JPS6135874B2 - - Google Patents
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- JPS6135874B2 JPS6135874B2 JP56080328A JP8032881A JPS6135874B2 JP S6135874 B2 JPS6135874 B2 JP S6135874B2 JP 56080328 A JP56080328 A JP 56080328A JP 8032881 A JP8032881 A JP 8032881A JP S6135874 B2 JPS6135874 B2 JP S6135874B2
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 37
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims 1
- 230000004044 response Effects 0.000 claims 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ボタンホール縫いを行うようにし
たミシンにおいて、ボタンホール縫い位置をセツ
トするためのセツトレバーに係る制御装置に関す
るものである。
たミシンにおいて、ボタンホール縫い位置をセツ
トするためのセツトレバーに係る制御装置に関す
るものである。
従来、ボタンホール縫いは第一閂止め、正送
り、第二閂止め、逆送りという四つの工程から成
り、ボタンホール縫いを開始するためには、先ず
被縫布に予め形成されたボタンホールの所定位置
に第一閂止めを行うべき針落ち点を設定する必要
がある。このため、例えば機枠のあご部下面に布
送り方向に揺動可能にセツトレバーを支持して、
このセツトレバーを一特定位置にセツトした状態
で第一閂止めが開始されるようにミシンの針振
り・布送り手段を制御するとともに、被縫布上に
載置した布押え枠を一特定位置にセツトしたセツ
トレバーに接触させて、第一閂止めを行うべき被
縫布の位置を設定している。ところが、作業者が
セツトレバーを一特定位置に設定するのを忘れて
ボタンホール縫いを開始すると第一閂止めが行な
われないで、例えば正送り縫いの途中から縫目が
形成されることになり、きわめて不完全なボタン
ホール縫目となつてしまうので縫製品の品質を損
うという欠点があつた。
り、第二閂止め、逆送りという四つの工程から成
り、ボタンホール縫いを開始するためには、先ず
被縫布に予め形成されたボタンホールの所定位置
に第一閂止めを行うべき針落ち点を設定する必要
がある。このため、例えば機枠のあご部下面に布
送り方向に揺動可能にセツトレバーを支持して、
このセツトレバーを一特定位置にセツトした状態
で第一閂止めが開始されるようにミシンの針振
り・布送り手段を制御するとともに、被縫布上に
載置した布押え枠を一特定位置にセツトしたセツ
トレバーに接触させて、第一閂止めを行うべき被
縫布の位置を設定している。ところが、作業者が
セツトレバーを一特定位置に設定するのを忘れて
ボタンホール縫いを開始すると第一閂止めが行な
われないで、例えば正送り縫いの途中から縫目が
形成されることになり、きわめて不完全なボタン
ホール縫目となつてしまうので縫製品の品質を損
うという欠点があつた。
この発明は、ボタンホール縫いにおいてセツト
レバーが一特定位置にセツトされていない状態で
はミシンの起動を禁止することにより上記従来の
欠点を除去することを目的とする。
レバーが一特定位置にセツトされていない状態で
はミシンの起動を禁止することにより上記従来の
欠点を除去することを目的とする。
以下、図面によりこの発明の実施例を説明する
と、 1はミン機枠の前面部に形成した表示板であ
り、各種の縫い模様(この実施例では10箇)を図
柄で示すとともに、各図柄の上にはそれぞれ発光
体(発光ダイオード)L1〜L10を設け、(L1〜
L4;直線縫い群、L5;ボタンホール縫い、L6〜
L10;ジグザグ縫い群)これらのうち選択してい
る模様に対応する発光ダイオードのみが点灯する
ようにしている。LA,LBもまた発光ダイオード
であり、発光ダイオードLAは後述する模様選択
の誤操作に関連して点灯し、発光ダイオードLB
は後述するボタンホール縫いの未セツト状態に関
連して点灯する。SSWは機枠のあご部前面に押
圧操作可能に配置した起動・停止スイツチであ
り、ミシンの停止状態において操作によりミシン
を起動し、次の操作によりミシンを停止させる。
と、 1はミン機枠の前面部に形成した表示板であ
り、各種の縫い模様(この実施例では10箇)を図
柄で示すとともに、各図柄の上にはそれぞれ発光
体(発光ダイオード)L1〜L10を設け、(L1〜
L4;直線縫い群、L5;ボタンホール縫い、L6〜
L10;ジグザグ縫い群)これらのうち選択してい
る模様に対応する発光ダイオードのみが点灯する
ようにしている。LA,LBもまた発光ダイオード
であり、発光ダイオードLAは後述する模様選択
の誤操作に関連して点灯し、発光ダイオードLB
は後述するボタンホール縫いの未セツト状態に関
連して点灯する。SSWは機枠のあご部前面に押
圧操作可能に配置した起動・停止スイツチであ
り、ミシンの停止状態において操作によりミシン
を起動し、次の操作によりミシンを停止させる。
ミシンの機枠のあご部下面には布送り方向に揺
動可能にセツトレバー2を支持する。セツトレバ
ー2は機枠内部において例えば特願昭52−73128
号明細書に示されるようなボタンホール縫いカム
機構の切換係止部に係合して布送り方向に平行す
るミシン正面側に手動によりセツト(第2図鎖
線)可能とし、第2図に示すように押え棒6に取
り付けて布送り方法に移動可能とし布W上に載置
した布押え枠5の当接部5aを、セツトしたセツ
トレバーに当接させつつ布Wを左方向に送ること
によつて、第一閂止めから始まるボタンホール縫
いが開始される。
動可能にセツトレバー2を支持する。セツトレバ
ー2は機枠内部において例えば特願昭52−73128
号明細書に示されるようなボタンホール縫いカム
機構の切換係止部に係合して布送り方向に平行す
るミシン正面側に手動によりセツト(第2図鎖
線)可能とし、第2図に示すように押え棒6に取
り付けて布送り方法に移動可能とし布W上に載置
した布押え枠5の当接部5aを、セツトしたセツ
トレバーに当接させつつ布Wを左方向に送ること
によつて、第一閂止めから始まるボタンホール縫
いが開始される。
また、機枠内部には複数の模様発生のためのカ
ム(模様カム)(図示しない)をその回転中心軸
線方向に積層して備えており、例えば特開昭50−
133052号に記載された構成により、機枠右側面に
回動操作可能に取り付けた模様選択ハンドル3の
回動により、模様カムの回転運動を縫い機構に伝
達するたの接触子(図示しない)が特定の模様カ
ムの外周から放射方向に離れ且つ模様カムの積層
方向に移動した後に再び隣りの模様カムの外周に
係合するようになつている。
ム(模様カム)(図示しない)をその回転中心軸
線方向に積層して備えており、例えば特開昭50−
133052号に記載された構成により、機枠右側面に
回動操作可能に取り付けた模様選択ハンドル3の
回動により、模様カムの回転運動を縫い機構に伝
達するたの接触子(図示しない)が特定の模様カ
ムの外周から放射方向に離れ且つ模様カムの積層
方向に移動した後に再び隣りの模様カムの外周に
係合するようになつている。
また、模様選択ダイヤル3には同軸的に連動す
るように第3図に示すロータリースイツチ装置
RSを配置する。ロータリースイツチ4は絶縁部
4a及び導体部4bとから成り、導体部4bには
抵抗R2を介して正電圧Vccを印加し、外径部の接
点C1には、抵抗R1を介してコレクタとエミツタ
との間に正電圧Vccを印加したトランジスタTR
のベースを接続し、模様選択ダイヤル3により模
様選択が適正に行なわれている状態、即ち接触子
が模様カムに係合している状態では接点C1が絶
縁部4aに接触してトランジスタTRがオフとな
り端子AがHレベルになり、模様選択ダイヤル3
の操作位置が不適正である状態、即ち接触子が模
様カムから離隔している状態では接点C1が導体
部4bに接触してトランジスタTRがオンになり
端子AがLレベルになる。さらに導体部4bに形
成した突起4Cはボタンホール縫いを選択するこ
とに関連して接点C2と接触し端子BがHレべル
になる。
るように第3図に示すロータリースイツチ装置
RSを配置する。ロータリースイツチ4は絶縁部
4a及び導体部4bとから成り、導体部4bには
抵抗R2を介して正電圧Vccを印加し、外径部の接
点C1には、抵抗R1を介してコレクタとエミツタ
との間に正電圧Vccを印加したトランジスタTR
のベースを接続し、模様選択ダイヤル3により模
様選択が適正に行なわれている状態、即ち接触子
が模様カムに係合している状態では接点C1が絶
縁部4aに接触してトランジスタTRがオフとな
り端子AがHレベルになり、模様選択ダイヤル3
の操作位置が不適正である状態、即ち接触子が模
様カムから離隔している状態では接点C1が導体
部4bに接触してトランジスタTRがオンになり
端子AがLレベルになる。さらに導体部4bに形
成した突起4Cはボタンホール縫いを選択するこ
とに関連して接点C2と接触し端子BがHレべル
になる。
次に、この実施例の制御回路について説明する
と、第4図においてMCはマイクロコンピユータ
(以下マイコンとする)であり、ロータリースイ
ツチ装置RSの模様選択状態が適正か否かの情報
(トランジスタTRのオン・オフの情報)及び現在
選択されている模様についての情報、起動・停止
スイツチSSWのオン・オフの情報、セツトレバ
ー2がセツトされているか否かの情報(マイクロ
スイツチBSのオン・オフの情報)を入力し、こ
れらの情報に基づき点灯回路LDRに作用して抵
抗R3を介して正電圧Vccをアノードに印加した発
光ダイオードL1〜LBを箇別に点灯・消灯し、ま
た駆動回路に作用してミシンの主軸に連結したモ
ータMの駆動・停止制御を行う。
と、第4図においてMCはマイクロコンピユータ
(以下マイコンとする)であり、ロータリースイ
ツチ装置RSの模様選択状態が適正か否かの情報
(トランジスタTRのオン・オフの情報)及び現在
選択されている模様についての情報、起動・停止
スイツチSSWのオン・オフの情報、セツトレバ
ー2がセツトされているか否かの情報(マイクロ
スイツチBSのオン・オフの情報)を入力し、こ
れらの情報に基づき点灯回路LDRに作用して抵
抗R3を介して正電圧Vccをアノードに印加した発
光ダイオードL1〜LBを箇別に点灯・消灯し、ま
た駆動回路に作用してミシンの主軸に連結したモ
ータMの駆動・停止制御を行う。
第5図は、これらの制御に係る、マイコンMC
に記憶したプログラムのフローチヤートであり、
電源投入時において先ず「イニシヤルセツトルー
チン」で、このフローの中で使用される
「SSW」「下停止」「BH途中」「選択エラー」「BH
エラー」「エラータイマー」「BH模様」の各フラ
グがすべてリセツトされる。
に記憶したプログラムのフローチヤートであり、
電源投入時において先ず「イニシヤルセツトルー
チン」で、このフローの中で使用される
「SSW」「下停止」「BH途中」「選択エラー」「BH
エラー」「エラータイマー」「BH模様」の各フラ
グがすべてリセツトされる。
次に、起動・停止スイツチSSWがオンか否か
が「判断」され、オンであればSSWフラグが
「判断」され、SSWフラグがリセツトされていれ
ばここでセツトされる。次にモータM(第4図)
が回転中か否かが判断され、回転中であれば下停
止フラグ及びBH途中フラグがセツトされ、下停
止フラグのセツトに関連して下に続くフローによ
りモータ電源がオフとなりモータMの回転は停止
する。さて、モータMが停止していればトランジ
スタTRのオン・オフ、即ち模様選択ダイヤル3
の操作位置が適か不適かが「判断」され、トラン
ジスタTRがオン、即ち操作位置が不適であれば
選択エラーフラグをセツトし「モータ電源オン」
の指令を迂回するのでモータMが起動することは
ない。トランジスタTRがオフ、即ち模様選択ダ
イヤル3の操作位置が適正であれば、接点C2
(第3図)がオンか否かが判断され、接点C2がオ
フ即ちボタンホール模様以外の直線縫いもしくは
ジグザグ縫いであれば直ちにモータ電源オンとな
りモータMが起動する。接点C2がオン即ちボタ
ンホール模様である場合はマイクロスイツチBS
がオンかオフか、即ちセツトレバー2がセツトさ
れているか否かが「判断」され、マイクロスイツ
チBSがオン、即ちセツトレバー2がセツトされ
ていれば、BHエーフラグをリセツトし発光ダイ
オードLBを消灯した後にモータ電源がオンとな
るが、マイクロスイツチBSがオフ、即ちセツト
レバー2がセツトされていなければBH途中フラ
グの「判断」が行なわれる。BH途中フラグがセ
ツトされているとモータ電源をオンにしモータM
を起動させるが、BH途中フラグがリセツトされ
ている状態とは後述するように模様選択ダイヤル
3を操作してボタンホール模様を新たに選択した
場合であり、このときはモータMを起動させるこ
となく、BHエラーフラグをセツトする。
が「判断」され、オンであればSSWフラグが
「判断」され、SSWフラグがリセツトされていれ
ばここでセツトされる。次にモータM(第4図)
が回転中か否かが判断され、回転中であれば下停
止フラグ及びBH途中フラグがセツトされ、下停
止フラグのセツトに関連して下に続くフローによ
りモータ電源がオフとなりモータMの回転は停止
する。さて、モータMが停止していればトランジ
スタTRのオン・オフ、即ち模様選択ダイヤル3
の操作位置が適か不適かが「判断」され、トラン
ジスタTRがオン、即ち操作位置が不適であれば
選択エラーフラグをセツトし「モータ電源オン」
の指令を迂回するのでモータMが起動することは
ない。トランジスタTRがオフ、即ち模様選択ダ
イヤル3の操作位置が適正であれば、接点C2
(第3図)がオンか否かが判断され、接点C2がオ
フ即ちボタンホール模様以外の直線縫いもしくは
ジグザグ縫いであれば直ちにモータ電源オンとな
りモータMが起動する。接点C2がオン即ちボタ
ンホール模様である場合はマイクロスイツチBS
がオンかオフか、即ちセツトレバー2がセツトさ
れているか否かが「判断」され、マイクロスイツ
チBSがオン、即ちセツトレバー2がセツトされ
ていれば、BHエーフラグをリセツトし発光ダイ
オードLBを消灯した後にモータ電源がオンとな
るが、マイクロスイツチBSがオフ、即ちセツト
レバー2がセツトされていなければBH途中フラ
グの「判断」が行なわれる。BH途中フラグがセ
ツトされているとモータ電源をオンにしモータM
を起動させるが、BH途中フラグがリセツトされ
ている状態とは後述するように模様選択ダイヤル
3を操作してボタンホール模様を新たに選択した
場合であり、このときはモータMを起動させるこ
となく、BHエラーフラグをセツトする。
さて、ここで模様選択ダイヤル3を操作してボ
タンホール模様を新たに選択すると、接点C2
(第3図)がオンになるためBH模様フラグを「判
断」する。BH模様フラグがリセツトされていれ
ばBH模様フラグがセツトされ、BH途中フラグが
リセツトされた後に、またBH模様フラグがセツ
トされているなら直ちにマイクロスイツチBSが
オンか否かを「判断」する。
タンホール模様を新たに選択すると、接点C2
(第3図)がオンになるためBH模様フラグを「判
断」する。BH模様フラグがリセツトされていれ
ばBH模様フラグがセツトされ、BH途中フラグが
リセツトされた後に、またBH模様フラグがセツ
トされているなら直ちにマイクロスイツチBSが
オンか否かを「判断」する。
次にマイクロスイツチBSがオンか否かの「判
断」が行なわれると、マイクロスイツチBSがオ
ン、即ちセツトレバー3がセツトされた状態であ
ればBHエラーフラグがリセツトされ、発光ダイ
オードLBが消灯する。これらの判断及び指令が
終了すると、トランジスタTRがオンか否かが
「判断」され、トランジスタTRがオン、即ち模様
選択ダイヤル3の操作位置が不適正であればBH
エラーフラグがリセツトされ、トランジスタTR
がオフ、即ち操作位置が適正であれば選択エラー
フラグがリセツトされる。次にフロー中の発光ダ
イオードLA,LBによる誤操作表示機能に係る部
分について述べる。この部分のフローはBHエラ
ーフラグ及び選択エラーのフラグのセツト・リセ
ツト「判断」に基づき機能し、両フラグがリセツ
ト状態であれば発光ダイオードLA,LBがともに
消灯する。そして、どちらか一方のフラグがセツ
ト状態にあると、以下に示すタイマー機能を行
う。
断」が行なわれると、マイクロスイツチBSがオ
ン、即ちセツトレバー3がセツトされた状態であ
ればBHエラーフラグがリセツトされ、発光ダイ
オードLBが消灯する。これらの判断及び指令が
終了すると、トランジスタTRがオンか否かが
「判断」され、トランジスタTRがオン、即ち模様
選択ダイヤル3の操作位置が不適正であればBH
エラーフラグがリセツトされ、トランジスタTR
がオフ、即ち操作位置が適正であれば選択エラー
フラグがリセツトされる。次にフロー中の発光ダ
イオードLA,LBによる誤操作表示機能に係る部
分について述べる。この部分のフローはBHエラ
ーフラグ及び選択エラーのフラグのセツト・リセ
ツト「判断」に基づき機能し、両フラグがリセツ
ト状態であれば発光ダイオードLA,LBがともに
消灯する。そして、どちらか一方のフラグがセツ
ト状態にあると、以下に示すタイマー機能を行
う。
このタイマーとはマイコンMCのCPU(中央処
理装置)の中に構成され、クロツクパルスを計数
して設定した時間を測定する装置である。時間を
設定するためのエリアがRAM(ランダムアクセ
スメモリ)中にあり、「タイマー=0」即ちタイ
マーの計数値がクリアされた状態または「タイマ
ーオーバー」即ちタイマーの計数値がRAMの所
定のエリアに記憶した値(本実施例では100msに
対応するクロツクパルスの数)に達することに関
連してエラータイマーフラグのコンプリメント変
換(セツトされていればリセツト、リセツトされ
ていればセツト)が行なわれる。
理装置)の中に構成され、クロツクパルスを計数
して設定した時間を測定する装置である。時間を
設定するためのエリアがRAM(ランダムアクセ
スメモリ)中にあり、「タイマー=0」即ちタイ
マーの計数値がクリアされた状態または「タイマ
ーオーバー」即ちタイマーの計数値がRAMの所
定のエリアに記憶した値(本実施例では100msに
対応するクロツクパルスの数)に達することに関
連してエラータイマーフラグのコンプリメント変
換(セツトされていればリセツト、リセツトされ
ていればセツト)が行なわれる。
そして、タイマーオーバーとなる毎にタイマー
の計数値がクリアされRAMの所定のエリアに記
憶した値がタイマーに設定されるので、100ms毎
にタイマーオーバーとなり、そのたびにエラータ
イマーフラグはセツト・リセツトを繰り返す。
の計数値がクリアされRAMの所定のエリアに記
憶した値がタイマーに設定されるので、100ms毎
にタイマーオーバーとなり、そのたびにエラータ
イマーフラグはセツト・リセツトを繰り返す。
そして次にBHエラーフラグがセツトされてい
るか否かが「判断」され、リセツトされていれば
エラータイマーフラグのセツト・リセツトに関連
して発光ダイオードを点滅し、BHエラーフラグ
がセツトされていればエラータイマーフラグのセ
ツト・リセツトに関連して発光ダイオードLBを
点滅する。
るか否かが「判断」され、リセツトされていれば
エラータイマーフラグのセツト・リセツトに関連
して発光ダイオードを点滅し、BHエラーフラグ
がセツトされていればエラータイマーフラグのセ
ツト・リセツトに関連して発光ダイオードLBを
点滅する。
尚、このフロー中には示さないがマイコンMC
は模様選択ダイヤル3の回動により選択した模様
の図柄(第1図1)の上部に対応して設けた発光
ダイオードを点灯させるように点灯回路LDRを
制御する。
は模様選択ダイヤル3の回動により選択した模様
の図柄(第1図1)の上部に対応して設けた発光
ダイオードを点灯させるように点灯回路LDRを
制御する。
以上の構成において、先ず、例えばジグザグ模
様を縫う場合について説明する。ミシンのベツド
上に布を載置し模様選択ダイヤル3を操作してジ
グザグ模様を選択すると発光ダイオードL7(第
1図)が点灯する。このとき、作業者の誤操作に
より模様選択ダイヤル3が針振り及び布送り動作
のための接触子を適正に模様カムに係合させない
状態のままであると、トランジスタTR(第3
図)がオンであり、起動・停止スイツチSSWを
操作すると「モータ電源オン」の指令は行なわれ
ず、従つてモータMは起動せず選択エラーフラグ
がセツトされる。そして選択エラーフラグのセツ
トに関連して前記のフローの誤操作表示機能がは
たらき、現在BHエラーフラグがリセツトされて
いるので発光ダイオードLAが100ms毎に点滅
し、作業者に模様選択ダイヤル3の操作位置が不
適正であることを報知する。そこで、模様選択ダ
イヤル3を適正な位置に合わせるとトランジスタ
TRがオフになるため、再び起動・停止スイツチ
SSWを操作すると選択エラーフラグがリセツト
され、モータMの電源がオンとなつてミシンが起
動し適正なジグザグ縫いが行なわれる。次に、模
様選択ダイヤル3を操作してボタンホール模様を
選択すると発光ダイオードL5(第1図)が点灯
するとともに、イニシヤルセツトルーチンにより
予めBH模様フラグがリセツトされる。そこでボ
タンホール模様のためのセツトレバー2をセツト
位置に合わせ、第2図に示すように被縫布W上に
載置した布押え枠5の当接部5aをセツトレバー
2に接触させるが、そのセツト位置が不完全であ
つたり、またはセツト操作を怠つた場合にはマイ
クロスイツチBSがオンとはならず、この状態で
起動・停止スイツチSWを操作するとマイクロス
イツチBSがオフであり且つBH途中フラグがリセ
ツトされているので、「モータ電源オン」の指令
は行なわれず従つてモータMは起動せずBHエラ
ーフラグがセツトされる。BHエラーフラグのセ
ツトに関連して前記のフローの誤操作地示機能が
はたらき、発光ダイオードLBが100ms毎に点滅
し、作業者にセツトレバー2がセツト位置に合わ
されていないことを報知する。
様を縫う場合について説明する。ミシンのベツド
上に布を載置し模様選択ダイヤル3を操作してジ
グザグ模様を選択すると発光ダイオードL7(第
1図)が点灯する。このとき、作業者の誤操作に
より模様選択ダイヤル3が針振り及び布送り動作
のための接触子を適正に模様カムに係合させない
状態のままであると、トランジスタTR(第3
図)がオンであり、起動・停止スイツチSSWを
操作すると「モータ電源オン」の指令は行なわれ
ず、従つてモータMは起動せず選択エラーフラグ
がセツトされる。そして選択エラーフラグのセツ
トに関連して前記のフローの誤操作表示機能がは
たらき、現在BHエラーフラグがリセツトされて
いるので発光ダイオードLAが100ms毎に点滅
し、作業者に模様選択ダイヤル3の操作位置が不
適正であることを報知する。そこで、模様選択ダ
イヤル3を適正な位置に合わせるとトランジスタ
TRがオフになるため、再び起動・停止スイツチ
SSWを操作すると選択エラーフラグがリセツト
され、モータMの電源がオンとなつてミシンが起
動し適正なジグザグ縫いが行なわれる。次に、模
様選択ダイヤル3を操作してボタンホール模様を
選択すると発光ダイオードL5(第1図)が点灯
するとともに、イニシヤルセツトルーチンにより
予めBH模様フラグがリセツトされる。そこでボ
タンホール模様のためのセツトレバー2をセツト
位置に合わせ、第2図に示すように被縫布W上に
載置した布押え枠5の当接部5aをセツトレバー
2に接触させるが、そのセツト位置が不完全であ
つたり、またはセツト操作を怠つた場合にはマイ
クロスイツチBSがオンとはならず、この状態で
起動・停止スイツチSWを操作するとマイクロス
イツチBSがオフであり且つBH途中フラグがリセ
ツトされているので、「モータ電源オン」の指令
は行なわれず従つてモータMは起動せずBHエラ
ーフラグがセツトされる。BHエラーフラグのセ
ツトに関連して前記のフローの誤操作地示機能が
はたらき、発光ダイオードLBが100ms毎に点滅
し、作業者にセツトレバー2がセツト位置に合わ
されていないことを報知する。
そこでセツトレバー2をセツト位置に合わせる
とマイクロスイツチBSがオンになるため、再び
起動・停止スイツチSSWを操作するとBHエラー
フラグがリセツトされ、発光ダイオードLBが消
灯するとともに、モータMの電源がオンとなつて
ミシンが起動し、第一閂止めから開始されること
によりボタンホール模様の縫目が適正に形成され
る。尚、ボタンホール模様の縫目を形成している
途中で糸切れ等が生じた時には起動・停止スイツ
チSSWを操作すると、モータ回転中であるため
下停止フラグ及びBH途中フラグがセツトされ、
下停止フラグセツトに関連してモータ電源オフと
なり、ミシンは下停止となる。そして糸切れを補
い再び起動・停止スイツチSSWを操作するとBH
途中フラグがセツトされているためボタンホール
模様縫いの途中であることが示されており、セツ
トレバー2が布押え枠5の当接部5aに押圧され
て布送り方向先方へ移動しセツト状態ではなくな
つているにも拘らずモータMの電源をオンにして
ミシンを起動し、ボタンホール縫いを途中から開
始することができる。
とマイクロスイツチBSがオンになるため、再び
起動・停止スイツチSSWを操作するとBHエラー
フラグがリセツトされ、発光ダイオードLBが消
灯するとともに、モータMの電源がオンとなつて
ミシンが起動し、第一閂止めから開始されること
によりボタンホール模様の縫目が適正に形成され
る。尚、ボタンホール模様の縫目を形成している
途中で糸切れ等が生じた時には起動・停止スイツ
チSSWを操作すると、モータ回転中であるため
下停止フラグ及びBH途中フラグがセツトされ、
下停止フラグセツトに関連してモータ電源オフと
なり、ミシンは下停止となる。そして糸切れを補
い再び起動・停止スイツチSSWを操作するとBH
途中フラグがセツトされているためボタンホール
模様縫いの途中であることが示されており、セツ
トレバー2が布押え枠5の当接部5aに押圧され
て布送り方向先方へ移動しセツト状態ではなくな
つているにも拘らずモータMの電源をオンにして
ミシンを起動し、ボタンホール縫いを途中から開
始することができる。
以上のように、この発明によれば、ボタンホー
ル模様の縫い始めにおいて、セツトレバーが第一
閂止めを設定するための一特定位置にセツトされ
ていないときにはミシンの起動を禁止するように
したので、作業者が不注意によりセツトレバーの
セツトを怠つたときに不完全なボタンホール縫目
が形成されることがなくなり、縫製品の品質を向
上させる効果がある。
ル模様の縫い始めにおいて、セツトレバーが第一
閂止めを設定するための一特定位置にセツトされ
ていないときにはミシンの起動を禁止するように
したので、作業者が不注意によりセツトレバーの
セツトを怠つたときに不完全なボタンホール縫目
が形成されることがなくなり、縫製品の品質を向
上させる効果がある。
尚、上記実施例に示すような模様カム等の機械
的手段でなく、電子的記憶手段とステツピングモ
ータ等を用いた針振り及び布送りアクチユエータ
によりボタンホール縫いを行うようにしたミシン
においても、セツトレバーによりボタンホール縫
い位置をセツトするような構成が採用されている
ならば、本発明のミシン起動禁止機能を同様に適
用することができる。
的手段でなく、電子的記憶手段とステツピングモ
ータ等を用いた針振り及び布送りアクチユエータ
によりボタンホール縫いを行うようにしたミシン
においても、セツトレバーによりボタンホール縫
い位置をセツトするような構成が採用されている
ならば、本発明のミシン起動禁止機能を同様に適
用することができる。
また、上記実施例中の発光ダイオードLBの点
滅によるセツトレバーの誤操作報知機能は、作業
者に報知し得る手段であればこれに限るものでな
く、例えばブザー等の発音手段を用いるものであ
つてもよい。
滅によるセツトレバーの誤操作報知機能は、作業
者に報知し得る手段であればこれに限るものでな
く、例えばブザー等の発音手段を用いるものであ
つてもよい。
さらに、起動・停止スイツチは押釦式でなく周
知のペダル式のコントローラのようなものでもよ
い。
知のペダル式のコントローラのようなものでもよ
い。
第1図は、本実施例のミシンの斜視図、第2図
はボタンホール縫いのためのセツトレバーのセツ
ト位置を示す図、第3図は模様選択ダイヤルに連
結したロータリースイツチ装置の図、第4図は制
御回路のブロツク図、第5図はマイクロコンピユ
ータに記憶したプログラムのフローチヤートであ
る。 2……セツトレバー、5……布押え棒、MDR
……駆動回路、BS……検知手段、MC……制御回
路。
はボタンホール縫いのためのセツトレバーのセツ
ト位置を示す図、第3図は模様選択ダイヤルに連
結したロータリースイツチ装置の図、第4図は制
御回路のブロツク図、第5図はマイクロコンピユ
ータに記憶したプログラムのフローチヤートであ
る。 2……セツトレバー、5……布押え棒、MDR
……駆動回路、BS……検知手段、MC……制御回
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ボタンホール縫いの第一、第二閂止め及び平
行する両側部に対応する針振り量及び布送りの正
逆方向と量の情報を電気的または機械的手段によ
り記憶した記憶体と、 記憶体の情報に対応して針棒を布送り方向との
水平方向へ揺動させるように針棒に関連させた針
振り手段と、 記憶体の情報に対応する布送りの方向と量によ
り送り歯に送り運動を与える布送り手段と、 主軸に連結したモータと、 モータを駆動・停止可能とした駆動回路と、 駆動回路に接続し手動操作によりモータを駆動
させる起動信号及びモータを停止させる停止信号
の一方を発生可能とした操作体と、 布送り方向に沿い移動可能に機枠のあご部下面
に支持し手動操作により第一閂止め縫目の第一針
に対応する移動方向の特定位置に設定可能とした
セツトレバーと、 送り歯に従動し布送り方向に沿い移動可能に押
え棒の下端に支持し自身の移動に関連してセツト
レバーを移動させるようにセツトレバーに係合可
能とした布押え枠とをもち、 セツトレバーの特定位置よりも布送り方向先方
のセツトレバーの第一所定位置に関連して第二閂
止めを行い、その終了後に布送り方向を反転して
第一所定位置と、特定位置との間のセツトレバー
の第二所定位置に関連して自動的にモータを停止
させるようにしたミシンにおいて、 セツトレバーに関連配置しセツトレバーが特定
位置から離隔するのに関連して離脱信号を発生す
る検知手段と、 離脱信号に基づき、起動信号の発生に対応した
起動を禁止する制御回路、 とを備えたミシンのボタンホール縫い制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032881A JPS57195487A (en) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | Apparatus for controlling button hole stitching in sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032881A JPS57195487A (en) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | Apparatus for controlling button hole stitching in sewing machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57195487A JPS57195487A (en) | 1982-12-01 |
JPS6135874B2 true JPS6135874B2 (ja) | 1986-08-15 |
Family
ID=13715184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8032881A Granted JPS57195487A (en) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | Apparatus for controlling button hole stitching in sewing machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57195487A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108477U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-11-07 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007307536A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Koyo Engineering Co Ltd | 塗装用塗料容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5786382A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-29 | Singer Co | Method and apparatus for buttonholing repairing of sewing machine |
-
1981
- 1981-05-27 JP JP8032881A patent/JPS57195487A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5786382A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-29 | Singer Co | Method and apparatus for buttonholing repairing of sewing machine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108477U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-11-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57195487A (en) | 1982-12-01 |
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