JPS61295595A - 入力編集装置における行情報記憶方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は入力編集装置にお【ノる行情報記憶方式に関し
、特に、ＣＲＴディスプレイ等の表示部に表示している
様々な形状の領域内に文字を入力後、文字の訂正、削除
等の処理が行いやすいように行情報を記憶させる入力編
集装置における行情報記憶方式に関するものｒある。

［従来技術の問題点］ 近年、画像処理技術の発達に伴い、印刷用版下作成のた
めの文字・レイアウトデータを作成する過程において、
作成中のデータを最終的な出力体裁で表示部に表示しな
がら文字・レイアウトデータが作成できる入力編集装置
が開発されつつある。

このような入力編集装置において、第２図（１）に示す
ような、表示部１の領域Ａ内に文字を入力する場合、各
行のベースラインと領域△どの交点、即ら行頭・行末Ｐ
Ｓ、ＰＥの位置情報が必要である。このような行頭・行
末の位置情報を含む各行に関する情報は、一般に第２図
■に示すように文字データとは別に、行情報を独立した
形で記憶し管理していた。

しかしこのように記憶すると、予めメモリ上に行データ
を記憶するエリアをどの程度確保すれば良いか全くわか
らないことから、極端に大きなメモリエリアを取る必要
が有り、非常に不経済である。

更に、独立した形で行データを記憶すると、データの管
理が複雑となる。特に文字の挿入、削除等を行った際の
行データのメンテナンスが複雑であるという問題が有っ
た。

［発明の目的］ 本発明は以上の点から成したものであり、任意形状の領
域内に入力した文字の挿入、削除等のデータ！［１！が
簡単に行える入力編集装置における行情報記憶方式を提
供することを目的とし、その特徴とづるところは、入力
編集装置より入力した文字・記号等の行情報を記憶する
に際し、行に関する情報を記述している行情報ファンク
ションを、各行を構成する文字データ群中に記憶したこ
とである。

［発明の内容］ 本発明は、行に関するデータを、各行を構成する文字デ
ータの先頭位置に、その行に関する情報を行情報ファン
クションどして置くようにしたものである。

第１図（１）は本発明によって記憶した文字データ及び
行情報ファンクションのデータ構造を示す図である。こ
の例は第２図（１）に示した領域Δ内に表示されている
文字データを記憶した場合のものである。第１図（１）
でＬＯ〜し２として示すのが行情報ファンクションであ
る。第１図■は前記行情報ファンクションを構成してい
る情報の内容を例示した図である。２−１はそのデータ
が行情報ファンクションか文字データかを識別するデー
タ識別子、２−２は行隘で、その領域Δ内にお９ノる何
番目の行に関する行情報ファンクションであるかを示す
情報である。２−３はその行のベースラインと領ｖｉＡ
との行頭側の交点ＰＳの位置を示す情報である。

２−４はその行のベースラインと領ｍＡどの行末側の交
点ＰＥの位置を示す情報である。２−５は、ＰＳと行頭
の文字のあき吊を示す情報、２−６は、その行に対して
行頭行末揃え等の揃え処理が指定されているかを示す情
報、２−７は、その行が前の行から段落によって強制的
に改行された段落行なのか、それとも自然改行によって
改行された行なのかを識別する情報で、段落行ならば、
先頭の文字は前記２−５に示したあき量だけＰＳより離
れた位置に有ることを意味する。

行情報ファンクシコンは以上の２−１〜２−７の情報及
びその他の情報によって構成される。　次に文字データ
の内容について説明する。第１図（３）は文字データの
内容を具体的に例示した図である。

３−１はそのデータが行情報ファンクションか文字デー
タかを識別ツるデータ識別子、３−２は文字識別子、３
−３は文字コード、３−４．３−５はそれぞれ第３図に
示すように、文字ｎの前の文字ｎ−１との間隔ΔＸｎ、
及びベースラインからの距離ΔＹｎの情報である。文字
データも３−１〜３−５、及びその他の情報によって構
成される。

第４図は本発明を実施するに好適な入力編集装置の例を
示づブロック図である。２は入力部、３は入力制御部、
４はデータバッファ、６は表示位置を算出する表示位置
算出部、７は前記データバッファ４の各データの読み出
し、挿入、削除等の制御を行うデータバッファ制御部、
８は表示制御部、９は文字パターンを記憶している文字
パターン記憶部である。

入力部２から入力された文字データは入力制御部３を介
してデータバッファ４に格納される。そして、データバ
ッファ制御部７の制御により表示位置算出部６によって
データバッフ７７１に格納されている各文字の表示位置
を算出する。表示制御部８は算出した表示位置に、文字
パターン記憶部９より該当り゛る文字パターンを読み出
し、これを前記算出した表示部１上の表示位置に表示す
る。

入力した文字の挿入、削除等の指令は入力部２より行い
、データバッファ４の記憶しているデータの読み出し、
挿入、削除等の制御はデータバッファ制御部７で行う。

次に第５図のフロー図を用いて、文字を入力して文字、
行情報ファンクション、レイアウトデータが作成される
動作について説明する。

ステップ５−１：現在対象となっているデータ隘を°Ｏ
゛′とする。

ステップ５−２：行隘を′″０″とする。

ステップ５−３；データＮｏ、　Ｏのデータに行情報フ
ァンクションを格納する。

ステップ５−４；行１＆Ｏのベースライン（以下ＢＬと
いう）の位置を与える。

ステップ５−５：文字の人力が有るかどうかの判断を行
う。

ステップ５−６；入力された文字の表示位置を演算して
求める。

ステップ５−７：データ隘に１を加算する。

ステップ５−８；ステップ５−６で求めた表示位置が行
末をオーバーしているかどうかの判断をする。ＹＥＳな
らばステップ５−１０へ、Ｎｏならステップ５−８へ行
く。

ステップ５−９：入力した文字データをデータ隘で指示
される位置に格納する。

ステップ５−１０；ＢＬの位置に所定の改行量を加え、
その位置を新たなり１とし、行Ｎαに１を加算する。

ステップ５−１１：データ隘で指示される位置にステッ
プ５−１０が示す行の行情報ファンクションを格納する
。

以上のフローに基づき、第１図（１）に示すような、行
情報ファンクションが各行を構成Ｊ−る文字データの先
頭の文字データの前に位置するように文字・レイアｌク
トデータを作成する。

以上説明した実施例では、表示部に文字を横方向に表示
する横組の場合についてのものだが、この他１文字を縦
方向に表示する縦組の場合や、あるいは、文字を斜めに
表示する場合においても適用できる。

以上説明したように、本発明は、各行に関する情報であ
る行情報ファンクションを、各行を構成づる文字データ
の萌に位置するように記憶するので、下記に示すように
種々の利点が有る。

例えば、ある行について、揃え処理が行われている行か
否か等の行に関する情報を知る必要が有る場合、第２図
に示すような従来方法では文字データと行データが別々
に管理されているため、別途準備した行情報管理プログ
ラムを実行することによってカーソル等で指示している
行の行データを見付は出さな（）ればならない。本発明
ではそのような場合、単にデータを前方向にサーチして
行き、最初にみつかった行情報ファンクションが所望の
行情報ファンクションどなる。従って、当然処理時間が
短く、かつ、ｌｌｉ純な管理方式で実施できる。結局、
本発明は上述のように各行に関する情報を直接サーチで
きることから、例えば文字が挿入されてその行の文字数
が増加した時でも、すぐに行情報ファンクションの中の
ＰＳ、ＰＥ情報を読出し、その行内に文字が収まるよう
に再度割付計算を行ったり、その行内の文字を長体に変
形する等して、文字数の増減の影響を当行内で吸収処理
してしまうよう、な使い方をする場合も、本発明は非常
に好都合である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を説明する図、第２図（１）は表示例を
説１１１］する図、第２図■は従来例を説明する図、第
３図は文字データについて説明する図、第４図は本発明
を実施するに好適な入力編集′４Ａ置の例を示すブロッ
ク図、第５図は文字を入力してデータを作成する動作に
ついて説明するフロー図である。 １・・・表示部　　　　２・・・入力部３・・・入力制
御部　　４・・・データバッファ６・・・表示位置算出
部 ７・・・データバッファ制御部 ８・・・表示制御部 ９・・・文字パターン記憶部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、入力編集装置より入力した文字・記号等の行情
   報を記憶するに際し、 行に関する情報を記述している行情報ファンクションを
   、各行を構成する文字データ群中に記憶したことを特徴
   とする入力編集装置における行情報記憶方式。 ２、前記行情報ファンクションは、すくなくとも当該行
   の行頭位置Ｐ＿Ｓの情報、行末位置Ｐ＿Ｅの情報を有す
   ることを特徴とする特許請求の範囲（１）項記載の入力
   編集装置における行情報記憶方式。