JPS6133659B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6133659B2
JPS6133659B2 JP23028382A JP23028382A JPS6133659B2 JP S6133659 B2 JPS6133659 B2 JP S6133659B2 JP 23028382 A JP23028382 A JP 23028382A JP 23028382 A JP23028382 A JP 23028382A JP S6133659 B2 JPS6133659 B2 JP S6133659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
face plate
vacuum
disc
centering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP23028382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59124537A (ja
Inventor
Ichiro Kobayashi
Kyogo Tsukada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP23028382A priority Critical patent/JPS59124537A/ja
Publication of JPS59124537A publication Critical patent/JPS59124537A/ja
Publication of JPS6133659B2 publication Critical patent/JPS6133659B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (a)発明の技術分野 本発明は、電子計算機の外部記憶装置として使
用される磁気デイスク装置の磁気デイスクなどの
ような円板を高精度に加工する場合に適する、ワ
ークの自動心出し方法に関する。
(b)技術の背景 磁気デイスクは、アルミニウム円板の両面を高
精度加工するとともに、内径および外径を高い寸
法精度が出るように高精度加工しなければならな
い。最近のように磁気デイスクの記録の高密度化
に伴つて、磁気デイスクの装置への実装も高精度
が要求されるので、実装時の基準となる磁気デイ
スク中央の取付け穴は、特に高い加工精度が必要
となる。
このような要求を満足するには、平面仕上げが
良くかつ取付け穴および外経が高精度に加工され
たアルミニウム円板に磁気塗料を塗布、乾燥さ
せ、焼付けを行なつてから、塗膜の平面仕上げを
行ない、最後に洗浄・清浄を行なうことによつ
て、磁気デイスクを完成する。
(c)従来技術とその問題点 磁気デイスクの製造も、作業効率の向上と品質
の均一化のために、自動化が要求されているが、
アルミニウム円板の内径および外径の仕上げのよ
うな高精度を要する部分の加工を行なう場合に
も、ワークの加工装置への取付けを自動的に行な
うには、ロボツトを用いることになるが、取付け
精度を出すのが困難である。そのため従来は、ロ
ボツトハンドのワークを保持する位置を正確に決
定し、加工装置のワーク保持面板上で、ダイヤル
ゲージを用いて心出しを行ない、その位置をロボ
ツトに設定しているが、それでもロボツトの動作
にガタがあることと、繰り返し精度が±1mm程度
しか出ないので、ワークの取付け動作を繰り返し
ている間に、ワークの面板への取付け位置が1枚
1枚異なつてしまい、心金がワークの中央穴に入
らないことすらある。
(d)発明の目的 本発明の目的は、円板を面板に自動的に取付け
る際のこのような問題を解消し、中央穴を持つた
ワークを正確に心出しした状態で面板に取付けう
るようにすることを目的とする。
(e)発明の構成 この目的を達成するために本発明は、正面に真
空吸着機能を有する真空面板と、テーパ部と該テ
ーパ部より径の大きい位置合わせ部を有する心出
し具を備え、 真空面板の真空吸着機能を作動させてワークを
仮吸着させ、次に心出し具のテーパ部をワーク中
心の穴に挿入した状態で、真空面板の真空吸着機
能を一旦中止してワークを開放した後、心出し具
を更に移動させて位置合わせ部をワーク中心の穴
に挿入することによつて位置合わせし、再度真空
吸着機能を作動させてワークを真空面板に吸着す
る方法を採つている。
(f)発明の実施例 次に本発明による自動心出し方法が実際上どの
ように具体化されるかを実施例で説明する。第1
図は、自動心出し装置の部分断面側面図である。
1は円形をした面板で、真空吸着用の吸着孔2…
……が多数開けられており、それぞれ真空ポンプ
に接続されている。3は磁気デイスクの基板のな
るワークで、具体的にはアルミニウムの円板であ
る。この円板3を面板1に真空吸着した状態で、
旋盤などによつて面加工や内径、外径の加工が行
なわれる。4は自動制御機能をもつた自動旋盤の
テーブルで、このテーブル4にガイドされて刃物
台5が矢印a1方向にスライドできる。刃物台5に
は、心金6が取付けられている。この心金6は、
高精度に加工された位置合わせ部61と、この位
置合わせ部61の先に設けられたテーパ部62と
から成つている。位置合わせ部61は、外径が円
板3の内径よりわずかに小さい程度に形成されて
おり、この位置合わせ部61が、円板3の中央穴
中に嵌入したとき、円板3が面板1の所定位置に
丁度位置合わせされ、心出しが行なわれるように
なつている。
次にこの装置による自動心出し方法を説明す
る。第2図は自動心出し方法を工程順に示す部分
断面側面図である。まずイのように、刃物台5を
退避させた状態で、ロボツトハンド7よつて円板
3を吸着保持し、前工程から面板1側へ移送す
る。そしてロのように、該円板3を面板1に装着
すると同時に、面板1の各吸着孔2………が真空
吸引され、円板3が面板1に真空吸着される。
円板3が面板1に真空吸着されると、ロボツト
ハンド7は円板3を開放して、退避する。そして
ハのように、自動旋盤の刃物台5が前進して、心
金6のテーパ部62が円板3の中央穴31中に進
入する。このようにテーパ部62が中央穴31中
に入つた状態で、面板1の真空吸引を一旦中止す
る。するとニのように、円板3は面板1から開放
されて自重で下降し、テーパ部62に支持される
が、ただちに刃物台5が更に前進する。すると円
板3はテーパ部62の上面に沿つてテーパ部62
を上昇し、大径の位置合わせ部61上まで移動し
て、ホの状態となる。そしてこの状態で、再度面
板1の真空吸引を行なつて、円板3を面板1に真
空吸着する。
次いでヘのように心金6が退避することによつ
て、円板3の心出し・装着が終了し、中央穴31
の内面仕上げなどの加工が行なわれる。要するに
本発明の方法では、ハの工程で円板3を面板1に
ラフに仮吸着させ、心金6のテーパ部62が円板
3の中央穴31に入つてから、真空吸引を一旦中
止して円板3を開放し、円板3をフリーにした状
態で、ホのように刃物台5を更に前進させ、大径
の位置合わせ部61を中央穴31に押し込むよう
になつている。即ちテーパ部62に沿つて円板3
を位置合わせ部61に押し上げることによつて、
正確に心出しされる。
従つてロボツトハンド7は、テーパ部62が円
板3の中央穴31に進入できる程度のラフな装着
精度をもつておれば充分である。また心金6の位
置合わせ部61が中央穴31中に進入して円板3
を支持した際に、円板3が心出しされるように、
心金6の位置合わせ部61の少なくとも上半分を
高精度に形成しておけば足りる。
(g)発明の効果 以上のように本発明によれば、真空吸引機能を
もつた面板に、中央穴を有するワークを仮吸着さ
せ、テーパ部を中央穴中に進入させてから、真空
吸引を一旦中止し、ワークをフリーにしてから、
位置合わせ機能をもつた位置合わせ部を中央穴中
に挿入し、心出しされた状態で再度真空吸着を行
なうようになつている。従つて面板への装置はラ
フでよいので、位置合わせ精度を出すのが困難な
ロボツトハンドを用いても、高精度心出しの目的
を達成することができ、磁気デイスクなどのよう
に高精度加工を要する品物の加工に極めて有効で
ある。装置の構成や動作が複雑になることもな
く、簡単に実現できる。特に心出し具として使用
される心金6は、旋盤などの刃物台5に取付ける
ことによつて容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動心出し方法を実施す
る装置の部分断面側面図、第2図は本発明による
自動心出し方法の実施例を工程順に示す部分断面
側面図である。 図において、1は面板、2………は真空吸引
孔、3は円板、31は中央穴、6は心金、61は
位置合わせ部、62はテーパ部をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正面に真空吸着機能を有する真空面板と、該
    真空面板に対向するテーパ部と該テーパ部より径
    の大きい位置合わせ部を有する心出し具を用い、 真空面板の真空吸着機能を作動させてワークを
    仮吸着させ、次に心出し具のテーパ部をワーク中
    心の穴に挿入した状態で、真空面板の真空吸着機
    能を一旦中止してワークを開放した後、心出し具
    を更に移動させて位置合わせ部をワーク中心の穴
    に挿入することによつて位置合わせし、再度真空
    吸着機能を作動させてワークを真空面板に吸着す
    ることを特徴とする自動心出し方法。
JP23028382A 1982-12-29 1982-12-29 自動心出し方法 Granted JPS59124537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23028382A JPS59124537A (ja) 1982-12-29 1982-12-29 自動心出し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23028382A JPS59124537A (ja) 1982-12-29 1982-12-29 自動心出し方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59124537A JPS59124537A (ja) 1984-07-18
JPS6133659B2 true JPS6133659B2 (ja) 1986-08-04

Family

ID=16905377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23028382A Granted JPS59124537A (ja) 1982-12-29 1982-12-29 自動心出し方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS59124537A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62173136A (ja) * 1986-01-27 1987-07-30 Honda Motor Co Ltd 加工部位位置決め機構
DE4024642A1 (de) * 1990-08-03 1992-02-06 Ibm Schleuderteller fuer substrate
IL180448A0 (en) * 2006-01-30 2007-06-03 Tool Internat Ag F Clamping apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59124537A (ja) 1984-07-18

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