JPS6133820A - 放電加工の加工液循環供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野〕 本発明は放電加工の加工液循環供給装置、詳しくは加工
液の循環を確実に行うことのできる放電加工の加工ｎ循
環供給装置に関する。

〔背景技術〕

放電加工、例えばワイヤカット放電加工はワイヤ電極を
一方のリールから繰り出し、他方のリールに巻き取る等
の回収をする間に於て、一対の位置決めガイド間を移動
するワイヤ電極の軸に略直角の方向から被加工物を対向
させて加工間隙を形成し、この間隙に水、油等の加工液
を供給するとともに、加工用電圧パルスを供給してパル
ス放電を発生させ、この放電を繰り返しながら被加工物
とワイヤ電極とを相対的に前記対向方向に加工送り移動
させることによって切断加工するものである。第１図に
概略を示すようにワイヤカット放電加工装置１００は、
ベッド１１と、該ベッド１１１上の加工台１１２、及び
カラム１０１とがら成り、この図示の装置では固定の加
工台１１２に対してカラム１０１がＸＹ平面上を制御移
動するように、カラム’Ｉ０１がＸＹクロステーブル１
１３を介してベッド１１１に取り付けられている。そし
てカラム１０１から加工台１１２上に延びる一対のアー
ム１０２，１０３で加工部ワイヤ電極１０４を位置決め
支持し、加工台１１２上のテーブル１０５に保持された
被加工物１０６を放電加工するものである。被加工物′
１０６を所望の形状に加工するには、ワイヤ電極１０４
を所定張力を保ったまま軸方向に更新送り移動されるよ
うに保持する必要があり、被加工物１０６の上下アーム
１０２．１０３には、ワイヤ電極１０６を位置決め案内
するが一イドが内部に段けられたがイドホルダ１０７．
１０８が設けられている。こ１１らガイドホルダ１０７
．１０８は、ワイヤ電極１０４を位置決め案内すると共
に、ワイヤ電極１０４と被加工物゛１０６との間に加工
液を供給ｔｊろ加工液噴射ノズルが付設されるか、兼用
する構成に構成されている。そしてガイドホルダ１０７
．１０８の加工液噴射ノズルから噴出された加工液は、
被加工物１０６とワイヤ電極１０４との間の加工部に供
給されて下方に落下する。アーム１０３の下方には、落
下する加工液を受は止める皿状の加工［１０９が加工テ
ーブル１０５を内包して設けられている。加工槽１０９
に落下した加工液は、加工槽１０９底部に設けられたド
レーン１１０から、ワイヤカット放電加工賃ｆｆ１１０
０のベッド１１１内に又は別個に晴接して設けられｌ−
加工液循環供給装置１２００に流通されるようになって
いる。加工液循環供給装置２００内には、例えば、特開
昭５８−１０４２９号公報第１〜３図、その他に記載さ
れていて周知のように沈澱又は排液槽と給液又はｍ浄液
貯槽とが設けられており、加工槽１０９からの回収加工
液は排液槽に導入される。又排液横内の加工液はフィル
タ、あるいはイオン交換樹脂２０１等により、加工屑を
取り除いたり、液抵抗を所定数値に保つ等の処理をした
後に給液槽に移送される。そして給液槽から加工液供給
ポンプによりワイヤカット放電加工装置ｉ１１００に移
送された加工液がガイドホルダ１０７．１０８の加工液
噴射ノズルから噴射され、ワイヤ電極１０４と被加工物
１０６との間に供給され、再び加工槽１０９に落下回収
されるようになっている。このように加工液は、（給￥
ｉ槽）→（供給装置（ガイドホルダ、ノズル等））→（
加工槽）→（排液槽）→（給液槽）の過程を循環して、
被加工物とワイヤｒＩｉ極との間に供給されている。

又、近年ワイヤカット放電加工の加工速度の高速化に伴
い加工電源その他各部の改良が行われ、被加工体とワイ
ヤ電極との間の平均加工電流が大きい加工条件が設定さ
れるようになって来ている。

したがって、被カロエ体とワイヤ電極及びその加工間隙
を十分冷却するために、単位時間当り加工部に供給され
る加工液量が増加している。このため加工槽１０９に落
下する加工液量は増大しており、ドレーン１１０から排
液される加工液の鎧よりも落下する第が一時的に上回る
こともあり、ドレーン１１０からの排液作用に何等かの
障害があったりすると、加工槽９はアーム１０３の邪魔
にならないよ）に浅く構成されているため、加工槽１〇
９から加工液があふれ出すこともあった。即ち、加工槽
１０９に落下する加工液は、カロエ間隙に供給された後
のものであり、液中には加工屑が多量に存在している。

この加工液は加工槽１０９底部のドレーン１１０から排
液槽へと流れる様になっているが、加工槽１０９の底面
、即ち加工テーブル１０５上面には落下加工液の飛散を
防止する人工芝状のものが設けられ、またドしノーン１
１０と加工ｔｌ！１０９との間、即ちドレーン１１０の
入口には、通常比較内口の粗い小物等の落下防止用網状
体等が設けられており、加工屑の一部や不純混入物がこ
こで排除されるようになっている。しかし加工液中の加
工屑が多量にあり、この人工芝状物や綱状体が加工屑や
汚物により、又は長期間の使用で詰まり、加工液がドレ
ーン１１０から排液槽側への流れが障害を受け、加工槽
１０９内に多量に溜することがあった。そして加工液が
加工槽１０９から外部へ溢れたりすると、それによって
廻りが汚染や種々の障害を受けるだけでなく排液槽内に
加工液が帰還して流れ込まないため、残った排液槽内の
加工液が給液措に移動し、給液槽内の加工液も使用し終
ると、被加工物とワイヤ電極との間にノズル噴射等によ
り供給される加工液がなくなり、加工を行うことが不可
能になる丈でなくｔｉｗ装置１００や、被加工体１０６
が回復不可能な↑１纂をｉｊうとがあった。

〔発明の目的〕

本発明は前記従来の事情に鑑みなされたものであって、
加工液の循環を確実なものとする放電加工の加工液循環
装置を提供することを目的とする。

〔実施例〕

以下図示の実施例によって本発明を説明する。

第２図は、第１図の加工槽１０９に代って取付けられろ
加工ｔＷ１０であり、その他の構成は第１図に示したも
のと同様である為図示及び説明を省略する。加工ＩＷ１
０の加工チー１ル１０５は、被加工体１０６を取付ける
部分１０５Ａと加工槽１０の底部をなす部分１０５Ｂと
から成り、この底部部分１０５Ｂはｔ）ｆｆｔ４ｉ状に
中央部が低くなってドレーン１１０につながり、ドレー
ン１１０人口には金網状物４が、また部分１０５Ｂ上に
は人工芝状物５が設置されている。そして加工槽１０に
は、その内壁部の所定位置にフロートスイッチその他か
ら成る液面ｆｆｔ　１が取付けられている。液面計１は
、加工１１０内に溜まる加工液の液面高さを検出するた
めのものであって、その構成については後述する。又加
工［１０の底部の低い所、図示の実施例ではドレーン１
１０人口に対向して強制排水管３の吸入口３Ａが間口し
ている。この強制排水管３は、加工槽又は加工台等の固
定部に適宜固定支持さ机、加工槽１０に溜った加工液を
強制的に排水する為の汲み上げ又は吸引用のポンプ２が
設けられている。ポンプ２は、前記液面計１からの情報
によって作動するもので、液面削１は加工槽１０内の加
工液液位が所定危険水位に達すると、それを設定値によ
り検出し、制御装置６がポンプ２のモータ又はモータと
の間のクラッチ７に信号を送り、ポンプ２を作動せしめ
、液面言１１による検出液位が所定値以下になれば、作
動を停止させる。

さらに前記液面計１の実施例構成を、第３図を参照して
説明する。第３図に示す液面計１は、いわゆる１！；！
動式のものであり、下方に開口部を有する筒体３１ど、
この筒体３１内に上下に滑動自在に設けられるフロート
３２とから構成されている。

フロー［・３２下部には樹脂等からなる浮き中空体３３
が形成され、中空体３３から上方へ軸３４が延び、この
軸３４の上端部に…石３５が設けられている。又、筒体
３１の中間部には仕切板３６゜３７が形成され、この仕
切板３６．３７の中心にフロート３２の軸３４が上下に
滑動自在に挿通されている。さらに、筒体３１の内壁部
には、スイッチ３８と３９とが離間されて設けられてい
る。

スイッチ３８．３９は、外側が樹脂等の非磁性体により
奮われており、内部に回路の開閉器が設けられている。

スイッチ３８．３９の回路の開閉は、スイッチ３８．３
９の外側にフロー１〜３５の磁石３５が接触した時に、
磁力によって内部の開閉器の接点を開又は閉じることに
より行われる。したがって、液面計１は、加工液面に浮
かぶフロート−〇− ３２の中空体３３が加工液面位置の変化に伴い上下動し
、この上下動によって移動する磁石３５がスイッチ３８
又は３９に接したときに、スイッチの回路が開き又は閉
じ、第２因に示ず制御Ｉ装置６へ信号が送られる構成と
なっている。そして制御装置６は、信号を受けると、前
記ポンプ２のモータ駆動装置ポンプ又はポンプ２とモー
タ間のクラッチ７へ指令を送り、ポンプ２が作動又は停
止するようになっている。

次に本発明の作用について説明すると、加工中に供給さ
れる加工液は加工部に噴射された後加工１１０内に落下
し、人工芝状物５及び金網状物４を通りドレーン１１０
に流れ込む。そしてドレーン１１０へ流れ込む加工液艮
よりも、加工槽１０内に落下する加工液面が多い場合、
あるいは金網状物４や人工芝状物５に付着する加工屑等
が大苗になり、網又は芝状物４．５の目が詰りドレーン
１１０内に加工液が流れ込むことができない場合等には
、加工槽１０内に加工液が漏まり始める。

そして加工槽１０内に溜まる加工液がある程度以上の量
になると、液面削１のフロー１〜３２が浮動して上昇す
る。そ（）てフロート３２が加工液面の上昇と共に徐々
に移動し、フロート３２の磁石３５がスイッチ３９と所
定近接位置に達すると、スイッチ３つの回路が閉じ、制
御ｌｌ装百６へ信号が送られる。制御装置６はこの信号
を受けると、ポンプ２のモータ７等を作動させ、加工槽
１０内の加工液を強制排水管３を介して第１図において
説明した排液槽へと強制的に導出する。尚、この時金網
状物４等の目に詰っていた加工屑があれば、この加工屑
の一部もこの実施例では強制排水管３の内部へ取入れら
ねる。そしてポンプ２の作動により加工槽１０内の加工
液が減少すると、これに伴い液面計１のフロート・３２
も下降する。フローｈ３２が下降して、磁石３５がスイ
ッチ３８と所定接近位置にまで下がると、スイッチ３８
の回路が閉じられ、制ｍ装＠６へ信号が送られる。制御
装置６にこの信号が入力されると、制ｔｉｌ＋装置６か
らポンプ２のモータ等へ作動停止の指令がなされ、加工
槽１０内の加工液の排液が停止される。また、再び加工
槽１０内の加工液が増加すれば前記の操作がくり返され
、加工Ｐａ１ｏ内の加工液は一定量、あるい１１一定量
以下に保たれる。

尚、前記実施例においては、液面削−を浮動式ノものと
したが、静電容格測定式、液圧式等でもよく、子の他の
一例を第４図に概略として示す。この液面計は、いわゆ
る電導度測定式であり、電極５１と５２との間に加工液
面が達した時に、電極５１と５２との間が通電されて回
路が形成され、信号を送るものである。このように液面
！！１としては種々のものを採用できるもので、又、そ
の伯の構成も前記実施例に限定されず、本発明の要旨を
逸脱しない節回での変更が可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、被加工体の加工Ｎ
Ｉ位に供給された後の加工液を受ける加工槽内の加工液
面を一定なものとすることができ、つまり加工液が加工
槽内に多層に石ま−）でしまうことを回避することがき
る為、加工液が加工槽から溢流して生ずる種々の損害を
防止し、又加工液の循環を常に所定のものとすることが
でき、加工機械機器や被加工体を損傷させないで常に所
定の加工を遂行させることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はワイヤカット放電加工装置及び加工液循環装置
の概略を示す側面図、第２図は本発明の一実施例を示す
加工槽付近の断面図、第３図及び第４図は夫々液面計の
例を示す構成図である。 １・・・・・・液面計、 １１０・・・・・・ドレーン、 ３・・・・・・強制排水管、 ２・・・・・・ポンプ、 １０・・・・・・加工槽。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被加工体の加工部付近に加工液を噴出する加工液供
   給装置に加工液を供給する給液槽と、被加工体の下方に
   設けられ、加工部付近に噴出された後の加工液を受けて
   回収し、ドレーン排液により後記排液槽に加工液を帰還
   せしめる加工槽と、 一方は前記加工槽のドレーンに連通されて加工液が溜め
   られ、他方はフィルタ又はイオン交換樹脂等を介して前
   記給液槽に連通する排液槽とからなる加工液循環供給装
   置において、 前記加工槽の内部に加工液面の位置を測定する液面計を
   設けると共に、加工槽と前記排液槽との間にポンプを設
   け、加工槽内の加工液面が所定位置となった時にポンプ
   を作動し加工槽内の加工液を強制的に排液槽側へ排液す
   るようにしたことを特徴とする放電加工の加工液循環供
   給装置。