JPH029581Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH029581Y2
JPH029581Y2 JP491283U JP491283U JPH029581Y2 JP H029581 Y2 JPH029581 Y2 JP H029581Y2 JP 491283 U JP491283 U JP 491283U JP 491283 U JP491283 U JP 491283U JP H029581 Y2 JPH029581 Y2 JP H029581Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting plate
locking
elastic piece
cabinet
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP491283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59111076U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP491283U priority Critical patent/JPS59111076U/ja
Publication of JPS59111076U publication Critical patent/JPS59111076U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH029581Y2 publication Critical patent/JPH029581Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はラジオ受信機やテープレコーダ等の電
気機器におけるシヤーシ構体に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 一般に、L字形、コ字形などの合成樹脂製シヤ
ーシ構体を構成する場合には、金型製作時にスラ
イドコア等を駆動して成形加工で最終形状を得る
ようにしていた。しかしながら従来の構成では前
述のとおり成形加工金型が複雑かつ大型になり従
つて成形機も大型機を必要とし、又、組立作業に
おいても、複数平面への部品組立てをする関係で
それぞれの作業においてその都度治工具を必要と
し非常に不経済であつた。
考案の目的 本考案の目的は、金型による成形性でよく、か
つ部品組立性のよいシヤーシ構体を提供すること
にある。
考案の構成 本考案のシヤーシ構体は、合成樹脂からなり第
1、第2の取付板部間に折り曲げ部を有し、この
折り曲げ部を境界にしていずれか一方の取付板部
に先端に係止爪を有するL字状の弾性片を設け、
他方の取付板部に上記弾性片の先端の係止爪が係
合される係合孔を設けたものである。
実施例の説明 第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ており、図中、1はキヤビネツト本体、2はキヤ
ビネツト副体である。3は第1印刷配線基板であ
り、駆動用ギヤ23を有する可変コンデンサ20
等の電気部品が取付けられている。そして上記第
1印刷配線基板3は上記キヤビネツト本体1のリ
ブ33,34に嵌合させ固定されている。4は音
量調整ボリウム21等の調整用部品が取付けられ
た第2印刷配線基板であり、上記キヤビネツト本
体1のボス30,31に乗せ固定されている。5
は合成樹脂製のシヤーであり、1方の取付板部7
にダイヤルツマミ29等を構成し、他方の取付板
部6に調整用ツマミ22等を構成し、V字状溝で
なる折り曲げ部15でL字状に折り曲げられてい
る。上記シヤーシ5はその透孔12をキヤビネツ
ト本体1のボス32に差し込み印刷配線基板4に
重ねてボス8をキヤビネツト本体1のボス31に
ビス38で固定されている。次にキヤビネツト副
体2をキヤビネツト本体1に嵌合させ、キヤビネ
ツト副体2のリブ35で第1印刷配線基板3を固
定し、キヤビネツト副体2のボス36とキヤビネ
ツト本体1のボス30の間にシヤーシ5の透孔9
と第2印刷配線基板4を嵌んでビス39で固定さ
れている。尚、前面キヤビツト副体2とキヤビネ
ツト本体1は他に複数個のボスで固定されてい
る。
ここで、上記シヤーシ5は第2図に示すように
ほぼ平面で構成されている。そして、折り曲げ用
のV字溝15で分割される1方の取付板部7には
ダイヤル駆動部が構成されている。つまり、1対
のリブ16,17で構成した溝に指針駆動用のラ
ツク18を摺動自在に挿入し、この1対のリブ1
6,17の彎曲部近傍のボス11にラツク18の
駆動ギヤ25及び可変コンデンサ20の駆動ギヤ
23を回転させるギヤ24を有する連結ギヤ19
を挿入し回動自在にビス37で固定する。更に前
記連結ギヤ19のツバ部28と係止爪26との間
にダイヤルツマミ29と可変コンデンサ20の全
回転時の保護用スリツプばね27を嵌合してい
る。又、折り曲げ部15の近傍において、上記取
付板部7に折り曲げ保持用のL字状弾性片13を
一体に設け、その先端部に係止用の爪14を設
け、かつストツパ片39を設けている。また、他
方の取付板部6にはツマミ固定用の透孔6a,6
bを設け、前記透孔6a,6bに対応する調整ツ
マミ22の係止爪22a,22bを摺動自在に嵌
合するとともに、折り曲げ部15の近傍の他方の
取付板部6に前記弾性片13の係止爪14に対応
する位置に係合用の透孔10を設けている。前述
の様にダイヤル部と調整ツマミ部を同一平面上で
組立てた後に前記V字溝15で矢視A方向に折り
曲げて第1図に示すL字形のシヤーシ5を完成す
る。
考案の効果 以上詳述したように本考案によれば成形金型の
大巾な簡略小型化が可能であり、又組立作業も一
平面上で完了するため治具も1ケでしかも簡略化
することが可能であり、そして、金型、治工具も
安価に提供できる為に投資効率の良いシヤーシ構
体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシヤーシ構体を用いたラジオ
受信機付カセツトテープレコーダの実施例を示す
要部の断面図、第2図は同シヤーシ構体の組立斜
視図である。 5……シヤーシ、6,7……取付板部、15…
…折曲部、13……弾性片、14……係止爪、1
0……係止孔、39……ストツパー片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂からなり第1、第2の取付板部間に折
    り曲げ部を有し、上記折り曲げ部を境界にして、
    上記第1、第2の取付板部のいづれか一方に先端
    に係止爪を有するL字状の弾性片を設け、他方に
    上記弾性片の先端に設けた係止爪が係合される係
    止孔を設け、上記第1、第2の取付板部を折り曲
    げた時、上記係止爪が上記係止孔に係止され、上
    記第1、第2の取付板部を任意の角度に保持する
    事を特徴としたシヤーシ構体。
JP491283U 1983-01-17 1983-01-17 シヤ−シ構体 Granted JPS59111076U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP491283U JPS59111076U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 シヤ−シ構体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP491283U JPS59111076U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 シヤ−シ構体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59111076U JPS59111076U (ja) 1984-07-26
JPH029581Y2 true JPH029581Y2 (ja) 1990-03-09

Family

ID=30136514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP491283U Granted JPS59111076U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 シヤ−シ構体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59111076U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993001585A1 (en) * 1991-07-08 1993-01-21 Keisuke Ito String for musical instrument

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993001585A1 (en) * 1991-07-08 1993-01-21 Keisuke Ito String for musical instrument

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59111076U (ja) 1984-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH029581Y2 (ja)
JPH06500738A (ja) 構成部品を所定位置に実装する方法
JPH0134387Y2 (ja)
JPS6334306Y2 (ja)
JPS5928835Y2 (ja) テ−プレコ−ダ等の基板装置
JPS5937855Y2 (ja) 摘子の取付装置
JPH0122154Y2 (ja)
JPS5834462Y2 (ja) 表示装置
JPH0531789Y2 (ja)
JPS5850404Y2 (ja) スライドつまみ
JPH053762Y2 (ja)
US2847754A (en) Method of making a switch mechanism
JPH0418146Y2 (ja)
JPS6348942Y2 (ja)
JPS5928582Y2 (ja) 操作釦の取付装置
KR0181827B1 (ko) 카 오디오용 파워 컨넥터의 고정구조
JPS6145706Y2 (ja)
JPS5847753Y2 (ja) 制御機器のフロントケ−ス
KR810002596Y1 (ko) 기판장치(基板裝置)
JPH0124946Y2 (ja)
JP3530039B2 (ja) 計器のムーブメント組付構造
JPS622831Y2 (ja)
JPS6233380Y2 (ja)
JPH0244082Y2 (ja)
JPS584235Y2 (ja) 基板取付装置