JPS6133936A - 内面プラスチツク容器 - Google Patents
内面プラスチツク容器Info
- Publication number
- JPS6133936A JPS6133936A JP14437084A JP14437084A JPS6133936A JP S6133936 A JPS6133936 A JP S6133936A JP 14437084 A JP14437084 A JP 14437084A JP 14437084 A JP14437084 A JP 14437084A JP S6133936 A JPS6133936 A JP S6133936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- plastic
- days
- base material
- undeposited
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明はフレーバー保持性に優れたプラスチック基材を
内面とする容器に関する。
内面とする容器に関する。
（従来の技術）
従来食品包装容器中、プラスチック素材を構成材料とす
る容器は各種使用されており、プラスチック単独のもの
、紙、金属箔などを複合した素材を用いたものなどが一
般的である。通常、食品包装容器は食品衛生上から内容
物に直接接触する内面部分に使用されるプラスチック素
材としてはポリエチレン（ＰＥ）、ポリプロピレン（Ｐ
Ｐ）、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ） 、ポリ
アミド、ポリスチレン（ＰＳ）、ポリ塩化ビニル（ＰＶ
Ｃ）、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどに限定
されている。これらの中でも容器形態への加工通性など
から、ＰＥ、ＰＰ、ＰＥＴ、Ｐｓ、ｐｖｃが内面基材と
して多用されている。これらのプラスチックはガラスな
どの無機質と異なり、食品を充填した場合、その保存期
間中に食品中の風味を支配する物質であるフレーバー物
質を吸収する性質があるため、食品の味が変化するとい
う欠点が問題となっていた。またフレーバー物質の本質
をなす物質の解明は各所で試みられているが未だ体系的
に全体を説明する理論は見出されておらず、実装による
味覚試験に頼っている現状はにおい物質と共通する点で
ある。
る容器は各種使用されており、プラスチック単独のもの
、紙、金属箔などを複合した素材を用いたものなどが一
般的である。通常、食品包装容器は食品衛生上から内容
物に直接接触する内面部分に使用されるプラスチック素
材としてはポリエチレン（ＰＥ）、ポリプロピレン（Ｐ
Ｐ）、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ） 、ポリ
アミド、ポリスチレン（ＰＳ）、ポリ塩化ビニル（ＰＶ
Ｃ）、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどに限定
されている。これらの中でも容器形態への加工通性など
から、ＰＥ、ＰＰ、ＰＥＴ、Ｐｓ、ｐｖｃが内面基材と
して多用されている。これらのプラスチックはガラスな
どの無機質と異なり、食品を充填した場合、その保存期
間中に食品中の風味を支配する物質であるフレーバー物
質を吸収する性質があるため、食品の味が変化するとい
う欠点が問題となっていた。またフレーバー物質の本質
をなす物質の解明は各所で試みられているが未だ体系的
に全体を説明する理論は見出されておらず、実装による
味覚試験に頼っている現状はにおい物質と共通する点で
ある。
（本発明が解決しようとする問題点）
本発明者はこの点を解決するため研究を重ねた結果、従
来のプラスチック容器と比較して、数段優れたフレーバ
ー変質の少ない容器材料を発明しそれを用いた容器によ
りその効果を確認した。
来のプラスチック容器と比較して、数段優れたフレーバ
ー変質の少ない容器材料を発明しそれを用いた容器によ
りその効果を確認した。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、内面がプラスチック基材で構成される容器に
おいて、プラスチック基材の内容物に接触する部分にチ
タン、アルミニウム、マグネシウム、゛ケイ素の酸、化
物および金属ケイ素の中から選ばれる一種以上の薄層を
設けてなることを特徴とするプラスチック容器に関する
。
おいて、プラスチック基材の内容物に接触する部分にチ
タン、アルミニウム、マグネシウム、゛ケイ素の酸、化
物および金属ケイ素の中から選ばれる一種以上の薄層を
設けてなることを特徴とするプラスチック容器に関する
。
すなわち、本発明はプラスチック内面上に金属ケイ素、
ケイ素、アルミニウム、マグネシウム、チタンの酸化物
の薄層することにより、内容物のフレーバー物質がプラ
スチック基材に吸着されるのを防止もしくは減少させ風
味の変化を減少させるものである。
ケイ素、アルミニウム、マグネシウム、チタンの酸化物
の薄層することにより、内容物のフレーバー物質がプラ
スチック基材に吸着されるのを防止もしくは減少させ風
味の変化を減少させるものである。
プラスチック基材としては、ＰＥ、ＰＰ、ＰＥＴ、ＰＳ
、ＰＶＣなどが好ましいが、プラスチック基材の種類に
よる影響は少なく、蒸着膜厚によってその性質は支配さ
れる。
、ＰＶＣなどが好ましいが、プラスチック基材の種類に
よる影響は少なく、蒸着膜厚によってその性質は支配さ
れる。
蒸着物質は内容物の種類によってアルンナ、シミ
リカ、マグネシア、チタニアおよびケイ素の中から選ぶ
ことができる。混合層、多層蒸着もできるが、効果は単
層で充分達することができる。
ことができる。混合層、多層蒸着もできるが、効果は単
層で充分達することができる。
蒸着の方法は既存の蒸着剤やスパンタリング剤を用いた
常法によればよい。また容器への加工を考慮すればシー
ト状プラスチックに蒸着後容器へ加工するか、または、
成形などによって容器とした後、内面に蒸着を施すこと
もできる。この場合は容器の形態によっては不可能な場
合もある。蒸着薄層は１００Å以上、好ましくは数１０
０Å以上であり、５０００Å以下が実用的である。
常法によればよい。また容器への加工を考慮すればシー
ト状プラスチックに蒸着後容器へ加工するか、または、
成形などによって容器とした後、内面に蒸着を施すこと
もできる。この場合は容器の形態によっては不可能な場
合もある。蒸着薄層は１００Å以上、好ましくは数１０
０Å以上であり、５０００Å以下が実用的である。
以下、本発明による容器の効果について実施例を用いて
説明する。
説明する。
実施例１
１２μのＰＥＴフィルムの表面にシリカを１０００人蒸
着したフィルムに、アルミニウム箔（１５μ）、紙（２
００μ）を常法により積層したシートを用い箱形の容器
を作製した（大きさ縦×横×高さ一６ｘ６ｘｌＯｃｍ）
。
着したフィルムに、アルミニウム箔（１５μ）、紙（２
００μ）を常法により積層したシートを用い箱形の容器
を作製した（大きさ縦×横×高さ一６ｘ６ｘｌＯｃｍ）
。
同様に未蒸着のシートで同じ箱形容器を作り比較対象と
した。
した。
テスト法はオレンジジュース、純水、トマトジュースを
それぞれ充填し、経日による味の変化を１０人で判定し
、変化を認めた人数の比で評価した。１０は全員変化を
認めたことを意味する。また、純水を入れたのは吸着と
は別に着臭の有無を判定するためである。
それぞれ充填し、経日による味の変化を１０人で判定し
、変化を認めた人数の比で評価した。１０は全員変化を
認めたことを意味する。また、純水を入れたのは吸着と
は別に着臭の有無を判定するためである。
０日 ３日 ７日 １５日 ２５Ｌ
オレンジ（蒸着容器）０００００
オレンジ（未蒸着）００１５１０
トマト （蒸着容器）０００００
トマト （未蒸着）０００４９
水 （蒸着容器）０００００
水 （未蒸着）００００１
実施例２
実施例１のＰＥＴフィルムの代りに４０μのＰＥフィル
ムを、又シリカの代りにアルミナを用いた以外は同様に
して評価した。
ムを、又シリカの代りにアルミナを用いた以外は同様に
して評価した。
０日 ３日 ７日 １５日 ２５日
オレンジ（蒸着容器）０００００
オレンジ（未蒸着）０２５８１０
トマト （蒸着容器）０００００
トマト （未蒸着）０１５８１０
水 （蒸着容器）０００００
水 （未蒸着） ０ ８１０ １０ １０
実施例３ 実施例２においてアルミナの厚さを変化させ、内容物に
オレンジジュースを用いた。
実施例３ 実施例２においてアルミナの厚さを変化させ、内容物に
オレンジジュースを用いた。
以下余白
厚さ ０日 ３日 ５日 １５日 ２５日２００人
０１５ ６ ９ ５００人 １ １ ３ ３ １０００人 ０ ０ ０ ０１５００人
０ ０ ０ ０実施例４ 実施例２においてアルミナに代えて、マグネシア、チタ
ニャ、金属ケイ素各々を蒸着した以外同様にテストした
結果実施例２との間に優位差は認められなかった。
０１５ ６ ９ ５００人 １ １ ３ ３ １０００人 ０ ０ ０ ０１５００人
０ ０ ０ ０実施例４ 実施例２においてアルミナに代えて、マグネシア、チタ
ニャ、金属ケイ素各々を蒸着した以外同様にテストした
結果実施例２との間に優位差は認められなかった。
以セのように本発明の内面をプラスチック基材とする容
器は、著しくフレーバー保持性に優れるものである。
器は、著しくフレーバー保持性に優れるものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、内面がプラスチック基材で構成される容器において
、プラスチック基材の内容物に接触する部分にチタン、
アルミニウム、マグネシウム、ケイ素の酸化物および金
属ケイ素の中から選ばれる一種以上の薄層を設けてなる
ことを特徴とする内面プラスチック容器。 ２、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリアミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリルニ
トリルから選ばれるプラスチック基材を内面とするプラ
スチック容器であることを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の内面プラスチック容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14437084A JPS6133936A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 内面プラスチツク容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14437084A JPS6133936A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 内面プラスチツク容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6133936A true JPS6133936A (ja) | 1986-02-18 |
Family
ID=15360533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14437084A Pending JPS6133936A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 内面プラスチツク容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6133936A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6034585A (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-22 | 日本プレスコンクリート株式会社 | 管の埋設方法 |
| JPS63293047A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-11-30 | Showa Denko Kk | フレ−バ−バリア−性多層ラミネ−ト包装材 |
| JPH02139334A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-29 | Nippon Tetra Pack Kk | 風味保持用包装積層材とそれを用いた風味保持型包装容器 |
| JPH02114649U (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-13 | ||
| WO1991004913A1 (fr) * | 1989-10-04 | 1991-04-18 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Recipient presentant d'excellentes caracteristiques dans la conservation d'articles stockes et dans le thermoscellage |
| JPH03275433A (ja) * | 1990-03-12 | 1991-12-06 | Toppan Printing Co Ltd | ハイバリヤー性プラスチック容器 |
| JPH05162777A (ja) * | 1991-12-06 | 1993-06-29 | Agency Of Ind Science & Technol | 防菌容器 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP14437084A patent/JPS6133936A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6034585A (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-22 | 日本プレスコンクリート株式会社 | 管の埋設方法 |
| JPH0144853B2 (ja) * | 1983-08-02 | 1989-09-29 | Nippon Puresu Konkuriito Kk | |
| JPS63293047A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-11-30 | Showa Denko Kk | フレ−バ−バリア−性多層ラミネ−ト包装材 |
| JPH0622970B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1994-03-30 | 昭和電工株式会社 | フレ−バ−バリア−性多層ラミネ−ト包装材 |
| JPH02139334A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-29 | Nippon Tetra Pack Kk | 風味保持用包装積層材とそれを用いた風味保持型包装容器 |
| JPH02114649U (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-13 | ||
| WO1991004913A1 (fr) * | 1989-10-04 | 1991-04-18 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Recipient presentant d'excellentes caracteristiques dans la conservation d'articles stockes et dans le thermoscellage |
| EP0447563B1 (en) * | 1989-10-04 | 1995-09-06 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Vessel excellent in preserving stored articles and in heat sealing |
| JPH03275433A (ja) * | 1990-03-12 | 1991-12-06 | Toppan Printing Co Ltd | ハイバリヤー性プラスチック容器 |
| JPH05162777A (ja) * | 1991-12-06 | 1993-06-29 | Agency Of Ind Science & Technol | 防菌容器 |
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