JPS6282762A

JPS6282762A - 同報通信方式

Info

Publication number: JPS6282762A
Application number: JP60224203A
Authority: JP
Inventors: Toshio Watanabe; 俊夫渡辺
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-10-07
Filing date: 1985-10-07
Publication date: 1987-04-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、同報通信方式に関し、詳しくは、コンピュー
タ・ネットワークやデータ網ファクシミリ等において、
同報メソセージにより局相互間の存在を認識し、同一内
容の情報を複数の相手先に通信する同報通信方式に関す
る。

（従来の技術）一般に、コンピュータ・ネットワークやデータ網ファク
シミリ等において同報通信を行う場合、同報メソセージ
により局相互間の存在を認識し、異常時の処理を高速化
している。

例えば、イーサネット（Ｅｔｈｅｒｎｅｔ）においては
、。

同報通信する局相互間で同報メツセージ（例えば、へロ
ーメソセージ）を交換し、局相互間の存在を認識してい
る。この同報メツセージは国際標準化機構（ＩＳＯ）に
提示したプロトコルの層構成のうちデータリンク層より
送出されており、データリンク層は通信回線で結ばれた
局間にデータリンクを設定し、データフレームの組み立
てや分解、チャンネル割り当て、衝突処理などのデータ
リンク管理を行う。各局はこの同報メツセージが他局か
ら定期的に到着しているか否か、また、その同報メソセ
ージの内容をチェックし、その局が他局からのデータメ
ソセージを処理できる状態にあるか否かを判断する。

したがって、各局は相手局にデータバケットを転送して
一定時間内に応答が返ってこなくて数回リトライを繰り
返した後に、初めて　相手局がり。

Ｗｎであったり・Ｂｕｓｙであったことがわかるという
ような時間遅れがなくなる。

しかしながら、このような従来の同報通信方式にあって
は、同報メツセージが定期的に送出される構成となって
いたので、ある局の電源がＯＦＦになった直後に、他局
から当該局にコネクト要求が出された場合１．他局は当
該局が電源がＯＦＦになったことを認識することができ
ず、コネクトのりトライを繰り返すこととなる。その結
果、無駄な通信を行なわなくてはならず、時間遅れが生
ずるという問題点があった。

また、ある局の電源が同報メソセージの送出される周期
の間に短時間だけ電源がＯＦＦとなった場合、当該局と
他局あるいはローカルエリアネットワークの端末とゲー
トウェイを介して接続されているホストとの間に設定さ
れているセツションを電源がＯＦＦとなる前に切断しな
いので、電源が再びＯＮになったときに、再びセツショ
ンが設定され、二重にセツションが設定されることとな
るという問題点があった。

（発明の目的）そこで本発明は、電源がＯＦＦ　（断）となる前にプロ
トコルのうち自局名等の情報が付けられる階層、すなわ
ち、ネットワーク層より上位の階層により電源がＯＦＦ
となる旨の同報のメツセージを付加して送出することに
より、自局が電源ＯＦＦとなることを相手に通知して、
不必要なコネクト要求を繰り返すという無駄な通信を省
いて時間遅れを防止し、また、二重セツションを防止す
ることを目的としている。

（発明の構成）本発明は、上記目的を達成するため、同報メツセージに
より他局の存在を認識し、複数の相手先へ同じ内容の通
信文を送信する同報通信方式において、各局が電源が断
となる前に、階層化されたプロトコルのうちネットワー
ク層より上位の階層により、電源が断となる旨の同報メ
ツセージを送出して他局に通知することを特徴とするも
のである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。第
１図〜第３図は本発明の一実施例を示す図である。

第１図において、１〜５は同一伝送路（同軸ケーブル）
６上に存在する端末であり、これらは一つのローカルネ
ットワーク（ＬＡＮ）を構成している。各端末１〜５は
定期的に同報メツセージを送出して相互に他の端末１〜
５の状態を監視し、他の端末１〜５へ自局の状態を通知
している。この同報メツセージはネットワーク層より送
出されている。すなわち、このＬＡＮのプロトコル７は
、第２図に示すように、６階層プロトコルであり、下位
より物理層８、データリンクＮ９、ネットワーク層１０
、トランスポート層１１、セツション層１２およびアプ
リケーションＪ’ｉ１３となっている。物理層８は物理
チャンネルを提供し、データ・エンコード／デコード、
プリアンプルの生成／除去およびピント送信／受信、キ
ャリヤ検知、衝突検出などのチャンネルアクセス機能を
備えている。データリンク層９は伝送路６で結ばれた末
端１〜５間にデータリンクを設定し、データ伝送、誤り
制御などを実行する機能をもっている。ネットワーク層
１０は複数のＬＡＮから成るシステムにおいて任意の端
末間で通信する機能を提供するもので、データ・パケッ
トの配達先管理およびデータ・パケットの送受信を行う
とともに、後で詳述する端末の状態監視および他端末へ
の状態通知を行う。トランスポート１１は論理リンクの
設定と開放の管理を行うとともに、データのセグメンテ
ーション、データ・セグメントのシーケンス管理、誤り
回復およびフロー制御を行う。セツション層１２はアプ
リケーションを結びつけるセツションを提供するもので
、具体的には、アプリケーション層１３からの論理リン
ク設定要求の処理、受信した論理リンク設定要求のプロ
セスへの通知、プロセスとのデータの送受信および論理
リンクの解放および停止を行う。アプリケ−シコン層１
３は最上位層でユーザ用ならびに管理用のアプリケーシ
ョンプロトコルが実行される。

上記ネットワーク層１０は同−ＬＡＮ内に接続されてい
る全端末１〜５の状態を監視するために、各端末１〜５
をエントリとする端末状態テーブルを持っており、この
端末状態テーブルの各エントリの内容は他の端末１〜５
のネットワーク層より送られてくる同報メツセージによ
って更新され、また、管理される。各端末１〜５はＡｃ
ｔｉｖｅであると、一定間隔で同報メツセージを他の端
末１〜５に送出するとともに、一定間隔で端末状態テー
ブルをサーチして他の端末から同報メツセージが到着し
ているか否かをチェックし、同報メツセージが到着して
いる端末１〜５はＡｃｔｉｖｅ、到着していない端末１
〜５はＤｏｗｎ　（Ａｃｔｉｖｅでない）と判断する。

また、この同報メツセージは、端末１〜５の状態がＲｅ
ａｄｙかＢｕｓｙかを示すフラッグを有しており、自端
末１〜５が受信メツセージの過負荷により他端末１〜５
からのデータメツセージを処理できなくなることが予想
されるときや受信不可能になったときにＢｕｓｙフラッ
グを立て、受信メツセージの負荷状態が正常状態に戻っ
たときにＢｕｓｙフラッグをリセットする。各端末１〜
５のネットワーク層１０ば同報メツセージの上記フラッ
グによっても他端末１〜５の状態を端末状態テーブルに
セットする。さらに、各端末１〜５は、電源が０ＦＦ（
断）となる前に、割込み処理により他の端末１〜５に自
局が電源がＯＦＦとなる旨くパワーフェイル）の同軸メ
ツセージを送出しくすなわち、パワーフェイルインタラ
ブドを行う）、各端末１〜５のネットワーク層１０はこ
の電源ＯＦＦの同報メツセージを送出してきた他端末１
〜５の端末状態テーブルをＡｃｔｉｖｅからＤｏｗｎに
切り換える。

次に作用を説明する。

各端末１〜５は相互に同報メツセージを送出して自己の
状態を他の端末１〜５に通知するとともに、端末状態テ
ーブルをサーチして他の端末１〜５の状態を監視し、他
の端末から送られてくる同報メツセージにより他の端末
１〜５の状態を端末状態テーブルにセントする。

したがって、情報の伝送を行う場合、端末状態テーブル
をサーチし、Ａｃｔｉｖｅで、かつ、Ｒｅａｄｙな端末
１〜５にのみコネクト（Ｃｏｎｎｅｃｔ）要求を行い、
データ（ＤＡＴＡ）の伝送を行う。すなわち、いま、端
末１から端末５に送信する場合、受信側端末５がＡｃｔ
ｉｖｅで、かつ、Ｒｅａｄｙであると、送信側端末１は
、第３図（ａ）、０））に示すように、受信側端末５に
コネクト要求（Ｃｏｎｎｅｃｔ）を送出し、受信端末５
はＡ　ＣＫ　（ａｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅ）、すなわち肯
定応答を送信側端末１に送出する。送信側端末１は、八
〇Ｋを受信すると、データ（ＤＡＴＡ）を送り、最後に
切断要求（Ｄｉｓｃｏｎｎｅｃｔ：Ｄｉｓｃ）を送出す
る。

その後、受信側端末５は、ＡＣＫを送出する。

しかしながら、同報メツセージは定期的に送出されるの
で、もしこの同報メツセージが送出されてから次の同報
メツセージを送出するまでの短時間に電源がＯＦＦとな
り再びＯＮとなった場合、従来の同報通信方式にあって
は、当該端末１〜５の電源がＯＦＦとなったことを、他
の端末１〜５は認識できない。その結果、他の端末１〜
５は電源がＯＦＦである期間中にコネクト要求を送出す
ることがある。例えば、第３図ｆａ）において、受信側
端末５が電源ＯＦＦとなった場合、送信側端末１は数回
コネクト要求を送出し、リトライオーバーとなってはじ
めてコネクト要求を停止する。したがって、無駄な通信
が行なわれ、通信時間のロスとなる。

しかしながら、本実施例においては、同報メ・７セージ
をネットワーク層１０から送出しているので、同報メツ
セージに自端末名簿自端末に関する情報を付加すること
ができ、同報メツセージを受は取る端末１〜５は各端末
１〜５をアドレスを付けた端末状態テーブルで監視する
ことができる。さらに、各端末１〜５はこの同報メツセ
ージを定期的に他の端末１〜５に送出するだけでなく、
自端末１〜５の電源がＯＦＦとなる前に割込み処理によ
りその旨（パワーフェイル）の同報メツセージを他の各
端末１〜５に送出する。したがって、ある端末１〜５が
定期的な同報メソセージの送出周期より短い時間だけ電
源がＯＦＦとなる場合にも、他の端末１〜５は電源がＯ
ＦＦとなる端末１〜５がどの端末１〜５であるのかを端
末状態テーブルでチェックでき、無駄なコネクト要求を
繰り返すことを防止できる。例えば、第２図（ｂｌに示
すように受信側端末５が短時間電源ＯＦＦとなる場合、
送信側端末１は端末状態テーブルで端末５が電源ＯＦＦ
であることを知ることができ、この電源ＯＦＦ期間中に
その電源ＯＦＦとなっている端末５に無駄なコネクト要
求を出すことがなく、通信の無駄な時間を省くことがで
きる。

第４図〜第５図は本発明の他の実施例を示す図である。

第４図中２１〜２６は同一伝送路（同軸ケーブル）２７
上に存在する端末であり、これらの端末２１〜２６は一
つのローカルエリアネントワーク（ＬＡＮ）２８を構成
している。各端末２１〜２６は伝送路２７で相互に接続
されているとともに、ゲートウェイ　（Ｇａｔｅ　Ｗａ
ｙ）　２９および公Ｒｙ４３０を介してホスト３１と結
ばれている。各端末２１〜２６はＬＡＮ２８に対するイ
ンターフェースを持っており、それぞれ撃がっているが
、ホスト３１との直接のインターフェースは持っていな
い。そこで、ゲートウェイ２９がこのＬＡＮ２８のイン
ターフェースをホスト３１のインターフェースに変換し
て端末２１〜２６をホスト３１に結びつけている。この
ホスト３１の結ばれている網は公衆網でなく専用網であ
ってもよい。

このネットワークのプロトコルは、第２図の６ＷｈＮの
プロトコルのセツション層とアプリケーション層の間に
プレゼンテーション層が組み込まれた構成となっており
、プレゼンテーション層はオペレーティングシステム（
Ｏ８）の管理下で各端末２１〜２６の入出力情報やファ
イル入出力情報などのように、構造をもつデータの入力
・授受・表示などを行う。このプレゼンテーション層は
端末状態テーブルを持っており、この端末状態テーブル
の各エントリの内容はプレゼンテーション層より送出さ
れる同報メツセージにより更新され、また、管理されて
いる。同報メツセージは定期的に送出されるだけでなく
、各端末２１〜２６の電源がＯＦＦとなる前には、割込
み処理により電源がＯＦＦとなる旨の同報メツセージが
送出される。

したがって、各端末２１〜２６とホスト３１との間でセ
ツションが張られているときに、ある端末、例えば端末
２１が定期的な同報メツセージの間隔より短い時間だけ
電源がＯＦＦになる場合にも、電源がＯＦＦになる前に
、その旨の同報メツセージが送出されるので、２重にセ
ツションが張られることを防止することができる。すな
わち、第５図に示すように、端末２１よりコネクト要求
がなされ、ゲート・ウェイ２９を介してリンクが成牛さ
れる。

その後データの伝送が行なわれ、短時間の電源ＯＦＦが
ある場合、電源ＯＦＦの前に割込み処理により、電源が
ＯＦＦになる旨の同報メツセージが送出される。これに
より、端末２１はＡＢＯＲＴあるいはＤ　Ｉ　Ｓ　Ｃ（
Ｄｉｓｃｏｎｎｅｃｔ）信号によりリンクを切断する。

その後、電源がＯＮとなると、再びコネクト要求により
、端末２１とホスト３１間にリンクが成牛される。した
がって、最初のコネクト要求により成牛されたリンクが
電源がＯＦＦとなる前に送出された同報メツセージに基
づいて切断されているので、２重にリンクが成牛される
ことを防止することができる。また、このリンクの切断
がＯ８の管理下にあるプレゼンテーション層の端末状態
テーブルを同報メツセージで更新することにより行なわ
れるので、端末状態テーブルの保守が楽に行えるだけで
なく、電源がＯＦＦとなる端末間のセツションのみを断
とすることができ、他の端末には余分な動作をさせるこ
とがない。

（効　果）本発明によれば、電源がＯＦＦ　（断）となる前にプロ
トコルのうち自局名等の情報が付けられる階層、すなわ
ち、ネットワーク層より上位の階層により電源がＯＦＦ
となる旨の同報メツセージを付加して送出することによ
り、自局が電源ＯＦＦとなることを相手に通知すること
ができ、不必要なコネクト要求を繰り返すという無駄な
通信を省いて時間遅れを防止し、また、二重セツション
を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３回は本発明の同報通信方式の一実施例を示
す図であり、第１図はその全体構成図、第２図はそのネ
ットワークのプロトコル、第３図はその作用説明図であ
る。第４．５図は本発明の同報通信方式の他の実施例を示す
図であり、第４図はその全体構成図、第５図はその作用
説明図である。１〜５．２１〜２６・・・・・・端末、６．２７・・・
・・・伝送路、７・・・・・・プロトコル、８・・・・・・物理層、９・・・・・・データリンク層、１０・・・・・・ネットワーク層、１１・・・・・・トランスポート層、１２・・・・・・セツション層、１３・・・・・・アプリケーション層、２８・・・・・
・ＬＡＮ。２９・・・・・・ゲートウェイ、３０・・・・・・公衆網、３１・・・・・・ホスト。

Claims

【特許請求の範囲】

同報メッセージにより他局の存在を認識し、複数の相手
先へ同じ内容の通信文を送信する同報通信方式において
、各局が電源が断となる前に、階層化されたプロトコル
のうちネットワーク層より上位の階層により、電源が断
となる旨の同報メッセージを送出して他局に通知するこ
とを特徴とする同報通信方式。