JP2899425B2 - カーテンレールを備えた車両用ルーフライニングの製法及びカーテンレールを備えた車両用ルーフライニング - Google Patents
カーテンレールを備えた車両用ルーフライニングの製法及びカーテンレールを備えた車両用ルーフライニングInfo
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/02—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用ルーフライニング
とその製法に係り、特にサンルーフを備えた車両用ルー
フライニングにおいて、カーテンレールを備えた車両用
ルーフライニングの製法及びカーテンレールを備えた車
両用ルーフライニングに関する。
とその製法に係り、特にサンルーフを備えた車両用ルー
フライニングにおいて、カーテンレールを備えた車両用
ルーフライニングの製法及びカーテンレールを備えた車
両用ルーフライニングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からサンルーフを備えた車両用ルー
フライニングに、車両サイド窓用のカーテンレールを取
付けるには、取付け強度維持のために熱硬化性補強材シ
ートを用いて、カーテンレールを取着する範囲に広く配
設していた。例えば、図5で示すように、表面材51a
と基材51bとからなるルーフライニング基材51と、
取付け強度維持のための熱硬化性補強材シート52を、
カーテンレール53の取着範囲全体に積層したルーフラ
イニング50を、車体側Bへの取付けクリップ54と共
に形成し、このクリップ54によってルーフライニング
50を車体側Bと固定する。次に、カーテンレール53
をボルトナット55a,55bを用いて車体側Bに固定
し、後工程によりハーネスコード56をテープ或は接着
材等57を用いて固定していた。
フライニングに、車両サイド窓用のカーテンレールを取
付けるには、取付け強度維持のために熱硬化性補強材シ
ートを用いて、カーテンレールを取着する範囲に広く配
設していた。例えば、図5で示すように、表面材51a
と基材51bとからなるルーフライニング基材51と、
取付け強度維持のための熱硬化性補強材シート52を、
カーテンレール53の取着範囲全体に積層したルーフラ
イニング50を、車体側Bへの取付けクリップ54と共
に形成し、このクリップ54によってルーフライニング
50を車体側Bと固定する。次に、カーテンレール53
をボルトナット55a,55bを用いて車体側Bに固定
し、後工程によりハーネスコード56をテープ或は接着
材等57を用いて固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ル
ーフライニング形成における取付け強度維持のための熱
硬化性補強材シート52を、取付けクリップ54とカー
テンレール53の取着範囲全体に積層し、ルーフライニ
ング50を車体側Bに取着する工程と、カーテンレール
53の取付け工程と、ハーネスコード56等の取着等の
工程が別々であり、車体側Bの取付けクリップ54を設
ける必要がある等、製造工程数が多く、また取付け強度
維持のための熱硬化性補強材シート52の使用量が多い
という問題があった。また、従来例では、車体側Bに、
取付けクリップ54を受ける部分が必要であった。
ーフライニング形成における取付け強度維持のための熱
硬化性補強材シート52を、取付けクリップ54とカー
テンレール53の取着範囲全体に積層し、ルーフライニ
ング50を車体側Bに取着する工程と、カーテンレール
53の取付け工程と、ハーネスコード56等の取着等の
工程が別々であり、車体側Bの取付けクリップ54を設
ける必要がある等、製造工程数が多く、また取付け強度
維持のための熱硬化性補強材シート52の使用量が多い
という問題があった。また、従来例では、車体側Bに、
取付けクリップ54を受ける部分が必要であった。
【0004】本発明の目的は、製造工程数が少なく、取
付け強度が維持できるカーテンレールを備えた車両用ル
ーフライニングの製法の提供にある。また本発明の他の
目的は、成形時の表面材における成形シワを防止したカ
ーテンレールを備えた車両用ルーフライニングの製法の
提供にある。さらに本発明の他の目的は、ハーネスコー
ド等の取着を容易にしたカーテンレールを備えた車両用
ルーフライニグの提供にある。
付け強度が維持できるカーテンレールを備えた車両用ル
ーフライニングの製法の提供にある。また本発明の他の
目的は、成形時の表面材における成形シワを防止したカ
ーテンレールを備えた車両用ルーフライニングの製法の
提供にある。さらに本発明の他の目的は、ハーネスコー
ド等の取着を容易にしたカーテンレールを備えた車両用
ルーフライニグの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカーテンレ
ールを備えた車両用ルーフライニングの製法は、サンル
ーフを備えた車両用ルーフライニングの所定位置に設け
られた取付位置に補強シートを配設し、この補強シート
の配設位置に車体取付け部材を配設したサイド窓用カー
テンレールを配設した車両用ルーフライニングの製法で
あって、カーテンレールの車体取付け部材の配設位置に
凹部を備えた下型の凹部に、補強シートを配設し、次い
で基材及び表面材とを積層し、さらに前記下型の凹部位
置に車体取付け部材を位置させてカーテンレールの開口
部を上型側にして配設し、上下型で圧縮成形してなるこ
とを特徴とするものである。
ールを備えた車両用ルーフライニングの製法は、サンル
ーフを備えた車両用ルーフライニングの所定位置に設け
られた取付位置に補強シートを配設し、この補強シート
の配設位置に車体取付け部材を配設したサイド窓用カー
テンレールを配設した車両用ルーフライニングの製法で
あって、カーテンレールの車体取付け部材の配設位置に
凹部を備えた下型の凹部に、補強シートを配設し、次い
で基材及び表面材とを積層し、さらに前記下型の凹部位
置に車体取付け部材を位置させてカーテンレールの開口
部を上型側にして配設し、上下型で圧縮成形してなるこ
とを特徴とするものである。
【0006】そして、請求項2で示すカーテンレールを
備えた車両用ルーフライニングは、上記のようにした製
造された車両用ルーフライニングのカーテンレールの車
体取付け部材に、ハーネスコード取付けフックを配設し
てなるものである。
備えた車両用ルーフライニングは、上記のようにした製
造された車両用ルーフライニングのカーテンレールの車
体取付け部材に、ハーネスコード取付けフックを配設し
てなるものである。
【0007】
【作用】本発明では、カーテンレールをルーフライニン
グの成形時に同時に成形しているので、従来のように補
強シートをカーテンレールの取着範囲全体に用いる必要
がなく、所定位置の取付位置に補強シートを配設し、こ
の補強シートの配設位置に車体取付け部材が配設されて
いるので、ルーフライニングの取付けクリップや、カー
テンレールの取着手段、例えば従来のようなボルトナッ
トを別個に用いることがなく、その上、車体側に取付け
クリップの受け部を必要としない。さらに成形時におい
て、表面材が、カーテンレールによってテンションを与
えられ、絞り部分等で成形シワが生じるのを防止する。
グの成形時に同時に成形しているので、従来のように補
強シートをカーテンレールの取着範囲全体に用いる必要
がなく、所定位置の取付位置に補強シートを配設し、こ
の補強シートの配設位置に車体取付け部材が配設されて
いるので、ルーフライニングの取付けクリップや、カー
テンレールの取着手段、例えば従来のようなボルトナッ
トを別個に用いることがなく、その上、車体側に取付け
クリップの受け部を必要としない。さらに成形時におい
て、表面材が、カーテンレールによってテンションを与
えられ、絞り部分等で成形シワが生じるのを防止する。
【0008】また、車体側への取着を、カーテンレール
の車体取付け部材で行ない、この車体取付け部材に、ハ
ーネスコード取付けフックを配設することによって、従
来のようなハーネスコードを取着するための面倒な後工
程を不要とすることができる。
の車体取付け部材で行ない、この車体取付け部材に、ハ
ーネスコード取付けフックを配設することによって、従
来のようなハーネスコードを取着するための面倒な後工
程を不要とすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0010】図1乃至図4は本発明を示すものであり、
本例のカーテンレールを備えた車両用ルーフライニング
Sは、図1で示すように、前席用のサンルーフSfと後
席用のサンルーフSrを備えたものであり、車両のサイ
ド窓の両側にカーテンレールL,Lを配設したものであ
る。このような前席用のサンルーフSfと後席用のサン
ルーフSrを備えたルーフライニングSに、カーテンレ
ールLを取着するためには、サンルーフの占有範囲が大
きいために、ルーフライニング自体の強度が低下するの
を予防することが必要であり、カーテンレールLをその
まま取着すると取着強度が落ちてしまうが、本例ではカ
ーテンレール自体を補強用として適用したものである。
なお、カーテンレールLは、公知のものが用いられる。
本例のカーテンレールを備えた車両用ルーフライニング
Sは、図1で示すように、前席用のサンルーフSfと後
席用のサンルーフSrを備えたものであり、車両のサイ
ド窓の両側にカーテンレールL,Lを配設したものであ
る。このような前席用のサンルーフSfと後席用のサン
ルーフSrを備えたルーフライニングSに、カーテンレ
ールLを取着するためには、サンルーフの占有範囲が大
きいために、ルーフライニング自体の強度が低下するの
を予防することが必要であり、カーテンレールLをその
まま取着すると取着強度が落ちてしまうが、本例ではカ
ーテンレール自体を補強用として適用したものである。
なお、カーテンレールLは、公知のものが用いられる。
【0011】即ち、図2で示すように、本例のルーフラ
イニングSは、織布或は不織布等からなる表面材11
と、ウレタン基材,ガラスウール基材,レジンフェルト
基材,ハニカム基材等からなるライニング基材12と、
カーテンレールLと、このカーテンレールLの所定位
置、即ち車体側Bとの取付け位置に配設されるSMC
(シートモールディングコンパウント),プリプレグ,
エポキシ樹脂,フェノール樹脂等からなる熱硬化性補強
シート13が積層され、さらに車体側取付け部材14が
一体にプレス型により圧縮成形されて形成され、上記取
付け部材14でルーフライニングS及びカーテンレール
Lを車体側Bへ取着しているものである。取付け部材1
4は、一端をカーテンレールLの底部に止着され、他端
部には、車体側Bとの係合部14aが形成されている。
イニングSは、織布或は不織布等からなる表面材11
と、ウレタン基材,ガラスウール基材,レジンフェルト
基材,ハニカム基材等からなるライニング基材12と、
カーテンレールLと、このカーテンレールLの所定位
置、即ち車体側Bとの取付け位置に配設されるSMC
(シートモールディングコンパウント),プリプレグ,
エポキシ樹脂,フェノール樹脂等からなる熱硬化性補強
シート13が積層され、さらに車体側取付け部材14が
一体にプレス型により圧縮成形されて形成され、上記取
付け部材14でルーフライニングS及びカーテンレール
Lを車体側Bへ取着しているものである。取付け部材1
4は、一端をカーテンレールLの底部に止着され、他端
部には、車体側Bとの係合部14aが形成されている。
【0012】このとき、取付け部材14にハーネスコー
ド取付けフック15を取付け部材14の取着位置から離
間した部位に配設しておいて、取付け部材14と車体側
Bとを取着する。ハーネスコード取付けフック15は薄
い金属板、或は樹脂等で容易に変形することのできるも
のを用いる。このようにすると、ルーフライニングS及
びカーテンレールLを取着した後、ハーネスコード16
の取着は、ハーネスコード取付けフック15を図1の矢
印Xのように曲げることで、簡単に係止できる。
ド取付けフック15を取付け部材14の取着位置から離
間した部位に配設しておいて、取付け部材14と車体側
Bとを取着する。ハーネスコード取付けフック15は薄
い金属板、或は樹脂等で容易に変形することのできるも
のを用いる。このようにすると、ルーフライニングS及
びカーテンレールLを取着した後、ハーネスコード16
の取着は、ハーネスコード取付けフック15を図1の矢
印Xのように曲げることで、簡単に係止できる。
【0013】上記構成のカーテンレールLを備えた車両
用ルーフライニングの製法は次のように行なう。即ち、
図4で示すように、所定のルーフライニング形状のキャ
ビティを備えた上型21と下型22とからなる圧縮成形
型20を用いて行なう。下型22には、所定位置、つま
りカーテンレールLの車体取付け部材14の配設位置
に、取付け部材14の係合部14aが成形時に潰れない
ように収容できる凹部23が形成されており、この凹部
23の位置に相当する部分の範囲に、熱硬化性補強シー
ト13を配置し、次に、ライニング基材12と、表面材
11とを順次積層する。このとき表面材11に取付け部
材14を配設する穴(図示せず)を形成しておくことに
よりカーテンレールLの型セットを容易にすることがで
きる。さらに下型22の凹部23の位置に車体取付け部
材14を位置させる。このときカーテンレールLの開口
部を上型21側にして配設する。そして、上型21によ
り加圧して圧縮成形する。なお、上記実施例では、表面
材11とライニング基材12を別体としたが、予め一体
に積層してもよい。
用ルーフライニングの製法は次のように行なう。即ち、
図4で示すように、所定のルーフライニング形状のキャ
ビティを備えた上型21と下型22とからなる圧縮成形
型20を用いて行なう。下型22には、所定位置、つま
りカーテンレールLの車体取付け部材14の配設位置
に、取付け部材14の係合部14aが成形時に潰れない
ように収容できる凹部23が形成されており、この凹部
23の位置に相当する部分の範囲に、熱硬化性補強シー
ト13を配置し、次に、ライニング基材12と、表面材
11とを順次積層する。このとき表面材11に取付け部
材14を配設する穴(図示せず)を形成しておくことに
よりカーテンレールLの型セットを容易にすることがで
きる。さらに下型22の凹部23の位置に車体取付け部
材14を位置させる。このときカーテンレールLの開口
部を上型21側にして配設する。そして、上型21によ
り加圧して圧縮成形する。なお、上記実施例では、表面
材11とライニング基材12を別体としたが、予め一体
に積層してもよい。
【0014】上記のように構成すると、圧縮成形時にカ
ーテンレールLがルーフライニング基材12の表面部
分、即ち表面材11をクランプする役割を果し、このカ
ーテンレールLを押圧することで、積層した表面材11
及びルーフライニング基材12を圧縮することとなり、
圧縮成形に併う表面材11にシワを生じないようにする
ためのテンションをかけることができる。特に絞り部分
における成形シワの発生防止に顕著な効果がある。
ーテンレールLがルーフライニング基材12の表面部
分、即ち表面材11をクランプする役割を果し、このカ
ーテンレールLを押圧することで、積層した表面材11
及びルーフライニング基材12を圧縮することとなり、
圧縮成形に併う表面材11にシワを生じないようにする
ためのテンションをかけることができる。特に絞り部分
における成形シワの発生防止に顕著な効果がある。
【0015】なお、前記した表面材11にあける穴の大
きさや位置を調節することにより、テンションのかけ方
を調節することができる。
きさや位置を調節することにより、テンションのかけ方
を調節することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、従来のように補強材をカーテンレールの取着範囲全
体に用いる必要がなく、ルーフライニングとカーテンレ
ールの取着が同時に行なえ、製造工程数が少なく、取付
け強度が維持できるカーテンレールを備えた車両用ルー
フライニングの製法を提供することができる。また成形
時において、ルーフライニングとカーテンレールを同時
に成形するので、表面材が、カーテンレールによってテ
ンションを与えられ、絞り部分で成形シワが生じるのを
防止でき、歩留まりが良好となる。さらに車体側への取
着を、カーテンレールの車体取付け部材で行ない、この
車体取付け部材に、ハーネスコード取付けフックを配設
することによって、従来のような後工程を不要とするこ
とができる。
で、従来のように補強材をカーテンレールの取着範囲全
体に用いる必要がなく、ルーフライニングとカーテンレ
ールの取着が同時に行なえ、製造工程数が少なく、取付
け強度が維持できるカーテンレールを備えた車両用ルー
フライニングの製法を提供することができる。また成形
時において、ルーフライニングとカーテンレールを同時
に成形するので、表面材が、カーテンレールによってテ
ンションを与えられ、絞り部分で成形シワが生じるのを
防止でき、歩留まりが良好となる。さらに車体側への取
着を、カーテンレールの車体取付け部材で行ない、この
車体取付け部材に、ハーネスコード取付けフックを配設
することによって、従来のような後工程を不要とするこ
とができる。
【図1】本発明に係るカーテンレールを備えた車両用ル
ーフライニングの車両側からの概略正面図である。
ーフライニングの車両側からの概略正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】成形工程を示す概略説明図である。
【図5】従来例を示す図2と同様な断面図である。
B 車体側 L カーテンレール Sf,Sr サンルーフ S ルーフライニング 11 表面材 12 ライニング基材 13 補強シート 14 車体取付部材 14a 係合部 15 ハーネスコード取付けフック
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/02 B60J 3/00 B32B 7/02 B29C 43/18
Claims (2)
- 【請求項1】 サンルーフを備えた車両用ルーフライニ
ングの所定位置に設けられた取付位置に補強シートを配
設し、該補強シートの配設位置に車体取付け部材を配設
したサイド窓用カーテンレールを配設した車両用ルーフ
ライニングの製法であって、カーテンレールの車体取付
け部材の配設位置に凹部を備えた下型の凹部に補強シー
トを配設し、次いで基材及び表面材を積層し、さらに前
記下型の凹部位置に車体取付け部材を位置させてカーテ
ンレールの開口部を上型側にして配設し、上下型で圧縮
成形してなることを特徴とするカーテンレールを備えた
車両用ルーフライニングの製法。 - 【請求項2】 請求項1によって製造された車両用ルー
フライニングのカーテンレールの車体取付け部材に、ハ
ーネスコード取付けフックを配設したカーテンレールを
備えた車両用ルーフライニング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41851490A JP2899425B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | カーテンレールを備えた車両用ルーフライニングの製法及びカーテンレールを備えた車両用ルーフライニング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41851490A JP2899425B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | カーテンレールを備えた車両用ルーフライニングの製法及びカーテンレールを備えた車両用ルーフライニング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04297345A JPH04297345A (ja) | 1992-10-21 |
JP2899425B2 true JP2899425B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18526347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41851490A Expired - Fee Related JP2899425B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | カーテンレールを備えた車両用ルーフライニングの製法及びカーテンレールを備えた車両用ルーフライニング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2899425B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-29 JP JP41851490A patent/JP2899425B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04297345A (ja) | 1992-10-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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