JPS613097A - X線コリメ−タの製造方法 - Google Patents

X線コリメ−タの製造方法

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JPS613097A
JPS613097A JP12386284A JP12386284A JPS613097A JP S613097 A JPS613097 A JP S613097A JP 12386284 A JP12386284 A JP 12386284A JP 12386284 A JP12386284 A JP 12386284A JP S613097 A JPS613097 A JP S613097A
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JP
Japan
Prior art keywords
etching
collimator
glass
ray
ray collimator
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Application number
JP12386284A
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English (en)
Inventor
河合 靖雄
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS613097A publication Critical patent/JPS613097A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、X線、特に軟X線のひろがりを抑え平行化す
るための部材(以降、X線コリメータと称する)の製造
方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、xIIコリメータはx#J分析装置等の分野で使
用されているが、最近サブミクロン線幅のバターニング
技術分野、いわゆるX線リングラフィ用の露光装置にお
いてもX線コリメータを平行化手段として用いる提案が
なされている(例えば、特願昭58−144126号)
。ここでは、多数の微細貫通孔を有するガラス製の部材
を具備したX線ソーラースリットおよびそれを使ったX
線露光装置が提案されている。
しかしながら、上述の提案によるX線ソーラースリット
は、ガラスファイバー技術を用いるので貫通孔の直径d
K対するスリットの長手方向の寸法l(以後、)/dを
開口比と称する。)を比較的太き(取ることができ平行
化度は高いが、その反面、製造工程が長くしかも複雑な
ためコストおよび製作期間的に問題があった。
〔目 的〕
本発明の目的は、上述の問題点を除去すると同時に、短
期間で量産性の高い、安価なX線コリメータを提供する
ことにある。
〔構 成〕
本発明は、上述の目的を達成するために、感光性材料を
選択的に露光させる工程とこの露光された感光性材料を
エツチングさせる工程とで構成されている。
一般に、ある種のガラスに紫外線を照射すると照射され
た部分だけが変質し、照射しない部分よりずつと早く酸
・1例えばフッ化水素溶液等によりエツチングされるこ
とは知られている。その種のガラスは「感光性ガラス」
あるいは硼珪酸ガラスと呼ばれて市販されており1例え
ばダウコーニング社の「フォトフオーム」、「フオトセ
ラム」の如きものがある。本発明はこの感光性ガラスを
用いてX線、特に軟X線用の平行化手段として応用した
ものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例によるX線コリメータの概略
斜視図である。感光性ガラス1のコリメータ部分4には
多数の微細貫通孔5が互いに平行かつ規則的に明けられ
ており、図示しないX線源から発せられた放射X線2の
うち、この微細貫通孔5を通過し得たビームはほぼ平行
化されたX線3となる。
第2図〜第4図は、第1図に示すコリメータの加工手順
を示す図である。
第2図は紫外光による露光工程を示す図で、図示されな
い手段で平行化された紫外光6は、あらかじめ所望の個
所だけ該紫外光6を選択的に遮光するようなパターン7
を該紫外光6側と反対の面上に有するフォトマスク8に
入射する。このパターン7には、フォトリングラフィ技
術等により容易に等間隔で同一形状のものが形成されて
いる。
フォトマスク8の下方には感光性ガラス1が配置されて
いる。上記の紫外光6のうち、パターン7でさえぎられ
なかった平行紫外光6aだけが感光性ガラス1に入射す
るので、選択的に露光された部分10と露光されない部
分9が形成される。つづいて、選択露光された部分10
を酸に溶は易い結晶にするために、図示しない熱処理装
置により多結晶化熱処理を行う。
次に、第3図に示す如くエツチングを行う。エツチング
容器11には5%のフッ化水素等のエツチング溶液12
が満してあり、図示しない加熱制御手段により温度制御
され、更にエツチングの速度を増すために図示しない超
音波振動手段によりエツチング溶液12に振動が加えら
れる。選択露光された感光性ガラス1aが上述のエツチ
ング溶液12中にすっぽり浸されると、前述の酸に溶は
易い結晶化した部分、すなわち選択露光された部分10
はエツチングされる。この時、エツチング溶液は選択露
光された感光性ガラス1aの両面に作用するが、露光さ
れなかった部分9も多少エツチングされるので開口部i
近い所では孔の径が大きくなる。
第4図は、両面エツチングされて完成した微細貫通孔5
を有するコリメータ4の断面図である。
図から明らかなように、中心付近の孔径dに対し開口部
にかけ工あるテーパー角度α(α=2〜30)を有する
。この角度αは、エツチング溶液の種類。
濃度あるいは感光性材料等の種々の条件を変えれば1°
くらいまで小さくすることは可能である。開口比It/
dがほぼ10〜20(らいであれば、テーパー角度αの
、コリメータとしての機能(平行化度)K与える影響は
無視し得る。
以上の説明は両面エツチングを行なった場合の実施例で
あるが、第5図に示すように片面からのみエツチングす
ることも可能である。これは、第3図に示すエツチング
工程において、選択露光された感光性ガラス1aのエツ
チング溶液12中における位置を適宜調整することによ
り行なわれ得る。また、感光性ガラスの種類によっては
孔明はエツチング後、適切な熱処理を更に施すことによ
りガラス・セラミック化し、強度を高める事も可能であ
る。
さらに、孔明はエツチング後、コリメータを複数枚正確
に位置合わせして重ね合わせた後、適切な熱処理により
結晶化と同時に一体化することも容易である。片面エツ
チングしたコリメータを2枚対向させて重ね合わせた後
、一体化した例を第6図に示す。重ね合せ面13を境に
貫通孔5は対向しており、開口部付近ではその径が小さ
く内部では大きいので、容易に開口比を太き(すること
ができ、したがってコリメータとしての機能を向上させ
ることができる。
〔効 果〕
本発明は以上説明したように、感光性材料を使用し簡単
な工程でソーラースリットを構成出来るので、短時間で
安価なX線コリメータを提供することができ、必要罠応
じて高精度のコリメータも製造可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるX線コリメータの概略
斜視図、第2図〜第4図は第1図に示すコリメータの加
工手順を示す図、第5図および第6図は他のエツチング
の例を示し、それぞれ片面エツチングを施した例、それ
を対向させて2枚重ね合わせた例を示す。 」・・・感光性ガラス+1a・・・選択露光された感光
性ガラス、4・・・コリメータ(部分)、5・・・微細
貫通孔、9・・・露光されない部分、10・・・露光部
分。 12・・・エツチング溶液。 特許出願人  キャノン株式会社 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光性材料を選択的に露光させる工程と前記露光された
    感光性材料をエッチングさせる工程から成ることを特徴
    とするX線コリメータの製造方法。
JP12386284A 1984-06-18 1984-06-18 X線コリメ−タの製造方法 Pending JPS613097A (ja)

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JP12386284A JPS613097A (ja) 1984-06-18 1984-06-18 X線コリメ−タの製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090595A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 National University Corporation Yokohama National University X線用コリメータ及びx線検出装置
CN108132267A (zh) * 2016-12-01 2018-06-08 马尔文帕纳科公司 用于x射线测量的锥形准直器

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