JP2000151618A - ネットワークシステム、通信装置及び通信制御方法 - Google Patents

ネットワークシステム、通信装置及び通信制御方法

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JP2000151618A
JP2000151618A JP10313550A JP31355098A JP2000151618A JP 2000151618 A JP2000151618 A JP 2000151618A JP 10313550 A JP10313550 A JP 10313550A JP 31355098 A JP31355098 A JP 31355098A JP 2000151618 A JP2000151618 A JP 2000151618A
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茂 菅谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央制御局に何らかの不具合が生じても稼働
状態を停止することなく、安定した情報伝送をすること
ができるネットワークシステムを提供する。 【解決手段】 ネットワークシステム1は、複数の通信
端末100〜107から構成される。マスター制御局1
00は、ネットワーク全ての通信端末と直接通信がで
き、各通信端末間の情報伝送の管理を行う。スレーブ制
御局は、マスター制御局の次に多くの通信端末と直接通
信ができ、マスター制御局が通信不能となったときに各
通信端末間の情報伝送の管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信端末間
で例えば無線信号により各種情報を伝送するネットワー
クシステム、通信装置及び通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば無線伝送装置をパーソ
ナルコンピュータやAV機器に組み込んで、これら複数
のパーソナルコンピュータやAV機器間で情報の伝送を
行うネットワークシステムが知られている。このような
ネットワークシステムでは、1つの中央制御局の制御の
もとで各種の伝送管理が行なわれて、複数の端末局が制
御される方法が一般的に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のネットワークシステムでは、中央制御局に何
等かの不具合が発生して、中央制御局の機能が損なわれ
ることが想定される。このような場合、従来のネットワ
ークシステムでは、一旦、ネットワークの稼働状態をリ
セットして、再度、他の端末局が中央制御局となって新
たに無線ネットワークを構築する必要が生じてしまって
いた。そのため、従来のネットワークシステムでは、こ
のリセット(新たな無線ネットワークの再構築)を行う
ために、今まで稼動していたネットワーク上で伝送され
ていたデータが一時的に中断され、また、再稼働するま
でに非常に多くの時間がかかってしまっていた。
【0004】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、中央制御局に何らかの不具合が生じても
稼働状態を停止することなく、安定した情報伝送をする
ことができるネットワークシステム、通信装置及び通信
制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるネットワ
ークシステムは、複数の通信端末から構成され、上記複
数の通信端末のうちの1つの通信端末が、各通信端末間
の情報伝送の管理を行うマスター制御局となり、上記マ
スター制御局以外の上記複数の通信端末のうちの1つの
通信端末が、上記マスター制御局が通信不能となったと
きに各通信端末間の情報伝送の管理を行うスレーブ制御
局となることを特徴とする。
【0006】このネットワークシステムでは、スレーブ
制御局が、マスター制御局が通信不能となったときに各
通信端末間の情報伝送の管理を行う。
【0007】本発明にかかる通信装置は、1又は複数の
通信端末とネットワークを介して接続して情報伝送を行
う通信手段と、管理情報を各通信端末に上記通信手段を
用いて伝送して、各通信端末間の情報伝送の管理を行う
管理手段とを備え、上記管理手段は、上記ネットワーク
介して接続された1又は上記複数の通信端末のうちの1
つの通信端末を、管理情報の伝送が不能となったときの
各通信端末間の情報伝送の管理を行うスレーブ制御局と
して指定することを特徴とする。
【0008】この通信装置では、マスター制御局として
の本装置が通信不能となったときに各通信端末間の情報
伝送の管理を行うスレーブ制御局を指定する。
【0009】本発明にかかる通信装置は、1又は複数の
通信端末及び各通信端末間の情報伝送の管理を行うマス
ター制御局とされた通信端末とネットワークを介して接
続して情報伝送を行う通信手段と、管理情報を各通信端
末に上記通信手段を用いて伝送して、各通信端末間の情
報伝送の管理を行う管理手段とを備え、上記管理手段
は、上記マスター制御局とされた通信端末が通信不能と
なったときに各通信端末間の情報伝送の管理を行うこと
を特徴とする。
【0010】この通信装置では、スレーブ制御局として
マスター制御局が通信不能となったときに各通信端末間
の情報伝送の管理を行う。
【0011】本発明にかかる通信装置は、1又は複数の
通信端末とネットワークを介して情報伝送を行う通信手
段と、ネットワーク上のマスター制御局となった場合に
は管理情報を各通信端末に上記通信手段を用いて伝送し
て各通信端末間の情報伝送の管理を行い、ネットワーク
上の通常局及びスレーブ制御局となった場合にはマスタ
ー制御局とされた通信端末からの管理情報に基づき情報
伝送の制御を行う管理手段を備え、上記管理手段は、ネ
ットワーク上のスレーブ制御局となった場合には、ネッ
トワーク上のマスター制御局とされた通信端末が通信不
能となったときに各通信端末間の情報伝送の管理を行う
ことを特徴とする。
【0012】この通信装置では、マスター制御局となっ
た場合は本装置が通信不能となったときに各通信端末間
の情報伝送の管理を行うスレーブ制御局を指定し、スレ
ーブ制御局となった場合にはマスター制御局が通信不能
となったときに各通信端末間の情報伝送の管理を行う。
【0013】本発明にかかる通信制御方法は、複数の通
信端末から構成されたネットワークの通信制御方法であ
って、1つの通信端末がマスター制御局として、各通信
端末間の情報伝送の管理を行い、上記マスター制御局以
外の1つの通信端末がスレーブ制御局として、上記マス
ター制御局が通信不能となったときに各通信端末間の情
報伝送の管理を行うことを特徴とする。
【0014】この通信制御方法では、スレーブ制御局
が、マスター制御局が通信不能となったときに各通信端
末間の情報伝送の管理を行う。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、本発明を適用したネットワークシステムについて、
図面を参照しながら説明する。
【0016】ネットワークシステム1は、この図1に示
すように、例えば、通信端末100から通信端末107
の7個の通信端末で構成される。各通信端末は、例えば
5GHzの搬送波を変調した信号を無線で通信し、情報
の伝送を行う。
【0017】各通信端末100〜107は、図2に示す
ように、無線通信装置20(20A,20B)と、パー
ソナルコンピュータやAV機器等のこの無線通信装置2
0に接続される機器27(27A,27B)とから構成
される。
【0018】無線通信装置20は、管理情報記憶部21
(21A,21B)と、伝送制御管理部22(22A,
22B)と、インターフェース23(23A,23B)
と、符号化/復号化部24(24A,24B)と、高周
波伝送処理部25(25A,25B)と、アンテナ26
(26A,26B)とから構成されている。
【0019】管理情報記憶部21は、マスター制御局・
スレーブ制御局(詳細は後述)の情報など、ネットワー
ク管理情報や、動作プログラムなどを記憶する。伝送制
御管理部22は、上記管理情報記憶21に記憶した情報
に基づき、上記インターフェース23、符号化/復号化
部24及び高周波伝送処理部25を統括して制御をす
る。インターフェース23は、パーソナルコンピュータ
やAV機器等のこの無線通信装置20に接続される機器
27とデータの送受信を行う。インターフェース23
は、例えば、IEEE1394準拠のブリッジである。符号化/
復号化部24は、ネットワークを介して送信するデータ
の符号化、ネットワークを介して受信したデータの復号
化をする。高周波伝送処理部25は、アンテナ26を介
して伝送するデータの変復調処理等をする。なお、この
無線伝送装置20は、この様な構成について限定するも
のではなく、本発明を実現することが可能であれば、他
にどのような構成を用いても良い。また、ここでは、こ
れらの無線伝送装置20を複数利用(例えば、無線伝送
装置20Aと無線伝送装置20B)することで、ネット
ワークシステム1を形成して、複数のパーソナルコンピ
ュータやAV機器のそれぞれの伝送制御を行う。
【0020】図3に、各通信端末100〜107間で伝
送するデータのフレーム構成例を示す。
【0021】各通信端末100〜107間で伝送される
データの1つのフレームには、メディア情報伝送領域
と、制御情報伝送領域とがある。メディア情報伝送領域
には、各通信端末100〜107間でやり取りされる実
データが伝送される。制御情報伝送領域には、マスター
制御局が各通信端末に制御情報を伝送する下り制御情報
を伝送する区間と、ネットワーク上の全ての通信端末が
上り制御情報を伝送する区間とが設けられる。なお、上
り制御情報伝送区間に各局ごとの固定のタイムスロット
を用意し、この上り制御情報をネットワーク上の全局
で、送受信しあうことによって、各局間の接続リンク関
係の情報から、お互いの接続の状況を確認しあうことと
しても良い。
【0022】このような構成のネットワークシステム1
には、各通信端末間の情報伝送の管理を行う中央制御局
として機能するマスター制御局が設定される。図1に示
すネットワークシステム1では、例えば、マスター制御
局に通信端末100が設定されている(以下、この通信
端末100のことをマスター制御局100ともいう)。
このマスター制御局100は、上述した下り制御情報を
伝送する区間に管理情報を伝送し、各通信端末によるデ
ータの伝送制御を行う。そして、このマスター制御局1
00の電波到達範囲10内に、周辺の通信端末101〜
107が存在している。すなわち、マスター制御局10
0は、この周辺の通信端末101〜107と直接通信が
可能となっている。
【0023】また、このような構成のネットワークシス
テム1には、マスター制御局100に不具合が生じて中
央制御局としての機能を果たさなくなった場合に、この
マスター制御局100に代わって中央制御局としての機
能を果たすスレーブ制御局が設定される。図1に示すネ
ットワークシステム1では、例えば、スレーブ制御局に
通信端末107が設定されている(以下、この通信端末
107のことをスレーブ制御局101ともいう)。この
スレーブ制御局107は、マスター制御局100に不具
合が生じて中央制御局としての機能を果たさなくなった
場合に、上述した下り制御情報を伝送する区間に管理情
報を伝送し、各通信端末によるデータの伝送制御を行
う。
【0024】ここで、このネットワークシステム1で
は、マスター制御局100が、直接通信ができる周辺の
通信端末101〜107の中から、自局以外に最も他の
周辺局との接続が多い周辺端末をスレーブ制御局として
指定する。
【0025】この周辺局との接続の有無の判定には、ネ
ットワーク上の各局が固定タイムスロットにて上り制御
情報を送受信しあい自局の周辺に存在する局を把握する
といった、本件出願人が提案した特願平10−4741
6号や特願平10−258855号に記載の手法を用い
ても良い。
【0026】例えば、このネットワークシステム1にお
いて、図4に示すように、通信端末101は、通信端末
100、通信端末102、通信端末106、通信端末1
07が電波到達範囲11内に存在し、これらの4局と通
信ができる。
【0027】通信端末102は、図5に示すように、通
信端末100、通信端末101、通信端末103、通信
端末107が電波到達範囲内12内に存在し、これらの
4局と通信ができる。
【0028】通信端末103は、図6に示すように、通
信端末100、通信端末102、通信端末104、通信
端末105、通信端末107が電波到達範囲内13に存
在し、これらの5局と通信ができる。
【0029】通信端末104は、図7に示すように、通
信端末100、通信端末103、通信端末105が電波
到達範囲内14に存在し、これらの3局と通信ができ
る。
【0030】通信端末105は、図8に示すように、通
信端末100、通信端末103、通信端末104、通信
端末106、通信端末107が電波到達範囲内15に存
在し、これらの5局と通信ができる。
【0031】通信端末106は、図9に示すように、通
信端末100、通信端末101、通信端末105、通信
端末107が電波到達範囲内16に存在し、これらの4
局と通信ができる。
【0032】そして、通信端末107は、図1に示した
ように、通信端末100、通信端末101、通信端末1
02、通信端末103、通信端末105、通信端末10
6が電波到達範囲内に存在し、これらの6局との通信が
できる。
【0033】このような結果、このネットワークシステ
ム1においては、中央制御局100以外では、通信端末
107が最も多くの通信端末との接続が可能なので、ス
レーブ制御局に指定される。なお、周辺の各通信制御局
101〜107で、同数の局と通信が可能だった場合に
は、例えばアドレスの若い通信制御局が、スレーブ制御
局に指定されるようにしても良い。
【0034】このようにスレーブ制御局107を指定し
たマスター制御局100は、ネットワーク全体に、スレ
ーブ制御局として通信端末107が指定されていること
を通知する。この通知には、下り制御情報によって、ブ
ロードキャスト伝送を行なっても良い。さらに、その確
認のために、上り制御情報によって、確認情報を伝送さ
せても良い。
【0035】図10は、マスター制御局100に不具合
が発生し、スレーブ制御局107の制御のもとにより、
ネットワークが維持される状態を表わしたものである。
この場合、ネットワークシステム1では、中央制御局と
しての機能が、マスター制御局100からスレーブ制御
局107に切り代わる。そして、このスレーブ制御局1
07の電波到達範囲17内に周辺の接続端末101,1
02,103,105,106が存在して、ネットワー
クを形成している。
【0036】ここで、スレーブ制御局107の電波到達
範囲17外に存在する通信端末104は、下り制御情報
を、直接受け取ることができなくなり、ネットワークか
ら切除されてしまう。しかし、通信端末104は、通信
端末103及び通信端末105からは、その存在が把握
できるので、本出願人が提出した特願平10−2588
55号に示されている手法を用いて、隠れ端末局として
ネットワーク上に組み込むことも可能である。
【0037】つぎに、マスター制御局100の動作につ
いて、図11に示すフローチャートを用いて説明する。
【0038】まず、マスター制御局100は、ステップ
S401において、ネットワークの接続情報の収集結果
や、指定したスレーブ制御局の情報より、ネットワーク
共通情報の作成を行う。続いて、ステップS402にお
いて、下り制御情報送信区間でネットワーク上にブロー
ドキャスト伝送する。
【0039】その後、マスター制御局100は、ステッ
プS403において、周辺の通信端末101〜107か
ら送られてくる上り制御情報を受信する。続いて、ステ
ップS404において、ネットワークの接続状況を把握
する。
【0040】その後、マスター制御局100は、ステッ
プS405において、その周辺の通信端末101〜10
7の中で、最も接続リンク数の多かった局を、スレーブ
制御局として指定して登録する。また、さらに、ステッ
プS406において、ネットワーク上に存在する各局が
移動したり、遮蔽物の有無により、自局(マスター制御
局100)よりも、接続リンク数が多くなってしまった
スレーブ周辺局、あるいは周辺の通信端末が存在してい
るかどうかを判断し、ステップS407において、必要
に応じて該当する通信端末あてに中央制御局となるよう
に変更要求を送付する。
【0041】つぎに、スレーブ制御局107の動作につ
いて、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
【0042】まず、スレーブ制御局107は、ステップ
S501において、中央制御局(マスター制御局10
0)から送られる下り制御情報の受信を試みる。
【0043】このステップS501で下り制御情報が受
信できた場合には、ステップS502において、周辺の
通信端末とのネットワーク情報の確認動作を行う。そし
て、ステップS503において、マスター制御局からス
レーブ制御局としての指定が解除されいるかどうかを判
断し、スレーブ制御局としての指定が解除されいる場合
には、ステップS504において、通常の周辺端末局と
して動作を行う。なお、指定が解除されていない場合に
はそのままスレーブ制御局としての動作を行う。
【0044】また、ステップS501で下り制御情報が
受信できなかった場合には、ステップS505におい
て、上り制御情報を受信し、ステップS506におい
て、ネットワークの接続状況を把握する。続いて、ステ
ップS507において、マスター制御局に不具合が発生
しているかどうかを判断し、マスター制御局に不具合が
発生していると判断する場合には、ステップS508に
おいて、マスター制御局として、中央制御局の動作を行
う。なお、この不具合発生の判断には、例えば、マスタ
ー制御局が突然電源OFFされた場合などの状態とし
て、スレーブ制御局が把握する周辺局の全てからマスタ
ー制御局を認識できなかった場合などが想定されるが、
他の条件で判断を行なっても良い。なお、マスター制御
局に不具合が発生してなければそのままスレーブ制御局
としての動作を行う。
【0045】つぎに、マスター制御局100及びスレー
ブ制御局107以外の通信端末101〜106の動作に
ついて、図13に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0046】まず、通信端末101〜106は、ステッ
プS601において、中央制御局(マスター制御局10
0)から送られる下り制御情報の受信する。続いて、ス
テップS602において、その下り制御情報のネットワ
ーク情報の確認動作を行う。
【0047】ここで、この情報を解析した結果、ステッ
プS603において、マスター制御局からスレーブ制御
局としての指定がされいるかどうかを判断し、スレーブ
制御局としての指定がされいる場合には、ステップS6
04において、スレーブ制御局として動作を行う。すな
わち、上記ステップS501からステップS508まで
の動作を行う。なお、この時、上り制御情報などを用い
て、マスター制御局(中央制御局)あてに、確認情報を
送付しても良い。
【0048】以上のように本発明の実施の形態のネット
ワークシステム1では、中央制御局として機能している
マスター制御局100に何らかの不具合が生じてもスレ
ーブ制御局が中央制御局として機能し、ネットワークの
稼働状態を停止することなく、安定した情報伝送をする
ことができる。
【0049】
【発明の効果】本発明にかかるネットワークシステム、
通信装置及び通信制御方法では、マスター制御局以外に
スレーブ制御局が設けられ、マスター制御局が通信不能
となったときに各通信端末間の情報伝送の管理を行う。
このことにより、本発明では、中央制御局として機能し
ているマスター制御局100に何らかの不具合が生じて
もスレーブ制御局が中央制御局として機能し、ネットワ
ークの稼働状態を停止することなく、安定した情報伝送
をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したネットワークシステムを説明
する図である。
【図2】上記本発明を適用したネットワークシステムを
構成する通信端末のブロック図である。
【図3】上記本発明を適用したネットワークシステムで
伝送されるデータを説明する図である。
【図4】上記本発明を適用したネットワークシステムを
構成する1つの通信端末の通信可能範囲を説明する図で
ある。
【図5】上記本発明を適用したネットワークシステムを
構成する1つの通信端末の通信可能範囲を説明する図で
ある。
【図6】上記本発明を適用したネットワークシステムを
構成する1つの通信端末の通信可能範囲を説明する図で
ある。
【図7】上記本発明を適用したネットワークシステムを
構成する1つの通信端末の通信可能範囲を説明する図で
ある。
【図8】上記本発明を適用したネットワークシステムを
構成する1つの通信端末の通信可能範囲を説明する図で
ある。
【図9】上記本発明を適用したネットワークシステムを
構成する1つの通信端末の通信可能範囲を説明する図で
ある。
【図10】上記本発明を適用したネットワークシステム
においてマスター制御局に不具合が発生した場合につい
て説明する図である。
【図11】上記通信端末のマスター制御局としての動作
を説明するフローチャートである。
【図12】上記通信端末のスレーブ制御局としての動作
を説明するフローチャートである。
【図13】上記通信端末の通常制御局としての動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワークシステム、100 マスター制御局、
101〜106 通常制御局、107 スレーブ制御局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加茂 孝修 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA06 DA01 DA17 EA03 EA04 EA07 EB03 EB06 5K067 AA33 BB21 CC04 CC14 DD51 EE02 EE12 EE25 GG01 GG11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信端末から構成され、各通信端
    末間で情報伝送を行うネットワークシステムにおいて、 上記複数の通信端末のうちの1つの通信端末が、各通信
    端末間の情報伝送の管理を行うマスター制御局となり、 上記マスター制御局以外の上記複数の通信端末のうちの
    1つの通信端末が、上記マスター制御局が通信不能とな
    ったときに各通信端末間の情報伝送の管理を行うスレー
    ブ制御局となることを特徴とするネットワークシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記スレーブ制御局は、上記マスター制
    御局から伝送される管理情報の受信状態によりこのマス
    ター制御局が通信不能となったかどうか判断することを
    特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 上記マスター制御局は、1つの通信端末
    をスレーブ制御局として指定することを特徴とする請求
    項1記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 上記マスター制御局は、各通信端末の情
    報伝送状態に基づき、スレーブ制御局を指定することを
    特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記マスター制御局以外の上記複数の通
    信端末のうち、最も多くの通信端末と直接接続された通
    信端末がスレーブ制御局となることを特徴とする請求項
    1記載のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 マスター制御局よりもスレーブ制御局の
    方が直接接続された通信端末の数が多い場合には、スレ
    ーブ制御局となっている通信端末がマスター制御局に変
    更されることを特徴とする請求項1記載のネットワーク
    システム。
  7. 【請求項7】 1又は複数の通信端末とネットワークを
    介して接続して情報伝送を行う通信手段と、 管理情報を各通信端末に上記通信手段を用いて伝送し
    て、各通信端末間の情報伝送の管理を行う管理手段とを
    備え、 上記管理手段は、上記ネットワーク介して接続された1
    又は上記複数の通信端末のうちの1つの通信端末を、管
    理情報の伝送が不能となったときの各通信端末間の情報
    伝送の管理を行うスレーブ制御局として指定することを
    特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 上記管理手段は、各通信端末の情報伝送
    状態に基づき、上記ネットワーク介して接続された1又
    は上記複数の通信端末のうちの1つの通信端末をスレー
    ブ制御局として指定することを特徴とする請求項7記載
    の通信装置。
  9. 【請求項9】 上記管理手段は、最も多くの通信端末と
    直接接続された通信端末をスレーブ制御局として指定す
    ることを特徴とする請求項7記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 上記管理手段は、定期的にスレーブ制
    御局の指定をすることを特徴とする請求項7記載の通信
    装置。
  11. 【請求項11】 1又は複数の通信端末及び各通信端末
    間の情報伝送の管理を行うマスター制御局とされた通信
    端末とネットワークを介して接続して情報伝送を行う通
    信手段と、 管理情報を各通信端末に上記通信手段を用いて伝送し
    て、各通信端末間の情報伝送の管理を行う管理手段とを
    備え、 上記管理手段は、上記マスター制御局とされた通信端末
    が通信不能となったときに各通信端末間の情報伝送の管
    理を行うことを特徴とする通信装置。
  12. 【請求項12】 上記管理手段は、上記マスター制御局
    とされた通信端末から伝送される管理情報の受信状態に
    より、このマスター制御局とされた通信端末が通信不能
    となったかどうか判断することを特徴とする請求項11
    記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 1又は複数の通信端末とネットワーク
    を介して情報伝送を行う通信手段と、 ネットワーク上のマスター制御局となった場合には管理
    情報を各通信端末に上記通信手段を用いて伝送して各通
    信端末間の情報伝送の管理を行い、ネットワーク上の通
    常局及びスレーブ制御局となった場合にはマスター制御
    局とされた通信端末からの管理情報に基づき情報伝送の
    制御を行う管理手段を備え、 上記管理手段は、ネットワーク上のスレーブ制御局とな
    った場合には、ネットワーク上のマスター制御局とされ
    た通信端末が通信不能となったときに各通信端末間の情
    報伝送の管理を行うことを特徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】 複数の通信端末から構成されたネット
    ワークの通信制御方法において、 1つの通信端末がマスター制御局として、各通信端末間
    の情報伝送の管理を行い、 上記マスター制御局以外の1つの通信端末がスレーブ制
    御局として、上記マスター制御局が通信不能となったと
    きに各通信端末間の情報伝送の管理を行うことを特徴と
    する通信制御方法。
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