JPS6130835Y2 - - Google Patents

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JPS6130835Y2
JPS6130835Y2 JP1977015569U JP1556977U JPS6130835Y2 JP S6130835 Y2 JPS6130835 Y2 JP S6130835Y2 JP 1977015569 U JP1977015569 U JP 1977015569U JP 1556977 U JP1556977 U JP 1556977U JP S6130835 Y2 JPS6130835 Y2 JP S6130835Y2
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JP
Japan
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hole
substrate
synthetic resin
notch
present
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JP1977015569U
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JPS53110966U (ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気機器、精密機器、玩具等に広く用
いられている基板と円筒状機能部とよりなる基板
装置部分に関し金属等の基板上に合成樹脂円筒状
機能部を精度よく一体に結合した基板装置を提供
するものである。
このような装置としては従来金属等の基板に筒
状物をカシメ等により取付けたもの或いは合成樹
脂で一体に成形したものがあつた。
しかしながら、前者は取付けが複雑でしかも高
価でありかつ、不良率が高いという欠点を有して
いる。又後者は基板部の剛性が不足し、精度が低
い等の欠点を有している。
本考案は容易に安価に製作出来、しかも精度の
高い基板装置として円筒状機能部が合成樹脂製、
基板部が金属等からなる装置を提供するものであ
る。このように金属等の基板部と合成樹脂機能部
からなる装置は一般に係止孔を有する基板を装着
した金型内に合成樹脂を注入して機能部の成形と
基板との一体化を同時に行う方法により容易に製
作される。
この加工法は、係止部の合成樹脂と金属との関
係が従来のインサート成形とは逆であるためアウ
トサート成形と呼ばれている(アウトサート成形
についてはプラスチツクス26巻、12号−53頁参
照)。
本考案はこのアウトサート成形法により容易に
成形出来る精度の高い合成樹脂製円筒状機能部を
有する基板装置を提供するものである。
以下即ち本考案は基板に中心から末広がりの形
状の切欠きを周辺に有する貫通円形孔を設け、こ
の孔に円筒状合成樹脂製機能部をその成形時に上
記切込部を係止部として一体に固定結合してなる
基板装置に係る。
本考案を図面に示した実施例について説明す。
第1図は本例の装置の外観を示し、基板1上に
円筒状合成樹脂体2が係止されている。
本考案に至る前に考えられる上記部品は第2図
又は第3図の如き基板を用いて第4図又は第5図
の如き構造をしている。
第2図において3は円筒状機能部のための貫通
円形孔であり、4〜7は係止用の孔である。従つ
て、装置断面図は第4図の如くであり、筒状体9
は孔10に充填し裏面11に達した合成樹脂によ
り基板に一体に係止されている。
第3図においては基板の切欠き8は機能性孔と
係止用孔とを兼ねている。従つて得られる装置の
横断面は第5図の如くであり、12の部分におい
て合成樹脂が裏面にまわり係止されている。
第4図の如き装置においては合成樹脂の成形収
縮のため係止孔内の樹脂が中心方向に力をおよぼ
すため、第6図の如く変形する。又強固な基板に
おいては合成樹脂の歪となる。
一方、第5図の如き装置においては収縮により
係止部に第7図の如く空間13,13′が生じ筒
状物の位置が一定せず従つて精度が低下する。本
考案の装置は第8図の如き基板から成つている。
第8図において、14は貫通円形孔であり、1
5〜18が貫通孔に連結するその周辺に設けた末広
がりの切欠きである。従つて、成形後の装置は第
9図の如くであり、第9図に於いて点線で切欠き
部の樹脂部の形状を示す。この図から理解される
如く、切欠き部の樹脂は第4図及び第6図に示す
様な装置の場合とは異り収縮により自由に移動出
来、かつ、第5図及び第7図に示す様な装置の場
合とは異なり横方向へ回転する事もない。
従つて本考案の装置は従来と異り基板の変形も
無く高精度であるという利点がある。
以上の例においては切欠き数が4個の場合を示
したが、その数は1個等任意に選択される。本考
案では中心から末広がりの形状の切欠きを貫通円
形孔の周辺に相当数設けることにより、合成樹脂
の成形収縮による中心方向に及ぼす力は、樹脂が
孔の中心へむけて第9図に示す如く切欠き部内を
自由に移動出来るため、基板には及ぼされず、従
つて基板のそりを生ずることがない。尚切欠きの
形状がなめらかな曲線状からなることは特に好ま
しい。
切欠き部は合成樹脂筒に完全にかくれた場合逆
に外部にはみ出した場合共に可能である。
筒内面は第4図の如く、合成樹脂面と基板孔面
が同一のもの、第5図の如く内面が合成樹脂から
なるもの、逆に基板孔が樹脂筒径より小さいもの
共に可能である。
第5図の如き場合、基板孔の精度に特に留意を
要せず好ましい形状である。
【図面の簡単な説明】
第1図は円筒状機能部を有する基板装置の斜視
図、第2図は、従来の装置の基板の平面図、第3
図は従来の装置の基板の平面図、第4図は第2図
に相当する従来の装置の横断面図、第5図は第3
図に相当する従来の装置の横断面図、第6図は第
4図の装置の変形の様子を示す横断面図、第7図
は第5図の装置における合成樹脂の収縮の様子を
示す横断面図、第8図及び第9図は本考案の実施
例を示し、第8図は本考案の基板の平面図、第9
図は本考案の係止孔部の樹脂の収縮の様子を示す
平面図。 1……基板、2……合成樹脂筒、3……貫通
孔、4〜7……係止孔、8……貫通孔兼係止孔、
9……合成樹脂筒、10……係止孔、11……裏
面係止部、12……基板孔にそつた樹脂部、1
3,13′……基板孔にそつた空間部、14……
貫通孔、15……貫通孔に連結する係止用切欠、
19……合成樹脂、20……基板孔形状。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板に中心から末広がりの形状の切欠きを周辺
    に有する貫通円形孔を設け、この孔に円筒状合成
    樹脂製機能部をその成形時に上記切込部を係止部
    として一体に固定結合してなる基板装置。
JP1977015569U 1977-02-10 1977-02-10 Expired JPS6130835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977015569U JPS6130835Y2 (ja) 1977-02-10 1977-02-10

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JP1977015569U JPS6130835Y2 (ja) 1977-02-10 1977-02-10

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Publication Number Publication Date
JPS53110966U JPS53110966U (ja) 1978-09-05
JPS6130835Y2 true JPS6130835Y2 (ja) 1986-09-09

Family

ID=28837493

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JP1977015569U Expired JPS6130835Y2 (ja) 1977-02-10 1977-02-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226938B2 (ja) * 1974-10-28 1977-07-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535830Y2 (ja) * 1975-08-18 1980-08-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226938B2 (ja) * 1974-10-28 1977-07-16

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Publication number Publication date
JPS53110966U (ja) 1978-09-05

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