JPS6130777A - 印刷配線板の短絡箇所探知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 、この発明は、印刷配線板における電源とグランドとの
短絡箇所を探知する方法に係る。

印刷配線板における電源、グランド間の短絡は種々のケ
ースによって起り得るが、その原因がパターンブリッジ
、ＩＯ不良、コンデンサ不良等いずれの場合であっても
、その不良箇所を発見することは至難の業であった。

〔従来技術〕

ところで、印刷配線板の短絡箇所を探知する方法として
、第１図に示すものがあった。図において、（１）は直
流定電流源、（２）は印刷配線板であって一方の面（３
）がグランド面であり他方の面（４）が電源面でおる。

（５）はディジタル・ポル）−メータである。この構成
において、いま×印の点が短絡箇所であるとすれば、給
電点（６）からの電位差をグランド面内で測定すれば、
×印の点における電位差が最大となるので、この電位差
の変化を確認することにより短絡箇所を判定する。

従来の短絡箇所探知方法は以上のようなので。

コーティング剤が塗布された印刷配線板の場合は。

コーティング剤を除去しなければならず、また。

ディジタル・ボルト・メータの端子と印刷配線板のグラ
ンド面との接触抵抗が均一でないことやデイジタルーボ
ルト・メータの分解能の限界なトノため、短絡箇所の特
定精度が充分でない、短絡箇所が複数の場合は短絡箇所
の探知が困難でおるなどの欠点があった。

〔発明の概戟〕

この発明はこれらの欠点を改善するためになされたもの
で、探知精度が良く、短絡箇所が複数でも探知可能な印
刷配線板の短絡箇所探知方法を提供するものである。

〔発明の実施例〕

以下第２図に示すこの発明の一実施例について説明する
。第２図において（１）〜（４）は第１図と同様であり
、（７）は印刷配線板（２）の赤外線画像を映す赤外線
ビデオカメラ、（８）は赤外線ビデオカメラ（７）を固
定するカメラスタンド、（９）は赤外線ビデオカメラ（
７）と接続され赤外線影像を観察するテレビである。

このような構成において、直流定電流源＋１１を印刷配
線板（２）の電源パターンの電流許容量を越えない範囲
で調整し、印刷配線板（２）のグランドｉＴ］′Ｉ（３
）と電源面（４）に接続する。いま、印刷配線板（２）
の短絡箇所をＸ印の点、２ケ所とすると、短絡箇所及び
電源パターン上の短絡電流経路の温度が徐々Ｖこ上昇す
る。この時、カメラスタンド（８）で固定された赤外線
ビデオカメラで印刷配線板（２）を撮影し、赤外線影像
をテレビ（９）で観察する。短絡鴨所の面積は電源パタ
ーンに比べて小さい為、接触抵抗は比較的大きく、シた
がって温度も高いので短絡箇所は容易に発見が可能であ
る。

なお突施例においては通常の印刷配線板を例に上げたが
、この発明によれば多数の配線板の接続を行う通称マザ
ーボードの短絡箇所の探知にも適用できるものである。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明に係る印刷配線板の短絡箇所探
知方法では、短絡箇所に流れる電流により発生する熱を
赤外線ビデオカメラで観察するのであるから、短絡箇所
を視覚的に容易に探知でき。

探知精度も良り、シかも短絡箇所が複数の場合でも、探
知できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の印刷配線板の短絡箇所探知方法を示す図
、第２図は本発明による印刷配線板の短絡箇所探知方法
の一実施例を示す図である。図中。 （１）は直流定電流源、（２）は印刷配線板、（３）は
グランド面、（４）は電源面、（５）はディジクル・ボ
ルト・メータ、（６）は給電点、（７）は赤外線ビデオ
カメラ、（８）はカメラスタンド、（９）はテレビであ
る。 なお９図中、同一あるいは相当部分には同一符号を付し
て示しである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 直流定電流源と、赤外線テレビカメラと、このカメラを
   固定するカメラマウントと、上記赤外線テレビカメラで
   撮影した像を映すテレビとを使用し、上記直流定電流源
   のマイナス端子を印刷配線板のグランド面に、またプラ
   ス端子を印刷配線板の電源ラインにそれぞれ接続して給
   電し、上記赤外線ビデオカメラによって印刷配線板を撮
   影し、上記テレビに映し出される印刷配線板の赤外線画
   像の明るい部分を短絡電流の経路、及び短絡箇所と判定
   するようにした印刷配線板の短絡箇所探知方法。