JPH027485Y2 - - Google Patents

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JPH027485Y2
JPH027485Y2 JP8680883U JP8680883U JPH027485Y2 JP H027485 Y2 JPH027485 Y2 JP H027485Y2 JP 8680883 U JP8680883 U JP 8680883U JP 8680883 U JP8680883 U JP 8680883U JP H027485 Y2 JPH027485 Y2 JP H027485Y2
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JP
Japan
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escutcheon
hole
decorative board
audio equipment
operation button
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JP8680883U
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JPS59191769U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] 本考案はレコードプレーヤの操作釦等の音響機
器用操作部構造に関する。
[背景技術] 第1図には一般的に用いられているレコードプ
レーヤの操作部構造が示されている。この操作部
構造ではプレーヤケース10の裏面に設けられた
ボス部12へ止めねじ14によりサブパネル16
が固着されている。一方プレーヤケース10には
貫通孔18が形成されており、操作釦20が挿入
されている。この操作釦20の脚部22はサブパ
ネル16に形成されたガイド孔24に沿つて摺動
可能で、操作釦20は押圧操作によつてプレーヤ
ケース10からの突出量が変更される。
プレーヤケース10の表面には化粧板26が接
着されており、この化粧板26の端部はプレーヤ
ケース10の端部に突出された位置決め突起28
で位置合わせされている。従つてこの位置決め突
起28が操作釦20との間に隙間を有している。
ところがこのような従来の操作部構造では操作
釦20と化粧板26との位置合わせが困難な構造
である。すなわち操作釦20はサブパネル16を
介してプレーヤケース10へ取付けられているの
で、操作釦20とプレーヤケース10との間の隙
間が画一的にならず、且つプレーヤケース10は
温度に対する収縮率の高い材料で形成されている
ためプレーヤケース10と化粧板26との間の位
置出しも困難となつている。
[考案の目的] 本考案は上記事実を考慮し、操作釦等のつまみ
と化粧板との間の位置決めを容易にして隙間を狭
く且つ画一的にすることができる音響機器用操作
部構造を得ることが目的である。
[考案の構成] 本考案に係る音響機器用操作部構造では、音響
機器ベースへ位置決めされるエスカツシヨンを介
してつまみを音響機器へ位置決めし、化粧板をエ
スカツシヨン及び音響機器の表面へ取付ける構造
として操作つまみを音響機器へ位置決めして操作
つまみと化粧板との位置決めを高精度にするよう
になつている。
[考案の実施例] 第2図には本考案の実施例に係る操作部構造が
示されている。この実施例ではプレーヤケース1
0の貫通孔30へエスカツシヨン32が取付けら
れるようになつている。また貫通孔30は第3図
にも示される如くプレーヤケース10の表面から
凹んだ段付部34へ形成されている。
この実施例における貫通孔30は第3図に示さ
れる如く長方形状であり、その短辺からはそれぞ
れ一対の位置決め突起36が貫通孔30の中央部
に向けて突出している。
一方エスカツシヨン32は第4図に示される如
く一端が開放した箱形状であり、この箱形状部が
貫通孔30内へ挿入され、位置決め突起36との
間に位置決めがなされ、プレーヤケース10の表
面に沿つた方向(第2図左右方向)の位置決めが
行なわれている。このエスカツシヨン32のつば
部32Aはプレーヤケース10の段付部34へ当
接して貫通孔30への挿入量を制限している。ま
たこのつば部32Aの裏面が段付部34へ当接し
た状態でその表面はプレーヤケース10の表面と
同一高さの表面を形成するようになつており、プ
レーヤケース10の表面と共に化粧板26が接着
されている。この化粧板26の接着時位置決め用
としてつば部32Aには内周部から小突起32B
が突出している。
操作釦20はエスカツシヨン32へ挿入される
と共に先端部はエスカツシヨン32の底面に形成
された貫通孔38を通つてプレーヤケース10内
へ入り込み、先端部に形成されるつめ部40がサ
ブパネル16へ係合して抜け止め用となる。この
サブパネル16は従来例と同様に操作釦20の脚
部22が挿入されるガイド孔を有すると共に止め
ねじ14でプレーヤケース10の裏面へ固着され
ている。
次に本実施例の操作部構造の組付手順を説明す
る。
プレーヤケース10の裏面へ止めねじ14でサ
ブパネル16を固着する前に、エスカツシヨン3
2を貫通孔30へ挿入する。この場合エスカツシ
ヨン32のつば部32Aには予め化粧板26が接
着されている。そしてプレーヤケース10と化粧
板26を接着した後に、エスカツシヨン32の外
側をガイドとしてサブパネル16の左右方向の位
置決めをし、ネジ14により止める。従つてエス
カツシヨン32は第2図左右方向の位置決めが行
なわれる。この場合の接着には接着剤、両面接着
テープ等が用いられる。
その後、操作釦20をエスカツシヨン32内へ
挿入し、先端のつめ部40を貫通孔38を通して
サブパネル16へ係合させれば組付が完了する。
この組付状態で、エスカツシヨン32は位置決
め突起36によつてサブパネル16に位置決めさ
れており、また操作釦20はガイド孔24によつ
てサブパネル16に位置決めされているため、操
作釦20とエスカツシヨン32との間の隙間、す
なわち操作釦20と化粧板26との間の位置決め
が正確に行なわれる。特にエスカツシヨン32は
小部品であるためABS樹脂等の寸法安定性のよ
い合成樹脂で製作することができ、これによつて
も操作釦20と化粧板26との間の位置決め精度
を向上できる。
さらにエスカツシヨン32を成形するための金
型は小型であるため修正が簡単且つ短時間に可能
であり、これによつても組付精度の向上が期待で
きる。
本実施例ではエスカツシヨン32のつば部32
A及び化粧板26がプレーヤケース10を覆つて
いるので、従来例と異なり、化粧板26の周囲か
らプレーヤケース10(一般的にシルバー塗装で
ある)が露出して化粧板26との間の色違いによ
る違和感を与える不具合が解消され、例えばエス
カツシヨン32を黒色にして化粧板26と調和の
とれた色合いとすることができる。
なお上記実施例では操作釦20を使用する構造
を示したが、押圧操作用の操作釦20に限らず、
回転操作用等の他の操作つまみも適用可能であ
る。また貫通孔30に設けた位置決め突起36は
貫通孔30の短辺に限らず長辺に形成して前記実
施例と直角方向にエスカツシヨン32との間の位
置決めを行なうことも可能である。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案に係る音響機器用操作
部構造では、操作つまみをエスカツシヨンを介し
て音響機器へ位置決めするので、操作つまみと音
響機器表面の化粧板との間の位置決めを高精度と
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音響機器用操作部構造を示す断
面図、第2図は本考案に係る音響機器用操作部構
造の実施例を示す断面図、第3図は第2図のプレ
ーヤケースの一部を示す平面図、第4図はエスカ
ツシヨンを示す斜視図である。 10……プレーヤケース、16……サブパネ
ル、20……操作釦、26……化粧板、30……
貫通孔、32……エスカツシヨン、36……位置
決め突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも一対の位置決め突起が中央部にむけ
    て突設した貫通孔を穿設した音響機器ケースと、
    該貫通孔に挿通される一端が開放された箱形状を
    成し、且つ、該音響機器ケースの段付部と当接す
    るよう形成されたつば部と、該つば部内周部から
    上下方向に突出した小突起を有し、化粧板を該小
    突起を案内として取り付けるよう構成されたエス
    カツシヨンと、該エスカツシヨンへ挿通され先端
    部につめ部を突設し、該つめ部が、サブパネルへ
    係合して抜け止めを成すよう構成された操作つま
    みとからなり、該エスカツシヨンは箱形状部で該
    貫通孔に突設された該位置決め突起により、左右
    方向に位置決めされるよう構成されることを特徴
    とする音響機器用操作部構造。
JP8680883U 1983-06-07 1983-06-07 音響機器用操作部構造 Granted JPS59191769U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8680883U JPS59191769U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 音響機器用操作部構造

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JP8680883U JPS59191769U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 音響機器用操作部構造

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Publication Number Publication Date
JPS59191769U JPS59191769U (ja) 1984-12-19
JPH027485Y2 true JPH027485Y2 (ja) 1990-02-22

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ID=30216732

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JP8680883U Granted JPS59191769U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 音響機器用操作部構造

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JPS59191769U (ja) 1984-12-19

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