JPS61295996A - 油圧駆動ウインチの制御装置 - Google Patents

油圧駆動ウインチの制御装置

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JPS61295996A
JPS61295996A JP13981685A JP13981685A JPS61295996A JP S61295996 A JPS61295996 A JP S61295996A JP 13981685 A JP13981685 A JP 13981685A JP 13981685 A JP13981685 A JP 13981685A JP S61295996 A JPS61295996 A JP S61295996A
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JP
Japan
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winding
main
switching valve
main winding
switch
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JP13981685A
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Inventor
幸雄 小泉
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1個の油圧モータで2個の巻取ドラムくたと
えば主巻と補巻)を駆動する1モーク、2ドラムタイプ
の油圧駆動ウィンチの制御装置に関するしので、その操
作性および作業性を改善したものである。
(従来技術) 従来、油圧駆動ウィンチにおいて、一本のレバー操作で
吊荷の巻上、巻下、自由降下を行えるにうにしたちのく
たとえば特開昭56−103092号公報)が知られて
いる。しかし、この装置は1個の油圧モータで1個の巻
取ドラムを駆動する独立タイプであるため、たとえば油
圧クレーン等のように主巻と補巻を設ける場合は、各ド
ラムに1個宛てit 2個の油圧モータが必要であると
ともに、各モータを制御するために2個の巻方向切換弁
および2本の巻上レバーが必要で、部品点数が多くなり
、コストアップになる。また、主巻と補巻の両作業を行
う時は、2木のレバー操作が必要となり、操作が非常に
面倒である。とくに、出荷の巻上と自由降下を行う場合
、スイッチによってクラッチをオンした後、巻上レバー
の傾倒操nによって巻上と自由時下を選択するため、そ
の操作爪が大きく、クラムシェル作業のように出荷の巻
上と自由降下を頻繁に繰返す場合は、オペレータの疲労
度も高くなる。しかも、各ドラムを制動するためにペダ
ルによって操作されるポジティブブレーキを用いている
ため、出荷を宙吊り状態で保持するには必ずブレーキペ
ダルによりポジティブブレーキをオンし、さらに、プレ
ーVオンした状態でペダルをロックする必要があり、非
常に面倒であるとともに、誤操作によって吊荷を落下さ
せる危険性がある。
(発明の目的) 本発明は、このような従来の問題を解決し、1個の油圧
モータで主巻と補巻の2個のドラムを駆動する1モータ
、2ドラムタイプの油圧駆動ウィンチで、構造を簡単に
し−てコストダウンを図り、主巻ど補巻のそれぞれの巻
上、巻下、停止、自由降下の制御を簡単にし、操作性お
よび作業性を向上させ、オペレータの疲労を少なくする
とともに、誤操作による吊荷の落下を防止して安全性を
向上できる油圧駆動ウィンチの制御回路を提供するもの
である。
(発明の+jIS成) 本発明は、第1油圧源からの圧油を油圧モータに導いて
同モークの回転方向を制御する巻方向切換弁と、油圧モ
ータの回転を主巻用ドラムと補巻用ドラムに伝エヱする
主巻用クラッチと補巻用クラッチと、上記各ドラムを個
別に制動する主巻用ネガティブブレーキと補巻用ネガテ
ィブブレーキと、主さ用クラッチと主さ用ネガディプブ
レーキに対する第2油圧源からの圧hl+の給排を制御
してよ春用ドラムの駆動、停止、自由降下の切換えを行
う主巻用作業切換弁と、補巻用クラッチと補巻用ネガテ
ィブブレーキに対する第2油圧源からの圧油の給排を制
御して補巻用ドラムの駆動、停止、自由降下の切換えを
行う補巻用作業切換弁とを備え、上記主巻用作業切換弁
と補巻用作業切換弁をスイッチによって電気的に切換え
るようにするとともに、そのスイッチを上記巻方向切換
弁を切換える巻上レバーに付設したことを特徴とするも
のである。
(実施例) 第1図において、1は第1油圧源としての主油圧ポンプ
で、その吐出回路11には巻方向切換弁2を介して油圧
モータ3の駆動回路31.32と、タンク14への戻り
回路13が切換自在に接続されている。巻方向切換弁2
は、巻上レバー21により中立位置2Cから巻上位置2
a、!=S下位冒2bに切換えられる。12は主リリー
フ弁、33はカウンタバランス弁を示す。
油圧モータ3の出力軸には減速装置34を介して主巻用
ドラム軸41と補巻用ドラム軸51が連結され、各ドラ
ム軸4.1.51に主巻用ドラム4と補巻用ドラム5が
回転自在に嵌装されている。
43は主巻用クラッチ、53は補巻用クラッチで、クラ
ッチ回路/14.54.J:り給tJIされる圧油にJ
、ってオン、オフ制御され、上記各ドラム軸41゜51
の回転を各ドラム4,5に伝達、解除する。
45は主巻用ネガティブブレーキ、55は補巻用ネガテ
ィブブレーキで、通常はスプリングによりブレーキオン
状態にあり、ブレーキ回路46.56より供給される圧
油によってブレーキオフされる。47は主巻用ポジティ
ブブレーキ、57は補巻用ポジティブブレーキで、ブレ
ーキペダル48゜58の操作によりマスターシリンダ4
9.59を経て給排される圧油ににってオン、オフ制御
される。
6は補助油圧ポンプで、その吐出回路61にチェック弁
62、アンロード弁63、主巻用作業切換弁7、補巻用
作業切換弁8、パイロット切換弁9を介して上記主巻用
のクラッチ回路44とブレーキ回路46、補巻用のクラ
ッチ回路54とブレーキ回路56、アキュムレータ64
、タンク14へのドレン回路65が切換自在に接続され
ている。
上記主巻用作業切換弁7は電磁式で、その両側に設けら
れたソレノイド72.73を主巻用スイッチ71によっ
て励磁、消磁することにより中立位@7Cから自由降下
位’El 7 aと、主巻用ドラム4を駆動する作業位
置7bとに切換えられる。また、補巻用作業切換弁8も
電磁式で、その両側に設けられたソレノイド82.83
を補巻用スイッチ81によって励磁、消磁することによ
り中立位置8Cから自由降下位置8aと、補巻用ドラム
5を駆動する作業位置8bとに切換えられる。90は電
源としてのバッテリである。
上記各スイッチ71.81は3位置切換え式で、第2図
に示すように巻上レバー21のノブ22に設けられてい
る。この場合、各スイッチ71,81は中立位置(オフ
)および作業位置(接点71b、sib側にオン)でデ
ィテント付とし、自由降下位置(接点71a、81a側
にオン)に対しては手を離せば中立位置に戻るようにす
るのが望ましい。さらに使用していない方のスイッチを
誤1IIIJff防止のためにロックできるようにすれ
ば一層好都合である。
一方、パイロット切換−弁9は上記油圧[−夕3の駆h
iJ回路31.32からパイロット回路35゜36によ
り導かれるパイロン1〜圧によって中立位置9Cから左
右のオフセット位置9a、9bに切換えられる。なお、
この弁9の左右の位置9a。
9bのスプール形状は同一であり、また、この弁9がど
の位置にあってもアキュムレータ64が補助油圧ポンプ
6に接続されており、このポンプ6からアキュムレータ
64に常時圧油が供給、蓄圧され、以下、このポンプ6
およびアキュムレータ64を第2油圧源源として上記各
クラッチおよび各ネガティブブレーキに対する圧油の給
排が制御される。
次に、作用について現用する。
まず、巻上レバー21を中立に保持しU 、1夕くと、
巻方向切換弁2が中立位置2cに保持され、主油圧ポン
プ1の吐出油がタンク14に戻され、油圧モータ3は停
止されている。このとき、パイロット回路35.36に
パイロット圧が導かれないのでパイロット切換弁9も中
立位置9cにある。また、この状態で主巻用および補巻
用の各スイッチ71.81をオフしておけば、各作業切
換弁7゜8の左右のソレノイド72.73および82.
83がすべて消磁され、各作業切換弁7,8が中立位置
7c、8cに保持され、各クラッチ43.53内の作動
油および各ネガティブブレー、l= 45 。
55内の作動油がタンク14に流出され、各クラッチ4
3.53がオフされているとともに、各ネガティブブレ
ーキ45.55がそれ自身のばね力によってオンされ、
各ドラム4,5が停止されている。なお、各ドラム4,
5の停iL時には、補助油圧ポンプ6の吐出油がパイロ
ット切換弁9を経てアキュムレータ64に導かれて蓄圧
され、このアキュムレータ64に所定圧力が蓄圧された
後、上記吐出油がアンロード弁63を経てタンク14に
戻される。
次いで、主巻の巻上作業を行う場合、まf巻上レバー2
1に付設された主巻用スイッチ71を接点71b側にオ
ンして主巻用作業切換弁7のソレノイド73を励磁し、
向弁7を作業位置7bに切換える。これによりアキュム
レータ64からの圧油が主巻用作業切換弁7、クラッチ
回路/I4を経て主巻用クラッチ43に導かれ、同クラ
ッチ43がオンされる。ただしこのとき、巻上レバー2
1が中立で、巻方向切換弁2が中立位置2Cに保持され
、油圧モータ3が停止されているので、パイロット切換
弁9が中立位置9Cにあり、このため、主巻用ネガティ
ブブレーキ45内の作動油がブレーキ回路46から上記
台片7,8.9を経てタンク14に流出され、同ブレー
キ45がオンされ、主さ用ドラム4は停止されている。
その後、巻上レバー21により巻方向切換弁2を巻上位
置2aに切換えると、主油圧ポンプ1からの圧油が回路
31、カウンタバランス弁33を経て油圧モータ3に導
かれ・、同モータ3の吸込側すtkわら回路31の圧力
が次第に1胃し、その圧力がパイロツ(−回路35に導
かれ、その圧力が所定圧力以上になると、パイロット切
換弁9が右位置9bに切換えられる。これに伴って上記
アキュムレータ64からの圧油がパイロット切換弁9、
各作業切換弁8,7、ブレーキ回路46を経て主巻用ネ
ガティブブレーキ45に導かれ、同ブレーキ45がオフ
される。なお、上記主巻用クラッチ43は引続いてオン
されたままである。これにより上記油圧モータ3が回転
され、その回転力が主巻用クラッチ43を介して主巻用
ドラム4に伝達され、同ドラム4が巻上方向に回転され
、主巻の巻上運転が行われる。
この場合、パイロット切換弁9を省略し、上記作業切換
弁7を作業位置7bに切換えた際に、補助油圧ポンプ6
またはアキュムレータ64からの圧油を上記クラッチ4
3に導いてクラッチオンすると同時に、上記圧油をネガ
ティブブレーキ45に導いてブレーキオ“フするように
構成しても、カウンタバランス弁33の働きによって吊
荷の落下を防止できる。しかし、上記のように油圧モー
タ3の駆動圧力が所定圧力になった時に、パイロット切
換弁9を介してネガティブブレーキ45に圧油を導いて
ブレーキオフすることにより、この巻上運転起動時に油
圧モータ3に衝撃的負値がかかること<r <、スムー
ズに起動できる。
上記主巻の巻上作業を一旦停止させる時は、上記スイッ
チ71により主巻用作業切換弁7を作業位置7bに切換
えたままで、巻上レバー21を中立位置に戻す。これに
より油圧モータ3への圧油の供給が停止されて同モータ
3が停止され、ぞの吸込側の圧力が低下して上記パイロ
ット切換弁9が中立位置9Cに戻され、主巻用クラッチ
43が引続いてオンされたままで、主巻用ネガティブブ
レーキ45内の作動油がタンク14に流出され、同ブレ
ーキ45がオンされ、主巻用ドラム4が停止される。
なお、主巻の巻下作業を行う時は、上記主巻用スイッチ
71により主善用作業切換弁7を作業位置7bに切換え
たままで、巻上レバー21により巻方向切換弁2を巻下
位置2bに切換えればよい。
■記主巻の巻上、巻下作業の終了後、巻上レバー21に
より巻方向切換弁2を中立位置2Cに戻し、主巻用スイ
ッチ71をオフして主巻用作業切換弁7を中立位置7C
に戻ずと、上記運転当初と同様に油圧モータ3が停止さ
れるとともに、パイロット切換弁9が中立位置9Cに復
帰され、主巻用クラッチ43および主巻用ネガティブブ
レーキ45内の作動油がタンク14に流出され、同クラ
ッチ43がオフ、ブレーキ45がオンされ、主巻用ドラ
ム4が停止され、吊荷が保持される。
すなわち、主巻の通常の巻よ、巻下運転時には、主巻用
スイッチ71により主巻用作業切換弁7を作業位f17
bに切換えておけば、主巻用クラッチ43が自動的に常
時オンされ、巻上レバー21により巻方向切換弁2を巻
上または巻下位置に切換えるだけで、油圧モータ3を所
定の方向に回転さけるとともに、自動的に主巻用ネガテ
ィブブレーキ45をオフさせ、油圧モータ3の回転を主
巻用ドラム4に伝達して同ドラム4を所定の方向に回転
させ、主巻の巻上、巻下運転を行うことができ、その後
、巻上レバー21を中立に戻りことにより、自動的にネ
ガティブブレーキ45をオンさゼ、主巻用ドラム4つま
り吊荷を自動的に停止さ往ることができ、巻上レバー2
1の操作だけでいわゆる中立自動ブレーキ方式で安全性
に富む巻上、巻下運転を行うことができる。
次に、主巻の自由降下を行う場合、巻上レバー21によ
り巻方向切換弁2を中立位置2cに保持し、主巻用スイ
ッチ71を接点71a側にオンし、主巻用作業切換弁7
を自由降下位置7aに切換える。これにより主油圧ポン
プ1の吐出油がタンク14に戻され、油圧モータ3が停
止されるーh、主巻用クラッチ43内の作動油が主巻用
作業切換弁7およびパイロワ1〜切換弁9を経てタンク
14に流出され、主巻用クラッチ/I3がオフされると
ともに、アキュムレータ64からの圧油が主巻用作業切
換弁7を経て主巻用ネガティブブレーキ45に導かれ、
同ブレーキ45がオフされ、主巻用ドラム4がドラム軸
41に対して自由となり、出荷の自重により主巻の自由
降下が行われる。
この主巻の自由降下時において、主巻用ポジティブブレ
ーキ47のブレーキペダル48を踏んでブレーキオンす
ることにより、主巻用ドラム4を停止ざU、吊荷を任意
の位置に停止させことができる。また、このポジティブ
ブレーキ47をハーフブレーキにして吊荷を緩速で自由
降下させることもできる。ただしこの場合、主巻用スイ
ッチ71をオフすれば、主巻用作業切換弁7が中立位置
7Cに戻され、主巻用クラッチ43内の作動油と主巻用
ネガティブブレーキ45内の作動油とがタンク14に流
出され、自動的にクラッチオフ、ブレーキオンされて主
巻用ドラム4が停止され、かつ、その停止状態が保持さ
れるので、必ずしも上記ポジティブブレーキ47のブレ
ーキペダル48を操作する必要がなく、従って、このポ
ジティブブレーキ47を省略しても差支えない。ただし
、急激にブレーキがかからないように工夫を要する。
また、上記ポジティブブレーキ47を設ける場合であっ
ても、主巻用スイッチ71のオフで主巻用作業切換弁7
を中立位置7Cに保持することにより、自動的に主巻用
ネガティブブレーキ45がオンされ、吊荷が保持される
ので、従来のようにブレーキペダル48を踏んでポジテ
ィブブレーキ47をオンした状態でロックする必要がな
く、そのロック(1構を省略できる。
次に、主巻の巻2Fと自由降下を行う場合、まず上記巻
上作業時と同様に、巻上レバー21により巻方向切換弁
2を巻上位置2aに切換えるとともに、この巻上レバー
21に付設された主巻用スイッチ71により主巻用作業
切換弁7を作業位@7bに切換えることにより、主巻の
巻上運転を行い、その後、巻上レバー21を巻上位置に
入れたままで、主巻用スイッチ71により主巻用作業切
換弁7を自由降下位置7aに切換える。このとき、油圧
モータ3が巻上方向に回転され、かつ、その負荷の大小
によりパイ〔1ツト切換弁9が中立位置9Cまたは右位
置9bに切換えられるが、上記主巻用Pl:l:検切換
弁自由降下位置7aにあるので、パイロット切換弁9が
どの位置にあっても、主巻用クラッチ43がオフされる
とともに、主巻用ネガティブブレーキ45もオフされ、
主巻用ドラム4が自由降下される。また、この自由降下
後に巻上を行う時は、上記巻上レバー21を巻上位置に
入れたままで、主巻用スイッチ71により主巻用作業切
換弁7をf’1m業位@7bに切換えればよい。
このように巻上レバー21を巻上位置に入れたままで、
主巻用スイッチ71により主巻用作業切換弁7を作業位
置7bと自由時下位@7aとに切換えるだけで、吊荷の
巻上、自由降下を簡単に選択できる。しかも、上記スイ
ッチ71を巻上レバー21に付設しであるので、片手で
巻上レバー21を握ったままでスイッチ71を簡単に操
作でき、従来のように巻上レバーを巻上位置に切換えた
り中立位置に戻したりする操作に比べて操作mが少なく
、とくにクラムシェル作業のように出荷の巻上、自由降
下を繰返し行う場合にオペレータの疲労を大幅に軽減で
きる。
なお、上記主巻の巻上、巻下作業時において、油圧モー
タ3の回転により補巻用ドラム軸51も回転されること
になるが、このとぎ補巻用スイッチ81により補巻用作
業切換弁8を中立位置8Cに保持させておけば、補巻用
クラッチ53内の作動油および補巻用ネガティブブレー
キ55内の作動油がそれぞれ上記作業切換弁8およびパ
イロット切換弁9を経てタンクに流出され、補巻用クラ
ッチ53がオフされているとともに、補巻用ネガティブ
ブレーキ55がオンされて補巻用ドラム5が停止されて
おり、従って、上記主巻の各作業に支障をきたすことは
ない。
また、補巻の巻上、巻下、停止、自由降下の制御を行う
時は、巻上レバー21と補巻用スイッチ81を操作して
巻方向切換弁2と補巻用作業切換弁8とを上記主巻時と
同様に切換えて制iすればよい。さらに、巻上レバー2
1と主巻用スイツブー71ど補巻用スイッチ81とを操
作することにj二り、主巻と補巻の複合作業を行うこと
ができる。
しかもこの場合、主巻用と補巻用の各スイッチ71.8
1を巻上レバー21に付設しであるので、片手で簡単に
操作でき、操作性ならびに作業性を大幅に向上できる。
次に、別の実施例について説明する。
上記実施例では、主巻用および補巻用の各作業切換弁7
,8にいわゆる直動式の電磁切換弁を用い、各クラッチ
回路およびブレーキ回路を直接的に切換えるようにした
が、第3図に示すように電磁切換弁74.84と、パイ
ロット切換弁75゜85とを組合せてなる電磁パイロッ
ト式の作業切換弁を用い、その電磁FJJ換弁74.8
4をスイッチ71.81にて切換えることによりパイロ
ン1−1.lJ換弁75,85を切換えて、上記各クラ
ッチ回路およびブレーキ回路を間接的に切換えるように
してもよい。
また、上記実施例では油圧モータ3の駆動回路31.3
2からパイロット圧油を取出してパイロット切換弁9を
切換えるようにしているが、巻方向切換弁2をパイロッ
ト式とし、巻上レバーによりパイロット弁を操作してそ
の二次汗カにより巻方向切換弁2とパイロット切換弁9
を切換えるようにしてもよい。
第4図〜M6図は、スイッチ操作系の別の実施例を示す
ものであり、同図において、スイッチ91は主巻と補巻
の通常作業(巻上、巻下)と、自由降下とを選択するブ
ツシュ式スイッチで、巻上レバー21のノブ22に付設
され、このスイッチ91を押寸ことに」、り自−雨降下
側接点91aがオンされて主巻と補巻の自由降下が可能
となり、その指を離せば、ばねにより復帰して作業用接
点91bがオンされて通常作業が可能となる。一方、ス
イッチ76.77は互いに連動して主巻用作業切換弁7
のソレノイド72.73をオン、オフし、スイッチ86
.87は互いに連動して補巻用作業切換弁8のソレノイ
ド82.83をオン、オフするもので、これらのスイッ
チ76.77および86.87は第6図のにうに作業モ
ード切換え用操作具92によって操作される。操作具9
2はたとえば運転席の一側部または前方に設けられIζ
操作盤(サイドコンンールパネル)93に;旧プられ、
この操作具92が中立位置にあるとき【ま、上記各スイ
ッチ76.77.86.87がオフされ、主巻モードで
主巻側のスイッチ76.77がオンされ、補巻モードで
補巻側のスイッチ86.87がオンされ、主巻補巻両モ
ードで上記各スイッチ76.77.86.87がオンさ
れる。この実施例によれば、操作具92にて作業モード
を選択した後、巻上レバー21とスイッチ91を操作す
ることにより、誤操作が少なく、主巻と補巻の単独およ
び複合の各作業ならびに自由降下を任意に行うことがで
きる。ただし、この実施例では主巻作業と補巻自由降下
との組合せおよび主巻自由降下と補巻作業との組合せは
できない。
第7図、第8図は、スイッチ操作系のさらに別の実施例
を示づもので、この実施例では、作業モード切換えスイ
ッチ94と、主巻と補巻の通常作業(巻上、巻下)と自
由降下とをそれぞれ選択するスイッチ78.88が用い
られている。スイッチ78は主巻の自由降下側の接点7
8aと作業側接点78b、スイッチ88は補巻の自由降
下側の接点78aと作業側接点78bに対してそれぞれ
切換えられるものであり、各スイッチ78.88は−F
記スイッチ91と同様のブツシュ式スイッチで、巻上レ
バー21のノブ22に付設されている。
スイッチ94は第6図と同様の操作具92によって操作
される。ただしこの場合、操作具92が中立でスイッチ
94がオフされ、主巻モードで接点94aがオンされて
主巻側の電源回路がオンされ、補巻モードで接点94b
がオンされて補巻側の電源回路がオンされ、主巻補巻両
モードで主巻側と補巻側の両電源回路がオンされる。こ
の実施例によれば、主巻作業ど補巻自由時下との組合せ
および主巻自由降下と補巻作業との組合せの作業ら可能
どなり、作業範囲を拡大できる。
(究明の効果) 以上説明したように本発明は、1個の油圧℃−タで主巻
用ドラムと補巻用ドラムを駆動させ、かつ、スイッチに
よってニド巻と補巻の各作業切換弁を切換えて、主巻お
よび補巻のクラッチとネガティブブレー−1を制御でき
るようにしたものであり、従来の1モータ1ドラムの独
立タイプに比べて全体的構成を簡素化して大幅にコスト
ダウンできる。
しかも、1本の巻上レバーの操作だけで、1巻および補
δの巻上、巻上作業を簡単に行うことができ、かつ、中
立自動ブレーキ方式で安全に行うことができる。また、
スイッチの切換えと巻」−レバーの操作により、主さと
補巻の単独作業、複合作業、自由降下を随意に行うこと
ができ、操作性ならびに作業性を向上でき、とくにタラ
ムシエル作業のように吊荷の巻上、自由降下を繰返し行
う場合にオペレータの疲労を大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第2図はス
イッチの取付【プ位置を示す巻上レバーの正面図、第3
図は別の実施例を示す要部の油圧回路図、第4図はスイ
ッチ系統の別の実施例を示す要部の電気回路図、第5図
はそのスイッチの取付は例を示す第2図相当図、第6図
は同操作只の取付は例を示す平面図、第7図はスイッチ
系統のさらに別の実施例を示す要部の電気回路図、第8
図はそのスイッチの取付は例を示す第2図相当図である
。 1・・・主油圧ポンプ(第1油圧源)、2・・・咎方向
切換弁、3・・・油圧モータ、4・・・主巻用ドラム、
5・・・補巻用ドラム、6・・・補助油圧ポンプ、7・
・・主巻用作業切換弁、8・・・補巻用作業切換弁、9
・・・パイロット切換弁、21・・・巻上レバー、43
・・・主巻用クラッチ、45・・・主巻用ネガティブブ
レーキ、47・・・主さ用ポジティブブレーキ、53・
・・補巻用クラッチ、55・・・補巻用ネガティブブレ
ーキ、57・・・補巻用ポジティブブレーキ、64・・
・アキュムレータ(第2油圧源)、71.76.77.
78・・・主巻用スイッチ、81,86.87.88・
・・補巻用スイッチ、90・・・電源、91.92.9
4・・・モードl、TI換え用スイッチ、92・・・操
作具。 特許出願人    株式会社神戸製鋼所代 理 人  
  弁理士  小谷悦司同      弁理士  長1
)1 同      弁理士  板谷康夫 第  4  図 第  5  図        第  6  図第  
7  口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、第1油圧源からの圧油を油圧モータに導いて同モー
    タの回転方向を制御する巻方向切換弁と、油圧モータの
    回転を主巻用ドラムと補巻用ドラムに伝達する主巻用ク
    ラッチと補巻用クラッチと、上記各ドラムを個別に制動
    する主巻用ネガティブブレーキと補巻用ネガティブブレ
    ーキと、主巻用クラッチと主巻用ネガティブブレーキに
    対する第2油圧源からの圧油の給排を制御して主巻用ド
    ラムの駆動、停止、自由降下の切換えを行う主巻用作業
    切換弁と、補巻用クラッチと補巻用ネガティブブレーキ
    に対する第2油圧源からの圧油の給排を制御して補巻用
    ドラムの駆動、停止、自由降下の切換えを行う補巻用作
    業切換弁とを備え、上記主巻用作業切換弁と補巻用作業
    切換弁をスイッチによって電気的に切換えるようにする
    とともに、そのスイッチを上記巻方向切換弁を切換える
    巻上レバーに付設したことを特徴とする油圧駆動ウイン
    チの制御装置。
JP13981685A 1985-06-25 1985-06-25 油圧駆動ウインチの制御装置 Pending JPS61295996A (ja)

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