JPS6133932B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133932B2 JPS6133932B2 JP22016282A JP22016282A JPS6133932B2 JP S6133932 B2 JPS6133932 B2 JP S6133932B2 JP 22016282 A JP22016282 A JP 22016282A JP 22016282 A JP22016282 A JP 22016282A JP S6133932 B2 JPS6133932 B2 JP S6133932B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete pile
- crushing
- head
- pile
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D9/00—Removing sheet piles bulkheads, piles, mould-pipes or other moulds or parts thereof
- E02D9/005—Removing sheet piles bulkheads, piles, mould-pipes or other moulds or parts thereof removing the top of placed piles of sheet piles
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は基礎杭打施工現場において打込後のコ
ンクリートパイルの頭部の余分の長さ部分を破砕
するコンクリートパイルの頭部破砕方法に関す
る。
ンクリートパイルの頭部の余分の長さ部分を破砕
するコンクリートパイルの頭部破砕方法に関す
る。
一般に建築物の基礎としてコンクリートパイル
が使用されているところであり、このパイルは通
常、地中の硬質地盤に到るまで打込まれるもの
で、あるが必要な打込長さと、パイルの長さとが
合わない場合が多く、打込後に余分の突出部分を
切断する必要がある。
が使用されているところであり、このパイルは通
常、地中の硬質地盤に到るまで打込まれるもの
で、あるが必要な打込長さと、パイルの長さとが
合わない場合が多く、打込後に余分の突出部分を
切断する必要がある。
このようなコンクリートパイルの頭部切断に際
し、従来は打込後の突出部分をハンマーにより打
ちこわしたりあるいは回転円板刃を使用したコン
クリートカツターにより切断したりしているとこ
ろであるがいずれも騒音が大きく、人工密集地域
では音公害の問題があるとともに、作業能率の上
からも問題があつた。
し、従来は打込後の突出部分をハンマーにより打
ちこわしたりあるいは回転円板刃を使用したコン
クリートカツターにより切断したりしているとこ
ろであるがいずれも騒音が大きく、人工密集地域
では音公害の問題があるとともに、作業能率の上
からも問題があつた。
本発明は上述の如き問題にかんがみ、少い労力
で能率良く、しかも騒音を発生させることなくコ
ンクリートパイルの頭部破砕が行われる方法の提
供を目的としたものであり、その要旨とする構成
は帯金を螺旋状に巻いた螺旋巻管をあらかじめコ
ンクリートパイルの頭部から打込み先端側に向け
て埋設して中空の細径孔を形成しておき、該コン
クリートパイルを打込後、前記細径孔内にセメン
トペースト等の充填材を注入して該細径孔の深さ
を該コンクリートパイルの必要破砕長さに調節
し、該細径孔内に膨張性破砕剤を注入し、該膨張
剤の膨張によつて頭部を破砕することを特徴とし
てなるコンクリートパイルの頭部破砕方法に存す
る。
で能率良く、しかも騒音を発生させることなくコ
ンクリートパイルの頭部破砕が行われる方法の提
供を目的としたものであり、その要旨とする構成
は帯金を螺旋状に巻いた螺旋巻管をあらかじめコ
ンクリートパイルの頭部から打込み先端側に向け
て埋設して中空の細径孔を形成しておき、該コン
クリートパイルを打込後、前記細径孔内にセメン
トペースト等の充填材を注入して該細径孔の深さ
を該コンクリートパイルの必要破砕長さに調節
し、該細径孔内に膨張性破砕剤を注入し、該膨張
剤の膨張によつて頭部を破砕することを特徴とし
てなるコンクリートパイルの頭部破砕方法に存す
る。
次に本発明の実施の一例を図面について説明す
る。
る。
この方法の実施に使用するコンクリートパイル
Ａには筒状の肉厚部内に中空の細径孔１があらか
じめ形成されたものを使用する。
Ａには筒状の肉厚部内に中空の細径孔１があらか
じめ形成されたものを使用する。
この細径孔１は第１図、第２図に示すように、
その一例としてパイル製造時に、その頭部から先
端部側に向け、帯鋼を螺旋状に巻いて筒状に成形
したいわゆるスパイラルシース２をパルスＡの中
心線と平行に多数本埋設することによつて形成す
る。また、細径孔の配置、形態は上述の他、第３
図、第４図に示すように螺旋状に一又は複数の細
径孔３を形成してもよいものである。
その一例としてパイル製造時に、その頭部から先
端部側に向け、帯鋼を螺旋状に巻いて筒状に成形
したいわゆるスパイラルシース２をパルスＡの中
心線と平行に多数本埋設することによつて形成す
る。また、細径孔の配置、形態は上述の他、第３
図、第４図に示すように螺旋状に一又は複数の細
径孔３を形成してもよいものである。
このように細径孔１（もしくは３）を有するコ
ンクリートパイルＡを従来と同様に構築物基礎用
として地表４より地下の硬質地盤５に到るまで打
ち込みする。この打ち込み後において地表４より
突出したパイルＡの頭部を除去するので、除去に
際し、細径孔１内にセメントモルタル等の充填材
６を注入し、その細径孔１の深さが除去しようと
するパイル頭部の長さと同じになるように調節す
る。
ンクリートパイルＡを従来と同様に構築物基礎用
として地表４より地下の硬質地盤５に到るまで打
ち込みする。この打ち込み後において地表４より
突出したパイルＡの頭部を除去するので、除去に
際し、細径孔１内にセメントモルタル等の充填材
６を注入し、その細径孔１の深さが除去しようと
するパイル頭部の長さと同じになるように調節す
る。
充填材５の注入による細径の細径孔１の深さを
調節した後、該細径孔１内に膨張性破砕剤７を注
入する。この膨張性破砕剤７は石灰系無機化合物
を主体とした水和性の材料等、従来使用されてい
るもの（例えば小野田セメント株式会社製、商品
名「ブライマスター」「Ｓ―マイト」等）を使用
するものであり、一般に加水混練したスラリー状
のものを充填あるいは粉剤を充填後加水すること
によつて経時的に硬化と同時に膨張するものを使
用する。
調節した後、該細径孔１内に膨張性破砕剤７を注
入する。この膨張性破砕剤７は石灰系無機化合物
を主体とした水和性の材料等、従来使用されてい
るもの（例えば小野田セメント株式会社製、商品
名「ブライマスター」「Ｓ―マイト」等）を使用
するものであり、一般に加水混練したスラリー状
のものを充填あるいは粉剤を充填後加水すること
によつて経時的に硬化と同時に膨張するものを使
用する。
なお、使用する膨張性破砕剤の性質によつては
これを充填後、細径孔１の上端を急結セメントに
より閉鎖し、膨張により開口部より噴出するのを
防止する。
これを充填後、細径孔１の上端を急結セメントに
より閉鎖し、膨張により開口部より噴出するのを
防止する。
このようにして膨張性破砕剤７を充填すること
により、経時的にこれが膨張して細径の細径孔１
の内面に作用し、内面に対する鉛直方向の分力に
よりパイルＡのコンクリートが破砕される。この
コンクリート破砕後、これによつて外部に露出し
た鉄筋を熔断する。
により、経時的にこれが膨張して細径の細径孔１
の内面に作用し、内面に対する鉛直方向の分力に
よりパイルＡのコンクリートが破砕される。この
コンクリート破砕後、これによつて外部に露出し
た鉄筋を熔断する。
本発明のコンクリートパイルの頭部破砕方法は
上述の如く構成され、コンクリートパイルにその
頭部から先端側に向けて細径孔を形成しておき、
地中への打辺後に、セメントモルタル等の注入に
より細径孔の深さを必要破砕長さに応じて調節
し、その上部に膨張性破砕剤を充填することによ
つてパイルのコンクリートを破砕するようにした
ことにより、従来のように機械的手段による切断
に比べて騒音が全くなく住宅地等の人工密集地に
おいて、夜間でも作業ができ、また、破砕剤の注
入後、放置しておくことによつて自然にコンクリ
ートの破砕がなされるものであるため、作業の能
率が著しく向上するものである。
上述の如く構成され、コンクリートパイルにその
頭部から先端側に向けて細径孔を形成しておき、
地中への打辺後に、セメントモルタル等の注入に
より細径孔の深さを必要破砕長さに応じて調節
し、その上部に膨張性破砕剤を充填することによ
つてパイルのコンクリートを破砕するようにした
ことにより、従来のように機械的手段による切断
に比べて騒音が全くなく住宅地等の人工密集地に
おいて、夜間でも作業ができ、また、破砕剤の注
入後、放置しておくことによつて自然にコンクリ
ートの破砕がなされるものであるため、作業の能
率が著しく向上するものである。
第１図は本発明に使用するコンクリートパイル
の一例の平面図、第２図は同縦断面図、第３図は
同じく他のコンクリートパイルの例を示す平面
図、第４図は同縦断面図、第５図は膨張性破砕剤
の充填状態の縦断面図である。 １…コンクリートパイル、１，３…細径孔、２
…スパイラルシース、４…地表、５…硬質地盤、
６…充填材、７…膨張性破砕剤。
の一例の平面図、第２図は同縦断面図、第３図は
同じく他のコンクリートパイルの例を示す平面
図、第４図は同縦断面図、第５図は膨張性破砕剤
の充填状態の縦断面図である。 １…コンクリートパイル、１，３…細径孔、２
…スパイラルシース、４…地表、５…硬質地盤、
６…充填材、７…膨張性破砕剤。
Claims (1)
- １ 帯金を螺旋状に巻いた螺旋巻管をあらかじめ
コンクリートパイルの頭部から打込み先端側に向
けて埋設して中空の細径孔を形成しておき、該コ
ンクリートパイルを打込後、前記細径孔内にセメ
ントペースト等の充填材を注入して該細径孔の深
さを該コンクリートパイルの必要破砕長さに調節
し、該細径孔内に膨張性破砕剤を注入し、該膨張
剤の膨張によつて頭部を破砕することを特徴とし
てなるコンクリートパイルの頭部破砕方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22016282A JPS59114330A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | コンクリ−トパイルの頭部破砕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22016282A JPS59114330A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | コンクリ−トパイルの頭部破砕方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59114330A JPS59114330A (ja) | 1984-07-02 |
| JPS6133932B2 true JPS6133932B2 (ja) | 1986-08-05 |
Family
ID=16746853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22016282A Granted JPS59114330A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | コンクリ−トパイルの頭部破砕方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59114330A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0319446U (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-26 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104032739B (zh) * | 2014-06-11 | 2015-09-16 | 田永和 | 静态高效破碎桩头 |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP22016282A patent/JPS59114330A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0319446U (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59114330A (ja) | 1984-07-02 |
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