JPH06212773A - 薄板パネル素子及びその製造方法 - Google Patents
薄板パネル素子及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06212773A JPH06212773A JP2346593A JP2346593A JPH06212773A JP H06212773 A JPH06212773 A JP H06212773A JP 2346593 A JP2346593 A JP 2346593A JP 2346593 A JP2346593 A JP 2346593A JP H06212773 A JPH06212773 A JP H06212773A
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- JP
- Japan
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- panel element
- thin
- thin plate
- plate
- thin panel
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明の目的は周囲を湾曲せしめた薄板パネ
ル素子及びその製造方法を得るにある。 【構成】 周囲が湾曲された所望平面形状の薄板パネル
素子3。薄板1とこれより軟質の裏打ち板2とを重ねた
状態でこれを所望の平面形状に打ち抜く薄板パネルの製
造方法。
ル素子及びその製造方法を得るにある。 【構成】 周囲が湾曲された所望平面形状の薄板パネル
素子3。薄板1とこれより軟質の裏打ち板2とを重ねた
状態でこれを所望の平面形状に打ち抜く薄板パネルの製
造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄板パネル素子及びその
製造方法、特に金属薄板パネル素子及びその製造方法に
関するのである。
製造方法、特に金属薄板パネル素子及びその製造方法に
関するのである。
【0002】
【従来の技術】一般にタイルは陶磁器や樹脂で作られて
いる。
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来のタ
イルはその製造に多くの工程を必要とし、重く、高価に
なると共に衝撃強度も小さい等の欠点があった。
イルはその製造に多くの工程を必要とし、重く、高価に
なると共に衝撃強度も小さい等の欠点があった。
【0004】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の薄板パネル素子
は、周囲が湾曲されている所望平面形状の薄板より成る
ことを特徴とする。
は、周囲が湾曲されている所望平面形状の薄板より成る
ことを特徴とする。
【0006】本発明の薄板パネル素子は、周囲が湾曲さ
れている所望平面形状の薄板と、この湾曲された周囲に
よって挾持された、上記薄板より軟質の裏打ち板とより
成ることを特徴とする。
れている所望平面形状の薄板と、この湾曲された周囲に
よって挾持された、上記薄板より軟質の裏打ち板とより
成ることを特徴とする。
【0007】本発明の薄板パネル素子の製造方法は、薄
板とこれより軟質の裏打ち板とを重ねる工程と、この重
ねられた板を所望の平面形状に打ち抜く工程とより成る
ことを特徴とする。
板とこれより軟質の裏打ち板とを重ねる工程と、この重
ねられた板を所望の平面形状に打ち抜く工程とより成る
ことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0009】本発明者は従来のタイルを、着色された金
属薄板をプレスによって打抜きで作ることを考えたが、
このようにして形成された薄板パネル素子は薄いため重
厚性や質感、量感に乏しく従来のタイルの代わりに用い
ることはできないことが判明した。
属薄板をプレスによって打抜きで作ることを考えたが、
このようにして形成された薄板パネル素子は薄いため重
厚性や質感、量感に乏しく従来のタイルの代わりに用い
ることはできないことが判明した。
【0010】本発明者は種々実験の結果、アルミニウム
等の金属薄板を紙、布、プラスチック等の軟質板と重ね
合わせてプレスにより打抜いた場合打ち抜かれた金属薄
板の周囲に形成されるバリが増大され、あたかもその周
囲を湾曲せしめた形になることを見出した。
等の金属薄板を紙、布、プラスチック等の軟質板と重ね
合わせてプレスにより打抜いた場合打ち抜かれた金属薄
板の周囲に形成されるバリが増大され、あたかもその周
囲を湾曲せしめた形になることを見出した。
【0011】本発明はこのような知見に基づいて成され
たものである。
たものである。
【0012】本発明においては図1に示すようにアルミ
ニウム等の例えば厚さ0.6mmの金属薄板1の上面に
これより軟質で略同じ厚さの紙、布、プラスチック等の
裏打ち板2を重ね合わせ、プレス機(図示せず)によっ
て裏打ち板2の上方より所定平面形状の、例えば3cm
角の薄板パネル素子を打ち抜くようにする。
ニウム等の例えば厚さ0.6mmの金属薄板1の上面に
これより軟質で略同じ厚さの紙、布、プラスチック等の
裏打ち板2を重ね合わせ、プレス機(図示せず)によっ
て裏打ち板2の上方より所定平面形状の、例えば3cm
角の薄板パネル素子を打ち抜くようにする。
【0013】図2及び図3は上記のようにして打ち抜か
れたパネル素子3を示し、このパネル素子3はその周囲
4が若干湾曲した形となり、これを図4のように反転し
て所望の場所に貼布した場合金属薄板であっても厚みが
感じられるようになる。
れたパネル素子3を示し、このパネル素子3はその周囲
4が若干湾曲した形となり、これを図4のように反転し
て所望の場所に貼布した場合金属薄板であっても厚みが
感じられるようになる。
【0014】なお、上記金属薄板1と裏打ち板2を接着
剤にて接着せしめた場合には図5に示すように打ち抜き
によって形成されたパネル素子3の周囲4によって裏打
ち板2が挾持された形となり、この裏打ち板2を介して
上記金属薄板のパネル素子3を所望の場所に貼布するよ
うにした場合その接着が容易となる。
剤にて接着せしめた場合には図5に示すように打ち抜き
によって形成されたパネル素子3の周囲4によって裏打
ち板2が挾持された形となり、この裏打ち板2を介して
上記金属薄板のパネル素子3を所望の場所に貼布するよ
うにした場合その接着が容易となる。
【0015】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、極めて簡
単に重厚性、質感、量感のある金属薄板パネル素子を得
ることができる大きな利益がある。
単に重厚性、質感、量感のある金属薄板パネル素子を得
ることができる大きな利益がある。
【図1】本発明方法の説明図である。
【図2】本発明の金属薄板のパネル素子の平面図であ
る。
る。
【図3】本発明の金属薄板のパネル素子の断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の金属薄板のパネル素子の斜視図であ
る。
る。
【図5】本発明の他の実施例における金属薄板のパネル
素子の断面図である。
素子の断面図である。
1 金属薄板 2 裏打ち板 3 パネル素子 4 周囲
Claims (3)
- 【請求項1】 周囲が湾曲されている所望平面形状の薄
板より成ることを特徴とする薄板パネル素子。 - 【請求項2】 周囲が湾曲されている所望平面形状の薄
板と、この湾曲された周囲によって挾持された、上記薄
板より軟質の裏打ち板とより成ることを特徴とする薄板
パネル素子。 - 【請求項3】 薄板とこれより軟質の裏打ち板とを重ね
る工程と、この重ねられた板を所望の平面形状に打ち抜
く工程とより成ることを特徴とする薄板パネル素子の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5023465A JPH0816389B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 薄板パネル素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5023465A JPH0816389B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 薄板パネル素子及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06212773A true JPH06212773A (ja) | 1994-08-02 |
JPH0816389B2 JPH0816389B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=12111279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5023465A Expired - Fee Related JPH0816389B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 薄板パネル素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816389B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02190553A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Funaki Shoji Kk | 建物用面板材料 |
JPH03239539A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-25 | Toppan Printing Co Ltd | 突板貼り金属成形品の製造方法 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP5023465A patent/JPH0816389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02190553A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Funaki Shoji Kk | 建物用面板材料 |
JPH03239539A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-25 | Toppan Printing Co Ltd | 突板貼り金属成形品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0816389B2 (ja) | 1996-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |