JPS61293043A - ネツトワ−クシステムにおける制御用メツセ−ジ交換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ネットワークシステム、特に動的に制御用デ
ータ領域の変更を行なう機能を有するネットワークシス
テムの制御用メツセージ交換方式％式％ ［従来の技術］ 従来ネットワークシステムは、対向の通信網を集合した
もの、という考え方であった。しかしながら近年の多機
能端末の出現により、益々高度な端末間通信が要求され
るようになってきた。

こうした中で、ネットワークも一つのシステムとして機
能する事が必要になり、ネットワークを構成するノード
ステーションも、単に端末から送られてきた伝送データ
をあらかじめ決められたノードステーションに送信する
のみでなく、動的に更新される論理的な網構成への対応
、異常チェック等の付随的な機能も必要になってきた。

さらに伝送路自身も端末間で送受信される伝送データだ
けではなく、前述のような付随機能に対応した制御用メ
ツセージの伝送用としても使用する事になった。

例えば監視制御局がその制御下にあるノードステーショ
ンに対して行なう、状態応答要求メツセージや状態応答
メツセージがそれにあたる。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながらこのような制御用メツセージが多発すると
、本来の目的である端末間のデータ伝送のスリープツト
の低下を紹くことになる。

従って伝送路の使用効率を最大限に保証しながらも、 ■　制御用データは分散管理ではなく一括管理し■　ネ
ットワークとしての理論的矛盾が早期発見でき ■　動的な制御用データの変更に迅速に対応できる といった高機能な制御用メツセージ交換方式が要求され
ていた。

「問題点を解決するための手段］ 本発明の目的は、前記したスループットの低下を最小に
抑えながらも、ネットワークシステムとしての機能を十
分に満足し、さらに、制御情報の更新を監視制御局から
も、ノードステーションからも動的に行なう事ができる
ようにすることにある。

すなわち、本発明の要旨は、ネットワークを監視制御す
る監視制御局と、複数の入出内局と伝送路で構成される
ネットワークシステムにおいて、常に監視制御局が先に
各入出内局に対応した制御用メツセージを送り、入出内
局は、当該メツセージを制御用データ領域に格納する事
で、監視制御局による制御用データの一括管理を行ない
、当該入出力局は、自局が正常に動作中である事の証し
に、自局内の制御用データ領域の内容を通信メツセージ
として監視制御局に送り、監視制御局は本メツセージを
当該入出力局用制御用データ領域と照合後格納し、メツ
セージの格納時にフラグをチェックして処理する事によ
って制御用データ領域の動的変更を監視制御局からでも
、入出内局からでも行なえる事を特徴とする制御用メツ
セージ交換方式にある。

［実施例］ 第１図８１は監視制御局であり、全ての入出内局（８２
，８３・・・）の制御用データ（１２０゜１３０・・・
）を保有しており、定期的に、それぞれの入出内局に当
該制御用データを伝送路１を用いて伝送する。Ｓｌ及び
Ｓ２を用いて具体的に説明する。Ｓｌが送出したＳ２宛
ての制御用メツセージを、Ｓ２が受は取ると、フラグ２
２１をチェックし、ＯＦＦ状態であれば、制御用データ
領域２２０に格納する。当該制御用データ領域２２０の
内容を監視制御局Ｓ１に返送する。入出内局Ｓ２からの
制御用メツセージを受は取った監視制ｍ局Ｓ１も同様に
フラグ１２１をチェックしＯＦＦ状態であれば、制御用
データ領域１２０に格納する。

従って、制御用データ領域１２０及び２２０は常に同一
内容が格納される。又、Ｓｌ又はＳ２から制御用データ
領域の変更操作を行なった場合にはフラグをＯＮ状態に
する事によって反対側の制御用データ領域も確実に変更
できる。その詳細を第２図、第３図に示す。

第２図において監視制御局で制御情報の更新が発生する
と、該当の制御用データを更新すると共にフラグをＯＮ
状態にする。

そして、その制御用データを入出力局宛てに送り出した
後にフラグをＯＦＦ状態に戻す。又、入出内局から制御
用データが送られてきたときは、フラグをチェックし、
ＯＦＦ状態であれば該当する領域に格納するが、ＯＮ状
態であれば、格納せずにフラグをＯＦＦ状態に戻す。

第３図の入出内局においては、制御情報の更新が発生す
ると、制御用データを更新すると共にフラグをＯＮ状態
にする。

そして監視制御局から制御用データが送られてきたとき
は、フラグをチェックし、ＯＦＦ状態であれば自局内の
制御用データ領域に格納する。

その後、最新の制御用データ領域の内容を監視制御局に
返送してフラグをＯＦＦ状態に戻す。

本発明は一連の制御用メツセージの送受信の動作の中で
、監視制御局から入出内局への必要情報の送信、入出内
局が正常に動作しているかどうかの監視、制御情報の相
Ｕ変更を行なうものである。

従って、その変形としては、これらの機能の一部のみを
行なわせたり、又他のメツセージの中にこれらの機能を
組み込む事が考えられる。

［発明の効果］ 本発明による最大の利点はネットワークの制御情報の一
括化による管理の簡略化である。

本方式を採用する事によって入出内局の仕様は全て共通
化することができ、ネットワークの構成の設定あるいは
変更に当っても、監視制御局内の制御用データ領域にの
み必要情報をセットするだけでよい。

又、ネットワークの監視をシンプルに行なう事ができる
ため、伝送路の通信速度の遅いネットワークであっても
、スループットの高い運用が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のメツセージ交換方式の実施例を示すネ
ットワークである。 第２図は監視制御局におけるフラグの操作を示すフロー
チャートである。 第３図は入出内局におけるフラグの操作を示すフローチ
ャートである。 １：伝送路、Ｓｌ：監視制御局、 Ｓ２二人出力局１、Ｓ３：入出内局２．１２０：入出内
局１用制御用データ、 １３０：入出力局２用制御用データ、 ２２０：入出力局１内制御用データ、 ２３０：入出力局２内制御用データ、 １２１：入出内局１用フラグ、 １３１：入出力局２用フラグ、 ２２１：入出内局１内フラグ、 ２３１：入出力局２内フラグ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ネットワークを監視制御する監視制御局と、複数
   の入出力局と伝送路で構成されるネットワークシステム
   において、常に監視制御局が先に各入出力局に対応した
   制御用メッセージを送り、入出力局は、当該メッセージ
   を制御用データ領域に格納する事で、監視制御局による
   制御用データの一括管理を行ない、当該入出力局は、自
   局が正常に動作中である事の証しに、自局内の制御用デ
   ータ領域の内容を通信メッセージとして監視制御局に送
   り、監視制御局は本メッセージを当該入出力局用制御用
   データ領域と照合後格納し、メッセージの格納時にフラ
   グをチェックして処理する事によつて制御用データ領域
   の動的変更を監視制御局からでも、入出力局からでも行
   なえる事を特徴とする制御用メッセージ交換方式。