JPS6129532Y2 - - Google Patents

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JPS6129532Y2
JPS6129532Y2 JP7557681U JP7557681U JPS6129532Y2 JP S6129532 Y2 JPS6129532 Y2 JP S6129532Y2 JP 7557681 U JP7557681 U JP 7557681U JP 7557681 U JP7557681 U JP 7557681U JP S6129532 Y2 JPS6129532 Y2 JP S6129532Y2
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JP
Japan
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cooler
shear pin
radiator support
rubber
vibration
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JP7557681U
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JPS57188070U (ja
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Publication of JPS6129532Y2 publication Critical patent/JPS6129532Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車空調用冷却器の支持構造に関
する。
第1図および第2図に示すように、従来の支持
構造は、冷却器1の両側に設けられたサイドプレ
ート2から側方にブラケツト3を突出し、このブ
ラケツト3に防振ゴム4を装着するとともに、防
振ゴム4を水平に貫通するカラー5およびボルト
6によつて冷却器1を固定するものであり、次の
ような問題点があつた。
ブラケツト3が側方に突出するため、冷却器
1の周囲の構造、取付作業性、市場での交換サ
ービス性などを考慮すると、冷却器1の幅を狭
める必要が生じることが多く、冷却器1の有効
面積を充分確保できない。
冷却器1はラジエータサポートパネル7によ
つて支持されるが、ボルト6の締付スペースな
どの関係で、冷却器1の面積を狭めなければ取
付不能になる場合があり、冷却器1の有効面積
を充分確保できない。
冷却器1は比較的剛にラジエータサポートパ
ネル7に取付けられるため、衝突事故などによ
つて車体が損傷を受けたときに、冷却器1にも
大きな損傷が生じる可能性が高い。
防振ゴム4は常に圧縮された状態にあり、そ
の圧縮量はカラー5によつて規制されるが、最
適の防振状態を得るためには、車種、冷却器仕
様ごとにカラー5を変更しなけばならず、製造
原価部品管理上好ましくない。
また第3図に示す他の従来例においては、ブラ
ケツト3に防振ゴム4を介して他のブラケツト8
を固着し、このブラケツト8をボルト6によつて
固定している。そしてブラケツト3,8はボルト
9によつて連結され、防振ゴム4は両ブラケツト
3,8によつて締付けられていた。従つてこの従
来例においても前記)〜)の問題が生じた。
この考案はこのような従来の問題点を解消すべ
く創案されたもので、冷却器の有効面積を最大限
に確保し得るとともに、種々の条件について小数
部品で対処でき、衝突事故などに際して冷却器の
損傷を最小限に抑え得る支持構造を提供すること
を目的とする。
この考案に係る支持構造は、ラジエータサポー
トパネルに突設したシヤーピンを冷却器両側端部
上端に係合させて冷却器を支持し、構成を単純化
するとともに、衝突事故などに際して冷却器が外
れるようにし、またシヤーピンおよび上側ラジエ
ータサポートパネルと冷却器との間に防振ゴムを
介在させ、防振ゴムを締付けることなく保持する
ものである。
次にこの考案に係る支持構造の一実施例を図面
に基づいて説明する。
第4図〜第7図において、冷却器1の両側端部
にはサイドプレート2,2が設けられ、冷却器1
はこのサイドプレート2,2において、上下のラ
ジエータサポートパネル10およびフロントクロ
スメンバ11に取付けられている。ラジエータサ
ポートパネル10にはナツト12が溶接され、こ
のナツト12にはボルト13が螺合されている。
パネル10の上面には、ボルト13によつて係合
部材14が固定され、この係合部材14には、下
方に突出するシヤーピン15が設けられている。
シヤーピン15は、パネル10に上下方向に穿設
された貫通孔16に挿通され、パネル10の下方
に突出している。
サイドプレート2の上端部には係合溝17が水
平方向に切込まれ、この係合溝17には、パネル
10の下面に当接する防振ゴム18が嵌入装着さ
れている。第6図に示すように、係合溝17は、
サイドプレート2の上端に位置する小幅部19
と、その下側の大幅部20とよりなり、大幅部2
0は小幅部19よりも水平方向に深く切込まれて
いる。また小幅部19はその最奥部21が円弧状
に拡大されている。防振ゴム18は、同軸の上下
の円板状部22,22を小径部(図示省略)で連
結した形状とされ、一方の円板状部22が大幅部
20内に収納されることによつて防振ゴム18の
上方への抜出しが防止されている。防振ゴム18
の小径部は小幅部19に縮径されつつ押込まれ、
かつ最奥部21において膨張して、防振ゴム18
の側方への抜出しを防止している。防振ゴム18
には上端から係合孔23が穿設され、シヤーピン
15はこの係合孔23に嵌入係合されている。す
なわち冷却器1の上端はシヤーピン15、防振ゴ
ム18を介してパネル10によつて支持されてい
る。シヤーピン15は適度に低強度とされ、衝突
事故などによる大きな衝撃が冷却器1に加わつた
ときには、直ちに破断して冷却器1を解放する。
サイドプレート2の下端には、下方に突出する
スタツド24が設けられ、フロントクロスメンバ
11には、スタツド24を挿入するための係合孔
25が穿設されている。スタツド24には防振ゴ
ム26が嵌着され、この防振ゴム26は、孔23
の内面とスタツド24との間および冷却器1の下
面とパネル11との間に介在されている。
このような構成よりなる支持構造は次のような
効果を奏する。
従来のようなブラケツトを使用せず、上下方
向にシヤーピン15およびスタツド24によつ
て冷却器1を支持するので、冷却器1の有効面
積を最大限に確保し得る。
シヤーピン15を用い、冷却器1に大負荷が
加わつたときに冷却器1を解放するので、衝突
事故などに際して冷却器1の損傷を最小限に抑
え得る。
防振ゴム18,26をボルト締めなどするこ
となく、冷却器1とパネル10およびクロスメ
ンバ11との間に介在させてあるので、サイド
プレート2の上下端のみを高さ調整するだけ
で、種々の条件に対して共通の防振ゴム18,
26を使用し得る。
前述のとおり、この考案に係る支持構造は、ラ
ジエータサポートパネルに突設したシヤーピンを
冷却器両側端部上端に係合させて冷却器を支持
し、構成を単純化するとともに、衝突事故などに
際して冷却器が外れるようにし、またシヤーピン
および上側ラジエータサポートパネルと冷却器と
の間に防振ゴムを介在させ、防振ゴムを締付ける
ことなく保持するので、冷却器の有効面積を最大
限に確保し得るとともに、種々の条件について小
数部品で対処でき、衝突事故などに際して冷却器
の損傷を最小限に抑え得るという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一従来例を示す分解斜視図、第2図
は同従来例の平面図、第3図は第二従来例を示す
分解斜視図、第4図はこの考案の一実施例を示す
分解斜視図、第5図は同実施例の上部を示す拡大
分解斜図、第6図は同実施例におけるサイドプレ
ートの上部を示す斜視図、第7図は同実施例の下
部を示す縦断面図である。 1……冷却器、2……サイドプレート、3……
ブラケツト、4……防振ゴム、5……カラー、6
……ボルト、7……ラジエータサポートパネル、
8……ブラケツト、9……ボルト、10……ラジ
エータサポートパネル、11……フロントクロス
メンバ、12……ナツト、13……ボルト、14
……係合部材、15……シヤーピン、16……貫
通孔、17……係合溝、18……防振ゴム、19
……小幅部、20……大幅部、21……最奥部、
22……円板状部、23……係合孔、24……ス
タツド、25……係合孔、26……防振ゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車空調用冷却器をラジエータサポートパネ
    ルとフロントクロスメンバとの間に配置してなる
    自動車空調冷却器の支持構造において、ラジエー
    タサポートパネルには下方に突出するシヤーピン
    を持つ係合部材を設け、前記冷却器の両側端部の
    上端には防振ゴムを装着し、前記シヤーピンをこ
    の防振ゴムに係合させかつこの防振ゴムを上側ラ
    ジエータサポートパネルの下面に当接させてある
    ことを特徴とする、自動車空調冷却器の支持構
    造。
JP7557681U 1981-05-25 1981-05-25 Expired JPS6129532Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7557681U JPS6129532Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7557681U JPS6129532Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57188070U JPS57188070U (ja) 1982-11-29
JPS6129532Y2 true JPS6129532Y2 (ja) 1986-09-01

Family

ID=29871304

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JP7557681U Expired JPS6129532Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH073173Y2 (ja) * 1987-03-04 1995-01-30 昭和アルミニウム株式会社 熱交換器
JPH0749253Y2 (ja) * 1988-08-12 1995-11-13 カルソニック株式会社 マルチフロータイプの熱交換器の取付構造
JP2516562Y2 (ja) * 1990-07-06 1996-11-06 本田技研工業株式会社 車両用空調コンデンサーの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57188070U (ja) 1982-11-29

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