JPS61296167A - ビ−ム染色処理方法 - Google Patents
ビ−ム染色処理方法Info
- Publication number
- JPS61296167A JPS61296167A JP13435385A JP13435385A JPS61296167A JP S61296167 A JPS61296167 A JP S61296167A JP 13435385 A JP13435385 A JP 13435385A JP 13435385 A JP13435385 A JP 13435385A JP S61296167 A JPS61296167 A JP S61296167A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dyeing
- processing liquid
- processing
- beam tube
- amount
- Prior art date
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- Granted
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビーム染色処理方法に関し、更に詳しく述べ
るならば、低浴比において短時間で処理することのでき
るビーム染色処理方法に関する。
るならば、低浴比において短時間で処理することのでき
るビーム染色処理方法に関する。
ビーム筒の外周上に繊維布帛を層状に巻き付け、これを
染色処理槽内に配置し、このビーム筒及び繊維布帛を介
して処理液を循環せしめて染色処理する方法は、一般に
知られている。そして、このようなビーム染色処理にお
いて、低浴比処理を行うために、染色処理槽内にダミー
を配置して処理槽の内容量を減少せしめ、これによって
処理槽内に充満される処理液量を減少せしめることが提
案されている(特公昭55−27192号、特公昭56
−544号及び特公昭5B−53旧号参照)。
染色処理槽内に配置し、このビーム筒及び繊維布帛を介
して処理液を循環せしめて染色処理する方法は、一般に
知られている。そして、このようなビーム染色処理にお
いて、低浴比処理を行うために、染色処理槽内にダミー
を配置して処理槽の内容量を減少せしめ、これによって
処理槽内に充満される処理液量を減少せしめることが提
案されている(特公昭55−27192号、特公昭56
−544号及び特公昭5B−53旧号参照)。
上記の如き提案の方法によれば、低浴比の実現によって
、染料、助剤や水、水蒸気等の節減ができ、ビーム染色
処理におけるコストダウンを図ることができる。しかし
ながら、かかる工夫によって低浴比化を実現し得ても、
かかる工夫のみでは染色処理時間を短縮し、かつ、均一
染色を有効に行うことはできず、従って従来のビーム染
色処理には依然として長時間を要し、また場合によって
は不均染を生ずるという問題があった。
、染料、助剤や水、水蒸気等の節減ができ、ビーム染色
処理におけるコストダウンを図ることができる。しかし
ながら、かかる工夫によって低浴比化を実現し得ても、
かかる工夫のみでは染色処理時間を短縮し、かつ、均一
染色を有効に行うことはできず、従って従来のビーム染
色処理には依然として長時間を要し、また場合によって
は不均染を生ずるという問題があった。
しかして、本発明は、上記の如き従来技術における問題
点を解決しようとするものである。
点を解決しようとするものである。
本発明によれば外周上に繊維布帛を層状に巻き付けたビ
ーム筒を染色処理槽内に配置し、前記ビーム筒及び繊維
布帛層を介して処理液を循環せしめて染色処理する方法
が提供されるのであって、この方法は、染色処理槽内に
供給する処理液の量を処理槽の容量の1/2〜2/3と
し、ポンプによる処理液の循環流量を1分当り前記処理
液量の3〜4倍とし、そして染色処理の間前記ビーム筒
を回転せしめることを特徴とする。
ーム筒を染色処理槽内に配置し、前記ビーム筒及び繊維
布帛層を介して処理液を循環せしめて染色処理する方法
が提供されるのであって、この方法は、染色処理槽内に
供給する処理液の量を処理槽の容量の1/2〜2/3と
し、ポンプによる処理液の循環流量を1分当り前記処理
液量の3〜4倍とし、そして染色処理の間前記ビーム筒
を回転せしめることを特徴とする。
上記の如き構成を有する本発明の方法によれば、処理液
中の染料、助剤の溶解濃度が均一化されかつ槽内の温度
分布も均一であるため、繊維布帛への均一な染着がなさ
れるとともに、処理液の循環数が大幅に増加されるため
染色時間の短縮も図れることとなる。従って、低浴比か
つ短時間における繊維布帛のビーム染色処理を行うこと
ができるので、極めて効率的かつ低コストの染色が可能
となるとともに、均一かつ高品質の染色物を得ることが
できる。
中の染料、助剤の溶解濃度が均一化されかつ槽内の温度
分布も均一であるため、繊維布帛への均一な染着がなさ
れるとともに、処理液の循環数が大幅に増加されるため
染色時間の短縮も図れることとなる。従って、低浴比か
つ短時間における繊維布帛のビーム染色処理を行うこと
ができるので、極めて効率的かつ低コストの染色が可能
となるとともに、均一かつ高品質の染色物を得ることが
できる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の方法を詳しく
説明する。
説明する。
第1図において、1は、開閉蓋2を有する横型円筒形の
密閉容器である。3はビーム筒で、周面に多数の孔が形
成されており、その外周上にIJIi維布帛IOを多層
に巻装されている。前記ビーム筒3は、前記開閉蓋2に
付設されたビーム押え装置13と、ビーム受け11によ
り、脱着可能にセントされている。前記密閉容器1内の
処理液は、吸込配管12から熱交換器24を通り、ポン
プ34へ吸い込まれる。そして、ポンプ34より吐出さ
れた処理液は、吐出配管35を介して、前記容器1のビ
ーム受け11側より、前記ビーム筒3の中空内へ供給す
るように処理液循環路を形成している。
密閉容器である。3はビーム筒で、周面に多数の孔が形
成されており、その外周上にIJIi維布帛IOを多層
に巻装されている。前記ビーム筒3は、前記開閉蓋2に
付設されたビーム押え装置13と、ビーム受け11によ
り、脱着可能にセントされている。前記密閉容器1内の
処理液は、吸込配管12から熱交換器24を通り、ポン
プ34へ吸い込まれる。そして、ポンプ34より吐出さ
れた処理液は、吐出配管35を介して、前記容器1のビ
ーム受け11側より、前記ビーム筒3の中空内へ供給す
るように処理液循環路を形成している。
前記ビーム受け11の芯部には回転軸36が固設されて
おり、その回転軸36は、容器1の外部まで延出されて
、その端部が回転用エアーシリンダー14に連結されて
いる。前記ビーム筒3は、ビーム受け11及びビーム押
え13により前後で挟まれており、前記回転軸36の回
転と共に回転するようになっている。尚、回転軸36に
は、適宜、軸受部37が付設されている。
おり、その回転軸36は、容器1の外部まで延出されて
、その端部が回転用エアーシリンダー14に連結されて
いる。前記ビーム筒3は、ビーム受け11及びビーム押
え13により前後で挟まれており、前記回転軸36の回
転と共に回転するようになっている。尚、回転軸36に
は、適宜、軸受部37が付設されている。
給水は、弁19を開いて供給される。前記容器1内の会
液面は、1/2〜2/3の位置39とする。
液面は、1/2〜2/3の位置39とする。
染料、助剤等は投入槽23に投入され、処理液とともに
注入ポンプ31、逆止弁30及び注入弁29を介して、
主ポンプ34の吸込側に供給される。尚、21は戻し弁
である。
注入ポンプ31、逆止弁30及び注入弁29を介して、
主ポンプ34の吸込側に供給される。尚、21は戻し弁
である。
主ポンプ34が駆動し、処理液が循環するが、まず主ポ
ンプ34の吐出側より出た処理液は、前記容器1のビー
ム受11側の連通部より、前記ビーム筒3内の中空部へ
供給される。前記ビーム筒3内の中空部へ送られて来た
処理液は該ビーム筒3の周面に多数設けられた孔弁より
、被処理布帛10内を貫流し、次に吸込配管12に至り
、熱交換器24を通って主ポンプ34の吸込側に戻る。
ンプ34の吐出側より出た処理液は、前記容器1のビー
ム受11側の連通部より、前記ビーム筒3内の中空部へ
供給される。前記ビーム筒3内の中空部へ送られて来た
処理液は該ビーム筒3の周面に多数設けられた孔弁より
、被処理布帛10内を貫流し、次に吸込配管12に至り
、熱交換器24を通って主ポンプ34の吸込側に戻る。
処理液の循環量は処理液給量の3〜4倍としている。染
色工程中は、前記回転用エアーシリンダー14を用いて
、ゆっくりと(A回転/分)回転されている。
色工程中は、前記回転用エアーシリンダー14を用いて
、ゆっくりと(A回転/分)回転されている。
下記の実施例は、本発明を更に詳しく説明するためのも
のである。
のである。
例1
染色機: 日阪製LLB−120/30型ビーム染色機
被染物: ナイロントリコット、1800m、 324
kg液 量: 2000j! (総容量 4500β
)循環流量二 表1による 循環回数: 表1による ビーム回転二 χ回転/分 染 料: 酸性染料 表1 循環流量 4000 J /分 6000 Il/分
8000β/分循環回数 2.0 3.0
、 4.0処理時間 110分 85分
75分以上の如く、処理時間が大幅に短縮された。
被染物: ナイロントリコット、1800m、 324
kg液 量: 2000j! (総容量 4500β
)循環流量二 表1による 循環回数: 表1による ビーム回転二 χ回転/分 染 料: 酸性染料 表1 循環流量 4000 J /分 6000 Il/分
8000β/分循環回数 2.0 3.0
、 4.0処理時間 110分 85分
75分以上の如く、処理時間が大幅に短縮された。
尚、ビーム筒を回転しない場合、ビーム筒に巻装された
処理布帛の上下間で、色差が生じた。故に、ビーム回転
をしない場合、処理液面を被処理布帛が没する位置まで
−1−、げなければならない。
処理布帛の上下間で、色差が生じた。故に、ビーム回転
をしない場合、処理液面を被処理布帛が没する位置まで
−1−、げなければならない。
本発明によれば、低浴比かつ短時間における繊維布帛の
ビーム染色処理が可能であり、均一かつ高品質の染色物
を得ることができる。
ビーム染色処理が可能であり、均一かつ高品質の染色物
を得ることができる。
第1図は、本発明方法を実施する装置を示す模式図であ
る。 1・・・密閉容器、 2・・・開閉蓋、3・
・・ビーム筒、 10・・・繊維布帛、11
・・・ビーム受、 13・・・ビーム押え、
14・・・エアーシリンダー、 24・・・熱交換器、
34・・・ポンプ。
る。 1・・・密閉容器、 2・・・開閉蓋、3・
・・ビーム筒、 10・・・繊維布帛、11
・・・ビーム受、 13・・・ビーム押え、
14・・・エアーシリンダー、 24・・・熱交換器、
34・・・ポンプ。
Claims (1)
- 1、外周上に繊維布帛を層状に巻き付けたビーム筒を染
色処理槽内に配置し、前記ビーム筒及び繊維布帛層を介
して処理液を循環せしめて染色処理する方法において、
染色処理槽内に供給する処理液の量を処理槽の容量の1
/2〜2/3とし、ポンプによる処理液の循環流量を1
分当り前記処理液量の3〜4倍とし、そして染色処理の
間前記ビーム筒を回転せしめることを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13435385A JPS61296167A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | ビ−ム染色処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13435385A JPS61296167A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | ビ−ム染色処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61296167A true JPS61296167A (ja) | 1986-12-26 |
JPS6357541B2 JPS6357541B2 (ja) | 1988-11-11 |
Family
ID=15126379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13435385A Granted JPS61296167A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | ビ−ム染色処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61296167A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01314776A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-19 | Hisaka Works Ltd | ビーム染色兼乾燥方法及びその装置 |
JP2014173222A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Ykk Corp | 染色機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4318782Y1 (ja) * | 1965-05-14 | 1968-08-03 | ||
JPS6034667A (ja) * | 1983-08-04 | 1985-02-22 | 株式会社日阪製作所 | 低浴比ビ−ム染色その他布帛処理方法 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP13435385A patent/JPS61296167A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4318782Y1 (ja) * | 1965-05-14 | 1968-08-03 | ||
JPS6034667A (ja) * | 1983-08-04 | 1985-02-22 | 株式会社日阪製作所 | 低浴比ビ−ム染色その他布帛処理方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01314776A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-19 | Hisaka Works Ltd | ビーム染色兼乾燥方法及びその装置 |
JP2014173222A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Ykk Corp | 染色機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6357541B2 (ja) | 1988-11-11 |
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