JPH0244952Y2 - - Google Patents

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JPH0244952Y2
JPH0244952Y2 JP1984137166U JP13716684U JPH0244952Y2 JP H0244952 Y2 JPH0244952 Y2 JP H0244952Y2 JP 1984137166 U JP1984137166 U JP 1984137166U JP 13716684 U JP13716684 U JP 13716684U JP H0244952 Y2 JPH0244952 Y2 JP H0244952Y2
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positioning
pin
workpiece
pins
laser processing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はレーザ加工装置さらに詳しくは加工テ
ーブルの剣山に関するものである。
〔従来の技術〕
レーザ加工装置で加工する鋼板等1にあつて
は、その加工の形状も第4図に示すように大小
様々で、真円の孔2もあれば、不定形の開口部3
もある。このうち真円の孔明け加工は加工速度が
早いという理由で、予めターレツトパンチングプ
レスなどで、孔明け加工を行なつた後、レーザ加
工装置にかけて、不定形の開口部3をレーザ加工
することが多い。この際パンチングプレス等で予
め加工した孔2の位置と、レーザ加工装置で加工
する開口部3とを、寸法的に正確に整合させる必
要がある。このため第4図,第5図に示すよう
に、加工テーブル4上の剣山のピン5のうち、位
置決めピンとして4本のピン6の高さを高くし
て、この位置決めピン6に鋼板1の直角を挾む2
辺を当てて、位置決めを行なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の加工テーブル剣山の高さを高くした位置
決めピンを利用する位置決めは、被加工物の鋼板
が定尺物などで隅部が直角である場合は位置決め
の効果はあるが、不定型物や隅が直角でない場合
は位置決めがうまくゆかず、さらに取付時に被加
工物が移動したり、あるいは加工中にX方向又は
Y方向にずれるなどの問題点を有している。
本考案は、被加工物の形状に囚われずに位置決
めすることが可能であるとともに、取付時あるい
は加工中に被加工物が移動しないようなレーザ加
工装置の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案は加工テー
ブルの剣山のピンの中、所定寸法の間隔にある2
本を位置決めピンとして選び、該2本のピンの他
の剣山ピンの頂部より高い部分の直径を、ピンの
他の部分の直径より若干小さく形成し、被加工物
を加工テーブルに載置するに当つて、被加工物に
前記位置決め用ピンに合わせて予め明けていた孔
を、この頭部の直径の小さい部分に嵌合させて正
確な位置決めを行なうとともに、加工に使用する
NCテープは、このピンを原点に作成する。
〔作用〕
以上述べたように、被加工物に明けた位置決め
用孔を加工テーブルの位置決め用ピンに嵌合させ
てレーザ加工を行なうので、被加工物は加工テー
ブルに固定された状態となり、加工中に移動した
り、ずれたりすることなく、しかも位置決め用ピ
ンを原点としてNCテープを作成するので、被加
工物の切断されるべき各開口部の関係寸法は正確
に整合される。
〔考案の実施例〕
第1図,第2図は本考案の実施例を示す平面図
および側面図、第3図は位置決め用ピンの頭部拡
大図である。図中1〜5は従来装置と同一であ
る。7は位置決め用ピン、7aは頭部、8は位置
決め用孔である。
図において、先づレーザ加工装置の加工テーブ
ル4上の剣山のピンの中に、所定の間隔を有する
一対のピンを位置決め用ピンとして選び、このピ
ンはその頭部の他の剣山ピンの頂部より高い部分
の直径を、他の部分の直径より若干小さくなるよ
うに成形する。真円の孔2や不定形の開口部3を
有する被加工物の鋼板1は、レーザ加工装置で加
工される前に、予めターレツトパンチングプレス
等で、真円の孔2の部分の加工が行なわれる。そ
の際同時に加工テーブル4上の前記一対の位置決
め用ピン7の間隔と同一間隔を有し、ピン7の頭
部7aの直径より僅かに大きい直径を有する一対
の位置決め用孔8を鋼板1の所定位置に加工す
る。続いてこの位置決め用孔8を加工した鋼板1
を加工テーブル4の剣山上に載置し、鋼板1の位
置決め用孔8を、位置決め用ピン7に嵌合せし
め、この位置決め用ピン7の位置を原点にしてレ
ーザ加工しうるようにNCテープを作成すれば、
レーザ加工装置で加工すべき不定形の開口部3の
位置決めは正確に行なわれることになる。
以上の実施例では、位置決め用ピンは一対2本
としたが、状況に応じて3本以上としてもよい。
〔考案の効果〕
本考案はレーザ加工装置の加工テーブルの剣山
のピンの中に、位置決め用ピンとして、その頭部
を直径を他の部分の直径より若干小さくした一対
のピンを備え、被加工物の鋼板等に予め該位置決
め用ピンに嵌合する一対の孔を加工しておき、レ
ーザ加工に際し被加工物の位置決め用孔を剣山の
位置決め用ピンに嵌合せしめるようにしたので、
被加工物の鋼板等が加工テーブル上に固定され、
レーザ加工中に被加工物が移動することなく、又
予めパンチングプレス等で加工された真円の孔と
レーザ加工で加工すべき不定形の開口部との関係
寸法の整合も行なわれて、レーザ加工の精度向上
に優れた効果をあげることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す被加工物の平面
図、第2図は加工テーブルの側面図、第3図は位
置決め用ピンの拡大図である。又第4図,第5図
は従来の装置の平面図と側面図である。 図中1は被加工物の鋼板、2は真円孔、3は不
定形開口部、4は加工テーブル、5は剣山ピン、
6は位置決めピン、7は位置決め用ピン、7aは
その頭部、8は位置決め用孔である。なお図中同
一符号は同一又は相当部分を示すものとする。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザ加工装置の加工テーブルの検山のピンの
    中に、他の検山ピンの頂部より高い部分の直径
    を、ピンの他の部分の直径より若干小さくした複
    数個の位置決め用ピンを備え、被加工物の鋼板等
    に予め該位置決め用ピンと同一の間隔を有し、か
    つその頭部の直径より僅かに大きい直径を有する
    複数個の位置決め用孔を設け、レーザ加工に際し
    被加工物の鋼板の位置決め用孔を、上記剣山の位
    置決め用ピンに嵌合せしめるように構成するとと
    もに、上記位置決め用ピンの位置を原点として加
    工用NCテープを作成するように構成したことを
    特徴とするレーザ加工装置。
JP1984137166U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH0244952Y2 (ja)

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JPS6153088U JPS6153088U (ja) 1986-04-10
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5648417U (ja) * 1979-09-17 1981-04-30
JPS5949487B2 (ja) * 1978-08-11 1984-12-03 松下電器産業株式会社 燃料供給制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176089U (ja) * 1974-12-13 1976-06-15
JPS5949487U (ja) * 1982-09-25 1984-04-02 三菱電機株式会社 レ−ザ加工機の被加工物保持具

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JPS6153088U (ja) 1986-04-10

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