JPH0211848Y2 -

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【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）この考案は、テレホンカ−ドや、キヤツシユカ
−ドなどのカ−ドを入れてお守りのように見せる
お守り式カ−ド入れに関する。

（従来の技術）この様なカ−ドは、従来は定期入れ、名刺入れ
に収めて携帯し、電話をかけるなど使用の際に取
出す。

（考案が解決しようとする問題点）本考案は神社、寺院で販売するお守りの分野に
テレホンカ−ドや、キヤツシユカ−ド類を普及さ
せることに着眼し、カ−ドの印刷面に神社や寺院
名、祭つている神、仏を印刷して祈とうし、これ
をお守りと兼用したのである。

（問題点を解決するための手段）そこで本考案は、社寺、神仏が印刷されたカ−
ドを取出し可能に入れるポケツトを有し、上記ポ
ケツトの片面は透明で、内部には入れたカ−ドの
印刷面の一部を見せる窓を備えたカ−ドとほぼ同
大の金らん模様を有する装飾片を装入したことを
特徴とする。

（実施例）図示の実施例においては、１はテレホンカ−ド
などのカ−ド２を取出し可能に入れるポケツト
で、ポケツトを形成する両面は透明なプラスチツ
クシ−ト３と４からなる。

尚、カ−ドの印刷面には神社や寺院名、祭つて
いる神、仏等を印刷しておく。

５は金らんの模様を有する布地、域いは金らん
の模様を表面に印刷したカ−ドからなる装飾片
で、大きさはカ−ドとほぼ同大であり、中央には
カ−ドの印刷面の一部の社寺、神仏見せる窓６が
開設してある。

この装飾片５はカ−ド２の印刷面の上に重ね、
カ−ドと一緒に前記ポケツト１の中に入れてもよ
いが、第１，２図の実施例ではポケツトを構成す
る一方のプラスチツクシ−ト３と、その上に重ね
た同様なプラスチツクシ−ト７の間に挟み、両シ
−ト３，７の縁をヒ−トシ−ルすることによりそ
の間に封入してある。

前記シ−ト３，４，７は同幅であり、長さは
３，７が４に比べて長く、４の長さはカ−ド２や
装飾片５より少し短い。

従つて、シ−ト７，３，４の下縁を揃えて重
ね、シ−ト７，３の縁沿いにヒ−トシ−ルで溶着
することによりシ−ト４の下縁と両側縁はシ−ト
３に取付けられ、ポケツトを形成する。

この様にカ−ド２と装飾片を個別に収納するこ
とにより電話をかけるためカ−ド２を取出す際に
装飾片５までも取出して入れ直したり、誤つて落
したりする手数がかからない。更にカ−ド２は上
部がシ−ト４の上縁から少し突出しているのでポ
ケツトからの取出しが容易である。

そして、シ−ト７，３にはほぼ台形の上向き延
長部３′，７′を設け、その縁をヒ−トシ−ルで溶
着し、この延長部に鳩目金具８，８を取付けて紐
９を通して結び、よりお守りらしくしてある。

第３図は本考案の他の一実施例を示す。

この実施例が上記第１，２図の実施例と相違す
るのは透明なシ−ト３をカ−ドないし装飾片とほ
ぼ同長にし、鳩目金具８，８を取付けて紐９を通
す台形の延長部はシ−ト７にだけ設け、上記シ−
ト７と３により装飾片５を取出し可能に収納する
ポケツト１０を、カ−ドを入れるポケツト１に重
ねて形成したのである。

この実施例の場合はカ−ド入れを先に作つてお
き、神社、寺院が要求する金らん模様の装飾片５
をポケツト１０に収めて注文に応じることができ
る。

（考案の効果）本考案によれば装飾片の窓からカ−ドに印刷さ
れた社寺、神仏を見ることができ、しかも、この
装飾片は金らん模様を有するので、装飾片とカ−
ドを入れてお守りのように見せ、お守りと兼用す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の一半は表から、他
半は裏から見た平面図、第２図は第１図の縦断側
面図、第３図は本考案の他の一実施例の縦断側面
図で、図中、１はポケツト、２はカ−ド、５は装
飾片、６は窓を示す。

【実用新案登録請求の範囲】