JPS6135610B2 - - Google Patents

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JPS6135610B2
JPS6135610B2 JP52045434A JP4543477A JPS6135610B2 JP S6135610 B2 JPS6135610 B2 JP S6135610B2 JP 52045434 A JP52045434 A JP 52045434A JP 4543477 A JP4543477 A JP 4543477A JP S6135610 B2 JPS6135610 B2 JP S6135610B2
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JP
Japan
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magnetic head
recording
circuit
output
recording track
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JP52045434A
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Minoru Morio
Yukio Kubota
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS53130006A publication Critical patent/JPS53130006A/ja
Publication of JPS6135610B2 publication Critical patent/JPS6135610B2/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はVTR装置等に使用して好適な駒送り
記録再生装置に関する。
従来VTR装置等に於いては、ステツピングモ
ータを用いて磁気テープを間欠送りし駒送り記録
再生を行なつていた。ステツピングモータはその
回転角を精度良く定めることができる為駒送り記
録再生に使用して好適であるが比較的高価である
欠点がある。
本発明はこの欠点を鑑み比較的安価な直流モー
タによつて磁気テープを間欠送りすることにより
駒送り記録再生を行なおうとするものである。
以下図面を参照しながら本発明の一実施例につ
いて説明しよう。
第1図は回転2ヘツド形VTR装置であり、こ
こで1は固定の下ドラム、2は30Hzで回転する上
ドラム(2点鎖線で示す)である。この上ドラム
2の回転方向を矢印2aで示す。之等下ドラム1
及び上ドラム2には下ドラム1のテープガイド帯
1aに沿つて磁気テープ3を巻装する。
この磁気テープ3の直流モータ20による送り
方向を矢印3aで示す。この上ドラム2の底部に
は磁気ヘツドを変位させる為の電気機械変換素子
によつて構成される磁気ヘツド駆動装置4a,4
bを取り付けると共に、磁石5を取り付ける。
又下ドラム1内には磁石5と対向する位置に互
いに同じ向きに巻かれたピツクアツプコイル6a
及び6bを取り付ける。之等ピツクアツプコイル
6a及び6bは下ドラムの回転軸に関して互いに
軸対称の位置に取り付ける。。
第2図に磁気ヘツド駆動装置4aを示す。ここ
で電気機械変換素子としては電極7、圧電素子
8、電極9,10、圧電素子11に電極12が積
層されたバイモルフ板を接着剤13で上ドラム2
の底部に電極7が下ドラム1に対向する様に取り
付けるもので、この電極12の接着剤13で取り
付けられる部分と反対側に磁気ヘツド14aを取
り付ける。
又磁気ヘツド駆動装置4bは磁気ヘツド駆動装
置4aと同様の構成になされており、この磁気ヘ
ツド駆動装置4bには磁気ヘツド14bを取り付
ける。
そして磁気ヘツド14a又は14bは磁気ヘツ
ド駆動動装置4a又は4bにより同一高さに取り
付けられる。
そして電極12にはV/2のバイアスが加えら れ、電極7に印加される電圧がV/2以下の時は磁 気ヘツド14aもしくは14bの位置は下方に変
位し、電極7に印加する電圧がV/2以上の時は磁 気ヘツド14aもしくは14bの位置は上方に変
位する様になされる。
以下磁気ヘツド駆動装置4aもしくは4bを制
御する回路を説明しよう。
第1図に於いて上ドラム2の回転によつてピツ
クアツプコイル6a及び6bにピツクアツプパル
スが発生する。ここで磁気テープ3に磁気ヘツド
14aが対接し初める時、ピツクアツプコイル6
aからピツクアツプパルスが発生し、磁気テープ
3に磁気ヘツド14bが対接し初める時ピツクア
ツプコイル6aからピツクアツプパルスが発生す
るものである。
以下第3図を参照して説明するが、上述の様な
ピツクアツプコイル6aからのピツクアツプパル
スを波形整形回路21aを介してフリツプフロツ
プ22のセツト端子Sに供給し、ピツクアツプコ
イル6bからのピツクアツプパルスを波形整形回
路21bを介してフリツプフロツプ22のリセツ
ト端子Rに供給する。
このフリツプフロツプ22の正規出力を第4図
Aに示す。この第4図Aに於いて、上述の説明よ
り明らかに、フリツプフロツプ22の正規出力が
“1”の時には磁気テープ3に磁気ヘツド14a
が対接し、フリツプフロツプ22の正規出力が、
“0”の時は磁気テープ3に磁気ヘツド14bが
対接する。
そしてこのフリツプフロツプ22の正規出力を
例えばTフリツプフロツプから成る1/2分周回路
23のトリガ入力として供給する。
この1/2分周回路23の出力を第4図Bに示
す。この実施例では、フリツプフロツプ22と1/
2分周回路23により4つの状態を規定するもの
である。
即ちフリツプフロツプ22の正規出力、及び1/
2分周回路23の正規出力が共に“1”である場
合(これを区間と称す)、フリツプフロツプ2
2の正規出力が“0”、1/2分周回路23の正規出
力が“1”の場合(これを区間と称す)、フリ
ツプフロツプ22の正規出力が“1”、1/2分周回
路23の正規出力が“0”の場合(これを区間
と称する)、フリツプフロツプ22の正規出力が
“0”、1/2分周回路23の正規出力が“0”の場
合(これを区間と称す)である。
この実施例では区間に於いて磁気ヘツド14
aによつて映像信号を第5図に示す記録トラツク
T1として磁気テープ3上に記録するものであ
る。
この時の信号系回路を以下、第3図を参照しな
がら説明する。
24は映像信号の供給される入力端子で、この
入力端子24からの映像信号を増幅器25を介し
て、記録再生切換回路26の記録信号入力端子に
入力信号として供給する。そしてこの記録再生切
換回路26の記録出力をスイツチ回路27aを介
して磁気ヘツド14aに供給すると共にスイツチ
回路27bを介して磁気ヘツド14bに供給す
る。
ここで記録再生切換回路26には1/2分周回路
23の正規出力を制御信号として供給する。この
記録再生切換回路26は1/2分周回路23の正規
出力が“1”の時(これは区間及びに相当す
る。)記録モードで記録入力端子と記録出力端子
間が導通する。
又フリツプフロツプ22の正規出力をスイツチ
回路27aの制御信号として、フリツプフロツプ
22の補出力をスイツチ回路27bの制御信号と
して供給する。
そしてフリツプフロツプ22の正規出力が
“1”の時、スイツチ回路27aは導通し、フリ
ツプフロツプ22の補出力が“1”の時スイツチ
回路27bは導通する様になされている。
又1/2分周回路23の正規出力が“0”の時
(これは区間及びに相当する。)は記録再生切
換回路26は再生モードとなり磁気ヘツド14a
もしくは磁気ヘツド14bからの再生出力を包絡
線検波回路28に供給するものである。
この為区間に於いては、1/2分周回路23の
正規出力が“1“であるから記録モードとなる。
そしてフリツプフロツプ22の正規出力は“1”
であるからスイツチ回路27aが導通する。
この為磁気ヘツド14aによつて磁気テープ3
上に映像信号が記録トラツクT1として記録され
る。
この時磁気ヘツド駆動装置4aの電極7には駆
動回路30aからV/2の電圧が加えられており、 磁気ヘツド14aの上下方向の位置は変化しな
い。又、区間に於いては1/2分周回路23の正
規出力は“1”であるから記録再生切換回路26
は記録モードで、フリツプフロツプ22の補出力
は“1”であるからスイツチ回路27bが導通し
磁気ヘツド14bに記録すべき映像信号が供給さ
れる。
ここで磁気ヘツド14a及び14bは磁気ヘツ
ド駆動装置4a及び4bにより上ドラム2に同一
高さで取り付けられる。この為、磁気ヘツド14
aによつて形成される記録トラツク(記録トラツ
クT1)と磁気ヘツド14bによつて形成される記
録トラツク(記録トラツクT2)間を所定間隔とす
る為に磁気ヘツド駆動装置4bの電極7には駆動
回路30bからV/2−V1の電圧を加える。この電 圧V1は区間,,及びを通じて駆動直流
電圧作成回路31によつて作成され駆動回路30
bに供給されるもので、ここで第5図に於ける間
隔dは電圧V1による磁気ヘツド14bの磁気ヘ
ツド14aに対する下方への変位量に対応するも
のである。
次に区間について第3図を参照しながら述べ
る。
ここで1/2分周回路23の正規出力をパルス発
生回路32に供給する。このパルス発生回路32
は1/2分周回路23の正規出力が“1”から
“0”に立ち下がつた時第4図Cに示すようなパ
ルスP1を発生し直流モータ駆動パルス作成回路3
3に供給する。この直流モータ駆動パルス作成回
路33はパルス発生回路32からのパルスにより
所定パルス幅の直流モータ駆動パルスを作成す
る。そしてこの直流モータ駆動パルスを直流モー
タ駆動回路34に供給する。この直流モータ駆動
回路34はこの直流モータ駆動パルスにより直流
モータを駆動し、磁気ヘツド3を略々1ピツチ分
間欠送りする。
又フリツプフロツプ22の正規出力及び1/2分
周回路23の補出力をアンドゲート35の一方及
び他方の入力端子に供給する。このアンドゲート
35の出力をモノステーブルマルチバイブレータ
(以下MMと称す。)36に供給すると共にオアゲ
ート37を介しMM38,39,40に供給す
る。
この時1/2分周回路23の正規出力は“0”で
あるから記録再生回路26は再生モードとなり、
フリツプフロツプ22の正規出力は“1”である
から、スイツチ回路27aは磁気ヘツド14aよ
りの再生出力を記録再生切換回路26を介して包
絡線検波回路28に供給する。
この時磁気ヘツド14aは記録トラツクT1
ふたたび走査し、トラツキング補正を行うように
するものである。
この為にパルスP1によつて磁気テープ3が間欠
送りされた直後に磁気ヘツド14aを記録トラツ
クT1に対接される為に正確に1ピツチ分だけず
れる様に磁気ヘツド駆動装置4aに1ピツチ移動
電圧を加える。
即ち第3図に於いてアンドゲート35の出力を
MM36によりその立ち上がりを所定時間遅らせ
て1ピツチ移動電圧作成回路41に供給する。
この1ピツチ移動電圧作成回路41はアンドゲ
ート35の出力が“1”である間所定の正の電圧
(この電圧の大きさをV2とする。)を発生し、こ
の電圧を駆動回路30aを介して磁気ヘツド駆動
装置4aに供給する。
又この時アンドゲート35の出力ををMM38
によりその立ち上がりを所定時間遅らせて正弦波
発振器42に供給する。
そしてアンドゲート35の出力をMM39によ
りその立ち上がりを所定時間遅らせて後述する第
4図Eに示すサンプリングパルスP2を発生する
MM43に供給すると共にこのアンドゲート35
の出力をMM40によりその立ち上がりを所定時
間遅らせて後述する第4図Fに示すサンプリング
パルスP3を発生するMM40に供給する。
正弦波発振器42は磁気ヘツド14aが記録ト
ラツクT1を再生し初めた時、もしくは後述する
様に磁気ヘツド14bが記録トラツクT2を再生
し初めた時、ウオブリングをかけてトラツキング
補正を行う為に第4図Dに示す様な所定周期の正
弦波を1周期だけ発生するものである。そしてこ
の正弦波をアンドゲート35の出力が“1”の時
そのゲートを開くゲート回路45及び駆動回路3
0aを介して磁気ヘツド駆動装置4aの電極7に
供給する。
この時の磁気ヘツド14aのウオブリングの状
態を第6図に示す。
この第6図は記録トラツクT1の始端附近を示
し、破線にて磁気ヘツド14aによつて形成され
る再生軌跡を示す。ここで正弦波発振器42の正
のピークでは磁気ヘツド14aは記録トラツク
T1のトラツク幅の略1/2だけ記録トラツクT1に対
して左にずれる様になされ、負のピークでは磁気
ヘツド14aは記録トラツクT1のトラツク幅の
略1/2だけ記録トラツクT1に対して右にずれる様
になされている。
そしてこの様にウオブリングされた磁気ヘツド
14aよりの再生出力はスイツチ回路27a、記
録再生切換回路26を介して包絡線検波回路28
に供給される。そして包絡線検波回路28よりの
検波出力をサンプリングホールド回路46及び4
7に供給する。
この包絡線検波回路28の検波出力レベルは第
6図に示す記録トラツクT1と磁気ヘツド14a
による再生軌跡の重なり合う面積に比例する。こ
こでサンプリングホールド回路46にはサンプリ
ングパルスP3が供給され、サンプリングホールド
回路47にはサンプリングパルスP2が供給され
る。サンプリングパルスP2は正弦波発振器42よ
りの正弦波の正のピークに於いて発生するもので
ある。この為サンプリングホールド回路46には
第6図に示す領域S1に対応する包絡線検波回路2
8の出力のレベルがサンプリングホールドされ
る。
又サンプリングパルスP3は正弦波発振器42よ
りの正弦波の負のピークに於いて発生するもので
ある。この為サンプリングホールド回路47には
第6図に示す領域S2に対応する包絡線検波回路2
8の出力のレベルがサンプリングホールドされ
る。
そしてサンプリングホールド回路46及び47
の出力を比較回路48の反転入力端子及び非反転
入力端子に夫々供給する。
そしてこの比較回路48の出力をサンプリング
ホールド回路49に供給する。又MM44よりの
サンプリングパルスP3をMM50に供給し、この
MM50によりサンプリングパルスP4を作成す
る。このサンプリングパルスP4としてはサンプリ
ングパルスP3にきわめて近接している。(例えば
サンプリングパルスP4はサンプリングパルスP3
立ち下がりで立ち上がる様になされる。)そして
アンドゲート35の出力及びMM50の出力をア
ンドゲート51の一方及び他方の入力として供給
する。このアンドゲート51の出力であるサンプ
リングパルスP4をサンプリングホールド回路49
のサンプリングパルスとして供給する。
このサンプリングホールド回路49はパルス発
生回路32からのパルスP1によつてリセツトする
もので次の記録トラツクT3の再生時にはふたた
び比較回路49の出力をサンプリングパルスP4
より新しくサンプリングホールドする。
又このサンプリングホールド回路49のサンプ
リングホールド出力を直流モータ駆動パルス作成
回路33に供給する。
この直流モータ駆動パルス作成回路33はこの
サンプリングホールド電圧により直流モータ駆動
パルスのパルス幅をパルス幅変調する。
即ちサンプリングホールド回路49のサンプリ
ングホールド電圧が正の時は直流モータ駆動パル
スのパルス幅を狭くし、サンプリングホールド回
路49のサンプリングホールド電圧が負の時は直
流モータ駆動パルスのパルス幅を拡げて、次の1
ピツチ送りをより正確にする様にする。
そしてこのサンプリングホールド回路49はそ
のサンプリングホールド出力を駆動回路30aを
介して磁気ヘツド駆動装置4aに供給する。
ここで磁気ヘツド14aの走査の進行方向を第
6図の破線矢印で示すが、この破線矢印に示す磁
気ヘツド14aの走査方向に対し磁気ヘツド14
aが紙面左にずれてミストラツキングをした時、
第6図より明らかに領域S1に於いて磁気ヘツド1
4aが記録トラツクT1と対接する面積に比べ領
域S2に於いて磁気ヘツド14aが記録トラツク
T1と対接する面積の方が大となる。この為サン
プリングホールド回路46によつてサンプリング
ホールドされる出力のレベルはサンプリングホー
ルド回路47によつてサンプリングホールドされ
る出力のレベルに比べて大となる。その為比較回
路48の出力レベルは負の所定値となる。
これに対し磁気ヘツド14aが第6図に示す破
線矢印に対して紙面右にずれてミストラツキング
をした時、第6図より明らかに領域S1に於いて磁
気ヘツド14aが記録トラツクT1と対接する面
積に比べ領域S2に於いて磁気ヘツド14aが記録
トラツクT1と対接する面積の方が小となる。こ
の為サンプリングホールド回路46によつてサン
プリングホールドされる出力のレベルはサンプリ
ングホールド回路47によつてサンプリングホー
ルドされる出力のレベルに比べて大となる。その
為比較回路48の出力レベルは正の所定値とな
る。そしてこの比較回路48よりの力はサンプリ
ングホールド回路49、駆動回路30aを介して
磁気ヘツド駆動装置4aに加えられ磁気ヘツド1
4aを第6図の破線矢印に示す走査方向に対し磁
気ヘツド14aを左に変位させ磁気ヘツド14a
をジヤストトラツキングの状態となす。
ここで比較回路48よりの出力である補正電圧
のレベルをV3とすると磁気ヘツド駆動装置4a
の電極7に加えられる電圧はV2,V3が重畳して
第4図Hの区間に示す様になる(但しここでは
正弦波発振器42よりの出力を無視する。)。
次に区間について説明する。
1/2分周回路23の正規出力が“0”でフリツ
プフロツプ22の正規出力が“0”の時、フリツ
プフロツプ22の補出力、1/2分周回路23の補
出力がその一方及び他方の入力として供給される
アンドゲート52の出力は“1”となる。そして
フリツプフロツプ22の正規出力、1/2分周回路
23の補出力がその一方及び他方の入力として供
給されるアンドゲート35の出力は“0”とな
る。この為1ピツチ移動電圧発生回路41からの
1ピツチ移動電圧の発生は止まる。そしてアンド
ゲート52の出力をMM53に供給すると共にア
ンドゲート37を介してMM38,39,40に
供給する。
この時1/2分周回路23の正規出力は“0”で
あるから記録再生切換回路26は再生モードとな
り、フリツプフロツプ22の正規出力は“0”で
あるから、スイツチ回路は磁気ヘツド14bによ
る記録トラツクT2の再生出力を記録再生切換回
路26を介して包絡線検波回路28に供給する。
この時磁気ヘツド14bは記録トラツクT2
ふたたび走査し、トラツキング補正を行うように
するものである。
この為にアンドゲート52の出力が“1”とな
つた直後に磁気ヘツド14bを記録トラツクT2
に対接させる為に、正確に1ピツチ分だけずれる
様に磁気ヘツド駆動装置4aに1ピツチ移動電圧
を加える。
即ち、第3図に於いてアンドゲート52の出力
をMM53によりその立上がりを所定時間遅らせ
て1ピツチ移動電圧作成回路54に供給する。こ
の1ピツチ移動電圧作成回路54はアンドゲート
52の出力が“1”である間所定の正の電圧(電
圧の大きさV2)を発生し、この電圧を駆動回路3
0bを介して磁気ヘツド駆動装置4bの電極7に
供給する。
又この時アンドゲート52の出力をMM38に
よりその立ち上がりを所定時間遅らせて正弦波発
振器42に供給する。そしてアンドゲート52の
出力をMM39によりその立ち上がりを所定時間
遅らせてサンプリングパルスP2を発生するMM4
3に供給すると共にこのアンドゲート52の出力
をMM40によりその立ち上がりを所定時時間遅
らせてサンプリングパルスP3を発生するMM44
に供給する。
正弦波発振器42は磁気ヘツド14bが記録ト
ラツクT2を再生し初めた時ウオブリングをかけ
てトラツキング補正を行う為に第4図Dに示す様
な所定周期の正弦波を1周期だけ発生するもので
ある。そしてこの正弦波をアンドゲート52の出
力が“1”の時そのゲートを開くゲート回路55
及び駆動回路30bを介して磁気ヘツド駆動装置
4bの電極7に供給する。
この時の磁気ヘツド14bのトラツクT2に対
する状態は磁気ヘツド14aがトラツクT1を走
査する状態と同様である。
そして比較回路48の出力をサンプリングホー
ルド回路56に供給する。又MM50の出力とア
ンドゲート52の出力とをアンドゲート57の一
方及び他方の入力として供給し、このアンドゲー
ト57の出力であるサンプリングパルスP4をサン
プリングホールド回路56に供給する。このサン
プリングホールド回路56のリセツト入力として
は後述するサンプリングパルスP5をもちいる。そ
して次の記録トラツクT4の再生時にはふたたび
比較回路49の新たな出力を第4図Gに示すサン
プリングパルスP4によりサンプリングホールドす
る。そしてこの時磁気ヘツド駆動装置4bの電極
7に加えられる電圧は電圧V2,V3が重畳して第
4図の区間に示す様になる(但しここでは発
振器42の出力は無視する。)。そしてこのサンプ
リングホールド回路56のサンプリングホールド
出力を駆動回路30bを介して磁気ヘツド駆動装
置4bに供給する。
又サンプリングホールド回路49及び56のサ
ンプリングホールド出力を比較回路58の反転入
力端子及び非反転入力端子に供給する。そしてこ
の比較回路58の出力をサンプリングホールド回
路59に供給する。
又フリツプフロツプ22及び分周回路23の正
規出力をアンドゲート60の一方及び他方の入力
として供給し、このアンドゲート60の出力を
MM61に供給する。このMM61はアンドゲー
ト60の出力が“1”となつた時、即ち区間の
初めに於いて第4図Jに示すサンプリングパルス
P5を発生し、サンプリングホールド回路50に供
給する。ここでサンプリングホールド回路49及
び56にはトラツキング補正電圧がサンプリング
ホールドされており、之等トラツキング補正電圧
が等しい場合には隣接トラツク間の距離dは適切
であり、この時の比較回路58の出力電圧は0で
ある。
又、サンプリングホールド回路49のサンプリ
ングホールド出力のレベルがサンプリングホール
ド回路56のサンプリング出力のレベルに比べ大
であつた時は隣接トラツク間の距離dは大き過ぎ
る場合で、この時の比較回路58の出力は負の所
定レベルとなる。
そしてサンプリングホールド回路49のサンプ
リングホールド出力のレベルがサンプリングホー
ルド回路56のサンプリング出力のレベルに比べ
小であつた時は、隣接トラツクの距離dは小さ過
ぎる場合で、この時の比較回路58の出力は正の
所定レベルとなる。
そして之等比較回路58の出力をサンプリング
ホールド回路59を介して、直流駆動電圧作成回
路31に供給する。この直流駆動電圧作成回路3
1は直流駆動電圧V1にサンプリングホールドさ
れた比較回路58の出力を重畳して新しく直流駆
動電圧を作成する。
次に区間′を説明する。この時の回路の動作
は区間に於けるそれに準ずるが、この時はサン
プリングホールド回路49から駆動回路30aを
介して磁気ヘツド駆動装置4aの電極7に補正電
圧V3が供給されて、磁気ヘツド14aは記録ト
ラツクT1をその適正な位置に形成する。
次に区間′を説明するがこの時の回路の動作
は区間に於けるそれに準ずるが、この時は直流
駆動電圧作成回路31よりの補正された直流駆動
電圧V1を駆動回路30aを介して磁気ヘツド駆
動装置4bの電極7に供給する。
そしてこの様に記録トラツクT3及びT4を作成
した後次の区間′に於いて直流モータ駆動パル
ス作成回路33からそのパルス幅を補正した直流
モータ駆動パルスを直流モータ駆動回路34を介
して直流モータ20に供給される。そしてふたた
び記録トラツクT3及びT4を再生しトラツクキン
グ補正をなすものである。
本願は上述の様に一度記録した記録トラツクを
再度再生して自動トラツキングを行ない直流モー
タの磁気テープ送り量を補正しながら駒送り記録
を行なつているので高価なステツピングモータを
使用することなく良好な駒送り記録を行うことが
できる。尚この様に駒送り記録された磁気テープ
は駒送り再生したばかりでなく、連続再生も行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2
図は第1図の要部を示す構成図、第3図は本発明
の一実施例を示す接続図、第4図、第5図及び第
6図は第3図の動作を説明する為の線図である。 4a及び4bは磁気ヘツド駆動装置、14a及
び14bは磁気ヘツド、20は直流モータ、33
は直流モータ駆動パルス作成回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流モータをパルス電圧で駆動し磁気テープ
    を間欠送りして記録再生を行なう記録再生装置に
    於いて、電気―機械変換素子でその位置を制御で
    きる構成とされている回転磁気ヘツドにて上記磁
    気テープが静止状態にある時、上記回転磁気ヘツ
    ドにて上記磁気テープに映像信号の少くとも1フ
    イールドを第1の記録トラツクとして記録し、次
    に上記直流モータに駆動パルス電圧を印加して、
    上記磁気テープを略々1ピツチ間欠的に移動させ
    ると共に上記電気機械変換素子に回転磁気ヘツド
    が、上記移動方向と同一方向に1ピツチ変位する
    電圧を印加し、上記第1の記録トラツクを上記回
    転磁気ヘツドにて再生することにより、この回転
    磁気ヘツドの第1の記録トラツクに対するトラツ
    クずれを検出しこれを制御信号として記憶し、次
    に磁気テープに映像信号を第2の記録トラツクと
    して記録する時に、記憶されている制御信号によ
    り上記回転磁気ヘツドの走査位置を制御して第1
    の記録トラツクから正確に1ピツチずれた位置に
    第2の記録トラツクを形成する様にした駒送り記
    録再生装置。 2 直流モータをパルス電圧で駆動し磁気テープ
    を間欠送りして記録再生を行なう記録再生装置に
    於いて、電気―機械変換素子でその位置を制御で
    きる構成とされている回転磁気ヘツドにて上記磁
    気テープが静止状態にある時、上記回転磁気ヘツ
    ドにて上記磁気テープに映像信号の少くとも1フ
    イールドを第1の記録トラツクとして記録し、次
    に上記直流モータに駆動パルス電圧を印加して、
    上記磁気テープを略々1ピツチ間欠的に移動させ
    ると共に上記電気機械変換素子に回転磁気ヘツド
    が、上記移動方向と同一方向に1ピツチ変位する
    電圧を印加し、上記第1の記録トラツクを上記回
    転磁気ヘツドにて再生することにより、この回転
    磁気ヘツドの第1の記録トラツクに対するトラツ
    クずれを検出しこれを制御信号として記憶し、次
    に磁気テープに映像信号を第2の記録トラツクと
    して記録する時に、記憶されている制御信号によ
    り上記回転磁気ヘツドの走査位置を制御して第1
    の記録トラツクから正確に1ピツチずれた位置に
    第2の記録トラツクを形成すると共に、この制御
    信号を用いて直流モータに加わる駆動パルス電圧
    を制御して、この直流モータにより、上記磁気テ
    ープを常時正確に1ピツチ間欠的に移動させるよ
    うにした駒送り記録再生装置。
JP4543477A 1977-04-20 1977-04-20 Frame feed recorder/reproducer Granted JPS53130006A (en)

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JPH0595411U (ja) * 1992-05-26 1993-12-27 オクス工業株式会社 コンパクト

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