JPS6133795B2 - - Google Patents

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JPS6133795B2
JPS6133795B2 JP15494577A JP15494577A JPS6133795B2 JP S6133795 B2 JPS6133795 B2 JP S6133795B2 JP 15494577 A JP15494577 A JP 15494577A JP 15494577 A JP15494577 A JP 15494577A JP S6133795 B2 JPS6133795 B2 JP S6133795B2
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JP
Japan
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circuit
output
wave
door
elevator
Prior art date
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JP15494577A
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JPS5488543A (en
Inventor
Satoshi Nagai
Yoshuki Pponda
Osamu Takahashi
Kazuo Tokui
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、エレベータのかごに向かつてくる
乗客を検知し、エレベータ扉の開閉を自動的に制
御するようにしたエレベータ扉の開閉制御装置の
改良に関する。
従来、エレベータの乗場からエレベータの出入
口に向かつて近寄つてくる乗客に対する扉の管理
が考えられている。これは、扉の開放あるいは閉
鎖動作中において、乗場から出入口に向かつて近
寄つてくる乗客に対して、扉の開放維持や扉の反
転を行うことで、不必要な早期閉鎖動作を防止
し、より人間とエレベータの関係を密接にする目
的の装置である。
物体の動きを検出する方法としてしばしばドツ
プラー効果が利用されるが、ここでも乗客の動き
を超音波によるそれを用い検出している。
しかしながら、ドツプラ効果を利用した場合、
静止物体からの反射波が、風などの影響により変
化すると、移動物体が存在しないにもかかわら
ず、移動物体が有るかのごとく誤動作してしま
う。
この発明は、このような点に鑑みてなされたも
ので、エレベータに接近する物体が存在する時の
み扉の閉鎖動作を遅らせるようにし風などの影響
による誤動作のないエレベータの扉の開閉制御装
置を提供することを目的とする。
以下、この発明のエレベータ扉の開閉制御装置
の実施例について図面に基づき説明する。第1図
a,bはその一実施例に適用されるエレベータ扉
に超音波送受波器を取り付けた状態を示すもので
ある。まず、この第1図a,bにおいて、Aは超
音波送受波器、Bは扉、Cはエレベータかごをそ
れぞれ示す。この図からも明らかなように、超音
波送受波器Aは扉Bの上部分に設けられ、しかも
エレベータかごCからの扉の方向に向かつて超音
波が発射されるようになつている。そして、図示
の実施例では、扉Bの影響を最も少なくするた
め、超音波送受波器Aを扉Bの閉鎖時、両扉が一
致する位置に取り付けられている。
第2図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図であり、図中、1は送波器、2は発振回路
である。発振回路2は超音波として利用する高周
波信号(20〜40KHz)を発振するもので、この信
号によつて送波器1を駆動し、送波器1から超音
波が移動物体に発射されるようになつている。
一方、3は受波器である。この受波器3は、送
波器1から移動物体に放射されて、この移動物体
から反射される超音波を受波するためのものであ
り、その出力端は増幅回路4を介してシユミツト
回路5に接続され、上記反射波を矩形波に波形整
形する。このシユミツト回路5の出力は微分回路
7および不一致回路9に送出されるようになつて
いる。
また、上記発振回路2の出力は、同様にシユミ
ツト回路6に接続され、波形整形されたシユミツ
ト回路6の出力は、微分回路8および不一致回路
9に送出するようになつている。
10はフリツプ・フロツプ回路で、上記微分回
路8の出力でセツトされ、微分回路7でリセツト
されるようになつている。そして、フリツプ・フ
ロツプ回路10の出力端は、低域フイルタ回路1
2に接続され、低域フイルタ回路12の出力は微
分回路13に送出されるようになつている。
一方上記不一致回路9の出力は、低域フイルタ
回路11を通過し、フリツプ・フロツプ回路14
をセツトする。フリツプ・フロツプ回路14は、
上記微分回路13の出力でリセツトされ、この出
力は積分回路15に接続されるようになつてい
る。
16はAND回路で、微分回路13の出力がハ
イレベルでありしかも積分回路15の出力もハイ
レベルの時、AND回路16の出力がハイレベル
になるようになつている。AND回路16の出力
は、移動物体の速度に比例したドツプラー周波数
になつているので、f−V変換回路17によつて
上記周波数を電圧レベルに変換するようになつて
いる。
19は電圧比較回路で、上記f−V変換回路1
7の出力電圧レベルと基準電圧発生回路18の出
力電圧レベルと比較し、前者が後者より大きい時
に、扉反転回路20を動作させるようになつてい
る。
なお、上述した各構成のうち、微分回路7,
8、フリツプフロツプ回路10、低域フイルタ回
路12および微分回路13により物体がエレベー
タに接近しつつあることを検出する動作が行わ
れ、不一致回路9および低域フイルタ11におい
てシユミツト回路5および6の各出力の周波数の
一致または不一致を検出する動作が行われ、ま
た、フリツプフロツプ14、積分回路15、
AND回路16、f−V変換回路17、基準電圧
発生回路18および電圧比較回路19により扉の
開閉制御装置に閉鎖遅延のための信号を出力する
動作が行われる。
次に、以上のように構成されたこの発明のエレ
ベータ扉の開閉制御装置の動作について、第3
図、第4図および第5図の波形図を併用して説明
する。第3図aないしkは、扉に近づく物体を検
出した時の波形図を表わし、第4図aないしk
は、扉に遠ざかる物体を検出した時の波形図を表
わしている。また、第5図aないしkは、放射波
の位相と静止物体からの反射波の位相がたまたま
同位相である時の波形図を表わしている。各図同
符号の波形は、同一部分を示している。また、各
図とも説明しやすく書かれたもので、実際の放射
波の周波数とドツプラー周波数の差は大きいもの
とする。
まず、扉に近づく物体を検出した時を第3図に
よつて説明する。発振回路2は超音波として利用
される周波数の正弦波を発振し、その出力は送波
器1を駆動し超音波を扉附近前方に放射すると同
時に、シユミツト回路6によつて第3図aに示す
ごとく矩形波に波形成形される。上記シユミツト
回路6の出力は、微分回路8によつて上記出力に
同期したパルスを形成する。第3図bはこのシユ
ミツト回路の出力即ち、放射波に同期したパルス
を示す。
一方、送波器1によつて放射された超音波は、
移動物体などによつて反射され、受波器3に受波
される。受波された反射波は、増幅回路4で増幅
された後、シユミツト回路5によつて第3図cに
示すごとく短形波に波形成形される。シユミツト
回路5の出力は放射波同様に、微分回路7によつ
て第3図dに示すごとく反射波に同期したパルス
を形成する。
上記微分回路8の出力即ち、放射波同期パルス
は、フリツプ・フロツプ回路10をセツトし、上
記微分回路7の出力即ち、反射波同期パルスは、
フリツプ・フロツプ回路10をリセツトする。こ
のようにセツトおよびリセツトされたフリツプ・
フロツプ回路10の出力は、第3図eに示すごと
く、放射波と反射波の周波数差うなりを生ずる。
このうなりは、フリツプ・フロツプ回路10の出
力にあたかも放射波と反射波の周波数差でパルス
幅変調されたごとく表われる。そこで、上記フリ
ツプ・フロツプ回路10の出力を、低域フイルタ
回路12によつて、高周波成分を除去すると第3
図fに示すごとくノコギリ波が得られる。このノ
コギリ波の周波数が放射波と反射波の周波数差、
つまり、ドツプラー周波数である。
ここで第4図を参照すると、第4図は、扉に遠
ざかる物体を検出した時の波形図である。第3図
fと同様第4図fにもドツプラー周波数のノコギ
リ波が表われる。両図から明らかなように、扉に
近づく移動物体を検出した場合と遠ざかる移動物
体を検出した場合とでは、ノコギリ波の立ち上が
りの傾斜即ち、電圧変化率が異なる。そこで、こ
のノコギリ波を微分回路13によつて微分するこ
とで、立ち上がりの電圧変化率を識別する。第3
図gおよび第4図gは、上記それぞれの微分波形
であり、これらの図から明らかなように、ハイレ
ベルを有効成分とした場合に、第4図g即ち、遠
ざかる物体を検出した時には、有効成分が表われ
ないため、上記識別が可能である。
次に第5図を参照すると、第5図は、静止物体
からの反射波が、放射波と同位相で受波された場
合を示している。このような場合、風などの影響
で第5図eに示すごとくフリツプ・フロツプ回路
10の出力が反転するため、微分回路12は、あ
たかも移動物体を検出したごとく第5図gに示す
ように表われる。そこで、このチヤタリングを識
別するために、放射波即ち、シユミツト回路6の
出力と反射波即ち、シユミツト回路5の出力を不
一致回路9に入力し、この回路により両入力が同
時に「1」または「0」になるか否かを検出し、
同時に「1」または「0」とならない場合に不一
致であることを検出する。不一致回路9は、2入
力が不一致の時に出力がハイレベルとなり、第3
図h、第4図h、第5図hに上記不一致回路9の
出力波形を示す。次にこの不一致回路9の出力を
低域フイルタ回路11によつて、高周波成分を除
去する。この低域フイルタ回路11の出力波形
を、第3図i、第4図i、第5図iに示す。これ
らの図からもわかるように、第3図iおよび第4
図iの場合は、ハイレベルに達する点があるが、
第5図iの場合は、ローレベルだけである。そこ
で、低域フイルタ回路11の出力でフリツプ・フ
ロツプ回路14をセツトする。フリツプ・フロツ
プ14は、微分回路13の出力によつてリセツト
され、このフリツプ・フロツプ14の出力は、積
分回路15によつて時間的に遅れる。第3図j、
第4図j、第5図jに上記積分回路15の出力波
形を示す。積分回路15の出力と上記微分回路1
3の出力を、AND回路16によつて上記2入力
のANDを取る。AND回路16の出力は、2入力
即ち、積分回路15の出力および微分回路13の
出力の両方ともハイレベルの時のみ、ハイレベル
となるので、第3図k、第4図k、第5図kに示
すごとき波形となる。これらの図から明らかなよ
うに、AND回路16の出力は、第3図即ち、扉
に近づく移動物体を検出した時のみ、そのドツプ
ラー周波数のパルスとして表われる。つまり、扉
から遠ざかる移動物体および上記静止物体からの
反射波では、上記AND回路16の出力は現われ
ない。このことをさらに説明すると、放射波と反
射波を波形整形し一周期に1パルス出力を得るよ
うに微分パルスを生成し、放射波の微分パルスを
フリツプフロツプ10のセツト端子、反射波の微
分パルスをフリツプフロツプ10のリセツト端子
Rに入力すると、反射波が移動物体からの場合に
フリツプフロツプ10の出力がノコギリ波とな
る。このノコギリ波において、急激に変化するエ
ツヂの極性が扉に近づく物体と扉に遠ざかる物体
との反射波によつて異なる(第3図fおよび第4
図f)。このことにより移動物体が扉に近づくか
遠ざかるか識別できることとなる。
しかし、このフリツプフロツプ10の出力は、
床等の静止物からの反射波が風により影響されて
もあたかも扉に物体が近づくごとく動作する(第
5図f)。
一方、放射波と反射波を不一致回路9に入力す
ることで、放射波と反射波の差周波数(うなり信
号)を検出することができる(第3図i、第4図
iおよび第5図i)。この場合、床等の静止物か
らの反射波からはうなり信号は検出されない。こ
のことにより風による影響を検出し、第5図fの
ような信号が発生しても誤動作するのを防止でき
る。
従つて、放射波と反射波の2信号から、フリツ
プフロツプ回路14、積分回路15およびAND
回路16により風の影響なく、しかも扉に近づく
物のみを検出する信号を得ることが可能となる。
このように得られたドツプラー周波数即ち、
AND回路16の出力を、f−V変換回路17に
よりドツプラー周波数を電圧に変換し、電圧比較
回路19に送出する。電圧比較回路19は、基準
電圧発生回路18より発生する電圧と比較し、上
記f−V変換回路17の出力が基準電圧より高い
時のみ扉反転回路20を動作させ、扉を反転させ
る。即ち、扉にある速度以上で、近づく移動物体
を検出した時、扉を反転させる動作を行う。
以上述べたように、この発明においては、放射
波および反射波の周波数の一致・不一致を検出す
るようにし、両波が不一致であることが検出さ
れ、かつ放射波および反射波の周波数差にもとづ
いて乗場の移動物体がエレベータに接近しつつあ
ることを検出している時のみ扉の閉鎖動作を遅延
させるようにしている。
従つて、ドツプラ効果を用いて物体の接近を検
出するようにした回路によくみられる風などの影
響による放射波又は反射波の変動によつて回路が
誤動作することを防止でき、安定した動作を行わ
せることができるものである。
なお、上記実施例では、フリツプ・フロツプ回
路10の出力即ち、あたかもパルス幅変調された
ごとく波形を、低域フイルタ回路12により復調
しドツプラー周波数を検出しているが、このフリ
ツプ・フロツプ回路10の出力のパルス幅の急峻
な変化を検出する方法も考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbはこの発明のエレベータ扉の
開閉制御装置の一実施例に適用されるエレベータ
乗場部分の正面図および側面図、第2図はこの発
明のエレベータ扉の開閉制御装置の一実施例の構
成を示すブロツク図、第3図、第4図および第5
図はそれぞれ同上エレベータ扉の開閉制御装置の
動作を説明するための波形図である。 1……送波器、2……発振回路、3……受波
器、4……増幅回路、5,6……シユミツト回
路、7,8,13……微分回路、9……不一致回
路、10,14……フリツプ・フロツプ回路、1
1,12……低域フイルタ回路、15……積分回
路、16……AND回路、17……f−V変換回
路、18……基準電圧発生回路、19……電圧比
較回路、20……扉反転回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エレベータかごの出入口の近傍に設けられ連
    続的に超音波を上記出入口近傍の乗場に向けて放
    射するとともに、この放射された超音波の反射波
    を受けて、上記放射波および反射波の周波数差に
    より上記出入口近傍の乗場の移動物体の速度と方
    向を検出し、上記移動物体がエレベータかごに向
    かつて接近しつつあるときはエレベータの扉の閉
    鎖動作を遅らせるように作動するエレベータ扉の
    開閉制御装置において、 (a) 上記放射波および反射波の周波数差を検出
    し、上記周波数差にもとづいて乗場の移動物体
    がエレベータに接近しつつあることを検出する
    検出手段、 (b) 上記放射波と反射波との両波の周波数の一
    致・不一致を検出する不一致検出手段、 (c) 上記不一致検出回路が上記両波の不一致を検
    出し、かつ上記検出手段が移動物体接近信号を
    出力している時のみ、上記扉の開閉制御装置に
    閉鎖遅延のための信号を出力する手段、 を備えたエレベータ扉の開閉制御装置。
JP15494577A 1977-12-22 1977-12-22 Device for controlling opening and closing of elevator cage door Granted JPS5488543A (en)

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JPS5488543A JPS5488543A (en) 1979-07-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11274020B2 (en) 2018-01-12 2022-03-15 Otis Elevator Company Door operation controller

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JPS5488543A (en) 1979-07-13

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