JPH0647756Y2 - 抽選機能付き切符 - Google Patents
抽選機能付き切符Info
- Publication number
- JPH0647756Y2 JPH0647756Y2 JP14080288U JP14080288U JPH0647756Y2 JP H0647756 Y2 JPH0647756 Y2 JP H0647756Y2 JP 14080288 U JP14080288 U JP 14080288U JP 14080288 U JP14080288 U JP 14080288U JP H0647756 Y2 JPH0647756 Y2 JP H0647756Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ticket
- pattern
- lottery
- function
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、抽選機能を有する切符に関する。
［従来の技術］ 各種催事への入場券または乗物への乗車券等に用いられ
る切符としては、従来より必要事項が印刷された紙製の
切符が多く用いられているが、近年、紙、PET等のカー
ド表面に磁気媒体がコーティングされた切符が用いられ
るようになった。この切符は従来の紙製の切符のように
入場の際に入挟する必要がなく、かつ優れた美観を有す
る。
る切符としては、従来より必要事項が印刷された紙製の
切符が多く用いられているが、近年、紙、PET等のカー
ド表面に磁気媒体がコーティングされた切符が用いられ
るようになった。この切符は従来の紙製の切符のように
入場の際に入挟する必要がなく、かつ優れた美観を有す
る。
また、紙製の切符には、しばしば、入場券等に加えて抽
選券が例えば半券として付設されることがある。このよ
うな抽選券は、改めて抽選を行ない、その後「当り」、
「はずれ」等の抽選結果を照合する形式を取る必要があ
り、抽選作業に手間がかかるという欠点がある。一方、
従来の磁気媒体がコーティングされた切符の場合、その
磁気媒体には入場券等の単一の機能しか記録されておら
ず、抽選機能をも有するものは未だ見出だされていな
い。
選券が例えば半券として付設されることがある。このよ
うな抽選券は、改めて抽選を行ない、その後「当り」、
「はずれ」等の抽選結果を照合する形式を取る必要があ
り、抽選作業に手間がかかるという欠点がある。一方、
従来の磁気媒体がコーティングされた切符の場合、その
磁気媒体には入場券等の単一の機能しか記録されておら
ず、抽選機能をも有するものは未だ見出だされていな
い。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は、上記事情を鑑みてなされたもので、抽選結果
を記録し得る機能を備え、かつその記録内容を使用前に
は読み取り不可能であるが、使用後には即時に読み取り
可能な抽選機能付き切符を提供することを目的とする。
を記録し得る機能を備え、かつその記録内容を使用前に
は読み取り不可能であるが、使用後には即時に読み取り
可能な抽選機能付き切符を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、結合部において連結された一対のカードから
なり、前記結合部には半抜き加工が施され、前記結合部
の断面には、前記結合部において折り曲げ、分離した際
に露出し、読み取り可能な抽選パターンが形成されてい
ることを特徴とする抽選機能付き切符である。
なり、前記結合部には半抜き加工が施され、前記結合部
の断面には、前記結合部において折り曲げ、分離した際
に露出し、読み取り可能な抽選パターンが形成されてい
ることを特徴とする抽選機能付き切符である。
板状コアは、いずれか一方の面にパターンが形成された
２枚のコアを貼付けることにより形成することができ
る。コア表面へのパターンの形成は、後に折曲げられ分
離された際に、露出するコアの断面に抽選パターンが現
われるように行なう必要がある。
２枚のコアを貼付けることにより形成することができ
る。コア表面へのパターンの形成は、後に折曲げられ分
離された際に、露出するコアの断面に抽選パターンが現
われるように行なう必要がある。
前記合成樹脂製の板状コアとしては、例えばPVC、PET、
PP等からなる板を用いることができる。また、前記板状
コアの厚さは0.25〜1.0mmが好ましいが、これに限定す
るものではない。
PP等からなる板を用いることができる。また、前記板状
コアの厚さは0.25〜1.0mmが好ましいが、これに限定す
るものではない。
本考案の抽選機能付き切符は、例えば合成樹脂製の板状
コアとその両面に接着または融着されたオーバーシート
とから構成される。
コアとその両面に接着または融着されたオーバーシート
とから構成される。
前記パターンは、普通インキ、蛍光インキ、プラスチッ
ク、金属等を用いて形成することができる。また、前記
パターンは、印刷方法を用いて形成してもよい。さら
に、前記パターンの色は、任意の色を使用することがで
きる。
ク、金属等を用いて形成することができる。また、前記
パターンは、印刷方法を用いて形成してもよい。さら
に、前記パターンの色は、任意の色を使用することがで
きる。
また、前記カードの結合部に設けられた半抜きは、使用
時にカード本体に内在するパターンの所定の断面が露出
するようにカード本体を切り離すことができれば、片面
に設けられていても両面に設けられていても良い。さら
にまた、この半抜きは切り離された切符の外観、機能を
損わないように設けることが好ましい。
時にカード本体に内在するパターンの所定の断面が露出
するようにカード本体を切り離すことができれば、片面
に設けられていても両面に設けられていても良い。さら
にまた、この半抜きは切り離された切符の外観、機能を
損わないように設けることが好ましい。
前記板状コアの接着及び融着と、このオーバーシートの
接着及び融着は別々に行われてもよいが、同時に熱圧着
されることが好ましい。また、前記オーバーシートとし
てPVC、PET、PP等からなるシートを用いることができ
る。さらにまた前記オーバーシートの厚さは50〜100μ
ｍが好ましいが、これに限定するものではない。
接着及び融着は別々に行われてもよいが、同時に熱圧着
されることが好ましい。また、前記オーバーシートとし
てPVC、PET、PP等からなるシートを用いることができ
る。さらにまた前記オーバーシートの厚さは50〜100μ
ｍが好ましいが、これに限定するものではない。
［作用］ 本考案の切符は、結合部に設けられた半抜きに沿って折
曲げ、切り離して使用する。これにより、カード本体の
断面に抽選機能を有するパターンが露出する。このパタ
ーンから、直接抽選結果を読み取ることができ、あるい
は別途に設けられたパターン読取り装置を用いて記録さ
れた抽選結果を読取ることができる。したがって、本考
案の切符は、カード本体を切離さないと、抽選結果を読
取ることができず、また、この切り離し後は、簡単な作
業で即座に判読可能である。
曲げ、切り離して使用する。これにより、カード本体の
断面に抽選機能を有するパターンが露出する。このパタ
ーンから、直接抽選結果を読み取ることができ、あるい
は別途に設けられたパターン読取り装置を用いて記録さ
れた抽選結果を読取ることができる。したがって、本考
案の切符は、カード本体を切離さないと、抽選結果を読
取ることができず、また、この切り離し後は、簡単な作
業で即座に判読可能である。
以下、本考案の実施例を示し、本考案を具体的に説明す
る。
る。
［実施例］ 第１図は、本考案の一実施例にかかる抽選機能付き切符
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
第１図において、PVC製の一対の白色板状コア2,2′のう
ち一方のコア２′の一表面の中央付近には、パターン形
成材料としてスクリーンインキおよびオフセットインキ
を使用し、印刷法を用いてパターン５を形成する。この
板状コア２′のパターン形成面に、他方の白色板状コア
２を重ね合わせる。次に、これらコア2,2′の外側をオ
ーバーシートとして２枚の透明なPVC製シートで重ね合
わせる。これらを例えば、加熱温度130〜160℃、圧力20
〜30kg/cm2、所要時間３〜10分の条件で熱圧着し、第２
図に示すような積層体を形成する。なお、前記白色板状
コア２表面のオーバーシートと接するべき面上には所望
の絵柄４が描かれてい。
ち一方のコア２′の一表面の中央付近には、パターン形
成材料としてスクリーンインキおよびオフセットインキ
を使用し、印刷法を用いてパターン５を形成する。この
板状コア２′のパターン形成面に、他方の白色板状コア
２を重ね合わせる。次に、これらコア2,2′の外側をオ
ーバーシートとして２枚の透明なPVC製シートで重ね合
わせる。これらを例えば、加熱温度130〜160℃、圧力20
〜30kg/cm2、所要時間３〜10分の条件で熱圧着し、第２
図に示すような積層体を形成する。なお、前記白色板状
コア２表面のオーバーシートと接するべき面上には所望
の絵柄４が描かれてい。
次いで、第２図のIII-III断面図である第３図に示すよ
うにこの積層体に内在したパターン５の所定の断面がカ
ードを切り離したときに露出するように、積層体の所定
の部分に半抜き６を設けてなる。この半抜き６は、オー
バーシート１の厚さとほぼ同じ深さまで設けられている
が、パターン５が露出しなければ、さらに深くてもよい
し、カードを所定の位置で折曲げることにより切り離す
ことができればさらに浅くてもよい。そして、積層体を
所定の形状に打ち抜き、第４図に示すようなカードを得
る。このカードを、第５図のように半抜き６に沿って半
分に折ると、半分に折る前には見えなかったパターン５
が露出する。これを切り離して使用し、露出したパター
ン５の断面から抽選結果を読み取ることができる。
うにこの積層体に内在したパターン５の所定の断面がカ
ードを切り離したときに露出するように、積層体の所定
の部分に半抜き６を設けてなる。この半抜き６は、オー
バーシート１の厚さとほぼ同じ深さまで設けられている
が、パターン５が露出しなければ、さらに深くてもよい
し、カードを所定の位置で折曲げることにより切り離す
ことができればさらに浅くてもよい。そして、積層体を
所定の形状に打ち抜き、第４図に示すようなカードを得
る。このカードを、第５図のように半抜き６に沿って半
分に折ると、半分に折る前には見えなかったパターン５
が露出する。これを切り離して使用し、露出したパター
ン５の断面から抽選結果を読み取ることができる。
［考案の効果］ 本考案の切符は、パターン形成方法として簡単な印刷法
を用いることができ、また、切符を構成する各層の接着
方法として簡単で比較的短時間で行なえる熱圧着を適用
できるため、大量生産が可能である。
を用いることができ、また、切符を構成する各層の接着
方法として簡単で比較的短時間で行なえる熱圧着を適用
できるため、大量生産が可能である。
また、本考案の切符は、抽選結果を記録し得る機能を備
え、かつその機能は外観上隠れたところにあるため、使
用前に抽選結果を読み取ることができず、使用後には即
時に読み取ることが可能である。
え、かつその機能は外観上隠れたところにあるため、使
用前に抽選結果を読み取ることができず、使用後には即
時に読み取ることが可能である。
第１図は、本考案の一実施例における積層体の構成を示
す図、第２図は、第１図の積層体の平面図、第３図は、
第２図のIII-III断面図、第４図は、本発明に係る切符
の平面図、第５図は、本発明にかかる切符の使用例を示
す図である。 1,3……オーバーシート、2,2′……板状コア、５……パ
ターン、６……半抜き
す図、第２図は、第１図の積層体の平面図、第３図は、
第２図のIII-III断面図、第４図は、本発明に係る切符
の平面図、第５図は、本発明にかかる切符の使用例を示
す図である。 1,3……オーバーシート、2,2′……板状コア、５……パ
ターン、６……半抜き
Claims (1)
- 【請求項１】結合部において連結された一対のカードか
らなり、前記結合部には半抜き加工が施され、前記結合
部の断面には、前記結合部において折り曲げ、分離した
際に露出し、読み取り可能な抽選パターンが形成されて
いることを特徴とする抽選機能付き切符。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14080288U JPH0647756Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 抽選機能付き切符 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14080288U JPH0647756Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 抽選機能付き切符 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261682U JPH0261682U (ja) | 1990-05-08 |
| JPH0647756Y2 true JPH0647756Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31405309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14080288U Expired - Lifetime JPH0647756Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 抽選機能付き切符 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647756Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5383377B2 (ja) * | 2009-08-10 | 2014-01-08 | トッパン・フォームズ株式会社 | 偽造防止シート |
| JP5383394B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2014-01-08 | トッパン・フォームズ株式会社 | 偽造防止シート |
| JP5383393B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2014-01-08 | トッパン・フォームズ株式会社 | 偽造防止シート |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP14080288U patent/JPH0647756Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0261682U (ja) | 1990-05-08 |
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