JPS61246729A - カメラの電磁駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （利用分野） 本発明は単一の電磁装置により撮影レンズの繰り肖しと
シャッタ制御を行なりたカメラの電磁駆動装置に関する
。

（従来技術） 従来、撮影レンズの位置を自動的に調節するカメラにお
いては複数の電磁装置により撮影レンズの繰り出し量の
制御と７ヤツタの制御を行なっていた。しかしカメラの
コンパクト化及び低廉化の面から一つの電磁装置により
両方の制御を行なう必要がでてきた。近年一つの電磁駆
動装置により両方の制御を行なうものが提案されている
が次の２つの方式に大きく分けることができる。

第１の方式はモータなどにより正転、逆転といった２種
類の動作を行なわし、たとえば正転により撮影レンズの
繰出し鴬の制御、逆転によりンヤッタの制御を行なうも
のである。

この第１の方式には、２［ｆＡの通電方向があるため電
気回路が複雑になりコストが高くなるという欠点がある
。

また、第２の方式は撮影レンズ繰り出しとシャッタの露
出動作の両方を制御する走行部材を備え、その走行と同
期して電磁装置を制御するものである。

この第２の方式は走行部材の走行するスペースが大きく
なりカメラのコンパクト化に限界がありた。これら第１
．第２の両方とも構造がを雑で部品点数が多くなりコス
ト高になる欠点力Ｓあった。

（発明の目的） 本発明は上記実情に鑑みなされたもので撮影レンズの移
動を行なう移動部材と、シャッタを作動させるシャッタ
作動部材と、上記移動部材の移動を規制しない際には上
記シャッタ作動部材の作動を阻止し、上記移動部材の移
動を規制した際には上記シャッタ作動部材の作動を阻止
しない規制部材とを備えることにより、単一の電磁装置
により撮影レンズ並びに７ヤツタ動作を行なわしめコン
パクトで安価なカメラの電磁駆動装置を提供しようとす
るものである。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図乃至第４図に詔いて、１はソレノイドでこのソレ
ノイド１内のプランジャ、２はソレノイド巻線への通電
によってソレノイドボディ内に引き込まれる。３は起動
レバーで不図示の地板に回動可能に取り付けられて一方
の腕３ａにはビン４が固着されている。ビン４はプラン
ジャ２の溝部２ａに遊嵌している。５は起動レバーを反
時計方向に付勢Ｔるスプリングである。６は不図示の地
板からでたストッパーでプランジャ２の上端面部２ｂと
当接してプランジャ２の上方向の移動を規制する。７は
第１の開きレバーで不図示の地板に回動可能に取り付け
られ腕部７ａにはビン８が植設され％ＪＲ１７ｂにはビ
ン９が植設され、翼部７Ｃにはビン１０が植設されてい
る。１１は第１の開きレバー７を時計方向に付勢するス
プリングでその付勢力はスプリング５に比較して小さい
。

第１図はスプリング５の作用により起動レバー３が反時
計方向に付勢されビン４を介しプランジャ２を上方に押
し上げグランジャ２８ストツパー６に当接させている。

また第１の開きレバー７はスプリング１１により時計方
向に回動しようとするが、スプリング５よりもスプリン
グ１１の付勢力の方が小さいためビン９がプランジャ２
の上端面２ｂに当接したまま第１図の状態に保たれてい
る。

１２は第２の開きレバーで長穴部１２ａが形成されてい
てその長大部１２ａには第１の開きし／１−７の腕部７
Ｃのビン１０が嵌合しているＯまた第２の開きレバーの
両端にはビン１３．１４がそれぞれ植設されている。１
５．１６はシャッター羽根で長穴１’５ａｌ１６ａにビ
ン１３，１４がそれぞれ嵌合している。

またシャッター羽根１５は不図示の地板に形成されたビ
ン１９と長穴１５ｂにおいて摺動可能に嵌合し、地板に
形成されたビン１７．１８とにガイドされ左右方向に移
動可能である。シャッター羽根１６は不図示の地板に形
成されたビン２０と長穴１６ｂにおいて摺動可能に嵌合
しビン１７゜１８とにガイドされ左右方向に移動可能で
ある。

２１はストップレバーで地板に回動可能に取付けられて
いる。ストップレバー２１１ＣハＭ部２１　ａ　。

２１ｂ、２１ｃ、２１ｄ　　があり、２１ａには爪部２
１ｅと斜面２１ｆが形成され２１ｂには立ち曲げ部２１
ｇ、２１Ｃには立ち曲げ部２１ｈがそれぞｎ形成されて
いる。２２はストップレバー２１を時計方向に付勢ｒる
スプリングで一端を不図示の地板他の一端を２１ａ部に
取り付けられている。

２３はストップレバー２１の時計方向の回動を規制する
スイッパ−である。２４は回動可能にこ不図示の地板と
嵌合している距離す／グで回動することにより不図示の
繰り出しカムｌこより不図示の撮影レンズを繰出し繰り
込み動作を行なうようになっている。距離リング２４に
は歯車部２４ａ、腕部２４ｂ、係止爪部２４ｃ、ＡＰ爪
部２４ｄ　、　２４ｅ２４ｆ、２４ｇ、２４ｈ　が形成
されている。

係止爪部はＡＰ爪部よりも中心から離れたところに形成
されている。係止爪部、ＡＰ爪部はストップレバー２１
の爪部２１ｅと保合可能に配置されている。２５は距離
リングを時計方向に付勢するスプリングで一端を腕＄２
４ｂに他の一端を不図示の地板に取り付けられている。

２６は小歯車部２６ａと大歯車部２６ｂとの）らなる第
１歯車で不図示の地板に回転可能に取り付けられでいる
。

小歯車部２６ａは距離リング２４の歯車部２４ａと噛み
合う。２７はガンギ単で不図示の地板に回転可能に取り
付けられ、歯車部２７ａとｆンギ車部２７ｂとからなる
。歯車部２７ａは第１歯車の大歯車部２６ｂと噛み合う
０２８はアンクルで不図示の地板に回転可能に取付けら
れガンギ車部２７ｂと噛み合う。第１歯車、ガンギ車部
材、アンクルにより距離リング２４の回転の調速が行な
われる。２９は撮影用開口である。

次に上記構成の動作を説明する。

まず不図示の距離検出装置により被写体までの距離が検
出された後、ソレノイド１のソレノイド巻線に通電が行
なわれる。そｎによりプランジャ２はスプリング５の付
勢力に抗してンレノイドボディ内に引き込まれる。同時
に溝部２ａによりビン４を介して起動レバー３を時計方
向に回動させる。起動レバー３は腕３ｂによりストップ
レバー２１の立ち曲げ部２１ｈを押しストップレバー２
１をスプリング２２の付勢力に抗して反時計方向に回動
させ、ストップレバー２１の爪１１ｚｌｅと距離リング
２４の係止爪２４ｃとの係合を解除する。一方第１の開
きレバー７はプランジャー２がソレノイド１のボディ内
に引き込まれたことによりビン９の当接が解除されスプ
リング１１の付勢力によって時計方向に回動しようとす
るが、ビン８がストップレバー２１の立ち曲げ部２１ｇ
ｆこ当接するので時計方向の回動を阻止される。これが
第２図に示す状態である。

ストップレバー２１の爪部２１ｅと距離リング２４の係
止爪２４ｃとの係合が解除されると、距離リング２４は
第１歯車２６．ガンギ車部材２７゜アンクル２８によっ
て調整されながらスプリング２５の付勢力により時計方
向に回動して不図示の撮影レンズの繰り出しく繰り込み
）を行なっていく。ここで不図示の制御回路ｌこより被
写体距離に応じたタイミングでソレノイド巻線への通電
が遮断される。スプリング５の付勢力により起動レバー
３は反時計方向に回動しプランジャ２を上方向へ移動し
て第１図と同じ位置にする。一方ストップレバー２１は
立ち曲げ部２１ｈと３ｂとの当接が解除されるためスプ
リング２２の付勢力により時計方向に回動し、爪部２１
ｅとＡＦ爪部２４ｄ。

２４ｅ、２４ｆ、２４ｇ、２４ｈ　　のうちのいずレカ
ト係合し、距離リング２４の回動を停止させる。これに
より撮影レンズが所定量繰り出されたことになり、この
状態が第３図である。

この状態はストップレバー２１が第１図に示す状態より
もさらに時計方向に回動している状態であるので立ち曲
げ部２１ｇはビン８と、立ち曲げ部２１ｈは３ｂ部とそ
ｎぞれ当接しない位置にある。次に再びソレノイド巻線
に通電を行なうと、プランジャ２はスプリング５の付勢
力に抗して起動レバー３を時計方向に回動しつつ下方に
変位する。この時、起動レバー３の腕３ｂはストップレ
バー２１の立曲げ部２１ｈに糸上されないので支障なく
プランジャ２は下方に移動する。

これと同時に第１の開きレバー７はスプリング１１の付
勢力により時計方向に回動し腕部７ｃのビン１０により
長穴１２ｇを介し第２の開きレバー１２を反時計方向に
回動させる。

第２の開きレバー１２はビン１３，１４１Ｃよりそｎぞ
れ長穴１５ａ、１６ａを介してシャッター羽根１５を右
方向、シャッター羽根１６を左方向に移動させシャッタ
ーを開口させフィルムに露光が行なわれる。この状態が
第４図に示す状態であるＯ 所定の露光時間が経過すると不図示の制御回路によりソ
レノイド巻線への通電が遮断され、スプリング５の付勢
力により起動レバー３は反時計方向に回動してグランジ
ャ２を上方向に移動させていくが、その際プランジャ２
の上端面２ｂによりビン９を介して第１の開、きレバー
７をスプリング１１の付勢力に抗して反時計方向に回動
させる。

第１の開きレバー７が反時計方向に回動するということ
は第２の開きレバー１２が時計方向に回動することであ
り、シャッター羽根１５は左方向、シャッター羽根１６
は右方向に移動しシャッターが閉じて露光動作か完了す
る。（第３図ζこ示す状態と同じ状態） 最後に不図示の公知の手段によって距離リング２４をス
プリング２５の付勢力に抗して左回転方向にチャージし
ていくと斜ｌＩ２４ｊによりストップレバー２１の＄［
２１をｔ４Ｔことによナスイップレパー２１はスズリン
グ２２の付勢力に抗してそのたびごとに反時計方向に回
動して最後に２４ｊに乗り上げる。ここで前記不図示の
公知のチャージ手段を解除すると、スプリング２５によ
り距離リング２４は時計方向に回動し、係止爪部２４ｃ
とストップレバー２１の爪部２１ｅが係合してとまる。

この状態が第１図に示すセット状態である。

（発明の効果） 以上詳記したように本発明によｎば、距−リングの係止
レバーの係止位１ｔｆこより、レンズ制御とシャッタ制
御の動作の判別を行なりでいるため、従来の如く走行部
材や通電方向を逆にする回路を必要としないため、部品
点数を少なくして構成を簡単にすることができ、故障の
少ない非常をこコンパクトなカメラを提供することがで
きるものである０

【図面の簡単な説明】

１ｇ１図は本発明の一実施例に係わり、カメラの電磁駆
動装置のセット時の構成図、第２図はレンズの移動制御
開始時の構成図、第３図はレンズの移動制御終了時の構
成図、第４図はシャッタ制御時の構成図である。 １はソレノイド、２はグラ／ジャ、３は起動レバー、７
は第１開きレバー、１２は第２開きレバー、１５・１６
はシャッター羽根、２１はストップレバー、２４は距離
リングである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 撮影レンズの移動を行なう移動部材と、シャッタを作動
   させるシャッタ作動部材と、上記移動部材の移動を規制
   しない際には上記シャッタ作動部材の作動を阻止し、上
   記移動部材の移動を規制した際には上記シャッタ作動部
   材の作動を阻止しない規制部材とを備えることにより、
   単一の電磁装置により撮影レンズ並びにシャッタ動作を
   行なわしめることを特徴とするカメラの電磁駆動装置。