JPS6130712Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130712Y2 JPS6130712Y2 JP9094282U JP9094282U JPS6130712Y2 JP S6130712 Y2 JPS6130712 Y2 JP S6130712Y2 JP 9094282 U JP9094282 U JP 9094282U JP 9094282 U JP9094282 U JP 9094282U JP S6130712 Y2 JPS6130712 Y2 JP S6130712Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring plate
- main shaft
- gear
- drum
- outer box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 9
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はバネ板をカセツト式に装填できる玩
具のゼンマイ機構に関するものである。
具のゼンマイ機構に関するものである。
玩具のゼンマイ機構は帯状の細長いバネ板を渦
巻状に巻設し、これを主軸に固定のツマミにて巻
きしめ、その戻りの反撥力で主軸を回転し、その
回転力を複数の歯車を介して増巾し出力軸(走行
玩具の場合は車輪)に効率的に伝達できるように
構成してなるが、最近ではミニカーに用いるゼン
マイ機構のように車輪をバツク方向に床面にこす
りつけると、その回転が主軸のツマミを回する同
じ役割をしてバネ板を巻きしめ、その状態よりミ
ニカーを離すと勢いよく前進するようにしたもの
もある。
巻状に巻設し、これを主軸に固定のツマミにて巻
きしめ、その戻りの反撥力で主軸を回転し、その
回転力を複数の歯車を介して増巾し出力軸(走行
玩具の場合は車輪)に効率的に伝達できるように
構成してなるが、最近ではミニカーに用いるゼン
マイ機構のように車輪をバツク方向に床面にこす
りつけると、その回転が主軸のツマミを回する同
じ役割をしてバネ板を巻きしめ、その状態よりミ
ニカーを離すと勢いよく前進するようにしたもの
もある。
そして、これらの最近のゼンマイ機構は外箱、
歯車ともに摩耗に強いポリアセタール樹脂が用い
られコンパクト化、ユニツト化され、大量生産で
きるようになつて来た。
歯車ともに摩耗に強いポリアセタール樹脂が用い
られコンパクト化、ユニツト化され、大量生産で
きるようになつて来た。
ところが、バネ板は外箱内に全ての歯車機構を
組んで後に、外箱の適所に設けたスリツトより1
個1個手作業で巻込み装填しているが、その装填
作業自体が面倒な上に、外箱の外部よりバネ板の
内端フツクを主軸に係留させなければならず、多
くの時間と手数を要する結果、コスト高になつて
いた。
組んで後に、外箱の適所に設けたスリツトより1
個1個手作業で巻込み装填しているが、その装填
作業自体が面倒な上に、外箱の外部よりバネ板の
内端フツクを主軸に係留させなければならず、多
くの時間と手数を要する結果、コスト高になつて
いた。
この考案は上記の問題を解消するためのもの
で、バネ板の装填作業をカセツト式に簡単にでき
るようにした玩具のゼンマイ機構を提供すること
を目的としている。
で、バネ板の装填作業をカセツト式に簡単にでき
るようにした玩具のゼンマイ機構を提供すること
を目的としている。
次に、この考案を添付図面に示す実施例にもと
づいて説明する。
づいて説明する。
1は外箱で、該外箱1には渦巻状のバネ板2を
巻きしめたときの戻りの反撥力で回転する主軸3
と、該主軸3に固定の親歯車4に複数の歯車群5
を介して連けいした出力軸6とを備えている。
巻きしめたときの戻りの反撥力で回転する主軸3
と、該主軸3に固定の親歯車4に複数の歯車群5
を介して連けいした出力軸6とを備えている。
7は前記外箱1の一側面に、主軸3を中心に円
形状に穿設した凹欠部で、該凹欠部7の内端には
第4図示の如く主軸3に固着の親歯車4の背面が
露出している。この親歯車4の背面中央寄りには
バネ板2の内端フツク2aが係留する弧状のボス
8,8′が主軸3を挾んで対向するように設けら
れている。9は前記凹欠部7に嵌入できる形状に
成形した皿型のドラムで、該ドラム9の端面中央
には主軸3が挿通する孔10が設けられている。
このドラム9は前記バネ板2を予め巻込み装填し
て後、前記凹欠部7に嵌入するが、その嵌入に際
し、バネ板2の内端フツク2aを主軸3に沿わせ
れば、ドラム9が凹欠部7に完全に嵌入した時点
でバネ板2の内端フツクが主軸3と前記ボス8,
8′の間に自然に係留されるようになる。11は
ドラム9の回転防止突起で、凹欠部7の縁部に設
けた切欠部12に係合する。13はドラム9の内
端外縁の対向する二点に設けた抜け出し防止爪で
前記凹欠部7の内端部に設けた段部14に係合で
きるようになつている。15はドラム9の一側面
に設けたバネ板挿入口、16,16……はドラム
9の内周面に複数等配した丸溝で、該丸溝16,
16……にはバネ板2の外端2bが仮保留され、
バネ板2を強くしめすぎたときにその力をたくみ
に逃がすように構成している。
形状に穿設した凹欠部で、該凹欠部7の内端には
第4図示の如く主軸3に固着の親歯車4の背面が
露出している。この親歯車4の背面中央寄りには
バネ板2の内端フツク2aが係留する弧状のボス
8,8′が主軸3を挾んで対向するように設けら
れている。9は前記凹欠部7に嵌入できる形状に
成形した皿型のドラムで、該ドラム9の端面中央
には主軸3が挿通する孔10が設けられている。
このドラム9は前記バネ板2を予め巻込み装填し
て後、前記凹欠部7に嵌入するが、その嵌入に際
し、バネ板2の内端フツク2aを主軸3に沿わせ
れば、ドラム9が凹欠部7に完全に嵌入した時点
でバネ板2の内端フツクが主軸3と前記ボス8,
8′の間に自然に係留されるようになる。11は
ドラム9の回転防止突起で、凹欠部7の縁部に設
けた切欠部12に係合する。13はドラム9の内
端外縁の対向する二点に設けた抜け出し防止爪で
前記凹欠部7の内端部に設けた段部14に係合で
きるようになつている。15はドラム9の一側面
に設けたバネ板挿入口、16,16……はドラム
9の内周面に複数等配した丸溝で、該丸溝16,
16……にはバネ板2の外端2bが仮保留され、
バネ板2を強くしめすぎたときにその力をたくみ
に逃がすように構成している。
なお、図中17は主軸3に固定の親歯車4と一
体に設けた爪歯車で、該爪歯車は親歯車と共用す
る場合もある。18は爪歯車17より小径で、こ
れと一体のリード歯車、19は外箱1の肩部に枢
支された回動軸で、該回動軸19には前記爪歯車
17に噛合できるストツプ爪20と、前記リード
歯車18に接触するリード爪21および、回動軸
19を回動させるレバー22が突設されている。
前記ストツプ爪20およびリード爪21は次のよ
うに作用する。即ち出力軸6を逆転方向に回転さ
せることによつて歯車群5を介して主軸3が矢印
A方向に回転し、バネ板2を巻きしめるときは爪
歯車17はストツプ爪20に対してフリーとなる
がこの際リード爪21はリード歯車18によつて
矢印B方向に回動させられストツプ爪20をラチ
エツト歯車17に圧接する。従つて、バネ板2の
巻きしめ途中あるいは巻きしめ完了時に出力軸6
の回転を止め、フリーとしても爪歯車17はただ
ちにストツプ爪20に喰み合い、バネ板をゆるま
せない。一方、バネ板2を巻きしめた後、レバー
22を矢印C方向に回動させると、ストツプ爪2
0は爪歯車17から離反するから主軸3はバネ板
3の戻りの反撥力で回転し、その回転力を歯車群
5を介して出力軸6を回転させる。この際リード
爪21はリード歯車18の回転中、その歯によつ
て持ち上げられるので、ストツプ爪20は爪歯車
17に不作用位置に維持する。
体に設けた爪歯車で、該爪歯車は親歯車と共用す
る場合もある。18は爪歯車17より小径で、こ
れと一体のリード歯車、19は外箱1の肩部に枢
支された回動軸で、該回動軸19には前記爪歯車
17に噛合できるストツプ爪20と、前記リード
歯車18に接触するリード爪21および、回動軸
19を回動させるレバー22が突設されている。
前記ストツプ爪20およびリード爪21は次のよ
うに作用する。即ち出力軸6を逆転方向に回転さ
せることによつて歯車群5を介して主軸3が矢印
A方向に回転し、バネ板2を巻きしめるときは爪
歯車17はストツプ爪20に対してフリーとなる
がこの際リード爪21はリード歯車18によつて
矢印B方向に回動させられストツプ爪20をラチ
エツト歯車17に圧接する。従つて、バネ板2の
巻きしめ途中あるいは巻きしめ完了時に出力軸6
の回転を止め、フリーとしても爪歯車17はただ
ちにストツプ爪20に喰み合い、バネ板をゆるま
せない。一方、バネ板2を巻きしめた後、レバー
22を矢印C方向に回動させると、ストツプ爪2
0は爪歯車17から離反するから主軸3はバネ板
3の戻りの反撥力で回転し、その回転力を歯車群
5を介して出力軸6を回転させる。この際リード
爪21はリード歯車18の回転中、その歯によつ
て持ち上げられるので、ストツプ爪20は爪歯車
17に不作用位置に維持する。
以上の如く、この考案に係る玩具のゼンマイ機
構によれば、渦巻状のバネ板を巻きしめたときの
戻りの反撥力で回転する主軸と、該主軸に複数の
歯車を介して連けいした出力軸とを備えた外箱の
一側面に、該主軸を中心とする円形状の凹欠部を
設け、該凹欠部に予めバネ板を巻込み装填したド
ラムを嵌入し、バネ板の内端フツクを主軸に係留
させてなるので、主軸と出力軸とこれらを連けい
する歯車群を外箱に組む作業とは別にドラムにバ
ネ板を巻込み装填し、あとからカセツト式に外箱
の凹欠部にドラムをバネ板の内端フツクが主軸に
係留するように嵌入すればよく、従来の如く、バ
ネ板の装填してバネ板の内端フツクを主軸に係留
させる面倒な工程が省略でき作業性が向上し、コ
ストダウンにつながるという利点がある。
構によれば、渦巻状のバネ板を巻きしめたときの
戻りの反撥力で回転する主軸と、該主軸に複数の
歯車を介して連けいした出力軸とを備えた外箱の
一側面に、該主軸を中心とする円形状の凹欠部を
設け、該凹欠部に予めバネ板を巻込み装填したド
ラムを嵌入し、バネ板の内端フツクを主軸に係留
させてなるので、主軸と出力軸とこれらを連けい
する歯車群を外箱に組む作業とは別にドラムにバ
ネ板を巻込み装填し、あとからカセツト式に外箱
の凹欠部にドラムをバネ板の内端フツクが主軸に
係留するように嵌入すればよく、従来の如く、バ
ネ板の装填してバネ板の内端フツクを主軸に係留
させる面倒な工程が省略でき作業性が向上し、コ
ストダウンにつながるという利点がある。
また、この考案によれば、ドラムにバネ板を巻
込み装填したものがカセツト式に組付けられるの
で、玩具の性質にあわせ、あるいは玩具メーカー
の要求に応じた材質、巻数のバネ板が容易に適用
できるものである。
込み装填したものがカセツト式に組付けられるの
で、玩具の性質にあわせ、あるいは玩具メーカー
の要求に応じた材質、巻数のバネ板が容易に適用
できるものである。
図はこの考案の実施例を示し、第1図は内部機
構の斜視図、第2図は平面断面図、第3図はドラ
ムの斜視図、第4図はドラム嵌入時の斜視図であ
る。 1……外箱、2……バネ板、3……主軸、4…
…親歯車、5……歯車群、6……出力軸、7……
凹欠部、9……ドラム。
構の斜視図、第2図は平面断面図、第3図はドラ
ムの斜視図、第4図はドラム嵌入時の斜視図であ
る。 1……外箱、2……バネ板、3……主軸、4…
…親歯車、5……歯車群、6……出力軸、7……
凹欠部、9……ドラム。
Claims (1)
- 渦巻状のバネ板を巻きしめたときの戻りの反撥
力で回転する主軸と、該主軸に複数の歯車群を介
して連けいした出力軸とを備えた外箱の一側面
に、該主軸を中心とする円形状の凹欠部を設ける
とともに、該凹欠部に嵌入できるドラムを設け、
該ドラム内に予めバネ板を巻込み装填し、前記凹
欠部から露出する歯車背面にバネ板の内端フツク
が係留するボスを主軸を挾んで対向して設けたこ
とを特徴とする玩具のゼンマイ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9094282U JPS58193997U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 玩具のゼンマイ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9094282U JPS58193997U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 玩具のゼンマイ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58193997U JPS58193997U (ja) | 1983-12-23 |
JPS6130712Y2 true JPS6130712Y2 (ja) | 1986-09-08 |
Family
ID=30099379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9094282U Granted JPS58193997U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 玩具のゼンマイ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58193997U (ja) |
-
1982
- 1982-06-18 JP JP9094282U patent/JPS58193997U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58193997U (ja) | 1983-12-23 |
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