JPS6131090A - 新規なポリペプチドの発現方法 - Google Patents
新規なポリペプチドの発現方法Info
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- JPS6131090A JPS6131090A JP9240685A JP9240685A JPS6131090A JP S6131090 A JPS6131090 A JP S6131090A JP 9240685 A JP9240685 A JP 9240685A JP 9240685 A JP9240685 A JP 9240685A JP S6131090 A JPS6131090 A JP S6131090A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/575—Hormones
- C07K14/62—Insulins
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/11—DNA or RNA fragments; Modified forms thereof; Non-coding nucleic acids having a biological activity
- C12N15/62—DNA sequences coding for fusion proteins
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C07K—PEPTIDES
- C07K2319/00—Fusion polypeptide
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- C07K2319/61—Fusion polypeptide containing an enzyme fusion for detection (lacZ, luciferase)
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- C07K2319/70—Fusion polypeptide containing domain for protein-protein interaction
- C07K2319/74—Fusion polypeptide containing domain for protein-protein interaction containing a fusion for binding to a cell surface receptor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は微生物からのポリペプチドの発現に関する。1
I71i乳類の細胞および他の真核細胞と共通して1.
?クチリアは異常ポリ被ゾチドまたはもはや必要のない
ポリペプチドを選択的に分解する夕/・ξり質の加水分
解系をもっている。自然のなりゆきで、異常性は突然変
異あるいは生合成の誤り罠よって生じる。これに対し、
正常なポリペプチドは特定の生体機能を遂行するために
細胞中で特定の時にのみ必要とされるが、一方それ以外
の時にはそのぼりペプチドの存在は細胞にとって有害と
なり、従って一旦、? IJ Oゾチドがその機能を遂
行するとポリペブチPは選択的に破壊される。これらの
操作は調節因子と構造因子を相互に作用させる複合ネッ
トワークを意味する。実際に、最もよく研究された細菌
系である大腸菌(Escherichia coli)
ではこの選択的分解系で個々にまたは協同して作用する
8個の異ったエン1プロテアーゼがこれまで発表されて
いる。
I71i乳類の細胞および他の真核細胞と共通して1.
?クチリアは異常ポリ被ゾチドまたはもはや必要のない
ポリペプチドを選択的に分解する夕/・ξり質の加水分
解系をもっている。自然のなりゆきで、異常性は突然変
異あるいは生合成の誤り罠よって生じる。これに対し、
正常なポリペプチドは特定の生体機能を遂行するために
細胞中で特定の時にのみ必要とされるが、一方それ以外
の時にはそのぼりペプチドの存在は細胞にとって有害と
なり、従って一旦、? IJ Oゾチドがその機能を遂
行するとポリペブチPは選択的に破壊される。これらの
操作は調節因子と構造因子を相互に作用させる複合ネッ
トワークを意味する。実際に、最もよく研究された細菌
系である大腸菌(Escherichia coli)
ではこの選択的分解系で個々にまたは協同して作用する
8個の異ったエン1プロテアーゼがこれまで発表されて
いる。
異種遺伝子を微生物に導入すると不注意にこのタン・ξ
り質加水分解系を活性化し、希望する遺伝子生成物の遺
伝子工学の手法による大規模生産を阻害することが多か
った。この問題は真核波ゾチドを指令(coding
)する遺伝子を細菌中に導入する場合に特に甚だしい。
り質加水分解系を活性化し、希望する遺伝子生成物の遺
伝子工学の手法による大規模生産を阻害することが多か
った。この問題は真核波ゾチドを指令(coding
)する遺伝子を細菌中に導入する場合に特に甚だしい。
この問題を回避する方策は所望の遺伝子生成物を指令す
るヌクレオチー配列を、その生成物が本質的に安定して
いることが知られている構造遺伝子または担体タフ 7
eり質遺伝子(carrier proteingen
e)の少くとも一部と融合することであった。
るヌクレオチー配列を、その生成物が本質的に安定して
いることが知られている構造遺伝子または担体タフ 7
eり質遺伝子(carrier proteingen
e)の少くとも一部と融合することであった。
もし担体タン・ξり質が十分に大きくて全ハイブリッド
ポリペプチドが生(native)で本質的に安定であ
ると認めることができるならば、所望の遺伝子生成物を
担体タン・ξり質と直列に配置すると安定なハイブリッ
ドポリペプチドを生物から発現させる。真核、t? I
JベゾチPの直接発現が既存技術では難しいことと発現
をうるために担体タン・ξり質を用いる必要のあること
はよく認識されており、多くの科学雑文や公開出願特許
や特許、例えば米国特許第4..342,832号に記
載されている。ンマトスクチンの製造にこの技術を用い
ることを記述した代表的な特許は米国特許第4,366
,246号である。
ポリペプチドが生(native)で本質的に安定であ
ると認めることができるならば、所望の遺伝子生成物を
担体タン・ξり質と直列に配置すると安定なハイブリッ
ドポリペプチドを生物から発現させる。真核、t? I
JベゾチPの直接発現が既存技術では難しいことと発現
をうるために担体タン・ξり質を用いる必要のあること
はよく認識されており、多くの科学雑文や公開出願特許
や特許、例えば米国特許第4..342,832号に記
載されている。ンマトスクチンの製造にこの技術を用い
ることを記述した代表的な特許は米国特許第4,366
,246号である。
しかしこの方法の不利な点は、所望の生成物がハイブリ
ツPポリベゾチドのごく一部を占めるだけで、従って理
論収量を著しく低下させ、生の(native )担体
タン/lり質を分離して所望のボIJ 、、1ゾチド生
成物を精製する追加処理を必要とすることである。しか
し収量を向上させるために生の担体部分(moiety
)を7・イブリッド生成物の小部分にまで減少させる努
力をしても発現した・・イブリッドポリペプチドは不安
定になる。
ツPポリベゾチドのごく一部を占めるだけで、従って理
論収量を著しく低下させ、生の(native )担体
タン/lり質を分離して所望のボIJ 、、1ゾチド生
成物を精製する追加処理を必要とすることである。しか
し収量を向上させるために生の担体部分(moiety
)を7・イブリッド生成物の小部分にまで減少させる努
力をしても発現した・・イブリッドポリペプチドは不安
定になる。
本明細書中に用いられている記号、略号およびいくつか
の用語は次の意味を有する。
の用語は次の意味を有する。
DNA −デオキンリデ核酸A
−アデニン T −チミン G −グアニン C−シトシン )9人 −2−アミノ−2−ヒドロキシ−
エチル−1,3−ゾロノぐ/ノ オール EDTA −エチレンノアミン四錯酸
ATP 〜アデノシン三り/酸TTI
) −チミジン三リン酸GTI’
−グアノシン三リン酸T4
−大腸菌に特定な・ζクテリオファージ ヌクレオチド −ヌクレオンPリン酸コドン
−特定のアミノ酸を規定する3個のヌクレ
オチド配列 オリゴヌクレオチド −多数のヌクレオチrよりなる
ポリマー シラスミ1 −自己複製する染色体外遺伝素子本
発明によれば驚くことにこの既存技術のもつ問題が十分
に解決され、微生物の自然の選択的タン・ξり質分解の
機構が妨げられて所望の真核ボIJ 6ゾチドの高収量
平屋が達成されることがわかった。このことは複数のポ
リペプチド遺伝子を容易に切断可能なアミン配列にょシ
直列に結合しその結果できたDNA構成物(cons
t ruc t )をクローニングの運び手に組込み、
微生物をこのクローニング運び手で形質転換することに
より達成される。
−アデニン T −チミン G −グアニン C−シトシン )9人 −2−アミノ−2−ヒドロキシ−
エチル−1,3−ゾロノぐ/ノ オール EDTA −エチレンノアミン四錯酸
ATP 〜アデノシン三り/酸TTI
) −チミジン三リン酸GTI’
−グアノシン三リン酸T4
−大腸菌に特定な・ζクテリオファージ ヌクレオチド −ヌクレオンPリン酸コドン
−特定のアミノ酸を規定する3個のヌクレ
オチド配列 オリゴヌクレオチド −多数のヌクレオチrよりなる
ポリマー シラスミ1 −自己複製する染色体外遺伝素子本
発明によれば驚くことにこの既存技術のもつ問題が十分
に解決され、微生物の自然の選択的タン・ξり質分解の
機構が妨げられて所望の真核ボIJ 6ゾチドの高収量
平屋が達成されることがわかった。このことは複数のポ
リペプチド遺伝子を容易に切断可能なアミン配列にょシ
直列に結合しその結果できたDNA構成物(cons
t ruc t )をクローニングの運び手に組込み、
微生物をこのクローニング運び手で形質転換することに
より達成される。
従って、本発明によれば容易に切断可能なアミノ酸配列
を指令するオリゴヌクレオチドによって分離され、断片
の両端間に停止および開始のコドンを有しない既知のア
ミノ酸配列の所望の生成物の繰返し単位よシなるポリペ
プチドを指令するオリゴヌクレオチド配列を有する新規
なDNA断片が得られる。
を指令するオリゴヌクレオチドによって分離され、断片
の両端間に停止および開始のコドンを有しない既知のア
ミノ酸配列の所望の生成物の繰返し単位よシなるポリペ
プチドを指令するオリゴヌクレオチド配列を有する新規
なDNA断片が得られる。
既知のアミノ酸配列の所望の生成物を指令する繰返し単
位よシなる、容易に切断可能なアミノ酸単位を指令する
オリゴヌクレオチドによつ又分離されたDNA断片をつ
くることによって。
位よシなる、容易に切断可能なアミノ酸単位を指令する
オリゴヌクレオチドによつ又分離されたDNA断片をつ
くることによって。
微生物中で生成物を安定して発現することのできる複製
可能なクローニング運び手を得ることができる。微生物
が生長する間に生成物が一旦発現すると、生成物は細胞
培養基から単離され、繰返し単位を切断箇所で切断して
所望生成物の複数の独立単位をつくることにより所望の
ポリペプチド生成物が単離された生成物から得られる。
可能なクローニング運び手を得ることができる。微生物
が生長する間に生成物が一旦発現すると、生成物は細胞
培養基から単離され、繰返し単位を切断箇所で切断して
所望生成物の複数の独立単位をつくることにより所望の
ポリペプチド生成物が単離された生成物から得られる。
所望のポリペプチド生成物の複数のコピーが微生物から
発現するので生成物の収量は上記の既存技術の発現方法
に比べて可成り向上する。
発現するので生成物の収量は上記の既存技術の発現方法
に比べて可成り向上する。
本発明は微生物中のポIJ ’プチドの安定性の向上に
一般に適用可能であり、ヒトおよび動物起源のポリペブ
チP、例えばヒトプロイン/ユリ/、ヒト生長ホルモン
、ンマトスタチンおよびヒトインターフェロンなどのホ
ルモンポリペブチrおよびワクチンに使用するウィルス
タンパク質よりなる広範囲なポリペプチド”生成物をつ
くるのに用いられる。
一般に適用可能であり、ヒトおよび動物起源のポリペブ
チP、例えばヒトプロイン/ユリ/、ヒト生長ホルモン
、ンマトスタチンおよびヒトインターフェロンなどのホ
ルモンポリペブチrおよびワクチンに使用するウィルス
タンパク質よりなる広範囲なポリペプチド”生成物をつ
くるのに用いられる。
本発明にとって必要欠くべからざることは、その生成物
が容易に切断される結合単位(joining uni
ts )によって分離されその各々が既知のアミノ酸配
列の所望の生成物を指令する少くとも2個の単位を有す
るDNA断片の生成である。安定性を達成するのに必要
な繰返し単位の数は所望生成物によシ、−力結合単位の
性質と切断に用いる切断剤もまた所望生成物によってか
わる。
が容易に切断される結合単位(joining uni
ts )によって分離されその各々が既知のアミノ酸配
列の所望の生成物を指令する少くとも2個の単位を有す
るDNA断片の生成である。安定性を達成するのに必要
な繰返し単位の数は所望生成物によシ、−力結合単位の
性質と切断に用いる切断剤もまた所望生成物によってか
わる。
発現生成物に関連して本明細書で使用される”安定性“
という用語はその抽出を行うのに十分な期間の半減期を
もつ物質をいう。本発明では約200分以上の半減期を
もつ生成物をつくることが好ましい。
という用語はその抽出を行うのに十分な期間の半減期を
もつ物質をいう。本発明では約200分以上の半減期を
もつ生成物をつくることが好ましい。
本発明の独特な実施態様はヒトプロインシュリンすなわ
ちA鎖およびB鎖に加えてC鎖を有するインシュリンの
先駆物質の発現に関する。
ちA鎖およびB鎖に加えてC鎖を有するインシュリンの
先駆物質の発現に関する。
しかしその原理は上記のように如何なるポリペプチドに
も広く適用できる。
も広く適用できる。
本発明を用いてその好ましい実施態様に従ってヒトプロ
インシュリンの製造を行う際に、最終生成物中で個々の
プロインシュリンイプチドを互に容易に分離させる容易
に切断可能な単位を指令するオリゴヌクレオチド配列に
よって分離されたヒトプロインシュリンを指令する複数
の配列を保有するDNA断片が生じる。停止と開始のシ
グナルを指令する配列は断片の両端の間にはない。その
DNA断片は微生物中で断片を発現させることができる
複製可能なクローニングの運び手の中に挿入される。
インシュリンの製造を行う際に、最終生成物中で個々の
プロインシュリンイプチドを互に容易に分離させる容易
に切断可能な単位を指令するオリゴヌクレオチド配列に
よって分離されたヒトプロインシュリンを指令する複数
の配列を保有するDNA断片が生じる。停止と開始のシ
グナルを指令する配列は断片の両端の間にはない。その
DNA断片は微生物中で断片を発現させることができる
複製可能なクローニングの運び手の中に挿入される。
複合プロインシュリン遺伝子をつくるこれをクローニン
グの運び手に融合および不融合の両装置(a fuse
d and an unfused configul
ation)で挿入する好ましい方法を第1図に示す。
グの運び手に融合および不融合の両装置(a fuse
d and an unfused configul
ation)で挿入する好ましい方法を第1図に示す。
融合配置では、ヒトインシュリンを指令する配列はla
c (ラクトース)プロモータを有しβ−ガラクトシダ
ーゼのN−末端(N−terminus)の始めの80
個のアミノ酸をコーr化(encode)する断片の3
′側に結合している。不融合配置ではプロインシュリン
を指令する配列はTaCゾロモータを保有する断片ヒ直
接結合し細菌の7ヤイ/−ダルガルノ配列がこれKつソ
いている。発現したポリペゾチPの収量は微生物の細胞
当りのグラム数で表わして融合配置の場合の方が不融合
配置と比較してはるかに大きいことがわかっている。
c (ラクトース)プロモータを有しβ−ガラクトシダ
ーゼのN−末端(N−terminus)の始めの80
個のアミノ酸をコーr化(encode)する断片の3
′側に結合している。不融合配置ではプロインシュリン
を指令する配列はTaCゾロモータを保有する断片ヒ直
接結合し細菌の7ヤイ/−ダルガルノ配列がこれKつソ
いている。発現したポリペゾチPの収量は微生物の細胞
当りのグラム数で表わして融合配置の場合の方が不融合
配置と比較してはるかに大きいことがわかっている。
両者の配置において、単遺伝子ヒトぼりインシュリンは
微生物から生成物として単離するには余りに不安定であ
るが、第1図の方法で遺伝子構成物(construc
t )にさらにヒトプロインシュリンを指令する配列が
加えられるとその結果できる複合領域ポリ4ゾチド(m
ultipledomain polypeptide
)はますます安定になり、不融合配置では3個の直列結
合プロインシュリン領域(three tandprn
ly−1inked proinsulindomai
ns )で、融合配置では2個の直列結合プロインシュ
リン領域で正常な安定に近づく。直列結合(tande
mly−1inked ) したプロインシュリンを指
令する配列の数が増えつソけるとそれ以上の数ではポリ
マーの収量が減する指令配列の最大数に達する。例えば
プロインシュリンの不融合配置中で直列結合(tand
emly−1inked )単位の数を6以上に増すと
細胞によってつくられるIリマー生成物の量が減少する
。不融合配置では4または5個のプロインシュリン指令
配列をまた融合配置では3ないし4個のプロインシュリ
ン指令配列を用いることが好ましい。
微生物から生成物として単離するには余りに不安定であ
るが、第1図の方法で遺伝子構成物(construc
t )にさらにヒトプロインシュリンを指令する配列が
加えられるとその結果できる複合領域ポリ4ゾチド(m
ultipledomain polypeptide
)はますます安定になり、不融合配置では3個の直列結
合プロインシュリン領域(three tandprn
ly−1inked proinsulindomai
ns )で、融合配置では2個の直列結合プロインシュ
リン領域で正常な安定に近づく。直列結合(tande
mly−1inked ) したプロインシュリンを指
令する配列の数が増えつソけるとそれ以上の数ではポリ
マーの収量が減する指令配列の最大数に達する。例えば
プロインシュリンの不融合配置中で直列結合(tand
emly−1inked )単位の数を6以上に増すと
細胞によってつくられるIリマー生成物の量が減少する
。不融合配置では4または5個のプロインシュリン指令
配列をまた融合配置では3ないし4個のプロインシュリ
ン指令配列を用いることが好ましい。
第1図に示された実施態様中で結合単位(linkin
g unit)または領域結合(domain jun
ction)のためのオリゴヌクレオチド配列は次の様
に表わされる。
g unit)または領域結合(domain jun
ction)のためのオリゴヌクレオチド配列は次の様
に表わされる。
Pig −Arg Arg Asn Ser Met−
PigAGG CGCAAT TOT ATGPig・
・・プロインシュリン遺伝子 Arg・・・アルギニン、 ASn・・・アスノξラ
ギンSer・・・セリン Met・・・メチオニ
ンA、T、G、C!は先に説明した略号。
PigAGG CGCAAT TOT ATGPig・
・・プロインシュリン遺伝子 Arg・・・アルギニン、 ASn・・・アスノξラ
ギンSer・・・セリン Met・・・メチオニ
ンA、T、G、C!は先に説明した略号。
アミノ酸領域結合(domain junction
)は臭化ンアン(Cyanogen bromide)
と反応させて単プロインシュリンペプチドに容易に切断
できる。
)は臭化ンアン(Cyanogen bromide)
と反応させて単プロインシュリンペプチドに容易に切断
できる。
この領域結合(domain junction )と
その切断方法は種々の結合単位(linking un
it)と採用可能な切断の仕方の一例にすぎない。
その切断方法は種々の結合単位(linking un
it)と採用可能な切断の仕方の一例にすぎない。
メチオニン群(group )をもたないポリペプチド
に対しては、もしメチオニン群ド/がペプチr指令結合
(peptide coding junction
)を構成するならば、直接化の物質(nativema
terial)を製造するために臭化シアン切断(cy
anogen bromide cleavage )
を用いてもよい。
に対しては、もしメチオニン群ド/がペプチr指令結合
(peptide coding junction
)を構成するならば、直接化の物質(nativema
terial)を製造するために臭化シアン切断(cy
anogen bromide cleavage )
を用いてもよい。
一方メチオニン群(group )をもつポリペプチド
に対しては、容易に切断可能な箇所を与えるだめの所望
のホリペゾチP切片(segment )間に位置する
特定アミノ酸配列の設計は遺伝子工学の手法によって行
われる。たとえばアスノξルチルーゾロリン結合(bo
nd )をもたないポリペブチPは複合物指令配列構成
物(multi−codingsequence co
nstruct)の各単位間にこのような結合(bon
d )をもつように処理され(engineered)
従って単離された複合領域(multi−domain
)ポリペプチドからの生の物質の回収はJauregu
i−AdellおよびMarti 、 Anal、Bi
oChem、 69 、468(1975)に記載され
ているように酸による切断によって達成することができ
る。
に対しては、容易に切断可能な箇所を与えるだめの所望
のホリペゾチP切片(segment )間に位置する
特定アミノ酸配列の設計は遺伝子工学の手法によって行
われる。たとえばアスノξルチルーゾロリン結合(bo
nd )をもたないポリペブチPは複合物指令配列構成
物(multi−codingsequence co
nstruct)の各単位間にこのような結合(bon
d )をもつように処理され(engineered)
従って単離された複合領域(multi−domain
)ポリペプチドからの生の物質の回収はJauregu
i−AdellおよびMarti 、 Anal、Bi
oChem、 69 、468(1975)に記載され
ているように酸による切断によって達成することができ
る。
一般に、アミノ酸残基−配列(residue−seq
uence)に特有な酵素的方法または化学反応は所望
のポリベゾチr遺伝子間の結合群(linking g
roup)の切断を行うために用いられる。
uence)に特有な酵素的方法または化学反応は所望
のポリベゾチr遺伝子間の結合群(linking g
roup)の切断を行うために用いられる。
真のヒトプロインシュリン分子はメチオニ/残基(re
sidue )を保有せず従って臭化シアン処理は複合
領域プロインシュリン分子を切断してC一端末(C−t
erminal)真プロインシュリン単位とともにいく
つかのプロインシュリン相似片(analog moi
eties )にわける。このことはメチオニンコPン
をゾロイン7ユリンを指令スる配列単位の各々の5′一
端に計画的に配置したことから生じたものである。
sidue )を保有せず従って臭化シアン処理は複合
領域プロインシュリン分子を切断してC一端末(C−t
erminal)真プロインシュリン単位とともにいく
つかのプロインシュリン相似片(analog moi
eties )にわける。このことはメチオニンコPン
をゾロイン7ユリンを指令スる配列単位の各々の5′一
端に計画的に配置したことから生じたものである。
このようにしてつくられた個々のゾロイン/ニリン単位
はトリプシンとカルゼキシベプチダーゼBで消化(di
gestion ) してあるいは他の適当な方法でさ
らに真ヒトインシュリンに加工される。
はトリプシンとカルゼキシベプチダーゼBで消化(di
gestion ) してあるいは他の適当な方法でさ
らに真ヒトインシュリンに加工される。
プロインシュリンの複数コピーを指令するオリゴヌクレ
オチド配列を有する組換え体プラスミドの生成は、既存
技術によるβ−ガラクトシダーゼ遺伝子を有するノ・イ
ブリツP分子の発現と比較すると、プロインシュリンお
よびプロ・インシュリン相似体(analoas )の
収量に可成りの増加をもたらす。
オチド配列を有する組換え体プラスミドの生成は、既存
技術によるβ−ガラクトシダーゼ遺伝子を有するノ・イ
ブリツP分子の発現と比較すると、プロインシュリンお
よびプロ・インシュリン相似体(analoas )の
収量に可成りの増加をもたらす。
第1図に見られるように、新規なシラスミPpTac
/ 2PIおよびplac 239/2PIおよび他の
複数PI単位プラスミド特に発現プラスミドルμ狂/
5PIおよび第8図に示すようにさらに加工されて好ま
しい発現シラスミP plac−3PI をつくるp
lac 239 / 3PIを形成する好ましい配列は
、EcoRIとBaIT)l Iの制限箇所の間にヒト
プロインシュリンを指令するオリゴヌクレオチド配列を
有するプラスミドpAT / PIRから始まる。既知
のプラスミドpBOA4から同じく新規なプラスミドで
あるプラスミドpAT / PIRの誘導を第4図に示
す。第6図に示すように、pTacおよびplac23
9の断片はそれぞれプラスミドpTac/PIおよびp
lac 239 / PIから誘導され、後二者は他の
新規プラスミドplac 504 / PIから誘導さ
れる。
/ 2PIおよびplac 239/2PIおよび他の
複数PI単位プラスミド特に発現プラスミドルμ狂/
5PIおよび第8図に示すようにさらに加工されて好ま
しい発現シラスミP plac−3PI をつくるp
lac 239 / 3PIを形成する好ましい配列は
、EcoRIとBaIT)l Iの制限箇所の間にヒト
プロインシュリンを指令するオリゴヌクレオチド配列を
有するプラスミドpAT / PIRから始まる。既知
のプラスミドpBOA4から同じく新規なプラスミドで
あるプラスミドpAT / PIRの誘導を第4図に示
す。第6図に示すように、pTacおよびplac23
9の断片はそれぞれプラスミドpTac/PIおよびp
lac 239 / PIから誘導され、後二者は他の
新規プラスミドplac 504 / PIから誘導さ
れる。
プラスミドplar: 504 / PIの既知のプラ
スミドからの誘導も壕だ第6図に示されている。
スミドからの誘導も壕だ第6図に示されている。
pTacおよびplacベクトルをプラスミドpTaC
/pIおよびplac / PI すなわ、ちプロイ
ンシュリンの遺伝子の単コピー(single cop
y )を有するプラスミドからうろことは重要ではない
。
/pIおよびplac / PI すなわ、ちプロイ
ンシュリンの遺伝子の単コピー(single cop
y )を有するプラスミドからうろことは重要ではない
。
これら4クトルは夫々TaCおよびlacゾロモータを
有し且つEcoRIおよびBarrf(I箇所で切断さ
れて複数プロインシュリン遺伝子断片(multipl
pproinsulin gene fragment
)と連結するだめのベクトルをつくることのできる他の
適当なプラスミドから誘導できる。同様に、プロインシ
ュリン遺伝子の単コピー(single cop”/
)を有するプラスミドplac 504 / PIを中
間体としてつくることは必須ではなく他の適当な中間体
プラスミドを用いてもよい。本明細書に示した独特の単
コピー(single copy )プロインシュリン
遺伝子シラスミPは本発明者らによって本発明に至った
実験中にプロインシュリンを安定して発現する構成物(
construct )をつくる試みの際につくられた
。先に述べたように、このことは単コピー遺伝子(si
ngle copy gene)では可能であるとはみ
なされていなかった。
有し且つEcoRIおよびBarrf(I箇所で切断さ
れて複数プロインシュリン遺伝子断片(multipl
pproinsulin gene fragment
)と連結するだめのベクトルをつくることのできる他の
適当なプラスミドから誘導できる。同様に、プロインシ
ュリン遺伝子の単コピー(single cop”/
)を有するプラスミドplac 504 / PIを中
間体としてつくることは必須ではなく他の適当な中間体
プラスミドを用いてもよい。本明細書に示した独特の単
コピー(single copy )プロインシュリン
遺伝子シラスミPは本発明者らによって本発明に至った
実験中にプロインシュリンを安定して発現する構成物(
construct )をつくる試みの際につくられた
。先に述べたように、このことは単コピー遺伝子(si
ngle copy gene)では可能であるとはみ
なされていなかった。
図面に示しまた先に開示した種々のプラスミドの生成実
験の詳細については下記の実施例で論する。
験の詳細については下記の実施例で論する。
新規プラスミドplac 239−3PI 、 pTa
c15PI。
c15PI。
pA’ll” / PIRおよびplaC504/ P
Iの詳細な誘導と主な制限箇所地図は夫々第2.3.5
および7図に示す。プラスミドplac 239−3P
I およびpTac / 5PI の各々によって
転換した大腸菌JM103は1984年7月6日に米国
メリーランCol 1ect 1on)に寄託され次の
受託番号が与えられている。
Iの詳細な誘導と主な制限箇所地図は夫々第2.3.5
および7図に示す。プラスミドplac 239−3P
I およびpTac / 5PI の各々によって
転換した大腸菌JM103は1984年7月6日に米国
メリーランCol 1ect 1on)に寄託され次の
受託番号が与えられている。
生物大腸菌/プラスミドplaC239−3PI−AT
CC39760 生物大腸菌/プラスミドpTac / 5PI−ATC
C39759 本発BAt更に実施例によって説明する。
CC39760 生物大腸菌/プラスミドpTac / 5PI−ATC
C39759 本発BAt更に実施例によって説明する。
実施例 1
本実施例にはヒトプロインシュリン遺伝子の複数単位を
保有する新規プラスミドの生成が述べられている。
保有する新規プラスミドの生成が述べられている。
(a) pAT / PIRの調製
シラスミI’ pAT / PIRを第4図に示した手
順に従って調製しこのプラスミドの制限地図を第5図に
示す。原料シラスミp pBcA4はそのEcoRIオ
、1: (J Bam1(I制限箇所の間にヒトゾロイ
ン7ユリンを指令するヌクレオチド配列を有している。
順に従って調製しこのプラスミドの制限地図を第5図に
示す。原料シラスミp pBcA4はそのEcoRIオ
、1: (J Bam1(I制限箇所の間にヒトゾロイ
ン7ユリンを指令するヌクレオチド配列を有している。
しかももしこのプラスミドのEcoRI −BamI(
I断片を直接用いると誤った読取り枠(reading
frame )を生ずるので従って下記のように変換し
なければならない。プラスミドpBCA4はNaran
gらのGene、 1.7 、279 (1982)に
記載されており、米国ニューヨーク州イサ力のコーネル
大学の同報文の著者の一人であるR、Wu 教授から入
手した。
I断片を直接用いると誤った読取り枠(reading
frame )を生ずるので従って下記のように変換し
なければならない。プラスミドpBCA4はNaran
gらのGene、 1.7 、279 (1982)に
記載されており、米国ニューヨーク州イサ力のコーネル
大学の同報文の著者の一人であるR、Wu 教授から入
手した。
プラスミドpBcA4をFok IとBam1−11
で切断しこのFokl−Bam[−fl 断片を単
離した。2個の合成ヌクレオチドをつくりFokI −
BamHI断片と連結してPI配列の5′一端をFok
IからEcoRIに延長した。この変性したEcoR
I端を有するPI配列をPIRと称する。合成ヌクレオ
チド配列は化学的に合成したものであシ次の配列よりな
っていた。
で切断しこのFokl−Bam[−fl 断片を単
離した。2個の合成ヌクレオチドをつくりFokI −
BamHI断片と連結してPI配列の5′一端をFok
IからEcoRIに延長した。この変性したEcoR
I端を有するPI配列をPIRと称する。合成ヌクレオ
チド配列は化学的に合成したものであシ次の配列よりな
っていた。
5’ AA、TTCTATGTTTGTOAAT
3’3’ GATACAAACAGTTA
GTOG 5’原料プラスミドpAT 153はよ
く知られたプラスミドpBR322からいわゆる6毒素
”(poison)配列を除いた高次複製変性体(hi
gh copy variant)でありTwiggら
により Nature、 283 、216(1980
)に記述されている。プラスミドpAT 153は米国
ウイスコン/ン州マノソンのウイスコンシンーマノソン
大学、遺伝学科0.Sm1thies 教授より入手し
た。プラスミドpAT 153をEcoRIとBamI
−(Iで切断しベクトルを単離した。単離したベクトル
をEcoRI−BamI刊(PIR)断片と連結し新規
プラスミドpAT / Pl、Rをつくった。
3’3’ GATACAAACAGTTA
GTOG 5’原料プラスミドpAT 153はよ
く知られたプラスミドpBR322からいわゆる6毒素
”(poison)配列を除いた高次複製変性体(hi
gh copy variant)でありTwiggら
により Nature、 283 、216(1980
)に記述されている。プラスミドpAT 153は米国
ウイスコン/ン州マノソンのウイスコンシンーマノソン
大学、遺伝学科0.Sm1thies 教授より入手し
た。プラスミドpAT 153をEcoRIとBamI
−(Iで切断しベクトルを単離した。単離したベクトル
をEcoRI−BamI刊(PIR)断片と連結し新規
プラスミドpAT / Pl、Rをつくった。
(b) プロインシュリン遺伝子の複数コピー(Mu
ltiple copies )の調製プロインシュリ
ン遺伝子の複数コピー(Multipleropies
)をつくるのに必要な操作の手順を第1図に示す。合成
オリゴヌクレオチP (A)および(B)は次の配列を
うるように化学的に調製した。
ltiple copies )の調製プロインシュリ
ン遺伝子の複数コピー(Multipleropies
)をつくるのに必要な操作の手順を第1図に示す。合成
オリゴヌクレオチP (A)および(B)は次の配列を
うるように化学的に調製した。
(A) 5’ CCTCTACCAGCTGGAGA
ACTACTGCuCAGcCGC3/(H) 3’
ATGGTCGACCTCTTGATGACGTT
GTCCGCGTTAA 5’200 pモルのオリ
ザヌクレオチド(B)とその5′一端を32p−ATP
でライルした200pモルのオリゴヌクレオチY (A
)を30μlの66mMトリス−+1CI (pH76
) 、 66mM MgC1□および10mMジチオト
レイット中で混合し80’Cで15分間加熱して両オリ
ゴヌクレオチPをア= −/l/ (anneal)し
指令配列(coding 5equence ) (0
3一端に近イ5faN工切断箇所で始り最後のプロイン
ンユリンコ1ン(AAGりで終り、次に示す付加配列が
っソくヒトゾロイン7ユリンを指令する配列の装置をつ
くった。
ACTACTGCuCAGcCGC3/(H) 3’
ATGGTCGACCTCTTGATGACGTT
GTCCGCGTTAA 5’200 pモルのオリ
ザヌクレオチド(B)とその5′一端を32p−ATP
でライルした200pモルのオリゴヌクレオチY (A
)を30μlの66mMトリス−+1CI (pH76
) 、 66mM MgC1□および10mMジチオト
レイット中で混合し80’Cで15分間加熱して両オリ
ゴヌクレオチPをア= −/l/ (anneal)し
指令配列(coding 5equence ) (0
3一端に近イ5faN工切断箇所で始り最後のプロイン
ンユリンコ1ン(AAGりで終り、次に示す付加配列が
っソくヒトゾロイン7ユリンを指令する配列の装置をつ
くった。
5’ AGG CGC3’
3’ TOCGCG TTAA 5’合成オ
リゴヌクレオチドのこれらの付加配列は2個のアルギニ
ン残基(residue )をコーP化しく enco
dも)、Bco几■付着端に連結する付着端を与える。
リゴヌクレオチドのこれらの付加配列は2個のアルギニ
ン残基(residue )をコーP化しく enco
dも)、Bco几■付着端に連結する付着端を与える。
この連結はCG塩基対(basepair)(第1図の
ワク内)があるためにEcoRI箇所を破壊する。
ワク内)があるためにEcoRI箇所を破壊する。
上記(a)に述べたように調製したpAT / PIR
10μgを40μlの消化緩衝液中でEC0RIおよび
BamI−I I各40単位を用いて37℃で1時間消
化した( digested)。この消化したDNAを
pH30の200mMトリス−HCl中でウシ腸アルカ
リホスファターゼ(calf 1ntestine a
lkalinephosphatase ) 4単位を
用いて37℃で30分間消化して脱リン酸した。プロイ
ンンユリン遺伝子断片(FIR)をフェノール抽出によ
!l11%アガローズゲルから単離した。この単離した
断片をさらに6単位の5faNIを用いて消化緩衝液4
(Jtte中で37℃で3時間消化しPIRのEC0R
I −8faNI断片を単離した。
10μgを40μlの消化緩衝液中でEC0RIおよび
BamI−I I各40単位を用いて37℃で1時間消
化した( digested)。この消化したDNAを
pH30の200mMトリス−HCl中でウシ腸アルカ
リホスファターゼ(calf 1ntestine a
lkalinephosphatase ) 4単位を
用いて37℃で30分間消化して脱リン酸した。プロイ
ンンユリン遺伝子断片(FIR)をフェノール抽出によ
!l11%アガローズゲルから単離した。この単離した
断片をさらに6単位の5faNIを用いて消化緩衝液4
(Jtte中で37℃で3時間消化しPIRのEC0R
I −8faNI断片を単離した。
アニールしたオリゴヌクレオチド(3)およびFB)1
00pモルと単離したPIREcoRI −5faNI
断片約4pモルを、20単位のT 4DNAリガーゼを
用いて30 ttlの66mM)す、X −Hcl(D
ll 76)、1i、 (i mM MQCl 2.1
.0mMヂチオトレイットおよびl mM ATP中で
15℃で14時間連結した。上記のように5faNI切
断の前にプロインンユリン遺伝子断片を脱リン酸化し、
オリゴヌクレオチド(3)のみをリン酸化した結果、反
応は一方向のみに進みプロインシュリン遺伝子断片PI
Rはアニールしたオリゴヌクレオチドと連結した。連結
反応生成物を15%アガローズゲル上で電気泳動し、そ
の結果生じたプロインシュリン遺伝子相似構成物(an
alog construct) (PI相似体(2n
alog) )をゲルから単離した。
00pモルと単離したPIREcoRI −5faNI
断片約4pモルを、20単位のT 4DNAリガーゼを
用いて30 ttlの66mM)す、X −Hcl(D
ll 76)、1i、 (i mM MQCl 2.1
.0mMヂチオトレイットおよびl mM ATP中で
15℃で14時間連結した。上記のように5faNI切
断の前にプロインンユリン遺伝子断片を脱リン酸化し、
オリゴヌクレオチド(3)のみをリン酸化した結果、反
応は一方向のみに進みプロインシュリン遺伝子断片PI
Rはアニールしたオリゴヌクレオチドと連結した。連結
反応生成物を15%アガローズゲル上で電気泳動し、そ
の結果生じたプロインシュリン遺伝子相似構成物(an
alog construct) (PI相似体(2n
alog) )をゲルから単離した。
単離したプロインシュリン遺伝子相似体(analog
)配列(約3pモル)をATPとT4 ポリヌクレオチ
ドキナーゼでリン酸化した。上記(alのように調製し
たプラスミドpAT / FIR1,0μ9をEcoR
IとBamHI各40単位を用いて37℃で1時間消化
した。約3pモルのPIRゾロインシュリン遺伝子配列
をアガロースゲルから単離した。単離したプロインシュ
リン遺伝子配列およびリン酸化したプロインシュリン遺
伝子相似体(analog)配列を20単位のT、リガ
ーゼと40単位のEcoRIとI3amHIを含有する
連結反応(1icration)緩衝液30111中で
37℃で3時間連結した。
)配列(約3pモル)をATPとT4 ポリヌクレオチ
ドキナーゼでリン酸化した。上記(alのように調製し
たプラスミドpAT / FIR1,0μ9をEcoR
IとBamHI各40単位を用いて37℃で1時間消化
した。約3pモルのPIRゾロインシュリン遺伝子配列
をアガロースゲルから単離した。単離したプロインシュ
リン遺伝子配列およびリン酸化したプロインシュリン遺
伝子相似体(analog)配列を20単位のT、リガ
ーゼと40単位のEcoRIとI3amHIを含有する
連結反応(1icration)緩衝液30111中で
37℃で3時間連結した。
連結反応混合物を1%アガローズゲル上で泳動させオー
トラジオグラフィー後2量体(dimer)すなわち2
個−ゾロインシュリン指令配列および3量体(trim
er)すなわち3個−プロインシュリン指令配列をフェ
ノール抽出によりゲルから単離した。四量体、三量体お
よび六量体すなわち夫々4,5および6個−プロインシ
ュリン指令配列は上記の一般的方法に従って、単離した
断片を更にプロインシュリン遺伝子相似体(analo
g)と連結することによって得た。
トラジオグラフィー後2量体(dimer)すなわち2
個−ゾロインシュリン指令配列および3量体(trim
er)すなわち3個−プロインシュリン指令配列をフェ
ノール抽出によりゲルから単離した。四量体、三量体お
よび六量体すなわち夫々4,5および6個−プロインシ
ュリン指令配列は上記の一般的方法に従って、単離した
断片を更にプロインシュリン遺伝子相似体(analo
g)と連結することによって得た。
(C1複数PI単位(Multiple PI Uni
ts )を保有するp’racおよびplac 239
組換え体の調製2個−プロインシュリン指令配列から6
個−ゾロインシュリン指令配列までを含有する種々ノP
1断片構成物(construct )を上記(b)に
記したように連結反応(1icration)によって
イクトルpL匹およびplac 239に挿入した。p
虱およびplac239ベクトルはそれぞれ下記の(d
)および(e)に記した方法に従って調製したpTac
/PIおよびplac 239 / PIをBcoRI
とBamHIで消化(digestion ) してつ
くった。プロインシュリン三量体を1)12c239ベ
クトル中に、またプロインシュリン遺伝子三量体をpT
ac−’:ツクトル中挿入すると融合および不融合の(
fused andunfused )複数(mult
iDle)ブロイ7’/−Lリン遺伝子プラスミP p
lac239 / 3PIおよびpTac15PIがそ
れぞれ得られた。後者の新規なプラスミドの誘導(de
rivation)と制限箇所!地図を第3図に示す。
ts )を保有するp’racおよびplac 239
組換え体の調製2個−プロインシュリン指令配列から6
個−ゾロインシュリン指令配列までを含有する種々ノP
1断片構成物(construct )を上記(b)に
記したように連結反応(1icration)によって
イクトルpL匹およびplac 239に挿入した。p
虱およびplac239ベクトルはそれぞれ下記の(d
)および(e)に記した方法に従って調製したpTac
/PIおよびplac 239 / PIをBcoRI
とBamHIで消化(digestion ) してつ
くった。プロインシュリン三量体を1)12c239ベ
クトル中に、またプロインシュリン遺伝子三量体をpT
ac−’:ツクトル中挿入すると融合および不融合の(
fused andunfused )複数(mult
iDle)ブロイ7’/−Lリン遺伝子プラスミP p
lac239 / 3PIおよびpTac15PIがそ
れぞれ得られた。後者の新規なプラスミドの誘導(de
rivation)と制限箇所!地図を第3図に示す。
同様に、plaC239/ 4PI 、 plac23
9 / 5PI 。
9 / 5PI 。
p瑛/3PI 、 pTac/4PI 、およびpTa
c / 6PIなどの他の複数プロインシュリン遺伝子
プラスミドは種々の多量体プロイン7ユリン遺伝子とp
lac239およびpTacベクトルから調製した。
c / 6PIなどの他の複数プロインシュリン遺伝子
プラスミドは種々の多量体プロイン7ユリン遺伝子とp
lac239およびpTacベクトルから調製した。
1ないし6コビーのプロインシュリン指令配列を有する
この種々の構成物(construct )を制限地図
法およびDNA配列分析によって確認した。
この種々の構成物(construct )を制限地図
法およびDNA配列分析によって確認した。
(d) plac 239−PIの調製プラスミドp
lac 239−PIの誘導(derivation)
を第6図に示す。このプラスミドは詳細には第8図に示
すようにシラスミl’ plac 504/l’lから
調製した。プラスミドplac 504AIの生成は更
に詳細に下記(f)に示す。プラスミドplac 50
4/PIijlacプロモーター、遺伝子のカルゼキシ
端(carboxy terminal)近くのF!c
oRI箇所で完結するβ−ガラクトシダーゼ遺伝子(Z
−遺伝子)をもっている。Z−遺伝子はその翻訳がプロ
インシュリンを直接指令しつyけるように読取り枠に残
るために、このEcoRI箇所でシラスミY pBCA
4のヒトプロインシュリン遺伝子挿入物と融合している
。
lac 239−PIの誘導(derivation)
を第6図に示す。このプラスミドは詳細には第8図に示
すようにシラスミl’ plac 504/l’lから
調製した。プラスミドplac 504AIの生成は更
に詳細に下記(f)に示す。プラスミドplac 50
4/PIijlacプロモーター、遺伝子のカルゼキシ
端(carboxy terminal)近くのF!c
oRI箇所で完結するβ−ガラクトシダーゼ遺伝子(Z
−遺伝子)をもっている。Z−遺伝子はその翻訳がプロ
インシュリンを直接指令しつyけるように読取り枠に残
るために、このEcoRI箇所でシラスミY pBCA
4のヒトプロインシュリン遺伝子挿入物と融合している
。
次に第8図を参照して説明する。プラスミドo1ac
504/T’IをMstIIで消化しく dicyes
t )生じた付着端をdTTPおよびdGTPで満した
。5′−丁端を次にマングビーンヌクレアーゼ(mun
gbean nuolease)で消化して除去し、こ
の断片をEC0II、Iで切断してZ遺伝子のMstI
I / Ec、oRI i)J片(segment
)を除き、EcoRIの付着端をdATPとd T T
1)で満し、プラスミドをプラント末端で連結して新
しいEcoRI箇所をつくった。この結果できたシラス
ミPをplac 239/T’Iと称する。
504/T’IをMstIIで消化しく dicyes
t )生じた付着端をdTTPおよびdGTPで満した
。5′−丁端を次にマングビーンヌクレアーゼ(mun
gbean nuolease)で消化して除去し、こ
の断片をEC0II、Iで切断してZ遺伝子のMstI
I / Ec、oRI i)J片(segment
)を除き、EcoRIの付着端をdATPとd T T
1)で満し、プラスミドをプラント末端で連結して新
しいEcoRI箇所をつくった。この結果できたシラス
ミPをplac 239/T’Iと称する。
このプラスミドをEcoRIを用いて新しい箇所で切断
し、断片のEcoRI尾部(tail )をマングビー
ンヌクレアーゼで消化し、出きた断片t−jランド末端
で連結して正しいPI 読取υ枠が回復したシラス )
’ plac 239−門をつくった。他の融合(fu
sed )シラスミP例えばplac 239/3PI
で正しいPI 読取り枠を回復するためには、F:co
ltI尾部を上記と同様な方法で除去して相当する発現
シラスミP plac 239−3PI をつくらな
ければならない。plac−3PI の誘導と主な制
限箇所地図は第2図の如くである。
し、断片のEcoRI尾部(tail )をマングビー
ンヌクレアーゼで消化し、出きた断片t−jランド末端
で連結して正しいPI 読取υ枠が回復したシラス )
’ plac 239−門をつくった。他の融合(fu
sed )シラスミP例えばplac 239/3PI
で正しいPI 読取り枠を回復するためには、F:co
ltI尾部を上記と同様な方法で除去して相当する発現
シラスミP plac 239−3PI をつくらな
ければならない。plac−3PI の誘導と主な制
限箇所地図は第2図の如くである。
(el pTac / PIの調製
シラスミ)’ pTac/11)Iの調製を第6図に示
すがこのシラスミPはplac 504/PIとシラス
ミ1pDIL 540からつくられた。プラスミドpD
R540についてはGene、Vol、2o、23x(
1982)にRu5selらの記載があるが次の特徴を
もっている:プロモータ上流のHindm箇所、 tr
p上流の〜35領域(region) 、 −10オ被
レータ−、シャインーダルガルノ、シャインーダルガル
ノから開始点までのlacのスペーサー領域(spac
ing region)および開始点に位置するBam
HI箇所。米国ウィスコンシン州ミルウオーキーのP−
Lノ々イオケミカル(P−L Biochemical
s)から購入したシラスミ)’ pDR54,0をBa
mHIとHindmで切断し、付着端ヲマングビーンヌ
クレアーゼで除去し、次に先づプラスミドplac/1
’IをHinclmとEcoRIで消化し次に末端をD
NAポリメラーゼIで満すことにより、単離した亜プロ
モーターをプラント末端で連結してシラスミP pla
c 504/PIのPI遺伝子を有する単離したHin
dm −EcoRI断片中に挿入した。このようにして
プラスミドpDR540の亜プロモーターはplac5
04/PI の野性型のlacプロモーター(ラクト
ースプロモータ)およびZ−遺伝子部分とおきかわり、
これによってハイブリツPプロモーターの配列、間隔お
よび特質を保持しているが、EcoRI配列を適当にも
っている。
すがこのシラスミPはplac 504/PIとシラス
ミ1pDIL 540からつくられた。プラスミドpD
R540についてはGene、Vol、2o、23x(
1982)にRu5selらの記載があるが次の特徴を
もっている:プロモータ上流のHindm箇所、 tr
p上流の〜35領域(region) 、 −10オ被
レータ−、シャインーダルガルノ、シャインーダルガル
ノから開始点までのlacのスペーサー領域(spac
ing region)および開始点に位置するBam
HI箇所。米国ウィスコンシン州ミルウオーキーのP−
Lノ々イオケミカル(P−L Biochemical
s)から購入したシラスミ)’ pDR54,0をBa
mHIとHindmで切断し、付着端ヲマングビーンヌ
クレアーゼで除去し、次に先づプラスミドplac/1
’IをHinclmとEcoRIで消化し次に末端をD
NAポリメラーゼIで満すことにより、単離した亜プロ
モーターをプラント末端で連結してシラスミP pla
c 504/PIのPI遺伝子を有する単離したHin
dm −EcoRI断片中に挿入した。このようにして
プラスミドpDR540の亜プロモーターはplac5
04/PI の野性型のlacプロモーター(ラクト
ースプロモータ)およびZ−遺伝子部分とおきかわり、
これによってハイブリツPプロモーターの配列、間隔お
よび特質を保持しているが、EcoRI配列を適当にも
っている。
げ) plac 504/PIの調製プラスミドpl
ac 504/1’Iを第6図に示す工程の手順に従っ
て調製した。このプラスミドの誘導と主な制限箇所を第
7図に示す。
ac 504/1’Iを第6図に示す工程の手順に従っ
て調製した。このプラスミドの誘導と主な制限箇所を第
7図に示す。
プラスミドplac 504/PIをつくる最初の工程
は既知のシラスミ)’ pMc1396とM13mp
7からプラスミドplac 1.9の生成であった。プ
ラスミドpMC1396はCas;+dabanらによ
ってJ 、BaCt 、 、Vo1143.971(1
980)に記載されており一方ゾシスミP M13mp
7はMessingらによりNucleicAcid
aesearch、 VOl、 9,309 (19
s 1)に述べられている。プラスミドM 1.3mp
7は米国モンタナ州ゲイザースノ々−グ(C)ait
hersburg)のBI’LL社から購入し、プラス
ミドpM01396は米国マサチュセツツ州ケンブリッ
ジのM、Ca5adaban氏より頂いた。
は既知のシラスミ)’ pMc1396とM13mp
7からプラスミドplac 1.9の生成であった。プ
ラスミドpMC1396はCas;+dabanらによ
ってJ 、BaCt 、 、Vo1143.971(1
980)に記載されており一方ゾシスミP M13mp
7はMessingらによりNucleicAcid
aesearch、 VOl、 9,309 (19
s 1)に述べられている。プラスミドM 1.3mp
7は米国モンタナ州ゲイザースノ々−グ(C)ait
hersburg)のBI’LL社から購入し、プラス
ミドpM01396は米国マサチュセツツ州ケンブリッ
ジのM、Ca5adaban氏より頂いた。
シラスミrpMc1396はSmalで消化し、Bal
:(1で処理し、 Hindmリンカ−と連結してゾラ
スミドplac9をつくった。プラスミドpM13mp
7はAva Hで消化してFlindm +Jンカーに
連結しプラスミドplaclをつくった。プラスミドp
lac9とplac+の両者をHi ndmで消化し連
結してplac 1.1)プラスミドをつくった。
:(1で処理し、 Hindmリンカ−と連結してゾラ
スミドplac9をつくった。プラスミドpM13mp
7はAva Hで消化してFlindm +Jンカーに
連結しプラスミドplaclをつくった。プラスミドp
lac9とplac+の両者をHi ndmで消化し連
結してplac 1.1)プラスミドをつくった。
ヒトプロインシュリンを指令する配列を有するプラスミ
ドpBCA4をEcoRIとSal Iで消化しEco
lLl −8a l I断片を単離した。プラスミドp
lac19をEcoRIとSal Iで消化し生じたベ
クトルをシラスミl’ pBCA4のECO几I −S
al I断片と連結してプラスミドplac 19/1
)I をつくった。
ドpBCA4をEcoRIとSal Iで消化しEco
lLl −8a l I断片を単離した。プラスミドp
lac19をEcoRIとSal Iで消化し生じたベ
クトルをシラスミl’ pBCA4のECO几I −S
al I断片と連結してプラスミドplac 19/1
)I をつくった。
プラスミドpBG)’120はlacプロモーター (
ラクトースゾロモーター)を有しておすPo1isky
らによりProc、Nat、Acad、Sci 、Vo
l 、 73 、3900(1976)に記述されてい
る。このプラスミドは米国ニューヨーク州イサ力のコー
ネル大才のR8Wu 博士から入手したものであるが
、これをEcoRIとll1nd■で消化しlacプロ
モーター(2クト−スゾロモーター)をもつ1iind
m −ECO几I断片を分離した。plac 19/
PIシラス< )4をEcoRlと出ndmで消化後、
得られた4クトルをプラスミドpBGP120のHin
d lll−EcoRI断片と連結しシラスミ)’ p
lac504/PIを得た。
ラクトースゾロモーター)を有しておすPo1isky
らによりProc、Nat、Acad、Sci 、Vo
l 、 73 、3900(1976)に記述されてい
る。このプラスミドは米国ニューヨーク州イサ力のコー
ネル大才のR8Wu 博士から入手したものであるが
、これをEcoRIとll1nd■で消化しlacプロ
モーター(2クト−スゾロモーター)をもつ1iind
m −ECO几I断片を分離した。plac 19/
PIシラス< )4をEcoRlと出ndmで消化後、
得られた4クトルをプラスミドpBGP120のHin
d lll−EcoRI断片と連結しシラスミ)’ p
lac504/PIを得た。
実施例 2
本実施例では複数(multiple )ゾロインシュ
リン遺伝子をもつ新規なシラスミ)+1で転換した微生
物の調製とポリプロインシュリンポリペプチドの発現に
ついて説明する。
リン遺伝子をもつ新規なシラスミ)+1で転換した微生
物の調製とポリプロインシュリンポリペプチドの発現に
ついて説明する。
(a) 細胞の形質転換と生長
新規なプラスミドplac239−nPI (nは2な
いし5)とpT3yf′nP工(mは3ないし6)を用
いてJMI03として知られる大腸菌の株を形質転換し
た。この菌株はMessingらによりNucleic
Acids Res、、9.309 (19第1)に記
述されているが遺伝子型(lac pr、o ) 、
thi、 5trA、5uDE。
いし5)とpT3yf′nP工(mは3ないし6)を用
いてJMI03として知られる大腸菌の株を形質転換し
た。この菌株はMessingらによりNucleic
Acids Res、、9.309 (19第1)に記
述されているが遺伝子型(lac pr、o ) 、
thi、 5trA、5uDE。
endA、 5bcB、 hsdR,F traDl、
proA、B、 1aclq。
proA、B、 1aclq。
ZM15に特徴がある。この大腸菌株を使用するのけた
y便宜上のためだけで他の大腸菌株および他の微生物も
勿論用いることができる。
y便宜上のためだけで他の大腸菌株および他の微生物も
勿論用いることができる。
形質転換した菌株はアンピシリン5 Q ti 9 /
#/を含有するYT培地で培養した。YT培地は11
当りトリジトン8g、酵母抽出物5.9、NaC15g
およびI N Na0H(pHI Oないし72に)1
mlを含有している。プラスミドからビリプロインシュ
リン、t? IJ 被プチドの発現を誘発するために、
細胞密度が560 nmの波長で測定して光学密度0.
1に達したときに最終濃度がl mMになるようにイン
ゾロビル−B−D−チオガラクトゾr(IPTG)を加
えた。
#/を含有するYT培地で培養した。YT培地は11
当りトリジトン8g、酵母抽出物5.9、NaC15g
およびI N Na0H(pHI Oないし72に)1
mlを含有している。プラスミドからビリプロインシュ
リン、t? IJ 被プチドの発現を誘発するために、
細胞密度が560 nmの波長で測定して光学密度0.
1に達したときに最終濃度がl mMになるようにイン
ゾロビル−B−D−チオガラクトゾr(IPTG)を加
えた。
(bl 発現したポリペプチドの回収IPTOによる
誘導後、細胞培養を約8ないしJ2時間続けた。細胞を
遠心分離によシと9出し、リン酸緩衝溶液で洗滌しLa
errmliによってNature、 227 、68
0 (1970)に記されているように5DS−PAG
E (硫酸ナトリウムドデシル−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動)によって直接分析するかあるいは更に精製
した。このような再精製は、3 mlの培地から得だ洗
滌した細胞を1.、01のT緩衝液(すなわち、スクロ
ース25%、 Non1det−P2O1%、デオキシ
コール〔トリウムα5%およびBDTA&rrMを含有
するpH79の50mMトリスI−fcl )中に懸濁
し、0℃で波長12μmで2度の60秒ノζ−ストを行
って細胞を音波処理にかけることによって行った。この
音波処理した物質を4℃で工被ンドルフミクロ遠心機(
Bpopndorf microcentrifuge
)で10分間遠心分離した。遠心分離したベレットを
試料緩衝液にとかし5DS−PAGEで分析した。
誘導後、細胞培養を約8ないしJ2時間続けた。細胞を
遠心分離によシと9出し、リン酸緩衝溶液で洗滌しLa
errmliによってNature、 227 、68
0 (1970)に記されているように5DS−PAG
E (硫酸ナトリウムドデシル−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動)によって直接分析するかあるいは更に精製
した。このような再精製は、3 mlの培地から得だ洗
滌した細胞を1.、01のT緩衝液(すなわち、スクロ
ース25%、 Non1det−P2O1%、デオキシ
コール〔トリウムα5%およびBDTA&rrMを含有
するpH79の50mMトリスI−fcl )中に懸濁
し、0℃で波長12μmで2度の60秒ノζ−ストを行
って細胞を音波処理にかけることによって行った。この
音波処理した物質を4℃で工被ンドルフミクロ遠心機(
Bpopndorf microcentrifuge
)で10分間遠心分離した。遠心分離したベレットを
試料緩衝液にとかし5DS−PAGEで分析した。
(C) 複数PI遺伝子構成物(Con5truct
s)からの発現の分析 不融合配置で複数的に発現した( multiply−
expr6ssed )プロインシュリンポリ被ゾチP
の電気泳動分析を第9図に示す。上記のように部分的に
精製したタン・ξり質を15%5DS−PAGEによっ
て分析した。1列から5列まではシラスミ ト° pコ
−?2竿 /PI、pコニ塁7c2PI 、 pT
aコ;/3PI 、T)’!二塁3=/什工およびp
座15PIを宿したJMl、03細胞の原培養基500
ff/に相当する生成物を表わし、一方M列はタン・ク
ク質分子量標@ (marker)を有している。
s)からの発現の分析 不融合配置で複数的に発現した( multiply−
expr6ssed )プロインシュリンポリ被ゾチP
の電気泳動分析を第9図に示す。上記のように部分的に
精製したタン・ξり質を15%5DS−PAGEによっ
て分析した。1列から5列まではシラスミ ト° pコ
−?2竿 /PI、pコニ塁7c2PI 、 pT
aコ;/3PI 、T)’!二塁3=/什工およびp
座15PIを宿したJMl、03細胞の原培養基500
ff/に相当する生成物を表わし、一方M列はタン・ク
ク質分子量標@ (marker)を有している。
融合配置中で複数的に発現した( multiply−
exoressed )プロインシュリンボリベゾチド
の電気泳動分析を第10図に示す。A、Bおよび0列は
プラスミドplac239−PI 、 plac 23
9−2PIおよびplac239−3PIを宿したJM
103M胞の原培養基150μlに相当する全細胞タン
・ξり質を表わし一方り、EおよびF列はA、Bおよび
0列と同じ生成物であるが上記のように生成物が部分的
に精製されている点が異っている。M列はタンノξり質
分子量標識(marker)を有している。
exoressed )プロインシュリンボリベゾチド
の電気泳動分析を第10図に示す。A、Bおよび0列は
プラスミドplac239−PI 、 plac 23
9−2PIおよびplac239−3PIを宿したJM
103M胞の原培養基150μlに相当する全細胞タン
・ξり質を表わし一方り、EおよびF列はA、Bおよび
0列と同じ生成物であるが上記のように生成物が部分的
に精製されている点が異っている。M列はタンノξり質
分子量標識(marker)を有している。
微生物の細胞当り1″−得られる生成物の量は定食的に
は測定しなかったが、定性的には既存技術でハイブリッ
ドポリベゾチト°を発現する場合に通常得られることが
わかっている量と比較すると、複数遺伝子断片(mul
tiple gene fragment)の方がはる
かに多いと観察された。
は測定しなかったが、定性的には既存技術でハイブリッ
ドポリベゾチト°を発現する場合に通常得られることが
わかっている量と比較すると、複数遺伝子断片(mul
tiple gene fragment)の方がはる
かに多いと観察された。
実施例 3
本実施例はボリベゾチrフラクンヨンノ分離精製とこの
フラクションからのインシュリンの生成を説明する。
フラクションからのインシュリンの生成を説明する。
(a) ゾロインシュリンの回収
約7gの細胞を1ot+l/Elの割合でT緩衝液中に
懸濁し波長18μmで2度90秒・ぐ−ストを用いて0
℃で音波処理した。12,000gで10分間遠心分離
後、ベレットをpH84で25mMトリス1−1c1.
2MNaC1,4M尿素の液中に細胞g当り5 mlの
割合で懸濁させ、再び音波処理をして12,000gで
再び遠心分離した。ポリゾロイン7ユリンを溶解するた
めに、Kし・ットをOD F T緩衝液(7M塩化グア
ニジウム(塩酸グアニジ7 )、100mMギ酸ナトリ
ウム、 pH3,0)中に細胞g当り5 vIlを用い
て再び懸濁させゆっくり1時間攪拌した。GDFT緩衝
液中に含まれるポリゾロインシュリンを6倍容量の水冷
水中に稀釈して沈澱させ、5,0009で低速遠心分離
を行って回収した。得られたベレットは5DS−IAC
)Bで測定してほとんど純粋カプロインンユリンポリ被
ゾチドポリマーを含有していた(第11図、B列参照)
。
懸濁し波長18μmで2度90秒・ぐ−ストを用いて0
℃で音波処理した。12,000gで10分間遠心分離
後、ベレットをpH84で25mMトリス1−1c1.
2MNaC1,4M尿素の液中に細胞g当り5 mlの
割合で懸濁させ、再び音波処理をして12,000gで
再び遠心分離した。ポリゾロイン7ユリンを溶解するた
めに、Kし・ットをOD F T緩衝液(7M塩化グア
ニジウム(塩酸グアニジ7 )、100mMギ酸ナトリ
ウム、 pH3,0)中に細胞g当り5 vIlを用い
て再び懸濁させゆっくり1時間攪拌した。GDFT緩衝
液中に含まれるポリゾロインシュリンを6倍容量の水冷
水中に稀釈して沈澱させ、5,0009で低速遠心分離
を行って回収した。得られたベレットは5DS−IAC
)Bで測定してほとんど純粋カプロインンユリンポリ被
ゾチドポリマーを含有していた(第11図、B列参照)
。
精製したゾロイン/ニリンポリマーを70%ギ酸中に細
胞相当物2I当り10m/を用いて溶解し、室温で35
時間タン・?り質ダ当り50■の臭化7アンを用いて消
化し、生成物を5DS−P A G Eで分析した。第
11図のA列は5個−直列プロイン/ニリンポリ被プチ
ドの切断生成物を示す。M列はタンパク質分子量標識(
marker)を有している。AおよびB列の5DS−
PAGEゲルのウェスターンプロット(Western
blot)はこのヒトゾロイン/ニリンの大きさの物
質がブタの抗−プロインンユリン血清と反応することを
示している。
胞相当物2I当り10m/を用いて溶解し、室温で35
時間タン・?り質ダ当り50■の臭化7アンを用いて消
化し、生成物を5DS−P A G Eで分析した。第
11図のA列は5個−直列プロイン/ニリンポリ被プチ
ドの切断生成物を示す。M列はタンパク質分子量標識(
marker)を有している。AおよびB列の5DS−
PAGEゲルのウェスターンプロット(Western
blot)はこのヒトゾロイン/ニリンの大きさの物
質がブタの抗−プロインンユリン血清と反応することを
示している。
(b) インシュリンの製造
回収した臭化ンアン消化生成物(Cyanogenbr
omide digest product)をxOw
/+++/の割合で6M塩塩酸グアノノンよび0.2
Mエタノールアミンを含有するGE緩衝液rpH9)に
溶しNa、、SO3とNa2S404を夫々0.4 M
とα8Mの濃度になるまで加え室温で2時間反応を起さ
せて亜硫酸分解した。亜硫酸分解した生成物を1.0m
M關酸アンモニウム(pI(45)に対して透析して沈
澱させた。この沈澱物を25%ホルムアミドと50mM
トリス−HCI (pHa+、)を含有するTF緩衝液
中に4 my / vrlの割合で溶解し、溶液をI)
EAEセルロースコラム上にコラム2.5 X 10/
g当す200ダの割合で負荷させた。NaClの濃度を
0から500mMに直線的に変化させて生成物を塩化ナ
トリウムで微分的に溶離した。
omide digest product)をxOw
/+++/の割合で6M塩塩酸グアノノンよび0.2
Mエタノールアミンを含有するGE緩衝液rpH9)に
溶しNa、、SO3とNa2S404を夫々0.4 M
とα8Mの濃度になるまで加え室温で2時間反応を起さ
せて亜硫酸分解した。亜硫酸分解した生成物を1.0m
M關酸アンモニウム(pI(45)に対して透析して沈
澱させた。この沈澱物を25%ホルムアミドと50mM
トリス−HCI (pHa+、)を含有するTF緩衝液
中に4 my / vrlの割合で溶解し、溶液をI)
EAEセルロースコラム上にコラム2.5 X 10/
g当す200ダの割合で負荷させた。NaClの濃度を
0から500mMに直線的に変化させて生成物を塩化ナ
トリウムで微分的に溶離した。
亜硫酸分解した生合成ヒトプロインシュリン(+111
1)I−8SO3)は塩傾斜溶離プロフィル(s:Al
tgradient elutior+ profil
e)のHP L C−分析によって容易に固定できた。
1)I−8SO3)は塩傾斜溶離プロフィル(s:Al
tgradient elutior+ profil
e)のHP L C−分析によって容易に固定できた。
旧(P l−8SO3をあつめてp if 4.5で透
析してホルムアミPを除き生成物を沈澱させた。純粋な
りHPI−8SO3沈澱物を0、 !’i TR9/
IAlの割合でグリノン50mMとEDTA&mMを含
有するR H緩衝液(DI−11−0,5)に溶解しl
−2℃に冷却した。エタンチオールを800μmiで加
え、24時間反応させて分子のりフォールディング(r
efolding )を行わせた。1−ICIでpI−
(を7に調節して反応を停止させ1反応生成物を分析し
た。リフオールドした生合成ヒトゾロイン/ニリン(B
HPI)は反応生成物の七ツマー成分を構成していた。
析してホルムアミPを除き生成物を沈澱させた。純粋な
りHPI−8SO3沈澱物を0、 !’i TR9/
IAlの割合でグリノン50mMとEDTA&mMを含
有するR H緩衝液(DI−11−0,5)に溶解しl
−2℃に冷却した。エタンチオールを800μmiで加
え、24時間反応させて分子のりフォールディング(r
efolding )を行わせた。1−ICIでpI−
(を7に調節して反応を停止させ1反応生成物を分析し
た。リフオールドした生合成ヒトゾロイン/ニリン(B
HPI)は反応生成物の七ツマー成分を構成していた。
BHPIを100mM)リス−HCl (pH76)と
10mM 02C12を含有するTo緩衝液に2 #
/ atの割合でとかし、10μ9 / yglのトリ
プシンと40μ9 / mlのカルポキンベゾチダーゼ
Bを加え、混合物を30分室温で反応させた。罷酸を1
%まで加えて反応を停止させ、生合成ヒトインシュリン
(旧11)を沈澱させて回収した。回収収貴は使用した
旧IPIO量を基準にして理論値の98%であった。
10mM 02C12を含有するTo緩衝液に2 #
/ atの割合でとかし、10μ9 / yglのトリ
プシンと40μ9 / mlのカルポキンベゾチダーゼ
Bを加え、混合物を30分室温で反応させた。罷酸を1
%まで加えて反応を停止させ、生合成ヒトインシュリン
(旧11)を沈澱させて回収した。回収収貴は使用した
旧IPIO量を基準にして理論値の98%であった。
BHI f′iLI P L C分析、アミノ酸組成、
アミノ酸配列および生物学的活性から判断して正真正銘
のものであると考えられる。従って、直列に結合した単
位(tandemly−1inked units )
の形でのヒトプロインツユリンは形質転換した細胞から
安定して発現し、ヒトインツユリンはこの発現生成物か
ら容易につくることができる。
アミノ酸配列および生物学的活性から判断して正真正銘
のものであると考えられる。従って、直列に結合した単
位(tandemly−1inked units )
の形でのヒトプロインツユリンは形質転換した細胞から
安定して発現し、ヒトインツユリンはこの発現生成物か
ら容易につくることができる。
本明細書の総括として、本発明は各々所望のポリ0ゾチ
ド生成物を指令し、容易に切断可能なアミノ酸群(gr
nupirozs )を指令するオリゴヌクレオチドに
よって直列に結合した複数のオリゴヌクレオチド配列を
有するDNA断片をつくり、この断片を組換え体プラス
ミドに組込み、このプラスミドで微生物を形質転換する
ことよりなる、生物からポリベゾチドを発現させる新規
な方法を提供する。本発明の範囲内で変型は可能である
。
ド生成物を指令し、容易に切断可能なアミノ酸群(gr
nupirozs )を指令するオリゴヌクレオチドに
よって直列に結合した複数のオリゴヌクレオチド配列を
有するDNA断片をつくり、この断片を組換え体プラス
ミドに組込み、このプラスミドで微生物を形質転換する
ことよりなる、生物からポリベゾチドを発現させる新規
な方法を提供する。本発明の範囲内で変型は可能である
。
第1図は本発明に従って、組換え体プラスミド°の生成
を図示するものである。 第2図はプラスミドplaC239−3PIの誘導(d
erivation)および制限箇所地図である。 第3図はプラスミドpヒ5PIの誘導および制限箇所地
図である。 第4図はプラスミドpAT/IF I Rをつくる工程
の手順を示す。 第5図はシラスミ)’ pAT/FIRの誘導と制限箇
所地図である。 第【1図はプラスミドplac504/PIをつくる工
程ノ″Jl−順トコノソラスミドからp l a C2
39/P Iとp’rac/I″Iの生成を示す。 第7図はプラスミドp l aC504/P Iの誘導
と制限箇151地図である。 第8図はシラスミ)′plac5o4A■からplac
239−1゛1の生成を示す。 第41 、 I Oおよび11図は本発明に基いてつく
られた種々生成物について行った電気泳動実験の写真で
ある。
を図示するものである。 第2図はプラスミドplaC239−3PIの誘導(d
erivation)および制限箇所地図である。 第3図はプラスミドpヒ5PIの誘導および制限箇所地
図である。 第4図はプラスミドpAT/IF I Rをつくる工程
の手順を示す。 第5図はシラスミ)’ pAT/FIRの誘導と制限箇
所地図である。 第【1図はプラスミドplac504/PIをつくる工
程ノ″Jl−順トコノソラスミドからp l a C2
39/P Iとp’rac/I″Iの生成を示す。 第7図はプラスミドp l aC504/P Iの誘導
と制限箇151地図である。 第8図はシラスミ)′plac5o4A■からplac
239−1゛1の生成を示す。 第41 、 I Oおよび11図は本発明に基いてつく
られた種々生成物について行った電気泳動実験の写真で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、容易に切断可能なアミノ酸配列を指令するオリゴヌ
クレオチドによつて直列に結合し既知のアミノ酸配列の
所望の生成物の繰返し単位よりなるポリペプチドを指令
するオリゴヌクレオチド配列を有し、DNA断片の両端
の間に停止および開始のシグナルのコドンを有しないD
NA断片。 2、微生物中で該断片を発現する能力のある複製可能な
クローニング運び手の中にある特許請求の範囲第1項記
載の断片。 3、所望の生成物がヒトプロインシュリンであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の断
片。 4、各々がヒトプロインシュリンを指令し容易に切断可
能なアミノ酸配列を指令するオリゴヌクレオチドで直列
に結合している2ないし6個の繰返し単位を特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記
載の断片。 5、DNA断片が容易に切断可能なアミノ酸配列を指令
するオリゴヌクレオチドで直列に結合した既知のアミノ
酸配列の所望の生成物を指令する繰返し単位よりなるこ
とを特徴とする、プラスミドベクトルとそれに連結した
発現可能なDNA断片よりなる組換え体プラスミド。 6、所望の生成物がヒトプロインシュリンで、DNA断
片がβ−ガラクトシダーゼの始めの約80個のアミノ酸
をコード化するラクトースオペロン断片の3′側に接続
し、断片がヒトプロインシュリンを指令する2ないし5
個の直列に結合したオリゴヌクレオチド配列を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のプラスミド
。 7、所望の生成物がヒトプロインシュリンで、DNA断
片がTacプロモーターとそれにつゞく細菌のシャイン
−ダルガルノ配列を有するクローニングベクトルの断片
に直接結合し、断片がヒトプロインシュリンを指令する
3ないし6個の直列に結合したオリゴヌクレオチド配列
を有することを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
プラスミド。 8、該DNA断片の発現のために特許請求の範囲第5項
ないし第7項のいずれか1項に記載のプラスミドによつ
て形質転換される微生物。 9、(a)ベクトルを所定の制限箇所で切断し、(b)
容易に切断可能なアミノ酸配列を指令するオリゴヌクレ
オチドの配列によつて分離されたポリペプチドの遺伝子
の複数のコピーを有する切断したベクトルへの挿入物を
つくり、(c)この挿入物を切断したベクトルに連結し
て挿入物を保有する組換え体プラスミドをつくり、 (d)組換え体プラスミドで微生物を形質転換し、 (e)該微生物を培地中で培養して前記のポリペプチド
を指令する配列の複数のコピーを有するDNA断片を発
現させ、 (f)微生物からポリペプチドの複数の結合したコピー
よりなるポリマーを構成する部分を分離し、 (g)分離した複数コピーポリペプチドを単一のポリペ
プチドに切断する ことを特徴とする微生物によつてポリペプチドを製造す
る方法。 10、ポリペプチドがヒトプロインシュリンであること
を特徴とする特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、ヒトプロインシュリンをヒトインシュリンに変換
することを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の方
法。 12、工程(f)には培地から分離した微生物の細胞の
音波処理が含まれることを特徴とする特許請求の範囲第
9項ないし第11項のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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