JPS6134886B2 - - Google Patents

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JPS6134886B2
JPS6134886B2 JP54156836A JP15683679A JPS6134886B2 JP S6134886 B2 JPS6134886 B2 JP S6134886B2 JP 54156836 A JP54156836 A JP 54156836A JP 15683679 A JP15683679 A JP 15683679A JP S6134886 B2 JPS6134886 B2 JP S6134886B2
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JP
Japan
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rolling
width
optimum
direction etching
pass
Prior art date
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Application number
JP54156836A
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English (en)
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JPS5680310A (en
Inventor
Takashi Sasaji
Koichi Kutsuwa
Akira Horibe
Yoshikatsu Nohara
Toshihisa Yamada
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Priority to JP15683679A priority Critical patent/JPS5680310A/ja
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Publication of JPS6134886B2 publication Critical patent/JPS6134886B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は厚板平面形状制御方法に係り、特に矩
形度の高い厚板を得るに好適な厚板平面形状制御
方法に関するものである。 一般に、厚板圧延においては素材であるスラブ
長手方向の形状調整パス(DBT圧延)を行なつ
た後、圧延材を90゜転回し巾方向の巾出し圧延を
行ない、再度圧延材を90゜転回し長手方向の仕上
圧延を実施するものである。 前記転回操作の前の圧延スケジユールにおい
て、スラブ長手方向又は巾方向に板厚変動部を形
成するとか、スラブを圧延機に対して90゜転回で
なく若干転回して傾斜させ(対角線に)て圧延す
る等により圧延後の圧延材に生ずる鼓(凹)形
状、太鼓(凸)形状等の不良部を減少させて矩形
化し良好な平面形状を得る方法が提案されてい
る。 しかしながらこのような従来の平面形状制御方
法においては、圧延中に板厚を変動させるために
複雑な圧延機制御を必要としたり、傾斜圧延にお
いては一旦圧延材を停止させ傾斜角度を正確に合
わせる必要がある等圧延機制御技術上の問題を有
するものである。 本発明はこのような問題を有利に解決するため
になされたものであり、その特徴とするところ
は、水平ロールと竪ロールを配置した厚板圧延設
備により厚板圧延するに際し、少くとも材料寸
法、成品寸法とから圧延スケジユールを作成し、
DBT延伸比、巾出し比、仕上延伸比、初期熱間
目標巾を定め、該仕上延伸比を用いて最適L方向
エツヂング量とL方向エツヂング直前最適クロツ
プを求め、最適L方向エツヂング量とその後の圧
延パススケジユールによる総巾変化量を予測し、
冷間目標巾を実施すべき新熱間目標巾を求め、得
られた新熱間目標巾と初期熱間目標巾の差が許容
範囲を外ずれた場合は圧延スケジユールを再計算
し新熱間目標巾を求め直し、許容範囲内の場合は
そのままとしかくして得られた新熱間目標巾を用
いて圧延スケジユール及び最適L方向エツヂング
量を決定し、次に最適C方向エツヂング量を
DBT延伸比、巾出し比およびL方向エツヂング
直前最適クロツプを用いて算出し、圧延スケジユ
ールの巾出し圧延パス前に最適C方向エツヂング
パスを巾出し圧延パス後に最適L方向エツヂング
パスを行い、次いで仕上圧延することを特徴とす
る厚板平面形状制御方法に関する。 次に本発明を図面に基づき詳細に説明する。 第1図は厚板圧延方法と圧延過程での平面形状
変化を示し、イはL方向圧延(スラブ長手方向と
仕上圧延方向が同一)の場合、ロはC方向圧延
(スラブ巾方向と仕上圧延方向が同一)の場合を
示す。圧延過程は各種あるが、最適C方向、L方
向エツヂング量の計算方法はイ,ロについて統一
的に取り扱い可能である。そこで最も一般的なL
方向圧延の図示のケースについても説明する。 第1図イにおいて、C方向エツヂング4前の圧
延条件としてはスラブ表面疵手入部の巾出し圧延
後の平面形状悪化を防止するため及び巾出し圧延
後の6のCw(巾出し後Lクロツプ)を小の傾向
にするためと巾出し狙い巾の精度向上のため形状
調整パス(DBT圧延)がある。またC方向エツ
ヂング後は所定の巾まで巾出しを行う巾出し圧延
5がある。但しロ図において(C方向圧延の場合
DBT延伸比=スラブ厚/DBT終了厚=1とする。)EC
はC 方向エツヂング量(スラブ中央からの圧下量)を
LはL方向エツヂング量(スラブ中央からの圧
下量)を示し、巾出し圧延後の形状において図の
上方に示したものが鼓(凹)形状、下方に示した
ものが太鼓(凸)形状である。 L方向エツヂング7後仕上圧延8を施し成品と
なるが、冷間LクロツプCLにはCL=WM
+W/2、冷間CクロツプCCはCC=lT+lBで 求められCLおよびCCの値が小さい程矩形度が良
い形状で不良部の少ない成品が得られる。 第2図はC方向エツヂング4を行なわない時の
DBT圧延、巾出し圧延の6のL方向エツヂング
直前のLクロツプでCWに与える関係を実験的に
求めたものである。DBT圧延の延伸比r1
材料厚/DBT終了厚→大はCW→小(鼓形状)、巾出
し圧 延巾出し比r2=DBT終了厚/巾出し終了厚→大はCW
→大(太 鼓形状)の傾向がある。これらの関係を定量化す
る数式を次式に示す。 CWO=C1×r1+C2×r2+C3 ………(1) 但し、 C1:材料厚の関数 C2,C3:定数 CWO:C方向エツヂング量の0のときのCW 一方、C方向エツヂング4を付加した時のL方
向エツヂング直前のLクロツプCWとC方向エツ
ヂング量の関係を実験により求め第3図の結果を
得た。 第3図において縦軸と各直線との切片がCW0
に相当し、C方向エツヂングを付加することによ
り直線的にCWが減少すること明白である。そし
てこれらの関係を定量化する数式として次式を得
た。 CW=C4×EC+CWO ………(2) 但し C4:定数 EC:C方向エツヂング量(材料中心でのエツヂ
ング量) しかして(1)、(2)式よりC方向エツヂング前後の
圧延条件とC方向エツヂング量よりL方向エツヂ
ング直前のLクロツプCWが次式で予測できる。 CW=C1×r1+C2×r2+C4×EC+C3 ………(3) 一方、L方向エツヂング直前のLクロツプC
W、L方向エツヂング量ELおよびL方向エツヂン
グ後の仕上圧延条件と冷間でのLクロツプCL
CクロツプCCの関係を実験的に求めたものが第
4図、第5図である。 第4図において冷間LクロツプCLについてCW
が正(太鼓形状)の場合にはL方向エツヂング量
Lがある大きさの点で最小値を示す。一方CW
負(鼓形状)の場合にはELを増加するに従つて
Lは単調増加するが、CL=0の最小値が存在す
る。次に第5図において冷間CクロツプCCにつ
いてはCWが正でも負でもCCを最小にするEL
存在する。 以上第4図及び第5図の結果からすべてのCW
についてCLの最小値を実現するELと、CCを最
小にするELの値とが一致しない問題があること
が判明した。 これについて本発明者らは冷間LクロツプC
L、冷間CクロツプCCにある許容限界値CLa,C
Caを設定し、任意のCWについてCL<CLa、CC
<CCaを満足するL方向エツヂング量ELの範囲
を実験により求め第6図の結果を得た。 すなわち第6図はCLa,CCaより小さな値に設
定した時のCWとELの範囲をケースとし、CL
,CCaを若干大きくしたときのCWとELの範囲
をケースとして図示したものである。 一方CLa,CCaは冷間LクロツプCLによる歩
留ロス、冷間CクロツプCCによる歩留ロスを極
力小さくする方向で決定される。 すなわち η=〓×CLa(正)/成品巾又は〓×CLa(負)
/成品巾 η=CCa/成品長 η+η≦ΔYa より決定する。ここでΔYaは歩留ロス許容範囲
である。 またこのように決定される領域は仕上圧延での
延伸比r3=巾出し終了厚/成品厚によつて変化すること
も 確認した。第6図の例は仕上延伸比8<r3<10の
例である。 そして第6図において各領域(CW,ELの狙い
の点はCWおよびELの変化域の中点とした。即ち CW〓=(C)max+(C)min/2} (4) EL〓=(Emax+(E)min/2 このCW〓およびEL〓をL方向エツヂング直前最
適Lクロツプおよび最適L方向エツヂング量と呼
ぶ。このCW〓およびEL〓と仕上延伸比r3の関係
について検討し、次の如く数式化できることを見
い出した。 一方第6図において(CW)min、および(E
L)min、(EL)maxは次のように設定される。
すなわちL方向エツヂング直前のLクロツプCW
が小さすぎる場合、L方向エツヂングを行なうと
板の座屈が発生し、L方向エツヂングの効果が失
なわれ、さらにハンドリング上トラブルの発生に
つながる。このため座屈の限界としてCW−100
mmとした。このようにして決めた限界線と、先の
領域の交点として(CW)min、および(EL
min、(EL)maxの値が決定される。 次にL方向エツヂング後の鋼板長手方向中心の
巾変化の過程を定量的に計算する方法について述
べる。 まず、L方向エツヂング後ドツグボーン部のみ
を水平ロールで圧延した時の巾戻り量を、鋼板長
手方向中心で求める。この巾戻り量ΔELは次式
で表わされる。 ΔEL=C9×E L10 ………(6) 但しC9、C10は定数 一方、水平ロールでドツグボーンのみを圧延し
た後、仕上圧延終了後までの巾拡がり量ΔWは次
式で表わされる。 但し C11=各パス圧延巾/各パスの入側板厚の関数 (r3)i=各パスの延伸比=各パスの入側板厚/各パス
出側板厚 Wi=各パス圧延力 n=仕上圧延パス回数 ΔW=鋼板長手方向中心での巾拡がり量 一方、仕上圧延終了後より、冷間状態までの巾
熱収縮代ΔWTは次式で表現できる。 ΔWT=C12×T×WC ………(8) 但し C12:成分の関数 T:仕上圧延終了予測温度 WC:冷間目標巾 以上よりL方向エツヂング後の巾変化量(Δ
W)Totalは、(6)、(7)、(8)式より次式で表現でき
る。 上記式(9)より圧延前にスケジユーリングして求
めた熱間目標巾WHについての再計算を行い新熱
間目標巾WH′を WH′=WC−(ΔW)Total+EL ………(10) 但し WC:冷間目標巾 で求め |WH′−WH|<δ ………(11) 但しδは定数 の判定を行い|WH′−WH|<δならば、最適C
方向エツヂング量EC〓を(3)式より EC〓=CW〓−C1×r1−C2×r2−C3C4………(12) として求め |WH′−WH|>δならば圧延スケ
ジユールをやり直し最適L方向エツヂング量、最
適C方向エツヂング量を再計算する。 以上の如く厚板平面形状を矩形化し、更に冷間
での巾目標精度向上のための最適L、C方向エツ
ヂング量の計算方法を述べたが、この計算フロー
チヤートの例を第7図に示す。そしてこの計算方
法は第1図に示した圧延過程の中のイ,ロのルー
トに適用できるものであり、本発明はこのように
して求めた最適L、C方向エツヂング量を用いて
圧延スケジユールの巾出し圧延パス前に最適C方
向エツヂングパスを行い、巾出し圧延パス後に最
適L方向エツヂングパスを行い、次いで仕上圧延
するように構成した圧延法を採るため極めて矩形
度が高く、かつ冷間巾精度の優れた平面形状制御
法であり、成品歩留を著しく高めることが可能で
ある。 次に本発明の実施例を挙げる。 表1に圧延条件と圧延結果を示す。実施例1〜
4の圧延形態は第1図イに示す圧延形態によるも
のであるが、実施例1、2は第7図に示す計算フ
ローチヤートにより圧延スケジユーリングし、最
適L方向エツヂング量及び最適C方向エツヂング
量を求めて圧延したものであり、実施例3、4は
従来の圧延条件によりC方向エツヂング量を20
mm、L方向エツヂング量を40mmに一律(DBT延
伸比、巾出し比、仕上延伸比等圧延条件の違いに
かかわらず)設定したものである。 表1より明らかな如く本発明実施例1、2は従
来法による実施例3、4に比して冷間Cクロツ
プ、冷間Lクロツプ及び冷間実測巾−冷間目標巾
の値が何れも小さくそれだけ良好な矩形度及び冷
間巾精度が高いことを示しており、圧延歩留を著
しく向上することができた。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は厚板圧延方法と圧延過程での平面形状
変化を示す説明図、第2図はC方向エツヂング量
0の時のL方向エツヂング直前LクロツプCWO
対する巾出し比、DBT延伸比の関係を示す説明
図、第3図はC方向エツヂング付加したときのL
方向エツヂング直前のLクロツプCWとC方向エ
ツヂング量の関係を示す説明図、第4図、第5図
はL方向エツヂング直前のLクロツプCW、L方
向エツヂング量ELおよびL方向エツヂング後の
仕上圧延条件と冷間でのLクロツプCL、Cクロ
ツプCCの関係を示す説明図、第6図は冷間L、
CクロツプCL,CCに対し許容限界値を設定し任
意のL方向エツヂング直前クロツプCWについて
L,CCが限界値より小さくなるL方向エツヂン
グ量の範囲を示す説明図、第7図は本発明を実施
する場合の最適L方向エツヂング量、L方向エツ
ヂング直前最適Lクロツプ、熱間巾狙い値、最適
C方向エツヂング量を求める計算フローチヤート
を示す説明図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平ロールと竪ロールを配置した厚板圧延設
    備により厚板圧延するに際し、少くとも材料寸
    法、成品寸法とから圧延スケジユールを作成し、
    DBT延伸比、巾出し比、仕上延伸比、初期熱間
    目標巾を定め、該仕上延伸比を用いて最適L方向
    エツヂング量とL方向エツヂング直前最適クロツ
    プを求め、最適L方向エツヂング量とその後の圧
    延パススケジユールによる総巾変化量を予測し、
    冷間目標巾を実現すべき新熱間目標巾を求め、得
    られた新熱間目標巾と初期熱間目標巾の差が許容
    範囲を外ずれた場合は圧延スケジユールを再計算
    し新熱間目標巾を求め直し、許容範囲内の場合は
    そのままとしかくして得られた新熱間目標巾を用
    いて圧延スケジユール及び最適L方向エツヂング
    量を決定し、次に最適C方向エツヂング量を
    DBT延伸比、巾出し比およびL方向エツヂング
    直前最適クロツプを用いて算出し、圧延スケジユ
    ールの巾出し圧延パス前に、最適C方向エツヂン
    グパスを巾出し圧延パス後に最適L方向エツヂン
    グパスを行い、次いで仕上圧延することを特徴と
    する厚板平面形状制御方法。
JP15683679A 1979-12-05 1979-12-05 Controlling method for plane shape of thick plate Granted JPS5680310A (en)

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JPS5680310A JPS5680310A (en) 1981-07-01
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JPS61140305A (ja) * 1984-12-14 1986-06-27 Sumitomo Metal Ind Ltd 厚板の圧延方法
JPS61199509A (ja) * 1985-03-01 1986-09-04 Nippon Steel Corp 熱延鋼板の製造方法
JPS61235008A (ja) * 1985-04-12 1986-10-20 Nippon Steel Corp 熱延鋼板の製造方法
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JP5182148B2 (ja) * 2009-02-23 2013-04-10 新日鐵住金株式会社 厚鋼板の製造方法

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