JPS6129577Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6129577Y2
JPS6129577Y2 JP17506381U JP17506381U JPS6129577Y2 JP S6129577 Y2 JPS6129577 Y2 JP S6129577Y2 JP 17506381 U JP17506381 U JP 17506381U JP 17506381 U JP17506381 U JP 17506381U JP S6129577 Y2 JPS6129577 Y2 JP S6129577Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear wheel
bent portion
wheel suspension
rear frame
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17506381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5880372U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17506381U priority Critical patent/JPS5880372U/ja
Publication of JPS5880372U publication Critical patent/JPS5880372U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6129577Y2 publication Critical patent/JPS6129577Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の後部車体構造に関するもので
ある。
自動車において、リヤフロアの下面両側部には
リヤフレームが前後方向に設けられ、リヤフロア
部の補強をはかつているのが普通であるが、第4
図に示すようにリヤフレーム1は、後輪装着部に
おいて後輪懸架装置2を装着格納する為に車体中
央方向に屈曲させた構造となつている(例えば実
開昭55−124371号公報参照)。
このようにリヤフレーム1に屈曲部が形成され
ていると、後面衝突時リヤフレーム1に矢印Fの
ような衝撃荷重が作用した場合、屈曲部は一般直
線部分より変形し易く、鎖線示のように該屈曲部
が変形して更に車体中央方向に突出し、該屈曲部
の内側位置に燃料タンクFTが取付けられている
場合は該燃料タンクFTに該突出変形したリヤフ
レーム1が食い込み、燃料タンクFTが破損し燃
料が流出し、場合によつては火災発生等の2次的
災害をひき起すことがあり極めて危険である。
本考案は上記リヤフレーム1の屈曲部1aに溶
接等により固着される後輪懸架装置取付用部材3
の一部を利用してリヤフレーム屈曲部1aの変形
を低減し、上記のような従来の問題を解消したも
のである。
即ち本考案においてはリヤフレーム1の屈曲部
1aからリヤホイールエプロン4にかけて接合固
定され後輪懸架装置2のダンパ2a上端を固定し
車輪の上下方向荷重を支持する後輪懸架装置取付
用部材3を第1図乃至第3図に示すように、ダン
パ2aを上下方向に通すコ字状断面部3aと、該
コ字状断面部3aの両端部から前後に延びて先端
をリヤフレーム1に接合固定する前後のフランジ
部3a,3bと、上記コ字状断面部3a下端とフ
ランジ部3b下端をまたぎ先端がリヤフレーム屈
曲部1aの下面に接合固定される前後の下面部3
cを有する構造に構成する。
上記のように構成した本考案によれば、第3図
に示すように後輪懸架装置取付用部材3は、リヤ
フレーム1の屈曲部1aを前後にまたぐブリツジ
部材としての機能を果し、後面衝突荷重Fに対す
る屈曲部1aの強度が著しく向上すると共に、衝
突荷重Fによつてリヤフレーム屈曲部1aが車体
中央側に折れ曲ろうとしたとき第3図鎖線示の如
くコ字状断面部3aが前後方向に潰れてその内部
にあるダンパ2aを前後からくわえ込み、それ以
上の潰れは拘止されるので、リヤフレーム屈曲部
1aもそれ以上の変形は拘止され、従来のように
屈曲部1aが大きく車体中央側に突出し燃料タン
クFTに食い込むようなことはほぼ完全に防止さ
れ得る。
尚図において2bは後輪懸架アーム、2aはリ
ーデイングロツド、5は後車輪、6はリヤフロア
をそれぞれ示す。
以上のように本考案によれば後輪懸架装置の取
付用部材を利用し、新たな部品の追加は一切なし
に、後面衝突時のリヤフレーム屈曲部の変形を最
小限に抑えることができ、該リヤフレーム屈曲部
の内側部に設けられる燃料タンクの破損を防止し
得るもので、後面衝突に対する安全対策として極
めて大なる効果をもたらし得るものである。
又本考案によればリヤフレームとリヤホイール
エプロンの結合剛性、強度が向上することは当然
である。
更に又後輪懸架装置の取付用部材3に形成した
下面部3cは位置的に後輪懸架アーム2bの上面
にほぼ対向する位置にあるので、該下面部3cを
後輪懸架装置のばね特性補助部品の一つであるヘ
ルパ(ゴム等の弾性材により構成される)の取付
面として兼用させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は後輪懸架装置部の側面説明図、第2
図及び第3図は第1図のA−A及びB−Bの各断
面図である。第4図は従来構造を示す要部平面説
明図である。 1……リヤフレーム、1a……屈曲部、2……
後輪懸架装置、2a……ダンパ、3……後輪懸架
装置取付用部材、3a……コ字状断面部、3b…
…フランジ部、3c……下面部、4……リヤホイ
ールエプロン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤフレームの車体中央側に凹んだ屈曲部外面
    からリヤホイールエプロンの外面に接合固定され
    る後輪懸架装置取付用部材を、後輪懸架装置のダ
    ンパを内部に通すコ字状断面部と、該コ字状断面
    部の前後の両端部を前後方向にそれぞれ屈曲延長
    させ先端をリヤフレーム屈曲部外面に接合固定す
    る前後のフランジ部と、コ字状断面部下端とフラ
    ンジ部下端をまたぎ先端をリヤフレーム屈曲部の
    下面に接合固定する下面部を有する形状に構成し
    たことを特徴とする自動車の後部車体構造。
JP17506381U 1981-11-25 1981-11-25 自動車の後部車体構造 Granted JPS5880372U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17506381U JPS5880372U (ja) 1981-11-25 1981-11-25 自動車の後部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17506381U JPS5880372U (ja) 1981-11-25 1981-11-25 自動車の後部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5880372U JPS5880372U (ja) 1983-05-31
JPS6129577Y2 true JPS6129577Y2 (ja) 1986-09-01

Family

ID=29967289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17506381U Granted JPS5880372U (ja) 1981-11-25 1981-11-25 自動車の後部車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5880372U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5880372U (ja) 1983-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6129577Y2 (ja)
JPH0622594Y2 (ja) 自動車のエンジンマウント取付け体構造
JPH0217141Y2 (ja)
JPS6130924B2 (ja)
JPS58133967A (ja) 自動車の後部車体構造
JPH04300792A (ja) 自動車の下部車体構造
JP3181792B2 (ja) 自動車車体のサイドフレームとクロスメンバとの結合部構造
JPH0452103Y2 (ja)
JP2764735B2 (ja) 車体の後部構造
JPH035180Y2 (ja)
JPS6036522Y2 (ja) 自動車の車体前部構造
JPH0210030Y2 (ja)
JPS6335904Y2 (ja)
JPH02373Y2 (ja)
JPS6219489Y2 (ja)
JPH0517347Y2 (ja)
JPS6030146Y2 (ja) 自動車の車体前部構造
JPH0510273B2 (ja)
JPH0536794Y2 (ja)
JPH0527315Y2 (ja)
JPH0519075U (ja) 自動車のボデー構造
JP3111760B2 (ja) アクスルビーム式サスペンション搭載車の車体部材補強構造
JPH0347977Y2 (ja)
JPS6246619Y2 (ja)
JP2552046Y2 (ja) 自動車のリヤパネル部補剛構造