JPS61289332A - ストロボ内蔵カメラ - Google Patents

ストロボ内蔵カメラ

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JPS61289332A
JPS61289332A JP13123085A JP13123085A JPS61289332A JP S61289332 A JPS61289332 A JP S61289332A JP 13123085 A JP13123085 A JP 13123085A JP 13123085 A JP13123085 A JP 13123085A JP S61289332 A JPS61289332 A JP S61289332A
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JP
Japan
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motor
strobe light
gear
light emitting
strobe
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Application number
JP13123085A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Wakabayashi
若林 央
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、ストロボ発光部が、カメラ本体内に収納され
た収納位置とストロボ撮影を可能にする突出位置との間
で自動的に昇降するストロボ内蔵カメラに関する。
(発明の背景) 従来、この種のストロボ内蔵カメラとしては、例えば、
特開昭58−2827号公報に開示されたものがある。
この技術は、ストロボ発光部の上昇動作をモーターの回
転により、その下降動作を該上昇動作時にチャージされ
たばね部材のばね力によりそれぞれ行ない、前記ストロ
ボ発光部は、前記ばね部材がチャージされたと昇位置で
電磁マグネットにより係止されるように構成されたもの
である。
しかしながら、上記従来例では、前記ストロボ発光部を
、ばね部材がチャージされた上昇位置で係止するために
電磁マグネットが必要となり、このような電磁マグネッ
トは一般に高価で大型の部品であるので、コストがアッ
プしてしまうと共にカメラ全体が大型化してしまい、ま
たこのような電磁マグ、ネットは一般にホコリや衝撃に
弱いため、故障の原因になり易いという問題点があった
(発明の目的) 本発明は、このような従来の問題点に着目して成された
もので、前記ストロボ発光部を収納位置あるいは突出位
置の一方で係止するための係止部材として高価で大型の
電磁マグネットを設ける必要がなく、コストおよびスペ
ースの点で有利なストロボ内蔵カメラを提供することを
目的としている。
(発明の概要) かかる目的を達成するための本発明の要旨は、ストロボ
発光部が、カメラ本体内に収納された収納位置とストロ
ボ撮影を可能にする突出位置との間で自動的に昇降する
ストロボ内蔵カメラにおいて、 モーターの一方向の回転に連動して前記ストロボ発光部
に係合し、該ストロボ発光部の上昇および下降動作の一
方の動作を行ない、該一方の動作完了後該係合を解く係
合部材と。
該一方の動作完了時にチャージされたばね力で前記スト
ロボ発光部の上昇および下降動作の他方の動作を行なう
ばね部材と、 前記収納位置および突出位置のうち、該ばね部材がチャ
ージされた状態にある位置で前記ばね力に抗して前記ス
トロボ発光部を係止する係止部材と。
前記モーターの一方向の回転に連動して該係止部材の係
止を解除する解除部材とを設け。
さらに前記他方の動作を開始させる信号により該解除部
材が前記係止を解除するまで前記モーターを一方向に回
転させ、かつ前記一方の動作を開始させる信号により前
記係合部材が前記一方の動作を完了するまで前記モータ
ーを一方向に回転させるべく該モーターの位相を制御す
るモーター制御回路を設けて成ることを特徴とするスト
ロボ内蔵カメラに存する。
そして、上記ストロボ内蔵カメラでは、前記他方の動作
を開始させる信号により前記モーター制御回路が前記モ
ーターを一方向に回転させ、該モーターの一方向の回転
に連動して前記解除部材が前記係止部材の係止を解除し
、この解除時に該モーターを停止し、前記一方の動作を
開始させる信号により前記モーター制御回路が前記モー
ターを前記停止位置より前記一方向にさらに回転させ、
この一方向の回転に連動した前記係合部材により前記ス
トロボ発光部の前記一方の動作が行なわれるように成っ
ている。
(実施例) 以下1図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図に示すように、カメラ1にはストロボ2が内蔵さ
れている。
このストロボ2は、ストロボ発光部2aと、該ストロボ
発光部2aを支持した基板2bとから成っている。この
基板2bの前面にはビン2c。
2cが突設され、該両ビン2c、2cはカメラ1の本体
部に固定された押え板3の案内溝3a。
3aにそれぞれ摺動可能に係合している。
これによって、基板2bは、ストロボ発光部2aがカメ
ラ1の本体内に収納されてストロボ撮影が不能な収納位
置(第1図および第2図に示す位置)と、ストロボ発光
部2aがカメラ1の本体内から突出してストロボ撮影が
可能な突出位置(第3図に示す位置)との間で昇降可能
である。
該基板2bの側部にはラック部2oが形成されており、
このラック部20には切欠きギア5の歯部50が噛合可
能である。
該切欠きギア5は、モーター4の一方向の回転に連動し
てストロボ発光部2aに係合し、該ストロボ発光部2a
のと昇および下降動作の一方の動作を行ない、該一方の
動作完了後該係合を解く保合部材を構成している。
該切欠きギア5はモーター4の逆方向回転(以下、単に
逆転と称する)にのみ連動して図の時計方向にのみ回転
可能である。切欠きギア5の歯部50は、基板2bを前
記突出位置から収納位置まで下降させるのに十分な数だ
け形成されており、該歯部50以外の部分は切欠き部5
1と成っている。
該ラック20の第1番目の歯20aと第2番目の歯20
bとの間は、前記歯部50に噛み合う際の干渉を防止す
るために、−両分切欠かれている。
前記歯部50はラック20と同数の歯から成っており、
ラック20に相対する歯がないため第1番目の歯50a
と第2番目の歯50bとの間は一歯分切欠かれている。
前記基板2bのばね掛は部2dと押え板3のばね掛は部
3bとの間には、該基板2bの下降動作時にチャージさ
れた付勢力で該基板2bをその収納位置から突出位置へ
1昇させるばね部材6が張設されている。
また、ばね部材6がチャージされた前記収納位置で該ば
ね部材6のばね力に抗して基板2bを係止する係止部材
30がカメラlの本体部に枢支されている。
該係止部材30はばね部材31により反時計方向に付勢
されており、第1図に示す収納位置にて係止部30aが
基板2bの被係市部2eを係止している。また、係止部
材30の先端部に形成された被押圧部30bは、前記切
欠きギア5の側面に突設された解除ピン52の移動軌跡
内に突出しており、該切欠きギア5が第1図および第2
図に示すように停止した原位置から時計方向に僅かな角
度だけ回転すると、解除ピン52が被押圧部30bに当
接するように成っている。
さらに、該係止部材30には、切欠きギア5が第31i
ii!の位置から時計方向に回転した際に解除ビン52
と被押圧部30bとの当接が外れ、該解除ビン52が入
り込むための切欠き溝30cが形成されている。
前記モーター4は、フィルム巻取リスブール7の中空部
内に配置され、該モーター4のビニオン4aは一点鎖線
で示した減速ギア列8を介して太陽ギア9に連結されて
いる。
太陽ギア9には遊星ギア列0が噛合している。
該遊星ギアlOの支持軸10aは連結部材11によって
太陽ギア9の支持軸9aに連結されており。
該遊星ギア10は支持軸10aを中心に自転可能である
と共に太陽ギア9の支持軸9aを中心に公転可能である
すなわち、モーター4の正方向回転(以下、単に正転と
称する)により太陽ギア9が時計方向に回転した際には
、遊星ギアlOは支持軸9aを中心にして時計方向に公
転してフィルム巻取リスブール7と一体のギア部7aに
噛み合い、モーター4の正転を該ギア部7aに伝達し、
一方モーター4の逆転により太陽ギア9が反時計方向に
回転した際には、遊星ギア10は支持軸9aを中心にし
て反時計方向に公転してギア゛12に噛み合い、モータ
ー4の逆転を該ギア12に伝達するように成っている。
このギア12は、一点鎖線で示されたギア列13を介し
てギア14に連結されており、該ギア14は厚さの厚い
ギア15に噛み合っている。
該ギア15に噛合したクラッチギア16は1図の上下方
向に摺動可能なりラッチ板17に支持されており、該ク
ラッチ板17は該クラッチ板17と一体的に構成された
操作部材18により操作される。
該操作部材18は、第1図に示すフィルム巻き上げ位置
(F)と該フィルム巻き上げ位、1 (F)から上方に
移動したフィルム巻き戻し位置(R)との間で切換え可
能である。
該操作部材18を第1図に示すようにフィルム巻き土げ
位置(F)に切換えた際には、前記クラッチギア16は
ギア19に噛み合ってギア15の回転をギア19に伝達
し、操作部材18をフィルム巻き戻し位置(R)に切換
えた際には、クラッチギア16はフォークギア21に噛
み合ってギア15の回転をフォークギア21に伝達する
ように成っている。
このフォークギア21はフィルムパトローネ(図示省略
)と係合するフォーク21aと一体的に形成されており
、該フォークギア21の回転により該フィルムパトロー
ネにフィルムが巻き戻されるように成っている。
また、前記クラッチ板17の上端部にはスイッチ片22
が固設されており、該スイッチ片22は、操作部材18
を第1図に示すフィルム巻き上げ位置(F)に切換えた
際にはスイッチ片23に、操作部材18をフィルム巻き
戻し位置(R)に切換えた際にはスイッチ片24にそれ
ぞれ接触可能である。
このスイッチ片22とスイッチ片23とによりスイッチ
SW4が、スイッチ片22とスイッチ片24とによりス
イッチSW3がそれぞれ構成されており、操作部材18
をフィルム巻き上げ位置(F)に切換えた際にはスイッ
チSW4がオンし、操作部材18をフィルム巻き戻し位
i2! (R)に切換えた際にはスイッチSW3がオン
するように成っている。
前記ギア19は、ギア25の側面に形成された南部(図
示省略)に噛み合っている。このギア25の回転軸25
aには、該ギア25の矢印方向とは反対方向への回転に
対しては該回転軸25aに巻き付いてその回転を阻止す
る逆転防止用ばねクラッチ26が巻装されている。
該ギア25の側面25bにはスイッチパターン27が所
定の角度範囲にわたって形成されており。
スイッチ片28.28が回転軸25aあるいはスイッチ
パターン27に接触可能に設けられている。
該ギア25は、ギア29に噛み合っており、該ギア29
は軸29aによって前記切欠きギア5と連結されており
、該切欠きギア5と一体的に軸29aを中心にして回転
可能である。
前記スイッチ片28.28とギア25とにより、位相ス
イッチSW2が構成されている。
この位相スイッチSW2は、スイッチ片28.28がギ
ア25の側面25bに接触している時にはオフとなり、
スイッチ片28.28がスイッチパターン27に接触し
ている時にはオンとなる。
また、位相スイッチSW2の回転方向の幅およびギア2
5の側面25b上での位置は、第1図および第2図に示
すように前記切欠きギア5が停止した原位置にある時(
ストロボ発光部z&が収納位置にある時)には、スイッ
チ片28.28がスイッチパターン27の一端に接して
オンとなり、該切欠きギア5が前記原位置から僅かな角
度回転し、第3図に示すように前記解除ピン52により
係止部材30の係止が解除された際には、スイッチ片2
8.28がスイッチパターン27の他端から離れてオフ
となるように定められている。
第2図および第3図に示すように、前記基板2bの下端
部には、カメラlの本体部に固設されたランド33.3
3と前記突出位置にて接する接点34.34、が設けら
れている。このランド33.33と接点34.34とに
よりスイッチSWIが構成されている。このスイッチS
WIは、前記ストロボ発光部2aが第3図に示す突出位
置にある時にのみオンとなり、それ以外の位置ではオフ
となっている。
該スイッチSWIのオン時には、露出制御モードがフラ
ッシュマチックモードに切換わってカメラのシャッター
速度が一定速度となり、−・方該スイッチSWIのオフ
時には、露出制御モードがプログラム自動制御モードに
切換わるように成っている。
次に、第4図に基づいて前記モーター4を制御するモー
ター制御回路40について説明する。
第4図に示すように、端子Cl−C7はそれぞれ電源の
プラス側に接続されている。
端子clには、被写体輝度がストロボ撮影を必要とする
所定の輝度以下である時に発せられるアップ信号LWが
入力される。このアップ信号LWは、前記ストロボ発光
部2aの、前記収納位置から突出位置への上昇動作を開
始させるための信号である。
端子CIは、入力信号の立上がりによりHレベルのパル
スを、入力信号の立fかりによりLレベルのパルスをそ
れぞれ出力するパルス発生器Piの入力端子に接続され
ている。このパルス発生器Plの出力端子はフリップフ
ロップ回路41のセット端子41aに接続されている。
端子C2は前記位相スイッチSW2の一方の端子に接続
されており、該位相スイッチSW2の他方の端子は接地
されていると共に前記パルス発生器PLと同様のパルス
発生器P2の入力端子に接続されている。このパルス発
生器P2の出力端子は、フリップフロップ回路41のリ
セット端子41bにインバータを介して接続されている
と共にフリップフロップ回路42のリセット端子42b
に接続されている。
端子C3は、前記スイッチSW1の一方の端子に接続さ
れており、該スイッチSWIの他方の端子は接地されて
いると共にアンドゲートGlの一方の入力端子に接続さ
れている。
端子C4は、バリヤースイッチSW5の一方の端子に接
続されており、該バリヤースイッチSW5の他方の端子
は接地されていると共にオアゲートG2の入力端子に接
続されている。このバリヤースイッチSW5は、不図示
のレンズバリヤを閉じるとオンするものである。
端子C5には、前記ストロボ発光部2aが突出位置にあ
り、被写体の輝度が前記所定の輝度具りとなった時に発
せられるダウン信号BWが入力されている。このダウン
信号BWは、前記ストロボ発光部2aの、前記突出位置
から収納位置への下降動作を開始させるための信号であ
る。該端子C5はオアゲー)G2の入力端子に接続され
ている。
端子C6には、ストロボ発光部2aが突出位置にアップ
してから一定時間が経過した際にHレベルのダウン信号
を出力するタイマー回路(図示省略)からの出力信号が
入力可能である。この端子C6はオアゲー)G2の入力
端子に接続されている。
該オアゲー)G2の出力端子はアンドゲートGlの他方
の入力端子に接続されており、この7ンドゲー)Glの
出力端子は前記パルス発生器Pi、P2と同様のパルス
発生器P3の入力端子に接続されている。
該パルス発生器P3の出力端子は、フリップフロップ回
路42のセット端子42aに接続されている。
フリップフロップ回路41の出力端子41cおよびフリ
ップフロップ回路42の出力端子42cは、前記スイッ
チSW4の一方の端子にそれぞれ接続されている。スイ
ッチSW4の他方の端子は接地されていると共にモータ
ーコントロール回路43の逆転側入力端子43aに接続
されている。
こ(7)モーターコントロール回路43は、逆転側入力
端子43aあるいは逆転側入力端子43bにHレベルの
信号が入力された場合には、モーター4を逆転させ、正
転側入力端子43cにHレベルの信号が入力された場合
には、モーター4を正転させ、これら3つの入力端子4
3a〜43cのいずれにもHレベルの信号が入力されな
い場合には、モーター4を停止させておくように構成さ
れている。
該モーターコントロール回路43の正転側入力端子43
cには、フィルム給送制御回路44の出力端子が接続さ
れており、シャツタレリーズの完了に伴なって該フィル
ム給送制御回路44からHレベルの巻上信号が出力され
るように成っている。
以下に、第5図を参照して動作を説明する。
なお、:iSS図において、Slはモーター4の動作状
態を示す波形図で、プラス側の波形はモーター4の正転
を、マイナス側の波形はモーター4の逆転をそれぞれ示
しており、S2.S3、S4、S5およびS6は、それ
ぞれスイッチSWt、位相スイッチSW2、アップ信号
LW、ダウン信号BWおよびスイッチSW3の波形図で
ある。第5図に示すように、シャツタレリーズが完了し
た11時には、フィルム給送制御回路44からHレベル
の巻と信号がモーターコントロール回路43の正転倒入
力端子43cに送られるので、モーターコントロール回
路43はモーター4を正転させる(SlがOからHレベ
ルになる)。
モーター4の正転は、ピニオン4a、減速ギア列8を介
して太陽ギア9に伝達され、太陽ギア9は第1図の時計
方向に回転する。
太陽ギア9が時計方向に回転すると、遊星ギアlOは支
持軸9aを中心として時計方向に公転してギア部7aに
噛み合う、これによって、モーター4の正転は、遊星ギ
アlOを介して太陽ギア9からギア部7aに伝達され、
フィルム巻取リスブール7が回転してフィルムを巻き上
げる。
このフィルムの巻き上げが完了した12時には、フィル
ム給送制御回路44からの出力信号はLレベルに変化し
、モーターコントロール回路43はモーター4を停止す
る(SLがHからOレベルになる)。
このようにフィルムの巻き上げが完了した撮影の待機状
態では、ストロボ発光部2a、基板2bは第1図および
第2図に示すように収納位置に保持されており、接点3
4がランド33から離れているのでスイッチSWlはオ
フ(S2はLレベル)であり、スイッチ片28.28が
スイッチパターン27の一端に接触しているので位相ス
イッチSW2はオン(S3はHレベル)であり、操作部
材18がフィルム巻き上げ位2? (F)側にあるので
、スイッチ片22がスイッチ片24かも離れてスイッチ
片23に接しているので、スイッチSW3はオフ(S6
はLレベル)で、スイッチSW4はオンであり、かつク
ラッチギア16がギア19に噛み合っている。また、前
記切欠きギア5は、第2図に示すように解除ピン52が
係+L部材30の被押圧部30bから少し離れた位置で
停止している。
このような待機状態において、被写体の輝度が前記所定
の輝度以下になると(t3時)、アップ信号LWがHレ
ベル(54がHレベル)となり。
このHレベルのアップ信号LWが端子CIからパルス発
生器PIに送られる。
これによって、パルス発生器P1からHレベルのパルス
がフリップフロップ回路41のセット端子41aに送ら
れるので、該フリップフロップ回路41はその出力端子
41cからHレベルの信号を出力する。このHレベルの
信号は、スイッチSW4を介してモーターコントロール
回路43の逆転側入力端子43aに送られ、該モーター
コントロール回路43は停止状態にあるモーター4を逆
転させる(SlがOからLレベルになる)。
モーター4の逆転は、ピニオン4a、減速ギア。
列8を介して太陽ギア9に伝達され、太陽ギア9が第1
図で反時計方向に回転する。
太陽ギア9が反時計方向に回転すると、遊星ギア10は
支持軸9aを中心として反時計方向に公転してギア12
に噛み合う、これによって、モーター4の逆転が、ピニ
オン4a、減速ギア列8、太陽ギア9、遊星ギアlO、
ギア12、ギア列13、ギア14、ギア15. クラッ
チギア16およびギア19を介してギア25に伝達され
、該ギア25が第1図および第2図の矢印方向に回転す
る。
該ギア25の回転はギア29を介して切欠きギア5に伝
達され、切欠きギア5が第1図および第2図に示す原位
置から時計方向に回転する。切欠きギア5が該原位置か
ら僅かな角度だけ回転したところで、解除ピン52が係
止部材30の被押圧部30bに当接し、該係止部材30
を図の時計方向に回転させる。この回転により、係止部
材30の係止部30aが基板2bの被係止部2eから外
れ、かつこの時切欠きギア5の切欠き部51がラック部
20に対向しているので、ストロボ発光部2a、ストロ
ボ発光部2aはばね部材6のばね力により第1図および
第2図に示す収納位置から第3図に示す突出位置に上昇
する。
なお、第3図に示すように前記解除ピン52が係止部材
30を回転させて該係止部材30による基板2bの係止
を解除した際(t4時)には、スイッチ片28.2Bが
スイッチパターン27の他端から離れるので、位相スイ
ッチSW2がオフとなる(S3がHからLレベルになる
)。
これにより、パルス発生器P2への入力信号はHレベル
からLレベルに変化し、該パルス発生器P2はLレベル
の信号を出力する。パルス発生器P2からのLレベルの
信号は、Hレベルに反転されてフリップフロップ回路4
1のリセット端子41bに入力される。
したがって、フリップフロップ回路41の出力端子41
cからの出力信号はHからLレベルに変化し、該Lレベ
ルの信号はスイッチSW4を介してモーターコントロー
ル回路43の逆転側入力端子43aの送られ、該モータ
ーコントロール回路43はモーター4の逆転を停止する
(Slはt4時にLレベルからOレベルになる)。
モータニ4の停止により、前記切欠きギア5は第3図に
示す位置で停止する。
また、ストロボ発光部2aが突出位置に上昇した際(t
5時)には、既に接点34がランド33に接触してスイ
ッチSWIがオン(S2がLレベルからHレベル)にな
っている、したがって、アントゲ−)Glの一方の入力
端子にはHレベルの信号が入っている。
このようにストロボ発光部2aが突出位置にあり、スト
ロボ撮影が可能な状態において、前記不図示のレンズバ
リヤを閉じることによりバリヤースイッチSW5がオン
した場合、被写体の輝度が前記所定の輝度を越えてスト
ロボ撮影が不要となす、端子C5にHレベルのダウン信
号BWが印加された場合(t6時)、あるいは該ストロ
ボ発光部2aが突出位置に上昇した時点から一定の時間
が経過し、端子C6に前記不図示のタイマー回路からダ
ウン信号としてHレベルの信号が印加された場合のいず
れかの場合には、前記オアゲートG2からHレベルの信
号が出力される。
これによりアンドゲートGlの出力信号はLからHレベ
ルになり、パルス発生器P3の出力信号はLからHレベ
ルに変化し、このHレベルの信号がフリップフロップ回
路42のセット端子42aに入力され、該フリップフロ
ップ回路42はその出力端子42cからHレベルの信号
を出力する。
該フリップフロップ回路42からのHレベルの信号はス
イッチSW4を介してモーターコントロール回路43の
逆転側入力端子43aに送られ。
モーターコントロール回路43は停止しているモーター
4を再び逆転させる(tS時にSlがOからLレベルに
なる)。
該モーター4の逆転は、上述した径路でギア25に伝達
され、第3図に示す位置から該ギア25が再び反時計方
向に回転し始めると共に切欠きギア5も再び時計方向に
回転し始める。
該切欠きギア5が第3図の位置から時計方向に少し回転
した所で、解除ビン52が係止部材30の被押圧部30
bから外れて該係上部材30の切欠き溝30c内に逃げ
、これによって該係止部材30が第3図の解除位置から
ばね部材31の付勢力により反時計方向に回転して前記
基板2bの側面2fに当接すると共に、歯部50の第1
番目の歯50aがラック部20の第1番目の歯20aと
噛み合い、さらに第2番目の歯50bが第2番目の歯2
0bに噛み合い、以下歯部50の各歯がラック部20の
各歯と噛み合っていき、ストロボ発光部2aおよび基板
2bが第3図の突出位置から第2図の収納位置に向って
押し下げられる。
該ストロボ発光部2a、基板2bが突出位置から若干下
がったところで(taB時を少し過ぎたと8′)、接点
34がランド33から離れてスイッチSWIがオフとな
る(32がHからLレベルになる)、シかし、このとき
位相スイッチSW2は依然としてオフのままであり、し
たがってフリップフロップ回路42のリセット端子42
bにはLレベルの信号が入力されたままであるので、出
力端子42cの出力信号はHレベルのままである。
前記ストロボ発光部2a、基板2bが、142図の収納
位置付近まで下がったところで、基板2bの側部2fに
出接していた係止部30aが被係止部2eに係合可能と
なり、係止部材30がばね部材31の付勢力により反時
計方向に回転して該係止部30aが被係止部2eを係止
し、ストロボ発光部2a、基板2bの下降動作時にチャ
ージされたばね部材6のばね力により該ストロボ発光部
2a、基板2bが上昇しないように基板2bが係止され
ている。
ストロボ発光部2a、基板2bを第2図の収納位置まで
押し下げ、第2図に示すように歯部50の最後の歯がラ
ック部20の最後の歯から外れたところで、スイッチ片
28がスイッチパターン27一端に接触して位相スイッ
チSW2がオフからオンになる(S3がLからHレベル
になる)。
位相スイッチSW2がオンすることによりパルス発生器
P2からフリップフロップ回路42のリセット端子42
bにはHレベルの信号が出力され。
出力端子42cの出力信号はLレベルとなり、モーター
コントロール回路43は逆転していたモーター4を停止
させる(t7時にSlがLレベルから0レベルになる)
このようにして、切欠きギア5が第2図に示す原位置に
再び位置する。
なお、ストロボ発光部2aが前記突出位置にある時に、
該ストロボ発光部2a突出位置から前記収納位置に手で
押し下げた場合には、該ストロボ発光部2aが押し下げ
られている間は前記スイッチSWIがオフしているので
、モーター4の起動(逆転)が防止されており、したが
って切欠きギア5の回転位I(位相)とストロボ発光部
2a、基板2bとの位置関係がズレないように成ってい
る。
次に、前記操作部材18を第1図に示すフィルム巻き上
げ位置(F)からフィルム′@き戻し位置(R)に切換
えると(ta時)、クラッチギア16がギア19から外
れてフォークギア21に噛み合い、かつスイッチ片22
がスイッチ片23から離れてスイッチ片24に接する。
これによって、スイッチSW4がオフになると共にスイ
ッチSW3がオンになり(S6がLからHレベルになり
)、モーターコントロール回路43の逆転側入力端子4
3bにHレベルの信号が入力され、該モーターコントロ
ール回路43がモーター4を逆転させる。
このモーター4の逆転は、上述した径路でクラッチギア
16に伝達され、該クラッチギア16の回転によりフォ
ークギア21が回転してフィルムの巻き戻しが成される
なお、上記実施例では、ストロボ発光部2a、基板2b
を突出位置から下降させている動作の途中で、誤って操
作部材18をフィルム巻き上げ位置(F)からフィルム
巻き戻し位置(R)に切換えてしまった場合には、ばね
部材6のばね力がラック部20、歯部50、切欠きギア
5.軸29aおよびギア29を介してギア25に伝達さ
れ、該ばね力によって該ギア25が第1図の時計方向に
回転しようとすると、前記逆転防止用ばねクラッチ26
が回転軸25aに巻き付くので、該ギア25は時計方向
には回転しない。
したがって、前記下降動作の途中にあるストロボ発光部
2a、基板2bは、操作部材18をフィルム巻き戻し位
置(R)側に切換えても上昇せず、切欠きギア5の回転
位置(位相)とストロボ発光部2a、基板2bとの位置
関係がズしてしまうことはなく、該操作部材18を再び
フィルム巻き上げ位置(F)側に戻せば該ストロボ発光
部2a。
基板2bの下降動作が続行される。
また、上記実施例によれば、一つのモーター4の正転を
フィルム巻き上げに用い、その逆転で。
フィルム巻き戻し、ストロボ2の上昇および下降動作、
係止部材30の係止解除動作等を行なわせているので、
ストロボ2を昇降させるために専用のモーターを用意す
る必要がなく、コスト、スペースの点で極めて有利であ
る。
(発明の効果) 本発明に係るストロボ内蔵カメラによれば、モーターの
1回転のサイクルの中で、解除部材による係止部材の係
止解除動作と、ストロボ発光部の上昇動作あるいは下降
動作を行なうばね部材のチャージ動作とを行なっている
ので、ストロボ発光部を収納位置あるいは突出位置で係
止する係止部材として高価で大型の電磁マグネットを設
ける必要がなく、コストおよびスペースの点で有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明の一実施例を示しており、第
1図は主要部を示す概略的な斜視図、第2図はストロボ
発光部が収納位置にある状態を示した第1図の■矢視拡
大図、第3図はストロボ発光部が突出位置にある状態を
示した第2図と同様の拡大図、第4図はモーター制御回
路のブロック図、第5図は動作説明のための信号波形図
である。 l・・・カメラ     2a・・・ストロボ発光部4
・・・モーター 5・・・切欠きギア(係合部材) 6・・・ばね部材    30・・・係止部材40・・
・モーター制御回路 52・・・解除ピン(解除部材) LW・・・アップ信号(他方の動作を開始させる信号)
BW・・・ダウン信号(一方の動作を開始させる信号)
第1図 第2図 第J図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ストロボ発光部が、カメラ本体内に収納された収納位置
    とストロボ撮影を可能にする突出位置との間で自動的に
    昇降するストロボ内蔵カメラにおいて、 モーターの一方向の回転に連動して前記ストロボ発光部
    に係合し、該ストロボ発光部の上昇および下降動作の一
    方の動作を行ない、該一方の動作完了後該係合を解く係
    合部材と、 該一方の動作完了時にチャージされたばね力で前記スト
    ロボ発光部の上昇および下降動作の他方の動作を行なう
    ばね部材と、 前記収納位置および突出位置のうち、該ばね部材がチャ
    ージされた状態にある位置で前記ばね力に抗して前記ス
    トロボ発光部を係止する係止部材と、 前記モーターの一方向の回転に連動して該係止部材の係
    止を解除する解除部材とを設け、 さらに前記他方の動作を開始させる信号により該解除部
    材が前記係止を解除するまで前記モーターを一方向に回
    転させ、かつ前記一方の動作を開始させる信号により前
    記係合部材が前記一方の動作を完了するまで前記モータ
    ーを一方向に回転させるべく該モーターの位相を制御す
    るモーター制御回路を設けて成ることを特徴とするスト
    ロボ内蔵カメラ。
JP13123085A 1985-06-17 1985-06-17 ストロボ内蔵カメラ Pending JPS61289332A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0293528A (ja) * 1988-09-30 1990-04-04 Canon Inc ストロボ組込み一眼レフカメラ
US5012269A (en) * 1988-07-06 1991-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Camera
US5287135A (en) * 1987-01-13 1994-02-15 Asahi Kogaku Kogyo K.K. Built-in flash system
US5329326A (en) * 1990-02-14 1994-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Camera with motor for driving flash mechanism and exposure-preparatory mechanism

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