一気に河川に、海に流出し
てしまうが、本発明の側溝によるときは、流水はその何
割かが地中に浸透して留り土を潤うもので、地下水の確
保に顕著な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本願側溝の正面図を示し、第２図は同側面図、
第３図は同平面図を示す。第４図は実施例図を示すもの
である。 Ａ・・・側溝　（１）・・・側溝底面　（２）・・・開
口部（３）・・・貫通する小孔 、−一一一− ξ； ・−１′　　特許出願人 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｕ字側溝の底面中央に適当な大きさの浸透用の開口部を
   設けると共に、該開口部の両側面から側溝側壁にかけて
   浸透用の小孔を設けることを特徴とした浸透機能を有す
   る側溝。