JPS6134695Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134695Y2 JPS6134695Y2 JP1980094370U JP9437080U JPS6134695Y2 JP S6134695 Y2 JPS6134695 Y2 JP S6134695Y2 JP 1980094370 U JP1980094370 U JP 1980094370U JP 9437080 U JP9437080 U JP 9437080U JP S6134695 Y2 JPS6134695 Y2 JP S6134695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- welding
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- base material
- pair
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 33
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- OJIJEKBXJYRIBZ-UHFFFAOYSA-N cadmium nickel Chemical compound [Ni].[Cd] OJIJEKBXJYRIBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- QELJHCBNGDEXLD-UHFFFAOYSA-N nickel zinc Chemical compound [Ni].[Zn] QELJHCBNGDEXLD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばニツケルカドミウム、ニツケル
−亜鉛等のアルカリ蓄電池に用いる集電体の改良
に関するものである。
−亜鉛等のアルカリ蓄電池に用いる集電体の改良
に関するものである。
この種電池は陰、陽極板とこれら極板間に介挿
されるセパレータとよりなり、これらを巻回して
渦巻状電極体とするか、或いはこれらを交互に積
重して平板状の電極体とされている。
されるセパレータとよりなり、これらを巻回して
渦巻状電極体とするか、或いはこれらを交互に積
重して平板状の電極体とされている。
そして、各極板への集電体の取付方法としては
高率放電特性の向上及び材料節減等の見地から電
極体の上下端面に夫々所定極板の導電端縁を突出
させ、各端面に例えば第1図に示すように一対の
分離片21,21と導出片22とを有し且分離片
に折曲縁21′を設けた集電体20或いは第1図
に示すように多数の開孔31とこの開孔の縁から
下方に突出するバリ或いは加工により形成した突
起のような突縁32を設けた集電部33と無加工
の導出部34とを備えた集電体30がスポツト溶
接により固着されている。
高率放電特性の向上及び材料節減等の見地から電
極体の上下端面に夫々所定極板の導電端縁を突出
させ、各端面に例えば第1図に示すように一対の
分離片21,21と導出片22とを有し且分離片
に折曲縁21′を設けた集電体20或いは第1図
に示すように多数の開孔31とこの開孔の縁から
下方に突出するバリ或いは加工により形成した突
起のような突縁32を設けた集電部33と無加工
の導出部34とを備えた集電体30がスポツト溶
接により固着されている。
而して前者の集電体に依れば、一対の分離片上
に夫々溶接極を押当てて溶接する際に溶接時の無
効電流を減じうる利点があるものの、極板の導電
端縁と溶着部を形成する部分が折曲縁のみである
ため強固な固着力が得られないと共に集電体の供
給及び溶接工程に至るまでに分離片が例えば第1
図の破線の如く変形してしまい集電体同士のカラ
ミ等が生じ取扱いが煩雑となる懸念がある。
に夫々溶接極を押当てて溶接する際に溶接時の無
効電流を減じうる利点があるものの、極板の導電
端縁と溶着部を形成する部分が折曲縁のみである
ため強固な固着力が得られないと共に集電体の供
給及び溶接工程に至るまでに分離片が例えば第1
図の破線の如く変形してしまい集電体同士のカラ
ミ等が生じ取扱いが煩雑となる懸念がある。
又、後者の集電体に依れば極板の導電端縁と溶
着部を形成する突縁32が多数設けられているた
め強固な固着力を得る利点があるものの、集電体
上に一対の溶接極を押当て2〜3回スポツト溶接
して固着する際には無効電流の影響は阻止できず
溶接効率の点で問題がある。
着部を形成する突縁32が多数設けられているた
め強固な固着力を得る利点があるものの、集電体
上に一対の溶接極を押当て2〜3回スポツト溶接
して固着する際には無効電流の影響は阻止できず
溶接効率の点で問題がある。
本考案は斯る点に鑑みなされたものであり、以
下その一実施例を図面に基づき説明する。
下その一実施例を図面に基づき説明する。
第3図において本案による集電体10は、集電
部1と導出部2とを備え、集電部1に多数の開孔
3とこの開孔の縁から下方に突出するバリ或いは
加工より形成した突起のような突縁4を有すると
共に前記集電部1の中心線上、即ち溶接時におけ
る一対の溶接極配置部間を通る直線上にスリツト
孔5が設けられており、且スリツト孔5と集電体
外縁との間には溶接時に容易に切断される集電体
母材部6が残されている。尚7は電解液注入孔で
あり本実施例においてはこの注入孔7とスリツト
孔5との間にも溶接時に容易に切断される集電体
母材部6′が残されている。ここで、集電体母材
部6′は必ずしも必要なものではなく、前記集電
体母材部6が存在すれば集電体同士のからみは充
分に防止できるが、集電体母材部6′を設けると
集電体の強度が増大し溶接工程に至るまでの集電
体の変形をより一層防止しうるという利点があ
る。
部1と導出部2とを備え、集電部1に多数の開孔
3とこの開孔の縁から下方に突出するバリ或いは
加工より形成した突起のような突縁4を有すると
共に前記集電部1の中心線上、即ち溶接時におけ
る一対の溶接極配置部間を通る直線上にスリツト
孔5が設けられており、且スリツト孔5と集電体
外縁との間には溶接時に容易に切断される集電体
母材部6が残されている。尚7は電解液注入孔で
あり本実施例においてはこの注入孔7とスリツト
孔5との間にも溶接時に容易に切断される集電体
母材部6′が残されている。ここで、集電体母材
部6′は必ずしも必要なものではなく、前記集電
体母材部6が存在すれば集電体同士のからみは充
分に防止できるが、集電体母材部6′を設けると
集電体の強度が増大し溶接工程に至るまでの集電
体の変形をより一層防止しうるという利点があ
る。
本案の集電体10を電極体の端面に溶着する工
程を、第4図に基づき説明すると、集電体10を
電極体の所定面に当接した後、先づAに示す位置
に一対の溶接極イ、ロを配置してスポツト溶接す
る。
程を、第4図に基づき説明すると、集電体10を
電極体の所定面に当接した後、先づAに示す位置
に一対の溶接極イ、ロを配置してスポツト溶接す
る。
この溶接時の溶接電流によつて集電体母材部6
及び6′が焼きちぎれる。ついでB,Cに示すよ
うに順次一対の溶接極の位置を変えてスポツト溶
接する。これらB,Cの溶接時においては集電体
10の中心線上のスリツト孔は外縁を貫通した状
態となつているため第1図の従来の集電体の場合
と同様に無効電流は阻止され溶接効率が向上して
集電体は導電体の端面に強固に固着されることに
なる。
及び6′が焼きちぎれる。ついでB,Cに示すよ
うに順次一対の溶接極の位置を変えてスポツト溶
接する。これらB,Cの溶接時においては集電体
10の中心線上のスリツト孔は外縁を貫通した状
態となつているため第1図の従来の集電体の場合
と同様に無効電流は阻止され溶接効率が向上して
集電体は導電体の端面に強固に固着されることに
なる。
尚、第5図は集電体10を取付けた電極体の斜
視図であり、電極体は陰、陽極板11,12をセ
パレータ13を介して巻回して構成したもので電
極体の一端面には陽極板12の導電端縁12′が
又、他端面には陰極板11の導電端縁(図示せ
ず)が突出している。そして集電体10の導出部
2は陽極端子を兼ねる陽極キヤツプ(図示せず)
に接続される。
視図であり、電極体は陰、陽極板11,12をセ
パレータ13を介して巻回して構成したもので電
極体の一端面には陽極板12の導電端縁12′が
又、他端面には陰極板11の導電端縁(図示せ
ず)が突出している。そして集電体10の導出部
2は陽極端子を兼ねる陽極キヤツプ(図示せず)
に接続される。
又、陰極側についても同様の集電体を用いその
導出部を陰極端子を兼ねる外装缶(図示せず)に
接続すれば良いが、特に陰極側については導出部
を敢えて必要とせず、例えば第5図に示す状態に
おいて集電体10の電解液注入孔7より一方の溶
接極を挿入し、この溶接極が当接する部分に集電
体母材部が存在するものであれば上記一方の溶接
極と外装缶の外面に当接する他方の溶接極間によ
り集電体を外装缶の内底面に固着することが可能
なるものである。
導出部を陰極端子を兼ねる外装缶(図示せず)に
接続すれば良いが、特に陰極側については導出部
を敢えて必要とせず、例えば第5図に示す状態に
おいて集電体10の電解液注入孔7より一方の溶
接極を挿入し、この溶接極が当接する部分に集電
体母材部が存在するものであれば上記一方の溶接
極と外装缶の外面に当接する他方の溶接極間によ
り集電体を外装缶の内底面に固着することが可能
なるものである。
上述した如く、本考案の集電体に依れば電極板
の導電端縁と溶着部分を形成する突縁が多数形成
されているため集電体の電極体の端面に強固に固
着することができると共に溶接時における一対の
溶接極間の中心線上にスリツト孔が設けられ、且
このスリツト孔と集電体外縁との間には溶接時に
切断される集電体母材部が残存しているため第1
図に示す従来の集電体の形状のように集電体の供
給から溶接工程に至るまでに変形して取扱いが煩
雑となるようなことが解消でき、更に溶接時には
第1回目の溶接工程で上記集電体母材部が溶断さ
れ、引続く溶接工程時の無効電流を阻止でき溶接
効率の向上が計れる等、種々の実用的効果を奏す
るものである。
の導電端縁と溶着部分を形成する突縁が多数形成
されているため集電体の電極体の端面に強固に固
着することができると共に溶接時における一対の
溶接極間の中心線上にスリツト孔が設けられ、且
このスリツト孔と集電体外縁との間には溶接時に
切断される集電体母材部が残存しているため第1
図に示す従来の集電体の形状のように集電体の供
給から溶接工程に至るまでに変形して取扱いが煩
雑となるようなことが解消でき、更に溶接時には
第1回目の溶接工程で上記集電体母材部が溶断さ
れ、引続く溶接工程時の無効電流を阻止でき溶接
効率の向上が計れる等、種々の実用的効果を奏す
るものである。
第1図及び第2図は従来の集電体の斜視図であ
り、第3図乃至第5図は本考案に依り、第3図は
集電体の斜視図、第4図は集電体の取付工程を示
す図、第5図は集電体を取付けた電極体の一部切
欠いた斜視図である。 10……集電体、1……集電部、2……導出
部、3……開孔、4……突縁、5……スリツト
孔、6,6′……集電体母材部、7……電解液注
入孔、11,12……陰、陽極板、12′……陽
極板の導電端縁。
り、第3図乃至第5図は本考案に依り、第3図は
集電体の斜視図、第4図は集電体の取付工程を示
す図、第5図は集電体を取付けた電極体の一部切
欠いた斜視図である。 10……集電体、1……集電部、2……導出
部、3……開孔、4……突縁、5……スリツト
孔、6,6′……集電体母材部、7……電解液注
入孔、11,12……陰、陽極板、12′……陽
極板の導電端縁。
Claims (1)
- 陰、陽極板とこれら極板間に介挿されたセパレ
ータとよりなる電極体の上下端面に夫々突出する
所定極板の導電端縁の少なくとも一方に、一対の
溶接極により溶着される集電体であつて、集電部
に前記導電端縁と溶着する多数の突縁が形成され
ていると共に前記集電部にスリツト孔が設けら
れ、このスリツト孔と集電体外縁との間には前記
一対の溶接極の間に流れる溶接電流にて切断する
集電体母材部を有することを特徴とする蓄電池の
集電体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980094370U JPS6134695Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980094370U JPS6134695Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5717067U JPS5717067U (ja) | 1982-01-28 |
JPS6134695Y2 true JPS6134695Y2 (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=29456298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980094370U Expired JPS6134695Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6134695Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61185669A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-19 | Yamaha Motor Co Ltd | ガスエンジンの混合気供給装置 |
KR100599752B1 (ko) * | 2004-06-23 | 2006-07-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지와 이에 사용되는 전극 조립체 |
JP4606079B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2011-01-05 | 三洋電機株式会社 | 電池 |
JP5005222B2 (ja) * | 2006-01-18 | 2012-08-22 | 三桜工業株式会社 | 組電池の接続板 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141838A (ja) * | 1974-08-09 | 1976-04-08 | Varta Batterie | |
JPS5514507A (en) * | 1978-07-14 | 1980-02-01 | Nec Corp | Servo pattern writer for magnetic angle detector |
JPS5717067B2 (ja) * | 1978-01-10 | 1982-04-08 | ||
JPS6134095U (ja) * | 1984-07-28 | 1986-03-01 | マツダ株式会社 | キユポラの羽口エア供給装置 |
-
1980
- 1980-07-03 JP JP1980094370U patent/JPS6134695Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141838A (ja) * | 1974-08-09 | 1976-04-08 | Varta Batterie | |
JPS5717067B2 (ja) * | 1978-01-10 | 1982-04-08 | ||
JPS5514507A (en) * | 1978-07-14 | 1980-02-01 | Nec Corp | Servo pattern writer for magnetic angle detector |
JPS6134095U (ja) * | 1984-07-28 | 1986-03-01 | マツダ株式会社 | キユポラの羽口エア供給装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5717067U (ja) | 1982-01-28 |
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