JP2966579B2 - パケット交換網における片切れ呼検出方式 - Google Patents

パケット交換網における片切れ呼検出方式

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JP2966579B2 JP3147896A JP14789691A JP2966579B2 JP 2966579 B2 JP2966579 B2 JP 2966579B2 JP 3147896 A JP3147896 A JP 3147896A JP 14789691 A JP14789691 A JP 14789691A JP 2966579 B2 JP2966579 B2 JP 2966579B2
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、端末装置を収容する
複数のパケット交換局が中継回線で接続されてなるパケ
ット交換網における呼制御方式、特に網内の異常により
端末間の通信が片切れ状態になった場合の片切れ検出お
よび復旧方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパケット交換システムにおける片
切れ呼検出方式としては、例えば図3に示された「特開
昭61−212943号公報」、及び図4に示された
「特開昭62−219846号公報」のように呼の接続
を確認するための特殊網内パケットを局間でやり取り
し、片切れ呼の情報を送受し、呼の解放を行ってきた。
例えば図3において、局100・局200に収容された
端末装置100−1と端末装置200−1の間に呼が設
定されているとき、局100と局200の両局間では呼
毎の特殊網内パケット、呼の存在確認パケットとその応
答パケットがやり取りされる。また図4において、前例
と同様、局100・局200に収容された端末装置10
0−1と端末装置200−1の間に呼が設定されている
とき、局100と局200の両局間では接続されている
全呼に関する呼識別番号対を載せた特殊網内パケット、
接続中論理番号対通知パケットCSS22・23が送信
間隔T1 24を置いてやり取りされる。
【0003】片切れ呼検出の動作について説明すると、
例えば図3では局100・局200に収容された端末装
置100−1と端末装置200−1の間に呼びが存在す
るか否かを確認するための呼存在確認パケット11,1
2がやり取りされ、これに対し呼存在確認応答パケット
13,14を返す。しかし、片切れとなった場合、呼が
解放されてしまった方の局は、呼存在パケット15,1
6を返す。このように、呼存在確認パケット11,12
および呼存在確認応答パケット13,14および呼存在
否定応答パケット15,16は、呼毎に局100と局2
00の間で相互に送受され、片切れの有無を監視してい
る。
【0004】また、別例の図4では局100・と局20
0の間で常時、各局に収容された全端末装置100−1
・200−1に設定されている全呼に関する呼識別番号
対を載せた接続中論理番号対通知パケット22がやり取
りされ、各局で持っている接続呼に関する呼識別番号対
のテーブルと照合する。片切れとなった場合、呼が解放
されてしまった方の局は、通知される呼識別番号対に対
応するデータが、局の持っている呼識別番号対のテーブ
ルデータと相違するので、別途その呼識別番号対を相手
局に通知する。このように、接続中論理番号対通知パケ
ット22,23は局100と局200の間で相互に送受
され、記憶している番号対と照合され、片切れの有無を
監視している。相手局側に対応する呼のないことを通知
された局は該呼の解放を行い、片切れ状態を回復する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では独自の
監視パケットをやり取りするので、処理または通信の負
荷の面で幾つかの欠点があった。一つは、監視パケット
の分だけ網内通信量が増加するということである。デー
タ通信とは独立に監視しているので、DTパケットが頻
繁にやり取りされ明らかに片切れ状態でないとわかるよ
うな場合でも、監視パケットはその合間に送受され通信
負荷を高めるという問題があった。特に図3の従来シス
テムではそれが顕著である。
【0006】またもう一つは、独自のパケットの分だけ
プロセッサの処理量が増えるということである。データ
通信を監視し通信負荷の低い時に監視パケットをやり取
りするとしても、呼毎に新たな独自のパケットを生成し
なければならないし、その応答処理や照合処理が呼毎に
加わり処理負荷を高めるという問題があった。特に図4
の従来システムでは照合処理が大きく、それが顕著であ
る。そしてもう一つ、データ通信処理部と呼接続管理部
を分けマルチプロセッサ化したシステムでは、呼接続管
理部における独自の監視パケットによる監視だけではデ
ータ通信処理部と呼接続管理部間における片切れは検出
できないという問題があった。
【0007】この発明は、これらの問題点を解消するた
め、マルチプロセッサ化した局装置の場合なるべく端末
に近いプロセッサで、すなわち端末インタフェースを制
御するプロセッサで処理量・通信量が小さい方式で片切
れを監視することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパケット
交換網における片切れ呼検出方式は、少なくとも1台以
上の端末を収容するマルチプロセッサシステムからなる
パケット交換局を複数中継回線で接続して構成したパケ
ット交換網において、呼が設定されている上記パケット
交換局では、端末インタフェースを制御するプロセッサ
に、上記呼に関し収容端末から受信したパケットに対応
して相手局にパケットを送信する手段を備えるととも
に、呼毎に相手側へのパケット無送信時間を監視するタ
イマを持ち、一定時間以上相手側にパケットの送信がな
い呼に関して自発的にRRパケットを相手側に送信し、
また相手側からのパケット無受信時間を監視するタイマ
を持ち、一定時間以上相手側よりパケットの受信がない
呼に関し、自側に切断指示(CI)パケットを送出し自
側の呼を解放する
【0009】
【作用】この発明に係る呼制御方法によれば通信量が少
ないときに補助的にユーザパケットと同等のRRパケ
トを送信して必ず一定時間内に。パケットはやり取りし
・また一定時間毎に単純11パケットがやり取りされて
いるかどうかのみ監視し、一定時間相手端末からパケッ
1受信がなかった場合、呼の相手側はすでに解放されて
いるが、自側が片切れ呼として残っているものとして自
側の端末を解放処理するので、網内の通信量に負荷を加
えず、またマルチプロセッサ中端末インタフェースを制
御するプロセッサで確実にかつ比較的小規模な処理で片
切れ呼を検出できる。
【0010】
【実施例】本実施例に係るパケット交換システムの一実
施例の制御手順を図1に示す。局100に収容されてい
る端末100−1と局200に収容されている端末20
0−1・200−2との間に呼びが張られておりDTパ
ケットがやり取りされているものとする。局100・局
200にはそれぞれ呼毎に相手局番号、相手端末番号、
相手論理チャネル番号を持った呼情報テーブル1〜5を
持つ。また、呼毎に相手側へのパケット無送信時間を監
視するタイマ10〜13と、相手側からのパケット無受
信時間を監視するタイマ14・15を持つ。本発明に係
るシステムでは適度にデータがやり取りされている間
は、相手側にDTパケット等を送信した時にタイマ10
〜13の再起動、また相手側からDTパケット等を受信
した時に受信の確認を行うだけである。
【0011】一方データがやり取りされている頻度が低
いときはタイマ11のようにタイムアウトが発生した時
に呼情報テーブルの相手情報より自発的にRRパケット
を送信し長期間パケット無送信状態が続かないようにす
る。ただし、フロー制御に支障をきたさないようにウィ
ンドウサイズの更新は行わない。このように、データ送
受の頻度が高いときには通信量を増やさずに、かつデー
タの送受がなくても一定間隔以内で、パケットがやり取
りされるようにする。
【0012】次に片切れが発生した場合の動作を図2に
示す。ここでは分かりやすくするため局200側から見
た局100側の呼の片切れの監視だけを示す。端末10
0−1から200−2へ発せられた呼切断のためのCQ
パケットが網内の異常により失われた場合、一定時間後
局100は呼の解放の通知に失敗したとしても、局10
0側だけでタイムアウトにより呼を解放してしまう。こ
の状態が片切れであり、呼情報テーブル1の該呼の部分
1はクリアされる。このとき端末100−1と200−
1の間の呼は、特に端末間でパケットがやり取りされな
くても、パケット無送信時間を監視するタイマ11のタ
イムアウトにより呼情報テーブル1の相手呼情報kを元
に、RRパケットを自動的に生成し送信するが、端末1
00−1と端末200−2の間の呼はタイマ10も停止
しており、一切パケットは相手側に送信されない。
【0013】一方、局200側は、呼情報テーブル3・
5共相手呼情報を保持しているため、監視タイマ15の
起動中パケットの受信を監視している。端末100−1
と端末200−1の間の呼は端末100−1からのパケ
ットや、パケット無送信時間を監視するタイマ11のタ
イムアウトによるパケットが送受されるため、監視タイ
マ15の起動中にパケットの受信が確認される。一方、
片切れとなっている端末100−1と端末200−2の
間の呼は、監視タイマ15のタイムアウトまでに何等パ
ケットが受信されない。そこでタイマ15のタイムアウ
ト時端末200−1側には何もしないが、端末200−
2側は片切れ呼であると判断し呼の解放を行う。逆向き
も同様に、局200はパケットの相手側への無送信時間
を監視し一定時間以上パケットが無送信にならないよう
にすると共に、局100は相手側からのパケットの受信
を監視し片切れ呼を確認、解消する。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、特殊な
監視パケットを用いずに呼の片切れの監視を行うので、
比較的網内の処理負荷を高めずにすむとともに、例えば
データ転送処理をメインに行う呼処理、呼の設定、解放
や中継路獲得処理をメインに行う呼管理などのようにプ
ロセッサを分離したマルチプロセッサでも容易に対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパケット交換システムの基本動作
図である。
【図2】呼の片切れが発生した場合のシーケンス例を示
した図である。
【図3】第1の従来例における呼の片切れを監視するた
めの呼制御例を示した図である。
【図4】第2の従来例における呼の片切れを監視するた
めの呼制御例を示した図である。
【符号の説明】
1〜5 局内の呼情報テーブル 10〜13 相手側へのパケット送信監視タイマ 14・15 相手側からのパケット受信監視タイマ 22・23 接続中論理番号対通知パケット 24 監視パケット送信タイマ 100・200 交換局 100−1・200−1・200−2 端末

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1台以上の端末を収容するマ
    ルチプロセッサシステムからなるパケット交換局を複数
    中継回線で接続して構成したパケット交換網において、
    呼が設定されている上記パケット交換局では、端末イン
    タフェースを制御するプロセッサに、上記呼に関し収容
    端末から受信したパケットに対応して相手局にパケット
    を送信する手段を備えるとともに、呼毎に相手側へのパ
    ケット無送信時間を監視するタイマを持ち、一定時間以
    上相手側にパケットの送信がない呼に関して自発的にR
    Rパケットを相手側に送信し、また相手側からのパケッ
    ト無受信時間を監視するタイマを持ち、一定時間以上相
    手側よりパケットの受信がない呼に関し、自側に切断
    示(CI)パケットを送出し自側の呼を解放する手段を
    備えたことを特徴とするパケット交換網における片切れ
    呼検出方式。
JP3147896A 1991-05-23 1991-05-23 パケット交換網における片切れ呼検出方式 Expired - Lifetime JP2966579B2 (ja)

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