JPH01145268A - 電気式パワーステアリング装置 - Google Patents

電気式パワーステアリング装置

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JPH01145268A
JPH01145268A JP62304271A JP30427187A JPH01145268A JP H01145268 A JPH01145268 A JP H01145268A JP 62304271 A JP62304271 A JP 62304271A JP 30427187 A JP30427187 A JP 30427187A JP H01145268 A JPH01145268 A JP H01145268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
electric motor
shaft
steering
output shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP62304271A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Takagaki
高垣 竜二
Hideetsu Suzuki
秀悦 鈴木
Mitsutaka Terada
寺田 充孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電動モータの駆動力を歯車減速機を介して入力
軸に連結されたステアリングギヤに伝達し、前記入力軸
の操舵力を助勢する電気式パワーステアリング装置に関
する。
(従来の技術) 上記した従来の装置としては、例えば特開昭62−15
7868号に示されるものがあった。
このものは、入力軸及び出力軸間に生じる操舵トルクを
軸方向の変位に変換するトルク−軸方向変位変換機構と
、該トルク−軸方向変位変換機構によって出力軸上を軸
方向に変位するスライダと、一端がハウジングに固定さ
れ他端がスライダに支持されると共に両側面に歪ゲージ
を貼付したレバーとを備えており、入力軸及び出力軸間
に生じる操舵トルクに応じてスライダが出力軸上を軸方
向に変位することにより、レバーが撓んで歪ゲージが同
操舵トルクに応じた電気信号を出力し、該電気信号によ
りコントローラが電気信号に応じた供給電流を電動モー
タに送り、電動モータが駆動され該電動モータの駆動力
が歯車減速機を介して出力軸に伝達されて操舵力を助勢
する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来の装置においては歯車減速
機には歯車製作上の精度の問題及び歯車における駆動力
の円滑な伝達の確保のために、バックラッシュが存在す
るため、電動モータの駆動力の伝達方向においてガタつ
きが生じ、そのために、電動モータの駆動初期において
電動モータがバックラッシュを詰めるまで空回転をして
歯面と歯面が当接する瞬間に衝撃力が発生して、それが
異音を発生させると共に入力軸を介してステアリングホ
イールに伝達されて運転者に不快感を与えるという問題
があった。
そこで本発明は、減速機のバックラッシュにより電動モ
ータの駆動初期において歯面同士が衝撃的に当接するこ
とを防止することを、その技術的課題とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記した技術的課題を解決するために講じた手段は、当
該電気式パワーステアリングにおいて、ステアリングギ
ヤと電動モータの出力軸とを減速機の減速比よりも大き
なプーリー比でベルトにより直接駆動させたこと、であ
る。
(作用) 上記した構成によれば、電動モータが駆動される以前に
おいて、ステアリングギヤの入力軸の回転による回転に
よってベルトを介して電動モータの出力軸がその駆動方
向に回転されることにより、減速機のバックラッシュが
詰められ、歯面と歯面が互いに当接した状態で電動キー
タの駆動力が伝達される。これにより、電動モータの駆
動力によりバックラッシュが詰められて、歯面と歯面が
衝撃的に当接することが防止され、歯面同志の衝撃的な
当接による異音及びショック等の運転者の不快感が除去
される。
(実施例) 以下、本考案に従った電気式パワーステアリング装置の
一実施例を図面に基づき説明する。
第1図において、一端を図示せぬステアリングホイール
に連結された入力軸1は、その他端がピン14bにより
ピニオンシャフト6と連結されたトーションバー13の
一端にピン14aにより連結されており、これにより入
力軸1は車両の図示せぬ舵取リンクに連結されたラック
軸5と噛合する捩じれ角を有したピニオンギヤ6bを備
えたピニオンシャフト6とトーションバー13を介して
連結されており、入力軸1に加わる操舵力はトーション
バー13を介してピニオンシャフト6に伝達されるよう
になっている。
入力軸1は、図示せぬステアリングホイール側をアッパ
ーハウジング2に圧入固定された軸受3で支持され、ピ
ニオンシャフト6側をピニオンシャフト6の一端円筒内
面に圧入された軸受4により支持されている。また、ピ
ニオンシャフト6はロワーハウジング7に圧入固定され
た一対の軸受8.9により軸方向にガタがないように支
持されている。
ピニオンシャフト6の外周面には捩じれ角を有したピニ
オンギヤ6bが形成されており、車輪を操舵するリンク
機構に連結されたラック軸5に噛合しており、入力軸1
側端部にはメインギヤ6aが形成されている。メインギ
ヤ6aは、アイドラギヤlla、llbを介して電動モ
ータ12の出力軸に設けられたギヤ12aと互いに噛合
連結されており、メインギヤ5a、アイドラギヤ11a
11b及びギヤ12aは歯車減速機を構成している。
入力軸1の外周面には、らせん状の溝1aが刻設されて
おり、該溝1aには入力軸1の外周に遊嵌されるスライ
ダ17の径方向孔17aに嵌入されたボール15が係合
されている。
スライダ17は一端にフランジを有しており、該フラン
ジの外周面にはその周方向に環状溝17Cが形成されて
いて、またスライダ17のピニオンシャフト6と対向す
る端面には軸方向に向けて長?!Ip17bが形成され
ていて、該長溝17bにはメインギヤ6aの端面に圧入
されたピン19が係合されている。これにより、スライ
ダ17はピン19によって入力軸1の軸方向には移動可
能であり、ピニオンシャフト6 (メインギヤ6a)の
回転には随伴して回転し得るようになっている。なお、
スライダ17の径方向の孔17aはスライダ17外周面
に嵌合されるスライダリング16により、覆われている
。18はスナップリングでスライダリング16の軸方向
の動きを規制している。
アッパーハウジング2には、ケース23が取付けられて
おり、該ケース23内には一端にボール21が保持され
た仮バネ状の金属プレートから成るレバー20の他端が
ボルト24により固定されている。レバー20の一端に
保持されたボール21はスライダ17の環状溝17C内
に嵌入されており、またレバー20の側面には抵抗ブリ
ッジを構成した歪ゲージ22が絶縁層をコーティングさ
れた表面に貼付けられている。なお、歪ゲージ22はブ
リッジ回路から成る周知の歪検出回路を構成していて、
該歪ゲージ22からの電気信号はコントローラ25に入
力され、コントローラ25は該電気信号に応じて電動モ
ータ12への供給電流を制御する。
また、アイドラギヤlla、llbは両端をアッパハウ
ジング2.ロワーハウジング7に夫々圧入固定された軸
受31.32に支持された軸33上に同軸的に設けられ
ている。また、電動モータ12の出力軸上には、両端に
フランジを有したボビン29が回動可能に挿入されてお
り、該ボビン29は電動モータ12の出力軸上に嵌着さ
れたスナップリング28に一端を係止されたスプリング
27により出力軸の段付部30に押圧されていて、メイ
ンギヤ6aと同一平面となるように位置されている。
また、メインギヤ6aの外周歯面とボビン29の両フラ
ンジ間の外周面には、第2図に示すようにベルト26が
張架されており、該ベルト26を介してメインギヤ6a
と電動モータ12の出力軸との間で力の伝達がされるよ
うになっている。なお、ベルト26のプーリー比はメイ
ンギヤ6a。
アイドラギヤ11a、11b及びギヤ12aから成る歯
車減速機の減速比より、電動モータ12からメインギヤ
6aの伝達に対して大きく設定されている。
以上の構成から成る本実施例の作用を説明する。
図示せぬステアリングホイールが回転されると、入力軸
lが回転し車輪側とラック軸5介して連結されているビ
ニオンシャフト6に対して、トーションバー13が捩じ
られ、ピニオンシャフト6と入力軸1間に相対回転が生
じる。
これにより、この入力軸1の相対回転即ち、ピニオンシ
ャフト6との回転差分だけ、らせん状の:a1aの回転
を伴い、この回転により、ボール15を介してスライダ
17に入力軸1の軸方向の推力を与え、スライダ17を
入力軸1の回転方向及び、入力軸1の相対回転に応じて
軸方向に変位させる。スライダ17の軸方向変位はスラ
イダ17の環状溝17Cに係合するボール21を介して
、これを保持するレバー20を撓ませて、歪ゲージ22
に入力軸1とピニオンシャフト6の相対回転量に応じた
電気信号を発生させる。この電気信号はコントローラ2
5に入力されて、コントローラ2・5はこの電気信号に
応じた供給電流を電動モータ12に送り、電動モータ1
2を入力軸1の回転方向に応じた方向に回転させる。
電動モータ12の回転はギヤ12a、アイドラギヤ11
a、アイドラギヤIlb及びメインギヤ6aを介して減
速されて、ピニオンシャフト6を回転させ、ラック軸5
を移動させて車輪を偏向させる。この時、電動モータ1
2により回転させられるピニオンシャフト6は、入力軸
1とビニオンシャフト6間の相対回転を零とする方向に
回転し、その結果スライダ17はピニオンシャフト6の
端面から突設されたピン19により、レバー20の撓み
が零となる位置に戻される。
上記した本実施例においては、メインギヤ6 a +ア
イドラギヤlla、Ilb及びギヤ12aの伝達経路内
には、それぞれバックラッシュが存在するが、電動モー
タ12が駆動される時においては、すでに入力軸1の回
転がトーションバー13を捩じれさせると共にピニオン
シャフト6を回転させることにより、そのピニオンシャ
フト6の回転が電動モータ12からメインギヤ6aの伝
達に対し歯車減速機の減速比より大きなプーリー比でも
ってベルト26を介して電動モータ12の出力軸に伝え
られて電動モータ12が駆動される以前に電動モータ1
2のギヤ12aをその駆動方向に回転させるため、歯車
減速機の伝達経路内にはその伝達方向のバックラッシュ
は除去されている。これにより、電動モータ12の駆動
初期において電動モータ12の駆動力によりバックラッ
シュが詰められて、歯面同志が衝撃的に当接することが
防止され、異音及びショック等による運転者の不快感を
除去することができる。なお、電動モータ12の駆動中
においては、ベルト26はプーリー比が減速機の減速比
よりも大きくされていることから、ベルト26を介して
メインギヤ6aに電動モータ12からの駆動力が直接伝
達されることはなく、何ら支障を来すことはない。
〔発明の効果〕
本発明の技術的課題を解決するための根本的方法は、バ
ックラッシュをなくすることであるが、これは歯車製作
上、精度上及びコスト的にも極めて困難であると共に、
歯車噛合時における騒音が増大するという問題がある。
そこが本発明によれば、上記した問題を招くことなく、
歯車減速機の入力軸と出力軸とをベルトにより伝達させ
るようにするという簡単な構成で、バックラッシュの存
在により生じる異音及び衝撃等を防止することができ、
操舵フィーリングの良い電気式パワーステアリング装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に従った電気式パワーステアリング装置
の一実施例を示す断面図、第2図は第1図に示す電気式
パワーステアリング装置の減速機部の断面図である。 1・・・入力軸、6・・・ビニオンシャフト、6a・・
・メインギヤ、lla、llb・・・アイドラギヤ、1
2・・・電動モータ、12a・・・ギヤ、26・・・ベ
ルト、27・・・スプリング、28・・・スナップリン
グ、29・・・ボビン、30・・・段付部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電動モータの駆動力を減速機を介して入力軸に連結され
    たステアリングギヤに伝達し、前記入力軸の操舵力を助
    勢する電気式パワーステアリング装置において、前記ス
    テアリングギヤと前記電動モータの出力軸とを前記減速
    機の減速比よりも大きなプーリー比でベルトにより直接
    駆動させたことを特徴とする電気式パワーステアリング
    装置。
JP62304271A 1987-11-30 1987-11-30 電気式パワーステアリング装置 Pending JPH01145268A (ja)

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JP62304271A JPH01145268A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 電気式パワーステアリング装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004098980A1 (ja) * 2003-05-06 2004-11-18 Nsk Ltd. 電動パワーステアリング装置用ベルト減速装置及び電動パワーステアリング装置
JP2008522890A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング 操舵システム
US7591204B2 (en) 2003-05-06 2009-09-22 Nsk Ltd. Belt speed reducing apparatus for electric power steering apparatus and electric power steering apparatus

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