JP2568753Y2 - 御守り - Google Patents

御守り

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JP2568753Y2
JP2568753Y2 JP1415192U JP1415192U JP2568753Y2 JP 2568753 Y2 JP2568753 Y2 JP 2568753Y2 JP 1415192 U JP1415192 U JP 1415192U JP 1415192 U JP1415192 U JP 1415192U JP 2568753 Y2 JP2568753 Y2 JP 2568753Y2
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thermoplastic
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talisman
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大三郎 長底
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大三郎 長底
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は御守りに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本来、御守りには、内部に紙片,木片か
らなる神璽,仏像,干支像,七福神等の御神体を奉鎮す
るものである。
【0003】ところで、近年、クレジットカード、テレ
フォンカード等カード類の普及、携帯の便利性や耐水性
の点から、御守りもカード形式にしたものが提案されて
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このカード形式の御守
りは、熱可塑性樹脂板を約0.9mm厚のアルミ板から
なる圧着板(光沢板)を介して積層し、熱圧着して製作
するものであるが、内部に紙片や木片からなる御神体を
奉鎮(介在)させると、御神体の部分は、御神体の厚み
だけ厚いため、前記のようにして圧着すると、熱可塑性
樹脂板の表面に部分的に凹凸が生じ、その周囲では圧着
が十分に行なわれにくくなるばかりか、前記圧着板の表
面に凹凸ができ、圧着板を繰り返し使用することができ
ず、実際上前記カード形式の御守りは製作不可能であっ
た。したがって、カード形式の御守りには、御神体を介
在させず、単に印刷を施すだけであり、本来の御守りと
は言えないものであった。本考案は、御神体を介在させ
るにも拘らず、圧着板を繰り返し使用でき、しかも安価
に製作することのできる御守りを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、2枚の熱可塑性の透明もしくは半透明樹脂
板間に、少なくとも表面に守札名を印刷した熱可塑性表
面シートと熱可塑性裏面シートとを重ね合せて介在さ
せ、熱圧着により一体化する御守りにおいて、前記表,
裏面シートのいずれか一方の合せ面に、箔からなる御神
体を箔押しした構成としたものである。
【0006】
【実施例】つぎに、本考案の一実施例を図面にしたがっ
て説明する。図において、1,2は塩ビ等からなる熱可
塑性の透明もしくは半透明樹脂板、3,6は化繊紙等熱
可塑性表面シートと裏面シートで、表面シート3の表面
中央には守札名4、その周囲には、大祓,祝詞,般若心
経等の経文5等が印刷されている。一方、裏面シート6
の裏面にも大祓,祝詞、般若心経等の経文5等が印刷さ
れている。そして、本考案においては、前記表,裏面シ
ート3,6のいずれか一方の重ね合せ面、図面では裏面
シート6の合せ面に、たとえば0.02μ厚の金箔から
なる御神体7を箔押ししたものを使用して、前述と同
様、熱圧着で一体化してカード形式としたものである。
【0007】なお、図面においては、各樹脂板1,2、
表,裏面シート3,6は1枚の御守り用であるが、実際
には、大版の樹脂板、表,裏面シートから多数の御守り
を圧着成形し、切断または打ち抜くものである。また、
箔としては金箔に限らず、種々の箔を使用できることは
勿論である。
【0008】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
おける御守りによれば、御神体は従来のものと異なり、
極めて薄い箔で形成しているため、その厚みを無視する
ことができ、御守りの表面に凹凸ができない。したがっ
て、圧着板を介して熱圧着を行なっても、圧着板に凹凸
ができず、圧着板を繰り返し使用できる。また、御神体
も箔押しで形成するため自動化でき、安価な御守りとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の御守りの分解斜視図である。
【符号の説明】
1,2…熱可塑性透明樹脂板、3…熱可塑性表面シー
ト、4…守札名、6…熱可塑性裏面シート、7…御神体
(箔)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の熱可塑性の透明もしくは半透明樹
    脂板間に、少なくとも表面に守札名を印刷した熱可塑性
    表面シートと熱可塑性裏面シートとを重ね合せて介在さ
    せ、熱圧着により一体化する御守りにおいて、前記表,
    裏面シートのいずれか一方の合せ面に、箔からなる御神
    体を箔押ししたことを特徴とする御守り。
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