JPS622831Y2 - - Google Patents

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JPS622831Y2
JPS622831Y2 JP878180U JP878180U JPS622831Y2 JP S622831 Y2 JPS622831 Y2 JP S622831Y2 JP 878180 U JP878180 U JP 878180U JP 878180 U JP878180 U JP 878180U JP S622831 Y2 JPS622831 Y2 JP S622831Y2
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JP
Japan
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hole
coil body
coil
machine frame
protruding
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JP878180U
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JPS56111526U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はμ同調チユーナに於けるコイル部体取
付構造の考案に係り、特にコイル部をチユーナの
機枠に簡単に且つ、精度良く取付け得る構造を提
供することにある。
車載ラジオ受信機構の如きにおいて、選局操作
の敏速化を図るために押釦式μ同調チユーナを用
いることは従来から行なわれている。ところが、
この従来の押釦式μ同調チユーナに於いては、複
数個のコイルを適当な押え板その他の多数のコイ
ル保持用部材を組合せて採用し、これらの部材に
よつて各コイルを先ず一体的に組付けるものであ
るからその工作が容易でなく、それらの各コイル
に関してその組付位置の精度を頻繁に検定して組
付けを完成せしめる必要があり、しかもこうして
組付けられたコイル群を更に同調器の機枠に対し
て正確に固定することも容易でなく、中枢的な該
部分の組立、構成に意外な手数を必要とする。
本考案は上記した様な従来のものの欠点を適切
に除去せしめるものであり、更に詳述すれば、本
考案に於けるコイル部体は従来における如くコイ
ル毎に個々に形成されたコイルを組合せて組付け
ることなく、所要数のコイル部を一体にモールド
したコイル部体の一部に所望数の突出係合部を形
成すると共に、前記コイル部体を固定する機枠の
取付座部に、前記コイル部体の突出係合部と対応
関係に該コイル部体の突出係合部の形状よりも若
干大きな第1の孔と、該第1の孔と並列的に形成
された第2の孔と、該第1の孔と第2の孔との間
に骨枠部とを夫々形成し、前記第2の孔側より前
記骨枠部を前記第1の孔側へ押圧変形させ、前記
第1の孔内に受入れられた前記コイル部体の突出
係合部を前記第1の孔の一側壁と前記骨枠部とで
挾持することにより前記コイル部体を前記機枠に
固定する構造とすることにより、基本的な中枢部
であるコイル部体を容易に且つ、精度良く機枠に
組付け得るμ同調式チユーナに於けるコイル部体
取付構造を提供することを目的とする。
以下、本考案に係るμ同調式チユーナに於ける
コイル部体取付構造の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。
第1図は、押釦式μ同調チユーナの要部構成を
示す平面図で、底面側より覗め、その一部が断面
されている。第2図は第1図の更に要部のみを分
解して示した分解斜視図である。
図に於いて、1は押釦式μ同調チユーナの機枠
で、2はコイル部体である。該コイル部体2は突
出係合部2Aと、回路ユニツト3を固定する為の
取付座部2B並びに回路ユニツト4を固定する為
の取付座部2Cと、リング状ゴム5、スリーブコ
ア6、コイル7、コイルボビン8を収納する為の
複数の収納円筒孔2Dとが一体にモールド成形さ
れてなる。そして、該コイル部体2は前記複数の
収納円筒孔2D内に、夫々、前記ゴム5、スリー
ブコア6、コイル7、コイルボビン8を収納した
後、ビス10を用いてAM用並びにFM用端子板
9がコイル部体2に取付けられる。そして、更
に、コイル部体2にはAM用の回路ユニツト3が
取付座部2Bにビス11を用いて、FM用の回路
ユニツト3が取付座部2Cにビス12を用いて
夫々固定され、μ同調チユーナ中枢部がユニツト
として形成されている。又、コイル部体2の突出
係合部2Aの一側壁面2A−1は外側先端に向う
に連れて拡がる様に傾斜面に形成されていて、2
つの突出係合部2A,2Aの側壁面2A−1,2
A−1とで丁度、蟻溝を形成する如くなつてい
る。そして、突出係合部2Aの他側壁面2A−1
はコイル部体外面に対して直角面に形成されてい
る。他方、該コイル部体2が取付けられる機枠1
の取付座部には、コイル部体2の突出係合部2A
と対応関係に、該コイル部体2の突出係合部2A
の形状よりも若干大きな第1の孔1Aと、該第1
の孔1Aと並列的に形成された第2の孔1Bと、
該第1の孔1Aと第2の孔1Bとの間に形成され
た骨枠部1Cに前記第1の孔1A内方向へ突出す
る様に形成された突出部1C−1が夫々形成され
ている。又、突出部1C−1の延出先端面は第2
図中、下方へ向うに連れて拡がる様に形成された
傾斜壁となつている。尚、第2図乃至第4図の如
く、コイル部体2を機枠1に固定手段を於こす前
の状態に於いては、突出係合部2Aの巾lよりも
突出部1C−1が設けられている部分の第1の孔
1Aの巾Lの方が大きく形成されている。そし
て、前記コイル部体2の機枠1への取付けに際し
ては、機枠1の第1の孔1A内にコイル部体2の
突出係合部2Aを挿入配置した後、第3図に示す
如く骨枠部1Cを第2の孔1B側より第1の孔1
A側へ矢印の如く押圧し、該骨枠部1Cを第1の
孔1A側に変形させ、コイル部体2の突出係合部
2Aを第1の孔1Aの一側壁と前記骨枠部1Cの
突出部1C−1とで挾持し、第1図示の如く、コ
イル部体2は機枠1に固定される。
この様に機枠1に取付けられたコイル部体2の
コイルボビン8内に、機枠1上に摺動可能に配設
されている移動部材12に固設されたコア11が
夫々配設される。
以上、説明した様に、本考案に係るμ同調チユ
ーナに於けるコイル部体取付構造は、所要数のコ
イル部を一体にモールドしたコイル部体2の一部
に所望数(実施例に於いては2個)の突出係合部
2Aを形成すると共に、前記コイル部体2を固定
する機枠1の取付座部に、前記コイル部体2の突
出係合部2Aと対応関係に該コイル部体2の突出
係合部2Aの形状よりも若干大きな第1の孔1A
と、該第1の孔1Aと並列的に形成された第2の
孔1Bと、該第1の孔1Aと第2の孔1Bとの間
に骨枠部1Cとを夫々形成し、前記第2の孔1B
側より前記骨枠部1Cを前記第1の孔1A側へ押
圧変形させ、前記第1の孔1A内に受入れられた
前記コイル部体2の突出係合部2Aを前記第1の
孔1Aの一側壁を前記骨枠部1Cとで挾持するこ
とにより前記コイル部体2を前記機枠1に固定す
る様にしたものであるから、コイル部体2、端子
板9、回路ユニツト3,4を単独で組付た後、一
体的に機枠1に簡単に取付けることが出来るから
作業性かつ向上し、しかもコイル部体2等に組込
まれた各種構成要素は、機枠1に固定する前に、
断線、極性、端子配列等の各種チエツクが出来る
と共に、各コイルはコイル部体2によつて包含さ
れる為に、取付強度が増し、温度、衝撃、振動等
の影響からも防ぐことができ、更に、コイル部体
2の薄型化が可能となる。
尚、本実施例に於いては、コイル部体2の突出
係合部2Aの一側壁2A−1のみを外側先端に向
うに連れて拡がる様に傾斜面に形成しているが、
他側壁2A−2も同じ様に外側先端に向うに連れ
て拡がる様に傾斜面に形成しても良く、この場合
にはより確かな固定ができる。又、コイル部体2
の突出係合部2A並びに機枠1側の孔1A,1
B、骨枠部1Cは必要に応じて少なくとも一つ以
上設けられ、その数は適宜選択すれば良い。又、
必要に応じて、コイル部体2は機枠1側からの固
定折曲片1Dが取付座部2Cに回路ユニツト4と
共に、ビス12にて固定される。又、骨枠部1C
に突出部1C−1を設けているが、この突出部1
C−1は必要に応じて設けられ、又、該突出部は
突出係合部2A側に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は押釦式μ同調チユーナの要部構成を示
す平面図で、第2図は第1図の更に要部のみを分
解して示した分解斜視図である。第3図並びに第
4図はコイル部体2を機枠1に取付ける手段を説
明する為の図で、第3図は平面図、第4図は第3
図の−線の断面図の一部を示す。 1……機枠、1A……第1の孔、1B……第2
の孔、1C……骨枠部、1C−1……突出部、2
……コイル部体、2A……係合突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要数のコイル部を一体にモールドしたコイル
    部体の一部に所望数の突出係合部を形成すると共
    に、前記コイル部体を固定する機枠の取付座部
    に、前記コイル部体の突出係合部と対応関係に該
    コイル部体の突出係合部の形状よりも若干大きな
    第1の孔と、該第1の孔と並列的に形成された第
    2の孔と、該第1と第2の孔との間に骨枠部とを
    夫々形成し、前記第2の孔側より前記骨枠部を前
    記第1の孔側へ押圧変形させ、前記第1の孔内に
    受入れられた前記コイル部体の突出係合部を前記
    第1の孔の一側壁と前記骨枠部とで挾持すること
    により前記コイル部体を前記機枠に固定するよう
    にしたことを特徴とするμ同調チユーナに於ける
    コイル部体取付構造。
JP878180U 1980-01-28 1980-01-28 Expired JPS622831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP878180U JPS622831Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP878180U JPS622831Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

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Publication Number Publication Date
JPS56111526U JPS56111526U (ja) 1981-08-28
JPS622831Y2 true JPS622831Y2 (ja) 1987-01-22

Family

ID=29605448

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JP878180U Expired JPS622831Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

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