JPH0331007Y2 - - Google Patents

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JPH0331007Y2
JPH0331007Y2 JP1984099783U JP9978384U JPH0331007Y2 JP H0331007 Y2 JPH0331007 Y2 JP H0331007Y2 JP 1984099783 U JP1984099783 U JP 1984099783U JP 9978384 U JP9978384 U JP 9978384U JP H0331007 Y2 JPH0331007 Y2 JP H0331007Y2
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connecting conductor
plate
conductor plate
disc
shaped flat
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はニツケル−カドミウム電池、ニツケル
−亜鉛電池、銀−亜鉛電池などのアルカリ蓄電池
に関し、特に電極体に固着される集電体の改良に
関する。
(ロ) 従来の技術 従来アルカリ蓄電池、例えばニツケル−カドミ
ウム蓄電池の極板は、タブが一体に形成されたパ
ンチングメタルや金網等の導電芯体の両面に活物
質層を形成して作製されており、こうして作製さ
れた陰、陽極板をセパレータを介して巻回するこ
とにより渦巻状電極体とするか、あるいは陰、陽
極板をセパレータを介して交互に積重することに
より平板状の電極体して用いられていた。しかし
ながら、これら電極体に用いられる極板は集電位
置がタブ部のある一部に片寄るため高率放電に不
利であり、また、導電芯体にタブを一体に形成す
るので導電芯体を切断または打ち抜くと、タブ部
の周辺に導電芯体として用いられない不要な材料
が残り、材料ロスが生じる欠点があつた。
而して特公昭54−31575号公報等に於いて上記
欠点を解消するために、第4図に示すように陽極
板13と陰極板14との間にセパレータ15を介
挿してなる電極体の上下両端面に陽極板13の端
縁16及び陰極板14の端縁17を夫々突出さ
せ、該端縁に露出する陽、陰極板13,14の導
電芯体に陽、陰極接続導体板18,19と夫々載
置して一対の溶接により、接続導体板18,19
を電極群の上下各面に一体に固着したアルカリ蓄
電池が提案されている。第3図a乃至cは前記端
縁16または17に溶着されると共に電池の電極
端子となる封口蓋体20または電池外装ケース2
1に電気的接続される接続導体板のうち陽極端縁
に溶着される陽極接続導体板の斜視図であり、第
3図aは円板状平板に複数個の折曲部が設けられ
たもの、第3図bは無数の凸部を有するメタルラ
ス板やパンチングメタルプレートからなるもの、
第3図cは円板状平板の中心に円形開孔を設けこ
の円形開孔周囲に円筒状の突縁を有する複数の穿
孔が設けられたものである。
このように接続導体板に有孔金属板を用いるこ
とにより、溶接時に於ける無孔電流が少なくなる
ため、接続導体板上に一対の溶接極を配置して行
なうシリーズスポツトが適用できると共に極板の
集電位置の片寄りが解消でき、また導電芯体も予
めタブ部を設ける必要がなくなり材料ロスが生じ
ることもなくなつた。しかしながらこの種接続導
体板は一般に実公昭55−11560号公報に示される
様にタブ部は無加工で用いられており、接続導体
板の表裏選別及び方向整列などの作業が難しいた
め、この接続導体板の表裏選別及び方向整列、供
給に手数がかかり作業工程が複雑になる欠点があ
つた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はかかる点に鑑みてなされたものであつ
て、接続導体板の表裏選別を容易に行え、且つ接
続導体板を、巻回電極群から突出せる端縁に固着
するときの、作業性の悪さを改善しようとするも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、接続導体板と、巻回電極群とを有す
るアルカリ蓄電池であつて、接続導体板は、中央
部に円形開孔とその周囲に複数の穿孔とが形成さ
れた円板状平板部と、係止用突起を有して該円板
状平板部から一体に突出形成されたタブとを備
え、該円板状平板部が巻回電極群の端縁に溶接さ
れたものである。
(ホ) 作用 本考案のアルカリ蓄電池は、接続導体板のタブ
の一方の面に、係止用突起を有しているので、接
続導体板を傾斜した板などに供給した場合、前記
係止用突起により、前記傾斜した板に、この接続
導体板が係止されることになる。このようにし
て、接続導体板の表裏が選別されることになる。
但し、この係止用突起は、接続導体板の重心と
は異なる位置に、形成されているので、この重心
が、係止用突起よりも、傾斜した板の上方向にく
ることがある。このような場合、接続導体板は傾
斜した板の上において、不安定な状態で係止され
るので、ここから接続導体板が落下してしまう。
このようにして接続導体板の上下方向が選別され
ることになる。
従つて、前記接続導体板が常に、一定の方向で
供給されることになり、電池の組立てが効率よく
行える。
(ヘ) 実施例 第1図a乃至cは、本考案に係るアルカリ蓄電
池に用いられる陽極の接続導体板の斜視図であ
る。いずれの接続導体板も円板状平板部1に尾び
れ状のタブ2が一体に形成されている。前記円板
状平板部1には、その中心に溶接極挿入用の円形
開孔3が設けられると共に、該円形開孔3の周囲
に円筒状の突縁を有する複数の穿孔4が設けられ
ており、接続導体板7,7′,7″の重心からはず
れたタブ2には前記突縁が突出する面と反対の面
に係止用突起5,5′,5″が夫々形設されてい
る。第1図aはこの係止用突起をタブ2の中央部
を切り起こして形設した接続導体板7の斜視図、
第1図bはタブ2の先端部を折曲して形設した接
続導体板7′の斜視図、第1図cはタブ2の中央
部に円筒状の突縁を突出させて形設した接続導体
板7″の斜視図である。
第2図A及びBは上述した第1図aに示した接
続導体板7,7′,7″の表裏選別、方向整列及び
巻回電磁群22の端面への供給を行なう陽極接続
導体板供給装置の平面図及び正面図、第2図Cは
第2図Aの−断面図である。これらの図面に
於いて、6は接続導体板7の表裏選別及び方向整
列を行ない且つ接続導体板7を順次エアーチヤツ
ク8に供給するホツパフイーダトラフであり、第
2図Bに示すようにその長手方向はエアーチヤツ
ク8に向つて下方に傾斜すると共に第2図Cに示
すようにその長手方向と直角方向にも傾斜してお
り、ホツパフイーダトラフ6はそれ自身常時微振
動している。したがつて、ホツパフイーダトラフ
6の長手方向の上端側に接続導体板7を供給する
と、係止用突起5が接続導体板7の下面に位置し
且つ接続導体板7の重心がホツパフイーダトラフ
6の上面に沿つて接続導体板7の係止用突起5よ
り下方になるよう供給された場合には、接続導体
板7はホツパフイーダトラフ6の長手方向と直角
方向の上端に係止用突起が係止されると共に重力
によりその重心は係止用突起の真下にくるように
整列される。また係止用突起5が接続導体板7の
上面に位置する様供給された場合には、接続導体
板7はホツパフイーダトラフ6の上面に沿つてそ
の長手方向と直角方向に滑り落ちる。係止用突起
5が接続導体板7の下方に位置する様供給された
場合に於いても、接続導体板7の重心が係止用突
起に比しホツパフイーダトラフからはずれた方向
に位置する様に供給されると、重力によつてホツ
パフイーダトラフ6に係止されることなく落下す
る。この結果、ホツパフイーダトラフ6に係止さ
れる接続導体板7は、全て表裏選別及び方向整列
がなされることになる。
こうしてホツパフイーダトラフ6に係止された
接続導体板7は順次エアーチヤツク8側に送られ
る。そして、接続導体板7がホツパフイーダトラ
フ6の長手方向の下端側の設けられたストツパー
9,9に到達すると、エアーチヤツク8の二本の
腕10,10でタブ2が挟持され、エアーチヤツ
ク8がその回転軸11を中心として180度回転し
て巻回電極群22の一端面に突出した陽極板13
の端縁12上に、接続導体板7の円板状平板部1
を載置し、一対の溶接極を接続導体板7に当接し
て溶着する。この時、接続導体板7の円筒状突縁
は必ず前記陽極板の端縁12側を向くことにな
る。このため、該端縁12と前記円筒状突縁は点
接触し接続導体板全面が溶接されるので、接続導
体板7と陽極板端面との溶着力は極めて強固とな
る。
(ト) 考案の効果 以上詳述した如く、本考案は、接続導体板と、
巻回電極群とを有するアルカリ蓄電池であつて、
接続導体板は、中央部に円形開孔とその周囲に複
数の穿孔とが形成された円板状平板部と、係止用
突起を有して該円板状平板部から一体に突出形成
されたタブとを備え、該円板状平板部が巻回電極
群の端縁に溶接されたものであるから、前記係止
用突起により接続導体板の表裏選別及び方向整列
が容易となり、工程の自動化が可能であり、作業
工程の簡略化が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至bは本考案における接続導体板の
斜視図、第2図A及びBは陽極の接続導体板供給
装置の平面図及び正面図、第2図Cは第2図Aの
−断面図、第3図a乃至cは従来の接続導体
板の斜視図、第4図は従来のアルカリ蓄電池の縦
断面図である。 1……円板状平板部、2……タブ、3……円形
開孔、4……穿孔、5,5′,5″……係止用突
起、6……ホツパーフイダートラフ、7,7′,
7″……接続導体板、8……エアーチヤツク、9
……ストツパー、10……二本の腕、11……回
転軸、12,16,17……端縁、13……陽極
板、14……陰極板、15……セパレータ、18
……陽極接続導体板、19……陰極接続導体板、
20……封口蓋体、21……電池外装ケース、2
2……巻回電極群。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 接続導体板7,7′,7″と、巻回電極群22と
    を有するアルカリ蓄電池であつて、 接続導体板7,7′,7″は、中央部に円形開孔
    3とその周囲に複数の穿孔4とが形成された円板
    状平板部1と、係止用突起5,5′,5″を有して
    該円板状平板部1から一体に突出形成されたタブ
    2とを備え、該円板状平板部1が巻回電極群22
    の端縁12に溶接されたものである アルカリ蓄電池。
JP1984099783U 1984-07-02 1984-07-02 アルカリ蓄電池 Granted JPS6116862U (ja)

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JP1984099783U JPS6116862U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 アルカリ蓄電池

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JP1984099783U JPS6116862U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 アルカリ蓄電池

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Publication Number Publication Date
JPS6116862U JPS6116862U (ja) 1986-01-31
JPH0331007Y2 true JPH0331007Y2 (ja) 1991-07-01

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JP3738177B2 (ja) * 1999-09-21 2006-01-25 三洋電機株式会社 非水電解液二次電池及びその製造方法
JP3738166B2 (ja) * 2000-03-14 2006-01-25 三洋電機株式会社 非水電解液二次電池
JP4641731B2 (ja) * 2004-03-11 2011-03-02 三洋電機株式会社 電池
JP4606079B2 (ja) * 2004-07-21 2011-01-05 三洋電機株式会社 電池
KR102177485B1 (ko) * 2015-01-14 2020-11-11 엘에스엠트론 주식회사 내부 터미널의 결합 구조가 개선된 전기에너지 저장장치

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JPS6116862U (ja) 1986-01-31

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