JPS6133624Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6133624Y2
JPS6133624Y2 JP7029478U JP7029478U JPS6133624Y2 JP S6133624 Y2 JPS6133624 Y2 JP S6133624Y2 JP 7029478 U JP7029478 U JP 7029478U JP 7029478 U JP7029478 U JP 7029478U JP S6133624 Y2 JPS6133624 Y2 JP S6133624Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge gap
discharge
hole
capacitor
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7029478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54171751U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7029478U priority Critical patent/JPS6133624Y2/ja
Publication of JPS54171751U publication Critical patent/JPS54171751U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6133624Y2 publication Critical patent/JPS6133624Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カーラジオ等の入力回路でアンテナ
等から異常電圧が加わつた場合に、回路部品の破
壊を防止するために使用される放電間隙付コンデ
ンサの改良に関する。
従来の放電間隙付コンデンサとしては第1図a
に示すように、中央部に貫通孔3を有する誘電体
基板2の一方の面には、前記貫通孔3に対して同
心状に銀などからなる環状の表電極4を形成し他
方の面には第1図bに示すように表電極4に対向
して裏電極5を同心状に任意の位置に配置形成
し、これを先端部7,7′が前記貫通孔3で交差
するように屈曲したクリツプ状リード線6,6′
で図示のように前記電極4,5にそれぞれ接する
ように挾んで半田付8し、さらに点線で示すよう
に誘電体基板全体に絶縁塗料層9を施こし、前記
リード線6,6′の上端部7,7′が交差するとこ
ろの貫通孔3を放電間隙部Gとし、さらに前記リ
ード線6,6′の上端部7,7′がそれぞれ放電電
極として前記放電間隙部Gで放電が発生するよう
に構成したものがある。
しかしながら上記のような構造の放電間隙付コ
ンデンサの誘電体基板に形成された電極へのリー
ド線の半田付け方法としては、一般に溶融してい
る半田槽に適当な治具でリード線を支えた誘電体
基板全体を浸漬するデイツプ法により行なわれる
ものであり、この時に放電間隙部にリード線の隙
間から半田が入り込み、放電間隙部を塞いで放電
電極を短絡したり、また、絶縁塗料層を施こした
場合においても絶縁塗料が放電間隙部に入り込ん
で塞いだり、さらには放電間隙部である貫通孔が
小さい場合にはリード線の上端部が貫通孔で交差
するように誘電体基板を正確に挾み込むことが困
難であり、リード線の上端部の交差点が貫通孔か
らズレたりして正常な放電電圧が得られず安定し
た特性の放電間隙付コンデンサを得ることが困難
であつた。
この考案は上記のような欠点を解消せんとする
ものであり、その要旨とするところは、中央部に
貫通孔を有する誘電体基板の両面にそれぞれ電極
を形成し、該電極に接続する各リード線は前記貫
通孔を跨いでその上端部が交差するようにして放
電間隙部が形成されて構成された放電間隙付コン
デンサにおいて、前記リード線の、少なくとも前
記放電間隙部に位置して放電電極とした、上端部
は、前記放電間隙部を覆うごとく扁平状に形成さ
れていることを特徴とする放電間隙付コンデンサ
である。
以下この考案の実施例を図面とともに説明する
と、第2図において12はコンデンサを形成する
ためのセラミツク等の誘電体基板であり、中央部
には放電間隙部を形成するための貫通孔13が設
けられている。この誘電体基板12の一方の面に
は第2図aに示すように貫通孔13に対して同心
状に環状の表電極14を印刷法あるいはフオトエ
ツチング法等により密着形成する。一方、誘電体
基板12の他方の面には、表電極14に対向して
第2図bに示すように裏電極15を同心状に任意
の位置に配置形成する。この裏電極15の大きさ
および形状は所望の容量が得られるように任意に
決定する。16,16′は上端部17,17′が貫
通孔13を跨いで交差するように屈曲したクリツ
プ状のリード線であり、その上端部17,17′
は前記貫通孔13を覆う如く幅広く扁平状に形成
されている。このリード線16,16′の上端部
17,17′に前記誘電体基板12の両電極1
4,15がそれぞれ接するように、かつ前記貫通
孔13を覆う如く貫通孔13を跨いて上端部1
7,17′を交差させて前記誘電体12を挾込
み、前記両電極14,15に半田デイツプ法等に
よつて半田18にてリード線16,16′をそれ
ぞれ接続する。次にリード線16,16′を接続
した誘電体基板全体にデイツプ法等によつて絶縁
塗料層19を施こし、該絶縁塗料層19を焼付け
固化する。この絶縁塗料層19を施こすことによ
つて、又前記リード線16,16′の扁平状の上
端部17,17′を前記貫通孔13を覆う如く交
差させることによつて、前記貫通孔13の内側は
空隙となつて放電が可能な如く密閉された放電間
隙部Gが形成される。そして該放電間隙部Gで交
差して位置するリード線16,16′の上端部1
7,17′が放電電極とし、前記放電間隙部Gで
放電が発生するようにして放電間隙付コンデンサ
が構成されている。
以上のように本考案の放電間隙付コンデンサに
よれば、リード線の上端部を、放電間隙部を覆う
如く扁平状としたものであるから誘電体基板への
リード線の半田付けにおいて放電間隙部に半田が
入り込んで両電極を短絡したり、又絶縁塗料が放
電間隙部に入り込んで塞ぐことも無くなり、さら
には、リード線上端部の交差が放電間隙部である
貫通孔で若干のズレが生じてもリード線の上端部
を扁平状に幅広くしているから貫通孔で交差する
範囲が大となり放電電圧がきわめて安定で均質な
特性ものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の放電間隙付コンデンサの
表面図およびその裏面図、第2図a,bは本考案
の一実施例における放電間隙付コンデンサの表面
図およびその裏面図、第3図は第2図aのA−
A′縦断面図である。 12……誘電体基板、13……貫通孔、14…
…表電極、15……裏電極、16,16′……リ
ード線、17,17′……リード線上端部(放電
電極)、18……半田、19……絶縁塗料層、G
……放電間隙部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に貫通孔を有する誘電体基板の両面にそ
    れぞれ電極を形成し、該電極に接続する各リード
    線は前記貫通孔を跨いでその上端部が交差するよ
    うにして放電間隙部が形成され、前記リード線の
    上端部を放電電極として構成された放電間隙付コ
    ンデンサにおいて、前記リード線の少なくとも前
    記放電間隙部に位置して放電電極とした、上端部
    は、前記放電間隙部を覆うごとく扁平状に形成さ
    れていることを特徴とする放電間隙付コンデン
    サ。
JP7029478U 1978-05-24 1978-05-24 Expired JPS6133624Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7029478U JPS6133624Y2 (ja) 1978-05-24 1978-05-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7029478U JPS6133624Y2 (ja) 1978-05-24 1978-05-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54171751U JPS54171751U (ja) 1979-12-04
JPS6133624Y2 true JPS6133624Y2 (ja) 1986-10-01

Family

ID=28979956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7029478U Expired JPS6133624Y2 (ja) 1978-05-24 1978-05-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6133624Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54171751U (ja) 1979-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6133624Y2 (ja)
JPS62194607A (ja) セラミックコンデンサ
JP2528326B2 (ja) 回路基板に対するコンデンサの取付方法
JPH0115164Y2 (ja)
KR100206621B1 (ko) 칩형 후막 콘덴서 및 그의 제조 방법
JP3728813B2 (ja) 電子部品
JPH03145812A (ja) 電子部品
JPS6029201Y2 (ja) 同軸形フイルタ
JPH039311Y2 (ja)
JPH066564Y2 (ja) 誘電体共振器を有する回路装置
JPH0528815Y2 (ja)
JP2556410Y2 (ja) 集合電子部品
JPH05183250A (ja) 厚膜回路基板および厚膜回路基板装置
JPH02182003A (ja) チップ形インダクタ
JPH0410641Y2 (ja)
JPS6322665Y2 (ja)
JPS595965Y2 (ja) 複合貫通形コンデンサ
JPS6342723Y2 (ja)
JPH0749823Y2 (ja) 回路基板
JPH0113378Y2 (ja)
JPH0639494Y2 (ja) 回路装置
JPH11219846A (ja) 表面実装部品とその製造方法
JPH075682Y2 (ja) ターミナルを備えた誘電体装置
JPH0349388Y2 (ja)
JPS6344979Y2 (ja)