JPS6136352A - 不飽和ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents
不飽和ポリエステル樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6136352A JPS6136352A JP15975084A JP15975084A JPS6136352A JP S6136352 A JPS6136352 A JP S6136352A JP 15975084 A JP15975084 A JP 15975084A JP 15975084 A JP15975084 A JP 15975084A JP S6136352 A JPS6136352 A JP S6136352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unsaturated polyester
- polyester resin
- parts
- resin composition
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性のすぐれた人造大理石を製造することが
できる、充填剤含有不飽和ポリエステル樹脂組成物に関
するものである。
できる、充填剤含有不飽和ポリエステル樹脂組成物に関
するものである。
ここでいう耐熱性とは高温に加熱された油ナベやアイロ
ン等に接した時に熱黄変や白化等の現象を起さないとい
う意味である。
ン等に接した時に熱黄変や白化等の現象を起さないとい
う意味である。
従来より、不飽和ポリエステル樹脂に充填剤として炭酸
カルシウム、タルク、水酸化アルミニウム、天然石材の
砕片等を加えて、人造大理石を作ることは知られている
。
カルシウム、タルク、水酸化アルミニウム、天然石材の
砕片等を加えて、人造大理石を作ることは知られている
。
しかしなから、これらの充填剤を用いた人造大理石は１
５０℃以上に加熱された油ナベやアイロン等に接した時
に熱黄変、白化、クラック等が発生し、台所のキソチ／
カウンターやテーブルカウンターとして使用することか
できない本発明者らは上記の問題点に関して鋭意検Ｓ・
↑を重ねた結果、耐熱性のすくれた人造大理石を与える
樹脂組成物を見出して本発明を完成せしめるに至ったも
のである。
５０℃以上に加熱された油ナベやアイロン等に接した時
に熱黄変、白化、クラック等が発生し、台所のキソチ／
カウンターやテーブルカウンターとして使用することか
できない本発明者らは上記の問題点に関して鋭意検Ｓ・
↑を重ねた結果、耐熱性のすくれた人造大理石を与える
樹脂組成物を見出して本発明を完成せしめるに至ったも
のである。
即ち、本発明は不飽和ポリエステル樹脂１００重量部当
たり、５０〜５００重量部のアルミン酸金属塩水和物を
含有することを特徴とする不飽和ポリエステル樹脂組成
物を提供するにある。
たり、５０〜５００重量部のアルミン酸金属塩水和物を
含有することを特徴とする不飽和ポリエステル樹脂組成
物を提供するにある。
ここにおいて、上記不飽和ポリエステル樹脂は不飽和ポ
リエステルと架橋上ツマ−とから構成され、このうち不
飽和ポリエステルは、たとえばα、β＝不飽和二塩基酸
及びグリコール類から、必要に応して芳香族飽和二塩基
酸、又は脂肪族飽和二塩基酸を併用して製造され、一方
架橋七ノマーはスチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族
ビニルモノマー、メチルメタクリレート、エチレングリ
コールジアクリレート等の（メタ）アクリルエステルモ
ノマー、ジアリルフタレート、トリアリルインシアヌレ
ート等のアリル系モノマー等の単独又は混合物から構成
される。
リエステルと架橋上ツマ−とから構成され、このうち不
飽和ポリエステルは、たとえばα、β＝不飽和二塩基酸
及びグリコール類から、必要に応して芳香族飽和二塩基
酸、又は脂肪族飽和二塩基酸を併用して製造され、一方
架橋七ノマーはスチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族
ビニルモノマー、メチルメタクリレート、エチレングリ
コールジアクリレート等の（メタ）アクリルエステルモ
ノマー、ジアリルフタレート、トリアリルインシアヌレ
ート等のアリル系モノマー等の単独又は混合物から構成
される。
又、この不飽和ポリエステル樹脂は硬化時の収縮を抑制
するために、低収縮付与剤、例えば飽和ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン、ポリメタルメタ
クリレート等を加えることもできる。
するために、低収縮付与剤、例えば飽和ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン、ポリメタルメタ
クリレート等を加えることもできる。
他方、前記アルミン酸金属塩水和物としてはアルミン酸
ナトリウム、アルミン酸カルシウム、アルミン酸マグネ
シウム、アルミン酸バリウム等の水和物が使用される。
ナトリウム、アルミン酸カルシウム、アルミン酸マグネ
シウム、アルミン酸バリウム等の水和物が使用される。
この中でもアルミン酸カルンウム水和物がよく使用され
る。
る。
かかるアルミン酸金属塩水和物の混合割合についていえ
ば少なすきると充填剤の沈降か起こり易く、注型か困難
となり、逆に多すきると、混合、分散か悪くなるので、
不飽和ポリエステル１００重量部あたり、５０〜５００
重量部、特に好ましくは１００〜４００重量部の範囲と
すべきである。
ば少なすきると充填剤の沈降か起こり易く、注型か困難
となり、逆に多すきると、混合、分散か悪くなるので、
不飽和ポリエステル１００重量部あたり、５０〜５００
重量部、特に好ましくは１００〜４００重量部の範囲と
すべきである。
上記組成物の混合方法としてはホバートミキサーやニー
グーか用いられる。。
グーか用いられる。。
又、本発明組成物を用いて人造大理石を製造するための
成形方法としては本発明組成物に更に硬化剤を添加して
、通常の常温酸形成は加温成形、必要に応じて加圧成形
か採用される。
成形方法としては本発明組成物に更に硬化剤を添加して
、通常の常温酸形成は加温成形、必要に応じて加圧成形
か採用される。
かくして得られた本発明組成物は上記の成形法により成
形され、キッチンカウンター、テーブルトップ、バスタ
ブ洗面化粧台などの製造に用いられる。
形され、キッチンカウンター、テーブルトップ、バスタ
ブ洗面化粧台などの製造に用いられる。
次に、本発明を実施例により具体的に説明するか、これ
に限定されるものではない。尚「部」および「％」は、
すべて重量基準であるものとする。
に限定されるものではない。尚「部」および「％」は、
すべて重量基準であるものとする。
実施例 １
スチレンを架橋モノマーとして含有する不飽和ポリエス
テル樹脂［スミアノブＭＧ−Ｉ Ｊ （三建化工■製品
）１００部に対してアルミ酸カルシウム６水和物１７０
部を配合する。
テル樹脂［スミアノブＭＧ−Ｉ Ｊ （三建化工■製品
）１００部に対してアルミ酸カルシウム６水和物１７０
部を配合する。
次いでこの配合物に硬化剤として、メチルエチルケトン
パーオキサイド２部と硬化促進剤として８％オクチル酸
コバルト０２部と添加混合し、それを型に注入し、常温
で硬化させた後、６０℃でアフターキューアを２時間実
施した。
パーオキサイド２部と硬化促進剤として８％オクチル酸
コバルト０２部と添加混合し、それを型に注入し、常温
で硬化させた後、６０℃でアフターキューアを２時間実
施した。
得られた注型品の上に２５０℃の天ぷら油のはいったナ
ベを置いたか、黄変も白化も見られなかった。又％２０
０℃にセットされたアイロンを注型品の別の部分の上に
置いて２０分経過せしめたが黄変も白化もみられなかっ
た。
ベを置いたか、黄変も白化も見られなかった。又％２０
０℃にセットされたアイロンを注型品の別の部分の上に
置いて２０分経過せしめたが黄変も白化もみられなかっ
た。
実施例 ２
スチレンを架橋モノマーとして含有する不飽和ポリエス
テル樹脂「スミアノブＩ’−１Ｏ０Ｊ（三建化工■製造
）１００部に対して、アルミン酸カルンウム６水和物３
００部を混合し１次いて硬化剤としてベンゾイルパーオ
キサイドペースト（５０％品）３部を加え、ニーグーで
混合し、コンパウンドを作成した。
テル樹脂「スミアノブＩ’−１Ｏ０Ｊ（三建化工■製造
）１００部に対して、アルミン酸カルンウム６水和物３
００部を混合し１次いて硬化剤としてベンゾイルパーオ
キサイドペースト（５０％品）３部を加え、ニーグーで
混合し、コンパウンドを作成した。
これを厚み６ｍｍの金型に入れ１２０℃／８分／１５０
Ｋｐ／、、４の条件で、プレス成形した。
Ｋｐ／、、４の条件で、プレス成形した。
このものを実施例１と同様の方で耐熱性テストを実施し
たか、油ナベテスト、アイロンテストとも黄変、白化は
見られ、なかった。
たか、油ナベテスト、アイロンテストとも黄変、白化は
見られ、なかった。
比較例 Ｊ
実施例１におけるアルミン酸カルンウム６水和物１７０
部の代りに水酸アルミニウム２００部を加えて、同様の
方法で注型品を作成した。
部の代りに水酸アルミニウム２００部を加えて、同様の
方法で注型品を作成した。
その注型品に対して実施例】と同様の油ナベテスト及び
アイロンテストを実施した結果、白化が見られた。
アイロンテストを実施した結果、白化が見られた。
比較例 ２
実施例１におけるアルミン酸カルシウム６水和物１７０
部の代りに炭酸カルシウム１００部を加えて、同様の方
法で注型品を作成した。その注型品に対して、実施例１
と同様の油ナベテスト及びアイロンテストを実施した結
果、熱黄変か見られた。
部の代りに炭酸カルシウム１００部を加えて、同様の方
法で注型品を作成した。その注型品に対して、実施例１
と同様の油ナベテスト及びアイロンテストを実施した結
果、熱黄変か見られた。
Claims (2)
- （１）不飽和ポリエステル樹脂１００重量部当たり、５
０〜５００重量部のアルミン酸金属塩水和物を含有する
ことを特徴とする不飽和ポリエステル樹脂組成物。 - （２）アルミン酸金属塩水和物がアルミン酸カルシウム
水和物である特許請求範囲第１項記載の不飽和ポリエス
テル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15975084A JPS6136352A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15975084A JPS6136352A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6136352A true JPS6136352A (ja) | 1986-02-21 |
Family
ID=15700440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15975084A Pending JPS6136352A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 不飽和ポリエステル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136352A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0308973A2 (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-29 | Asahi Glass Company Ltd. | Reaction curable composition and artificial marble |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15975084A patent/JPS6136352A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0308973A2 (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-29 | Asahi Glass Company Ltd. | Reaction curable composition and artificial marble |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3847865A (en) | Use of alumina trihydrate in a polymethyl methacrylate article | |
| JPH05505639A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂及び新規収縮防止添加剤に基づく配合物 | |
| JPS6136352A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂組成物 | |
| JP3527638B2 (ja) | （メタ）アクリル系プレミックス、（メタ）アクリル系ｓｍｃ又はｂｍｃ、及び（メタ）アクリル系人工大理石の製造方法 | |
| JP3765346B2 (ja) | 熱硬化性樹脂組成物およびこれを含む成形材料、人工大理石 | |
| JPH0274549A (ja) | 半透明な人造石の製造法 | |
| JP3285656B2 (ja) | 増粘性アクリルプリミックスおよびそれを用いたアクリル人工大理石 | |
| JPH1171418A (ja) | （メタ）アクリル系プレミックス、（メタ）アクリル系ｓｍｃ又はｂｍｃ、及び（メタ）アクリル系人工大理石の製造方法 | |
| JPS63268722A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPH0468325B2 (ja) | ||
| JP2000063613A (ja) | アクリル系プレミックス、アクリル系ｓｍｃ又はｂｍｃ、及びアクリル系人工大理石の製造方法 | |
| JP3004571B2 (ja) | （メタ）アクリルシラップおよびその製造方法並びに（メタ）アクリルシラップを含む成形材料 | |
| JP2813389B2 (ja) | 成形体 | |
| JPS60245661A (ja) | 有機−無機複合組成物 | |
| JPH01161009A (ja) | 人造大理石の製造方法 | |
| JPH09110497A (ja) | 樹脂組成物、アクリル系プリミックス及びアクリル系人工大理石の製造方法 | |
| JPS6312658A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂成形材料 | |
| JPH1160647A (ja) | アクリル系プレミックス、アクリル系ｓｍｃ又はｂｍｃ、及びアクリル系人工大理石の製造方法 | |
| JPS5947219A (ja) | 熱硬化性樹脂成形材料 | |
| JP3443012B2 (ja) | （メタ）アクリル系プレミックス、（メタ）アクリル系ｓｍｃ又はｂｍｃ、及び（メタ）アクリル系人工大理石の製造方法 | |
| JP2859070B2 (ja) | 浴槽成形用不飽和ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPS6036559A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂成形材料 | |
| JPS59113011A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂成形材料の製造方法 | |
| JPS608938B2 (ja) | 熱硬化性成形材料の成形方法 | |
| JPH07156168A (ja) | 熱硬化性樹脂成形材料の成形方法 |