JPS6135803Y2 - - Google Patents

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JPS6135803Y2
JPS6135803Y2 JP1978083331U JP8333178U JPS6135803Y2 JP S6135803 Y2 JPS6135803 Y2 JP S6135803Y2 JP 1978083331 U JP1978083331 U JP 1978083331U JP 8333178 U JP8333178 U JP 8333178U JP S6135803 Y2 JPS6135803 Y2 JP S6135803Y2
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JP
Japan
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gear
driven gear
driven
intermediate gear
driving
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JP1978083331U
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JPS54182777U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダーの回転伝達を行なう
歯車伝動装置に関する。
駆動歯車と被駆動歯車を互いの軸が平行になる
ように配置し、前記各歯車の間にそれ等と軸方向
を同一にした中間歯車を挿脱自在に設けて成る歯
車伝動装置においては、前記中間歯車を駆動歯車
と被駆動歯車の間に挿入して噛合せしめる際、中
間歯車が先ず駆動歯車と噛合し、次いで被駆動歯
車と噛合するように駆動歯車と被駆動歯車の間に
予め軸方向の段差を設定しなければならないこと
は、実公昭52−50731号公報にて知られている。
ところで、このような歯車伝動装置において、
中間歯車が被駆動歯車に対して駆動歯車より先に
噛合するべく前述の各歯車間の軸方向の段差の関
係が逆になつているならば、中間歯車の歯が被駆
動歯車の歯と噛合することなく互いの歯面が衝接
した状態になり中間歯車が駆動歯車と噛合し得な
い現象が生ずる。
そのため従来知られている構成のものにおいて
は、駆動歯車と被駆動歯車とに特定の段差を適切
に与えるよう予め設計しなければならず、各歯車
の取付誤差が直接噛合不良となり、騒音を発生し
たり、最悪の場合には回転伝達不良となるので、
各歯車の位置関係に微細な設計が要求されてい
た。
本考案は斯る点に鑑み提案されたもので、以下
図面に示す実施例と共に説明する。
図において1は軸受2,2に回転軸3が支承さ
れた駆動歯車、4は軸受5,5に回転軸6が支承
された被駆動歯車で、各歯車の回転軸は平行に配
置されている。7は前記駆動歯車1と被駆動歯車
4の間にそれ等の回転軸3,6と軸方向を同一に
した回転軸8が軸受9にて支承された中間歯車
で、該中間歯車7は前記被駆動歯車4に比し軟い
ペルプレン(商品名)等の軟質材によつて形成さ
れている。前記中間歯車7の回転軸8の下端部に
は傾斜面10を有する制御レバー11が配置さ
れ、該制御レバー11は左右方向に摺動操作され
るもので、該傾斜面10の左右に第1平面12及
び第2平面13が設けられている。そして前記中
間歯車7はその回転軸8が前記制御レバー11と
協働する方向にコイルスプリング14によつて附
勢されている。
本考案装置は上述した如く構成されたものであ
り、以下その動作について説明する。
先ず第1図は制御レバー11が左方向に摺動し
てその第1平面12に回転軸8の下端部が対接し
ている回転非伝達状態であり、中間歯車7はコイ
ルスプリング14を圧縮した状態で駆動歯車1と
被駆動歯車4から離間する如く上方に位置してい
る。
斯る状態から制御レバー11を第2図に示す如
く右方向に摺動するならば、その傾斜面10を通
じて回転軸8と共に中間歯車7はコイルスプリン
グ14の伸張力によつて下方へ移動することとな
る。
この時図面に示すように駆動歯車1と被駆動歯
車4との間に被駆動歯車4が上方に位置するよう
に寸法Aの僅かな段差がある場合、中間歯車7の
歯が被駆動歯車4の歯に対して噛合しない状態で
衝接してしまう。しかしながら本考案によれば該
中間歯車7はコイルスプリング14の力を受けて
それ自体が図示のように一時的に軟性変形するこ
ととなる。
而してこのように軟性変形した状態において中
間歯車7は駆動歯車1と噛合し回転することとな
りこの中間歯車7の回転によつて今まで被駆動歯
車4と軟性変形して衝接していた中間歯車7の歯
は被駆動歯車4の歯と噛合するべくその軟性変形
が復帰し第3図に示す回転状態となる。
上述の説明は駆動歯車1と被駆動歯車4の平面
的な位置関係が、被駆動歯車4が、駆動歯車1に
対し僅か上方に位置するように取付けられている
場合であり、このような位置関係の場合従来の実
公昭52−50731号公報に開示されたものでは噛合
不可能であつたが、本考案によれば駆動歯車と被
駆動歯車の間に中間歯車を確実に噛合させること
が出来るものである。
従つて本考案によれば駆動歯車と被駆動歯車と
が同一平面上にある場合は勿論のこと、駆動歯車
が被駆動歯車に対し僅か上方に位置している場合
も中間歯車を確実に噛合させることが出来るもの
である。
以上述べたように本考案歯車伝動装置に依れ
ば、駆動歯車と被駆動歯車の間に平面的な不所望
な段差があつても中間歯車の軟性変形にてその段
差を吸収しながら中間歯車を駆動歯車と被駆動歯
車の間に確実に噛合させることが出来るので、従
来のように特定した段差に予め設計する必要がな
いものである。従つて駆動歯車と被駆動歯車の平
面的な位置関係に設計上微細な配慮を施すことな
く3つの歯車の噛合を可能とすることが出来るの
で組立工程における作業上の困難さを伴うことが
なく実用的価値大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置を示し、第1図及び第2図及び
第3図は異なる状態を説明する側面図である。 1……駆動歯車、4……被駆動歯車、7……中
間歯車、11……制御レバー、14……コイルス
プリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動歯車と被駆動歯車を互いの軸が平行になる
    ように配置し、前記各歯車の間にそれ等と軸方向
    を同一にした中間歯車をその軸方向に挿脱自在に
    設けてなる歯車伝動装置において、前記中間歯車
    を前記被駆動歯車に比して軟い軟質材にて形成
    し、該中間歯車を駆動歯車及び被駆動歯車に対し
    て噛合せしめるべく軸方向に移動せしめた際に該
    中間歯車が被駆動歯車と噛合することなく衝接し
    た時、中間歯車を一時的に軟質変形させた状態で
    中間歯車を駆動歯車に対し噛合させると共に被駆
    動歯車と噛合させるように構成したことを特徴と
    する歯車伝動装置。
JP1978083331U 1978-06-14 1978-06-14 Expired JPS6135803Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978083331U JPS6135803Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978083331U JPS6135803Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54182777U JPS54182777U (ja) 1979-12-25
JPS6135803Y2 true JPS6135803Y2 (ja) 1986-10-17

Family

ID=29005018

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978083331U Expired JPS6135803Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250731U (ja) * 1976-10-04 1977-04-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250731U (ja) * 1976-10-04 1977-04-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54182777U (ja) 1979-12-25

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