JPS6322479B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6322479B2
JPS6322479B2 JP7443681A JP7443681A JPS6322479B2 JP S6322479 B2 JPS6322479 B2 JP S6322479B2 JP 7443681 A JP7443681 A JP 7443681A JP 7443681 A JP7443681 A JP 7443681A JP S6322479 B2 JPS6322479 B2 JP S6322479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
base
printed board
molded product
resin molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7443681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57188899A (en
Inventor
Junichi Asai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7443681A priority Critical patent/JPS57188899A/ja
Publication of JPS57188899A publication Critical patent/JPS57188899A/ja
Publication of JPS6322479B2 publication Critical patent/JPS6322479B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テレビジヨン受像機等の機器に用い
られる部品、特に、プリント板等の板体を取り付
けるためのボスを有する樹脂成型品の構造に関す
る。
以下、ボスにプリント板を取り付ける場合を例
に採つて説明する。
第1図は、プリント板の一般的な取り付け方法
を示しており樹脂成型品1の面に対して平行な方
向にプリント板2を取り付ける場合、ボス3,3
は金型(図示せず)の衝合方向と同方向に突出す
るように形成され、前記プリント板2は、その透
孔2a,2aにタツピングネジ4,4を挿通さ
せ、ボス穴3a,3aで固定される。
ところが、プリント板2を樹脂成型品1の面に
対して垂直な方向、すなわち第2図aに示すよう
にプリント板2をタツピングネジ4を用いて固定
する場合ボス穴3a″が前記成型品1の面と平行に
なるようなボス3′を形成する必要がある。この
ため、従来、前記ボス3′を形成する方法として
第2図bに示すようなスライド金型5〔一点鎖線
で囲まれた斜線部分〕を用いて他の金型(図示せ
ず〕とともに垂直な方向にボス3′を成形してい
た。
しかしながら、上述のように金型5をスライド
させて成形する方法は、成型時の製品取り出しの
為にスライドのストローク長〔第2図bのl1で示
される寸法〕が必要で、製品の中央付近にボスを
成形する場合は、前記ストローク長が大となり、
このスライド金型の採用が困難になるばかりか、
金型構造が複雑となり、金型費用が高くなると共
に製品のコストアツプを招来していた。このた
め、スライド金型を用いずに、第3図aのように
ボス3″にL字状のブラケツト6を取り付け、そ
のブラケツト6を介してプリント板2を取り付け
る方法や第3図bのようにあらかじめ別個に形成
されたボス部品7を接着剤等により成型品1に接
着固定後プリント板2をタツピングネジ4で所定
方向に取り付ける方法が採用されているが、この
両者の場合、部品点数の増加や作業性の面でも好
ましいものではなかつた。
本発明は上記従来例の欠点を解消するように工
夫されたものであり、樹脂成型品の面にプリント
板等の板体を垂直に取付けるためのボスを、通常
の射出成型で使用される一対の金型の衝合によつ
て形成できる形状にしたものである。以下、第4
図〜第10図を参照しつつ本発明を詳述する。
第6図は本発明のボスを有する樹脂成型品の構
造の一実施例を示す斜視図、第5図はその要部の
垂直断面図を示しており、15はテレビジヨン受
像機のキヤビネツトの一部を構成する板状基体で
あつて、該基体15の面に対し垂直な方向にボス
8が突出形成されている。前記ボス8の本体8′
の前記基体15の面15aに垂直な上部面8a内
には前記基体15を貫通する舌状の欠除部8bが
形成されている。また、前記ボス8の本体8′の
前記基体15の面15aと略平行な側面部8cに
は底面が略半円筒面状をなした溝8dが前記基体
15の面15aと平行に延出して前記欠除部8b
の底面8′bに到るまで設けられており、これに
よつて前記欠除部8bと溝部8dを連通する円形
状の連通部8eが設けられる。一方、板状基体1
5には前記ボス8の上部面8aと所定の距離をお
いて、ボス8の突出方向と同方向に突出した突提
部8fが設けられる。これら、板状基体15、ボ
ス8及び突提8fは合成樹脂により一体に成型さ
れて一つの樹脂成型品を構成する。
このように構成された樹脂成型品のボス8にプ
リント板を取付けるに当つては、第7図に示すよ
うに、プリント板2をそれに形成された透孔2a
と前記連通部8eとの位置がうように位置決めし
つつ突提8fと上部面8eとの間に挾持せしめ、
タツピングネジ4を前記透孔2aに挿通するとと
もに連通部8eに通し、溝部8dで締め付けるこ
とにより、プリント板2が固定される。すなわ
ち、前記連通部8eと溝部8dはボス8のネジ孔
として機能する。
第8図は前記ボス8の平面図を示しており、こ
のボス8の欠除部8bの幅は、同図aのl2に示す
ようにネジ2の外径と等しいかもしくは、大きい
寸法とし、連通部8eの径、すなわち溝8dの幅
は同図bのl3に示すようにネジ4の外径と等しい
かもしくは少許小さい寸法に設定すると共にボス
8の材質及び取付物の重量を考慮して寸法をとれ
ば前記第2図aのボス3′と同じ効果が得られる。
また、第9図は一点鎖線で囲んだ部分を変化させ
た他の実施態様を示す部分断面図であり、連通部
8e部分の形状を、図面のようにネジ挿入側では
そのネジの外径寸法l2とし、溝8dの径l5につな
がるように傾斜部を有しており、ネジの締着をス
ムーズにするようにガイドの役目を果す。
以上のように構成される本発明のボスを有する
樹脂成型品は、通常の一対の射出成型金型によつ
て成型できる。
すなわち、例えば第5図に示すような断面形状
のボスを有する樹脂成型品は、第4図に示す如き
断面形状の第1金型Aと第2金型Bとの衝合によ
りできる空間(空白部分)Gに合成樹脂を注入
し、硬化後、前記第1、第2金型A,Bをそれぞ
れ矢印D,E方向に移動せしめればよい。
このとき、前記第1金型Aの欠除部形成部a1
第2金型Bで挾持される如く衝合している部分a2
には、第5図の矢印C方向、すなわち前記第1、
第2金型A,Bの移動方向に対し直角な方向から
ネジが挿通可能な連通部8eが形成される訳であ
る。このように、本発明では第2図bに示される
ようなスライド金型を用いることなしに、板状基
体15の面15aに対し、垂直な方向にプリント
板を取付けることができるボスが得られる。
第10図a〜dはそれぞれ本発明の他の実施例
を示す斜視図であり、同図a及びbは板状基体1
5の面15aから連通部8eまでの距離を大きく
とると共に突提8fを連通部8bの位置に合わせ
て成形している〔尚、第8図bでは突提でなく、
一対の突片12,12としている〕。第10図c
及びdは、プリント板を挾持する前記突提の形状
を変えたものであり、同図cは突提の代わりに突
起13,13を形成しており、同図dは壁面10
に凹溝14を形成しており、いずれの場合もプリ
ント板の挾持をする機能を果す。
以上の通り本発明に依れば、従来のような高価
なスライド金型を必要とせず、一対の金型の組合
せだけで、板状基体の面にプリント板等の板体を
垂直に固定できるボスを有する樹脂成型品を得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボスを示す側断面図、第2図a
は従来の他のボスを示す側断面図、第2図bは同
図aのボスの成形方法を示す側断面図、第3図a
及び同図bは従来のボスによるプリント板の取り
付け方を示す側断面図、第4図は本発明のボスを
成形するための金型の要部側断面図、第5図は本
発明のボスの要部側断面図、第6図は本発明のボ
スの斜視図、第7図は本発明のボスの使用方法を
説明するための斜視図、第8図a及び同図bは本
発明のボスの平面図、第9図は本発明のボスのボ
ス孔を変えた状態を示す要部側断面図、第10図
a〜同図dはそれぞれ本発明のボスの他の実施例
を示す斜視図である。 4…タツピングネジ、8′…ボス本体、8b…
欠除部、8d…溝部、8e…連通部、15…板状
基体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 板状基体の面に対し垂直な方向に突出形成さ
    れているとともに前記板状基体の面と平行な方向
    をネジの挿通方向としたボスを備えた樹脂成型品
    であつて、ボス本体の前記基体の面に垂直な上部
    面内には前記基体を貫通する舌状の欠除部が形成
    されており、前記ボス本体の前記基体の面と略平
    行な側面部には底面が略半円筒面状をなした溝部
    が前記基体の面と平行に延出して前記欠除部底面
    に到るように設けられて前記欠除部と溝部との連
    通部が形成されてなるボスを有する樹脂成型品。
JP7443681A 1981-05-18 1981-05-18 Boss and method of forming same Granted JPS57188899A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7443681A JPS57188899A (en) 1981-05-18 1981-05-18 Boss and method of forming same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7443681A JPS57188899A (en) 1981-05-18 1981-05-18 Boss and method of forming same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57188899A JPS57188899A (en) 1982-11-19
JPS6322479B2 true JPS6322479B2 (ja) 1988-05-12

Family

ID=13547163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7443681A Granted JPS57188899A (en) 1981-05-18 1981-05-18 Boss and method of forming same

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JP (1) JPS57188899A (ja)

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JPS57188899A (en) 1982-11-19

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