JPS5938246Y2 - 金属板金に一体成形された合成樹脂ブロツク構造 - Google Patents

金属板金に一体成形された合成樹脂ブロツク構造

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JPS5938246Y2
JPS5938246Y2 JP294277U JP294277U JPS5938246Y2 JP S5938246 Y2 JPS5938246 Y2 JP S5938246Y2 JP 294277 U JP294277 U JP 294277U JP 294277 U JP294277 U JP 294277U JP S5938246 Y2 JPS5938246 Y2 JP S5938246Y2
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JP
Japan
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metal sheet
sheet metal
synthetic resin
metal
molded
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Expired
Application number
JP294277U
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JPS5399368U (ja
Inventor
一夫 横井川
Original Assignee
第一化成株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属板金に一体成形された合成樹脂ブロック構
造の改良に関する。
一般に、例えばカセットテープレコーダにおけるシャー
シの如く、金属板金の上下両面に多数の金属製機構部品
を取付けてなるものが知られている。
ところで、近年、金属板金の上下両面に合成樹脂によっ
て種々の形状の成形品を一体的に成形し、これら成形品
にて金属板金に取付けられる金属製機構部品の代替とす
るようになされたものが実用化されている。
しかるに、このような製品の構成上、金属板金の上面に
例えば薄肉の直方体状の成形ブロックを一体的に成形す
る場合、従来、第1図及び第2図に示すように、金属板
金1に複数の孔2を穿設し、しかして周知の金型を用い
た射出成形によって薄肉の直方体状の成形ブロック3を
成形し該成形ブロック3を前記孔2部分にて前記金属板
金1を上下から挾持させて固定させている。
しかしながら、斯かる従来の構造は、合成樹脂の収縮力
により金属板金1を第3図に示すように曲げ、又成形ブ
ロック3の肉厚tが薄くなるほど強度的に弱くなり、更
に特にL字型のもの(例えば第7図に示すような形状の
もの)では内側に倒れる場合があった。
そこで、例えば第4図に示すように、上記のような単一
の成形ブロック3を複数の分割成形ブロック3aにて構
成することによって、合成樹脂の収縮に伴う金属板金1
aの曲げや成形ブロック3aの倒れ等を防止するように
したものがあるが、斯かる従来の構造のものは、複数に
分割しているため、強度的に劣り、又金型構造が複数に
なる等の新たな問題が生じる。
又、上記両従来例とも、成形ブロック3,3aを金属板
金1に固定するための部分が金属板金1の下面に突出す
るため、この突出部が使用目的によっては他の部品の邪
魔になる場合があり、このような場合成形ブロック3,
3aを合成樹脂にて構成することができなかった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、金属板金の
一部にプレス曲げ加工により形成した適宜角度をもって
傾斜する長尺折曲片に合成樹脂をモールドして薄肉の直
方体状の成形ブロックを、この成形ブロックの長手方向
が長尺折曲片の長手方向に一致するように形成すること
により、合成樹脂の収縮力により金属板金が曲がること
はなく、又成形ブロックが倒れることもなく、更に強度
的にも優れ、加えて簡単な金型構造で成形し得るように
した金属板金に一体成形された合成樹脂ブロツク構造を
提供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例につき第5図及び第6図を参照
して説明する。
第5図及び第6図中、10は金属板金で、その一部には
プレス曲げ加工によって金属板金10の上方に向かって
適宜角度をもって傾斜する一対の長尺折曲片IL11が
互いに対称されて略へ字状に形成されている。
しかして、周知の金型を用いた射出成形によって、前記
長尺折曲片11,11に合成樹脂をモールドして薄肉の
直方体状の成形ブロック12を形成する。
そして、この成形ブロック12の長手方向は、前記長尺
折曲片11,11の長手方向と一致させられている。
なお、この成形ブd′ツク10の下部は、前記金属板金
10のプレス切断部からなる孔13内に前記金属板金1
0の下面側に突出することなく嵌合されている。
このように、成形ブロック12はその内部に埋設された
両折曲片11,11を介して金属板金10に固定され、
かつその長手方向が一致させられているから、合成樹脂
の収縮力により金属板金10が曲がることはなく、又成
形ブロック12が倒れることもなく、更に成形ブロック
12の肉厚tを薄くしても強度的に劣ることはない。
又、成形ブロック12を金属板金10に該金属板金10
の下面側に何ら突出させることなく強固に固定すること
ができるから、金属板金10の下面側に設けられる他の
部品の邪魔になることはない。
更に上記の如く成形ブロック12を金属板金10に該金
属板金10の下面側に側ら突出されることなく強固に固
定することができると共に、成形ブロック12そのもの
は単一物であるから、用いる金型は簡単な構造のもので
よい。
なお、例えば第1図に示すように、L字状の成形ブロッ
ク12aを金属板金10aに一体的に成形する場合、同
図に示すように、金属板金10aの一部に一対の折曲片
11a、11aをその長手方向が互いに直交するように
形成し、しかして上記実施例同様に周知の金型を用いた
射出成形によって、前記両折曲片11a、11aに合成
樹脂をモールドして薄肉のL字状の成形ブロック12a
を形成するようにすればよい。
な訃、第7図中、13aは金属板金10aのプレス切断
部からなる孔である。
上述の如く、本考案になる金属板金に一体成形された合
成樹脂ブロック構造は、金属板金の一部にプレス曲げ加
工により形成した適宜角度をもって傾斜する長尺折曲片
に合成樹脂をモールドして薄肉の直方体状の成形ブロッ
クを、成形ブロックの長手方向が長尺折曲片の長手方向
に一致するように形成した構成であるから、成形ブロッ
クをその内部に埋設された折曲片を介して金属板金に固
定させることができ、従って合成樹脂の収縮力により金
属板金が曲がることはなく、又成形ブロックが倒れるこ
ともなく、更に成形ブロックの肉厚を薄くしても強度的
に劣ることはなく、しかも成形ブロックを金属板金の一
方の面に該金属板金の他方の面側に何ら突出させること
なく強固に固定することができるから、金属板金の他方
の面側に他の部品を設けてもこの他の部品の邪魔になる
ことはなく、加えて用いる金型は簡単な構造のものでよ
い等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明するための斜視図、第2図は第1
図の■−■線に沿う縦断面図、第3図は従来例の欠点を
説明するための第2図同様の縦断面図、第4図は他の従
来例の第2図同様の縦断面図、第5図は本考案の一実施
例の斜視図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う縦断
面図、第7図は本老案の他の実施例の斜視図である。 10.10a・・・金属板金、ILlla・・・長尺折
曲片、12,12a・・・成形ブロック、13゜13a
・・・孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板金の一部をプレス曲げ加工して前記金属板金に対
    し適宜角度をもって傾斜する長尺折曲片を形成し、この
    長尺折曲片を包含するように合成樹脂をモールドして薄
    肉の直方体状の成形ブロックを、この成形ブロックの長
    手方向が上記長尺折曲片の長手方向に一致するように形
    成してなることを特徴とする金属板金に一体成形された
    合成樹脂ブロック構造。
JP294277U 1977-01-13 1977-01-13 金属板金に一体成形された合成樹脂ブロツク構造 Expired JPS5938246Y2 (ja)

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JP294277U JPS5938246Y2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 金属板金に一体成形された合成樹脂ブロツク構造

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JP294277U JPS5938246Y2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 金属板金に一体成形された合成樹脂ブロツク構造

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Publication Number Publication Date
JPS5399368U JPS5399368U (ja) 1978-08-11
JPS5938246Y2 true JPS5938246Y2 (ja) 1984-10-24

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JP294277U Expired JPS5938246Y2 (ja) 1977-01-13 1977-01-13 金属板金に一体成形された合成樹脂ブロツク構造

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JPS555808A (en) * 1978-06-28 1980-01-17 Hitachi Ltd Resin-mold product

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JPS5399368U (ja) 1978-08-11

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