JPS6135997A

JPS6135997A - 写真入りカ−ド及びその製造方法

Info

Publication number: JPS6135997A
Application number: JP16108384A
Authority: JP
Inventors: 俊治井上; 入田　哲郎
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1984-07-30
Filing date: 1984-07-30
Publication date: 1986-02-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、身分証明カード等の写真入りカードに関する
ものである。

（従来の技術）従来の身分証明カード等にあっては、そのカードの持主
を証明するための手段として、カードを作成する際に、
カード内にその持主の写真を封入したものはあるが、こ
れは、予めカードを作成すべき人の写真を多量に準備し
ておき、一定期間内で多量のカードを作成する方法がと
られるため、この方法による作成カードは、単に写真を
透明シートで覆い一体化したものである。

（発明が解決しようとする問題点）以上のような方法によるカードの作成にあっては、例え
ば、カードを発行する店頭において、その場で来訪者に
直ちにカードを作成して渡すことができないばかりでな
く、カードそれ自体が単に透明板中に写真を封入したも
のであるから、軽い感じの体裁のよいものではなかった
。

（問題点を解決するための手段）本発明は以上のような点を改良すべくなされたもので、
カードとしては、不透明なセンターコアシートと窓を有
するスペーサーシートとの間に、写真シートを縁取り状
態にセントし、これを透明オーバーシートで覆って全体
を一体に成形することにより、また、その製造方法とし
ては、不透明なセンターコアシートと窓付きスペーサー
シートとを重合し、さらにこれを透明オーバーシートで
覆うように重合して、その重合部の１側辺部を接着する
と共に、他の重合部においては、加熱加圧による接着手
段を講することによりカード用バックを作成し、これを
利用することにより、不透明センターコアシートと窓付
きスペーサーシートとの間に写真を窓部で縁取り状態に
セントして、全体を加熱しつつ加圧することにより問題
点を解決した。

（作用）以上のようなカードは、重合した不透明センターコアシ
ートと窓付きスペーサーシートとの間に、窓部で縁取り
状態に写真シートをセントし、これを透明オーバーシー
トで覆って重合し、一体成形することにより、従来のも
のより写真が縁取られて厚みがあり、取扱いがし易く体
裁のよいものとなり、その製造に当たっては、一旦成形
されたカード用バンクを利用するから、店頭において不
意の来訪者に対しても、直ちに写真入りのカードを提供
することができる。

（実施例）本発明の写真入りカードは、カード用バンクを利用して
作成するものであるから、先ずそのカード用バンクを図
面について説明する。

カード用バンク（Ａ）は、不透明センターコアシート（
ａ）と、窓付き不透明あるいは透明スペーサーシート（
ｂ）と、これらを覆う透明オーバーシート＜ｃ＞　とよ
り構成されている。

不透明スペーサーシー１−　（ｂ）には窓孔（１）が設
けられており、この不透明スペーサーシート（ｂ）は、
不透明センターコアシート（ａ）の片面にあっても、両
面にあってもよい。

不透明センターコアシート（ａ）、不透明スペーサーシ
ート（ｂ）、透明オーバーシート（Ｃ）は、その重合し
た部分の１側辺部においては接着（２）すると共に、他
の重合部においては、感熱接着剤（３）が塗布されてい
る。このような感熱接着剤（３）を塗布する代わりにシ
ート自体をヒートシール性のものにしてもよい。

なお、（４）は磁気ストライプであり、写真シート（ｄ
）の代わりに文字、地紋、図形等が形成された基材を封
入することもできる。

以上のような構成のカード用バンク（Ａ）を使用して写
真入り；−ドを製造するには、写真シート（ｄ）を不透
明センターコアシート（ａ）と窓付き不透明スペーサー
シート（ｂ）との間に挿入して、写真シート（ｄ）を窓
部（１）に合致するようにセントした後、全体を加熱し
つつ加圧することにより、重合部に塗布した感熱接着剤
（３）によって接着一体化し、これにより写真入りカー
ドができ上がる。

（発明の効果）このようなカード用バンクを利用して製造された写真入
りカードは、従来の写真を単に透明シートで被覆一体化
したものよりも、厚くして写真は不透明スペーサーシー
トの窓にて縁取られた状態となっているから体裁がよく
、しかもこのようなカードが、カード用バンクを利用し
て単に写真を挿入セットし、加熱加圧するだけで製造さ
れるから、店頭における不意の来訪者の急ぎの要望にも
、直ちに対処することができ、写真入りカードの製造に
は誠に適切なものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の写真入りカード及びその製造方法に係る
もので、第１図はカート用バンクに写真シートをセット
した状態の斜視図、第２図は同上の断面図、第３図は写
真入りカードの断面図、第４図は同上の表面図、第５図
は同上の裏面図、第６図は写真シートの斜視図である。符号Ａ・・・・カード用パックａ・・・・不透明センターコアシートｂ・・・・窓付き不透明スペーサーシートＣ・・・・透
明オーバーシートｄ・・・・写真シートド・・・窓孔２・・・・接着部３・・・・感熱接着剤４・・・・磁気ストライプ第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）不透明センターコアシートと窓付きスペーサーシ
ート、さらにこれらを覆うように透明オーバーシートを
重合し、その重合部の１側辺部を接着し、他の重合部に
加熱加圧による接着手段を講じたカード用パックの、不
透明センターコアシートと窓付きスペーサーシートとの
間に写真シートを窓部に合致するようにセットし、これ
らを加熱加圧して一体成形した写真入りカード。
（２）不透明センターコアシートと窓付きスペーサーシ
ートとを重合し、さらにこれらを透明オーバーシートで
覆うように重合して、その重合の１側辺部を接着すると
共に、他の重合部には加熱加圧による接着手段を講する
ことによりカード用パックを形成し、このカード用パッ
クを利用して、写真シートを、不透明センターコアシー
トと窓付きスペーサーシートとの間の窓部にセットし、
その全体を加熱し加圧することにより一体に成形する写
真入りカードの製造方法。