JPS6130906B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130906B2 JPS6130906B2 JP57086272A JP8627282A JPS6130906B2 JP S6130906 B2 JPS6130906 B2 JP S6130906B2 JP 57086272 A JP57086272 A JP 57086272A JP 8627282 A JP8627282 A JP 8627282A JP S6130906 B2 JPS6130906 B2 JP S6130906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion material
- mold
- resin plate
- lower mold
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
≪発明の分野≫
この発明は車体パネルとの緩衝性を考慮し、裏
面に緩衝用のクツシヨン材を一体化した自動車用
内装部品の製造方法に関する。
面に緩衝用のクツシヨン材を一体化した自動車用
内装部品の製造方法に関する。
≪従来技術とその問題点≫
例えば自動車用ドアトリム、ダツシユサイドト
リム、ボデイサイドトリム等のように、自動車の
インナーパネルの各部の面形状に合せて成形さ
れ、そのインナーパネルに添設される自動車用内
装部品においては、上記インナーパネルと内装部
品間の隙間による内装部品のガタつきを防止する
ために、これら内装部品の裏面所望箇所に予めク
ツシヨン材を装着しておき、インナーパネルに内
装部品を添設する状態においては、この間に介在
された上記クツシヨン材を圧縮させて内装部品を
これらインナーパネルに密着固定するようにして
いる。
リム、ボデイサイドトリム等のように、自動車の
インナーパネルの各部の面形状に合せて成形さ
れ、そのインナーパネルに添設される自動車用内
装部品においては、上記インナーパネルと内装部
品間の隙間による内装部品のガタつきを防止する
ために、これら内装部品の裏面所望箇所に予めク
ツシヨン材を装着しておき、インナーパネルに内
装部品を添設する状態においては、この間に介在
された上記クツシヨン材を圧縮させて内装部品を
これらインナーパネルに密着固定するようにして
いる。
しかしながら、この種のクツシヨン材を上記内
装部品に装着するには、上記内装部品を成形後、
別工程によりクツシヨン材を接着剤などを介して
組付けるようにしているため、作業工数が多くか
かり、特に内装部品の形状が曲面形状の場合、接
着作業が煩雑となるなど作業性の好ましいもので
はなかつた。しかも接着剤による作業環境の悪化
を招きやすい。
装部品に装着するには、上記内装部品を成形後、
別工程によりクツシヨン材を接着剤などを介して
組付けるようにしているため、作業工数が多くか
かり、特に内装部品の形状が曲面形状の場合、接
着作業が煩雑となるなど作業性の好ましいもので
はなかつた。しかも接着剤による作業環境の悪化
を招きやすい。
≪発明の目的≫
本発明は以上のような従来欠点に鑑みなされた
ものであつて、その目的とするところは内装部品
の裏面適宜箇所にインナーパネルとの緩衝用のク
ツシヨン材を簡易に取付けることを可能とし、作
業性を著しく高めた自動車用内装部品の製造方法
を提供することにある。
ものであつて、その目的とするところは内装部品
の裏面適宜箇所にインナーパネルとの緩衝用のク
ツシヨン材を簡易に取付けることを可能とし、作
業性を著しく高めた自動車用内装部品の製造方法
を提供することにある。
≪発明の構成と効果≫
上記目的を達成するために本発明は、車体パネ
ルに添設される内装部品の裏面所要箇所に上記パ
ネルとの緩衝効果を持つクツシヨン材が装着され
てなる自動車用内装部品の製造方法であつて、 プレス成形用金型の下型上の型面に膨化回復性
のあるクツシヨン材を移動防止手段を介して適宜
位置に位置決め固定する工程と、このクツシヨン
材の上面より下型の型面上に加熱軟化状態の熱可
塑性樹脂板を載置する工程と、次いで直ちに上型
を下型上に係合することにより、上記樹脂板を適
宜の曲面形状の成形品に成形するとともに、上記
クツシヨン材を圧縮偏平化せしめて上記成形品裏
面に半埋設状に固着する工程と、成形品を脱型す
ることによりクツシヨン材を膨化回復せしめる工
程とからなることを特徴とする。
ルに添設される内装部品の裏面所要箇所に上記パ
ネルとの緩衝効果を持つクツシヨン材が装着され
てなる自動車用内装部品の製造方法であつて、 プレス成形用金型の下型上の型面に膨化回復性
のあるクツシヨン材を移動防止手段を介して適宜
位置に位置決め固定する工程と、このクツシヨン
材の上面より下型の型面上に加熱軟化状態の熱可
塑性樹脂板を載置する工程と、次いで直ちに上型
を下型上に係合することにより、上記樹脂板を適
宜の曲面形状の成形品に成形するとともに、上記
クツシヨン材を圧縮偏平化せしめて上記成形品裏
面に半埋設状に固着する工程と、成形品を脱型す
ることによりクツシヨン材を膨化回復せしめる工
程とからなることを特徴とする。
すなわち本発明に係る自動車用内装部品の製造
方法にあつては、上述の如く熱可塑性樹脂板もし
くは複合樹脂板のプレス成形時にこれら熱可塑性
樹脂板もしくは複合樹脂板の裏面所要部位にクツ
シヨン材を一体に接合したものであるから、従来
のように内装部品を成形した後に別途工程でクツ
シヨン材を貼合せるなどといつた工程が不要とな
るとともに、従来クツシヨン材の貼着作業が面倒
であつた曲面部分でも、容易に一体化できる等、
作業性が著しく向上する。まそれに要する接着剤
も不要となり、接着剤使用による作業環境の悪化
を未然に防止できる等の各種利点を有する。
方法にあつては、上述の如く熱可塑性樹脂板もし
くは複合樹脂板のプレス成形時にこれら熱可塑性
樹脂板もしくは複合樹脂板の裏面所要部位にクツ
シヨン材を一体に接合したものであるから、従来
のように内装部品を成形した後に別途工程でクツ
シヨン材を貼合せるなどといつた工程が不要とな
るとともに、従来クツシヨン材の貼着作業が面倒
であつた曲面部分でも、容易に一体化できる等、
作業性が著しく向上する。まそれに要する接着剤
も不要となり、接着剤使用による作業環境の悪化
を未然に防止できる等の各種利点を有する。
≪実施例の説明≫
以下、本発明に係る自動車用内装部品の製造方
法についてその一実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
法についてその一実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
第１図ないし第４図は、本発明に係る製造方法
の各工程を示すものである。
の各工程を示すものである。
各図において、図中符号１はその上面に所定の
曲面形状の型面１ａを形成したプレス成形用の下
型、符号２は上記下型１と係合する型面２ａを形
成したプレス成形用上型であり、これら各上、下
型１，２から構成されるプレス成形金型の型面１
ａの適宜位置には、第１図に示すようにスラブウ
レタン等を適宜の寸法、厚みに裁断してなるクツ
シヨン材３が設置固定される。
曲面形状の型面１ａを形成したプレス成形用の下
型、符号２は上記下型１と係合する型面２ａを形
成したプレス成形用上型であり、これら各上、下
型１，２から構成されるプレス成形金型の型面１
ａの適宜位置には、第１図に示すようにスラブウ
レタン等を適宜の寸法、厚みに裁断してなるクツ
シヨン材３が設置固定される。
このクツシヨン材３のセツテイング方法として
は、図示は省略するが位置決め用ピンまたはサン
ドペーパー等の如き表面摩擦の大きなシートを予
め上記型面１ａ上のクツシヨン材３の設置箇所に
固定しておき、これの上部にクツシヨン材３を敷
設するか、あるいは上記型面１ａのクツシヨン材
３設置位置に浅溝状の固定用型孔を形成しておく
ことによつて、成形時におけるクツシヨン材３の
移動が防止できる。
は、図示は省略するが位置決め用ピンまたはサン
ドペーパー等の如き表面摩擦の大きなシートを予
め上記型面１ａ上のクツシヨン材３の設置箇所に
固定しておき、これの上部にクツシヨン材３を敷
設するか、あるいは上記型面１ａのクツシヨン材
３設置位置に浅溝状の固定用型孔を形成しておく
ことによつて、成形時におけるクツシヨン材３の
移動が防止できる。
同第１図は上型２か下型１から離間し、成形準
備段階にあり、この状態において上述の如くクツ
シヨン材３を固定しておき、次いで予めヒータ等
の加熱手段（図示せず）により加熱軟化された複
合樹脂板４を上記下型１上に設置する。
備段階にあり、この状態において上述の如くクツ
シヨン材３を固定しておき、次いで予めヒータ等
の加熱手段（図示せず）により加熱軟化された複
合樹脂板４を上記下型１上に設置する。
この複合樹脂板４の上面には、装飾用のカーペ
ツト等のシート材４ａが予め一体化されており、
この状態においてヒータ等によつて上記複合樹脂
板４の融点近傍にまで加熱することによつて、複
合樹脂板４は加熱軟化された状態で下型１の型面
１ａ上に設置される（第２図参照）。
ツト等のシート材４ａが予め一体化されており、
この状態においてヒータ等によつて上記複合樹脂
板４の融点近傍にまで加熱することによつて、複
合樹脂板４は加熱軟化された状態で下型１の型面
１ａ上に設置される（第２図参照）。
次いで、このように設置された状態において、
上型２を下型１に直ちに係合すれば、上記複合樹
脂板４および装飾用シート材４ａは、両型面１
ａ，２ａのキヤビテイ形状に沿つてプレス成形さ
れるとともに、上記複合樹脂板の下面に位置する
クツシヨン材３は、その加圧によつて偏平化した
状態で薄肉化し、かつその薄肉化された状態にお
いてもやや厚みが出るので、上述の如く加熱軟化
された複合樹脂板４内に喰い込む形で接合する
（第３図参照）。
上型２を下型１に直ちに係合すれば、上記複合樹
脂板４および装飾用シート材４ａは、両型面１
ａ，２ａのキヤビテイ形状に沿つてプレス成形さ
れるとともに、上記複合樹脂板の下面に位置する
クツシヨン材３は、その加圧によつて偏平化した
状態で薄肉化し、かつその薄肉化された状態にお
いてもやや厚みが出るので、上述の如く加熱軟化
された複合樹脂板４内に喰い込む形で接合する
（第３図参照）。
そして、このように上型２を係合した状態にお
いて、複合樹脂板４が冷却および固化したなら
ば、上記上型２を下型１上から離間させ、その成
形された製品を下型１上から脱型すれば、上述の
如きプレス成形によつて圧縮および偏平化された
状態にあるクツシヨン材３は、その圧力が除去さ
れることにより再び膨化回復し、これにより第４
図に示すように、クツシヨン材３は複合樹脂板の
裏面に半埋設状に固定さた状態で膨化回復され
る。
いて、複合樹脂板４が冷却および固化したなら
ば、上記上型２を下型１上から離間させ、その成
形された製品を下型１上から脱型すれば、上述の
如きプレス成形によつて圧縮および偏平化された
状態にあるクツシヨン材３は、その圧力が除去さ
れることにより再び膨化回復し、これにより第４
図に示すように、クツシヨン材３は複合樹脂板の
裏面に半埋設状に固定さた状態で膨化回復され
る。
そして、上記複合樹脂板４とクツシヨン材３間
の結合は、第５図に拡大して示すように、クツシ
ヨン材３の多孔質の表面が上記樹脂板４内に凹凸
状に喰い込んだ状態で接合し、両者間のいわゆる
投錨効果により良好な接合状態となる。
の結合は、第５図に拡大して示すように、クツシ
ヨン材３の多孔質の表面が上記樹脂板４内に凹凸
状に喰い込んだ状態で接合し、両者間のいわゆる
投錨効果により良好な接合状態となる。
第１図ないし第４図はこの発明に係る自動車用
内装部品の製造方法の各工程を示す説明用断面
図、第５図は第４図における円線部分の拡大断面
図である。 １……下型、１ａ……型面、２……上型、２ａ
……型面、３……クツシヨン材、４……複合樹脂
板（熱可塑性樹脂板）。
内装部品の製造方法の各工程を示す説明用断面
図、第５図は第４図における円線部分の拡大断面
図である。 １……下型、１ａ……型面、２……上型、２ａ
……型面、３……クツシヨン材、４……複合樹脂
板（熱可塑性樹脂板）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 車体パネルに添設される内装部品の裏面所要
箇所に上記パネルとの緩衝効果を持つクツシヨン
材が装着されてなる自動車用内装部品の製造方法
であつて、 プレス成形用金型の下型上の型面に膨化回復性
のあるクツシヨン材を移動防止手段を介して適宜
位置に位置決め固定する工程と、このクツシヨン
材の上面より下型の型面上に加熱軟化状態の熱可
塑性樹脂板を載置する工程と、次いで直ちに上型
を下型上に係合することにより、上記樹脂板を適
宜の曲面形状の成形品に成形するとともに、上記
クツシヨン材を圧縮偏平化せしめて上記成形品裏
面に半埋設状に固着する工程と、成形品を脱型す
ることによりクツシヨン材を膨化回復せしめる工
程とからなることを特徴とする自動車用内装部品
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57086272A JPS58203050A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 自動車用内装部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57086272A JPS58203050A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 自動車用内装部品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58203050A JPS58203050A (ja) | 1983-11-26 |
| JPS6130906B2 true JPS6130906B2 (ja) | 1986-07-16 |
Family
ID=13882180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57086272A Granted JPS58203050A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 自動車用内装部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58203050A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0617020U (ja) * | 1992-08-05 | 1994-03-04 | 市光工業株式会社 | 車両用灯具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575697A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-12 | Hitachi Ltd | Pretreatment of cellulosic substance |
| JPS5714984A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Processor of paper or the like |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP57086272A patent/JPS58203050A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575697A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-12 | Hitachi Ltd | Pretreatment of cellulosic substance |
| JPS5714984A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Processor of paper or the like |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0617020U (ja) * | 1992-08-05 | 1994-03-04 | 市光工業株式会社 | 車両用灯具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58203050A (ja) | 1983-11-26 |
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