JPS61289188A - 繊維束の染色方法 - Google Patents

繊維束の染色方法

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JPS61289188A
JPS61289188A JP60124368A JP12436885A JPS61289188A JP S61289188 A JPS61289188 A JP S61289188A JP 60124368 A JP60124368 A JP 60124368A JP 12436885 A JP12436885 A JP 12436885A JP S61289188 A JPS61289188 A JP S61289188A
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JP
Japan
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fiber bundle
dye
dyeing
fibers
bundle
Prior art date
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Pending
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JP60124368A
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English (en)
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弘 北村
康夫 山下
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分IP) 本発明は繊維束の長さ方向の両端部と中間部を極めて簡
単にかつ安定して異色に染色する方法に関するものであ
る。
(従来技術) 繊維束の長さ方向の両端部と中間部を異色に染色する方
法としては、(1)繊維束の両端部に色糊を付与して発
色させる方法、(2)染色した繊維束の両端部に色相の
異なる染液を付与して発色させる方法、(3)脱色可能
な染料と脱色不可能な染料を配合して染色した繊維束の
両端部を脱色処理するなどがある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術において、(1)の方法では、ゆるやかな
色相変化のある異色は達成できず、また、(2)と(3
)の方法では、2回染色しなければならない欠点があっ
た。
本発明の目的は、色相変化がゆるやかで、1回の発色工
程で簡単に、かつ安定して両端部と中間部を異色に染色
できろ方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明の構成は、有限長の繊維束の側面を被、覆して束
状染色する方法であって、該繊維束に、(A)染液又は
希釈液を付与する工程及びCB)前記染液とは異なる色
相の染液を付与する工程を任意の順序で組合せた後、発
色処理することからなる。
(発明の説明) 本発明に用いろ繊維束を構成する繊維の覆類としては、
再生人造繊維、半合成繊維、合成繊維等適宜の橋頭のも
のを用いうろが、通常は、ポリアクリル系、ポリアミド
系、ポリエステル系等の合成繊維が好ましく用いられる
。かかる繊維束を構成する単繊維は直径が0.01〜1
■のものが通常用いられる。繊維束の長さと断面積は特
に制限されず、作業性や加工性、更には繊維の使用目的
等に応じ適宜に決定される。相対的には断面積が小さく
、長さの長い繊維束が安定で形くずれしにくく好ましい
。たとえば紡績糸用の繊維束の場合は、その形態安定性
及び両端部と中間部の着色のバランスの点で、断面積が
1〜100cj、長さが15〜60++waであるもの
が好ましく用いられる。
また繊維束は、その形態を保持し、且つ異種の染液が束
の側面から侵入するのを防ぐため、その側面をフィルム
、紙、布等の適宜の被覆材で被覆して本発明に供される
本発明ではかかる側面を被覆した繊維束に染液又は希釈
液を付与する工程及び上記染液とは異なる色相の染液を
付与する工程を任意の順序で組合せた後、発色処理を行
う。
本発明でいう染液とは言うまでもなく繊維束を構成する
繊維を染色するための液であり、通常水と染料と染色助
剤等からなる。使用する染料は繊維束を構成する繊維の
種類等に応じて適宜選択される。例えば、繊維束が再生
人造繊維、ポリアミド系繊維、ポリアクリル系繊維、ポ
リエチレンテレフタレート系繊維等で構成されている場
合は、それぞれ直接染料または反応性染料、酸性染料、
カチオン染料、分散染料が好ましく使用される。
染色助剤としては、染料が繊維に染着することを可能に
し2、又は染着を促進するものである。このような物質
として、例えば、中性塩、アルカリ性物質、酸性物質等
がある。さらには、染料の溶解性を向上させたり、均染
性を改善するために界面活性剤等を使用することもでき
る。
希釈液とは水、有機溶媒等の染料希釈性を有する液体で
あり、一般的には水に必要に応じて、酸性物質、アルカ
リ性物質、糊剤、脱色剤、界面活性剤、水溶性有機溶媒
等の適当量を添加して調合したものが用いられる。
本発明方法において、処理液の組合せを希釈液と染液、
染液とそれと異なる染液とした場合、繊維束の両端部/
中間部は、それぞれ着色/白、着色/着色という異色構
成となる。
最初に希釈液を付与し、次の工程で染液を付与した場合
、染液が中間部へ侵入することを不可能ないし困難にす
ることにより、ゆるやかな色相変化で着色/白の異色染
色を達成することが可能となる。
希釈液又は染液を最初に繊維束中に含有させる方法とし
ては、スプレーにて塗布する方法や浸漬法などがある。
浸漬法はスプレー法に比べ、処理液を繊維束中に短時間
で均一に含有させることができる。浸漬法は、希釈液又
は染液に繊維束を1回ないし数回浸漬した後取り出す方
法であり、必要により、脱液を行うこともできる。但し
乾燥や発色処理に相当する条件下に置くことは避ける必
要がある。最初の処理液は繊維束の全体に付与すること
が好ましい。このような処理により、繊維束の長さ方向
の色相変化は、両端部から中央部にかけて、ゆるやかに
することができる。
本発明でいう異なる色相の染液とは、前工程で用いた染
液に使用した染料と異なる色相の染料を使用したり、配
合色におけろ染料の配合比が異なった染料を使用した染
料i1F液である。この染液にも前記した染色助剤等を
添加することができる。
予め希釈液又は染液を付与した繊維束に異なる色相の染
液を付与する場合、その付与方法としても適宜の方法、
例えばスプレーによる塗布法や浸漬法が用いられる。こ
の二つの方法におけろ着色状態を比較してみると、前者
は両端部近くに着色するのに対し、後者は両端部から深
く着色する。
浸漬法において、繊維束を数回、該染液に浸漬した場合
、繊維束中に既に含有されている希釈液又は染液と混じ
りやすくなり、両端部と中間部の異色の程度が小さくな
る。したがって、該両部の異色の程度を大きくしない場
合は、1回の浸漬にとどめろことが望ましい。
第1工程で染液を付与し、第2工程で希釈液を付与して
もよい。この場合は両端部が白となる。
このように処理された繊維束を次に発色処理する。発色
処理とは、繊維束の中間部に含有されている及び/又は
両端部に付着した染料を該繊維束に染着させることであ
る。繊維束を発色させる手段としては、該束を染液に浸
漬した状態で加熱する方法や、該東を染液から取り出し
て、必要により乾燥した後、該束を加熱する方法などが
ある。
繊維束の両端部から中間部へのゆるやかな色相変化のあ
る異色は、前者の方法を採用することにより、特に好ま
しく、且つ容易に得ることができる。
発色処理の条件は、繊維束を構成する繊維を染色するこ
とができる染料の染色条件に準じるものである。例えば
、浸漬して発色処理する場合、再生繊維/直接染料、ポ
リアミド繊維/酸性染料、ポリアクリル繊a/カチオン
染料では、約100℃、ポリエチレンテレフタレートt
aa/分散染料では、ioo℃から135℃で、いずれ
も30から120分間処理することが好ましい。
発色処理後の洗浄は、繊維束状か又は解束して短繊維状
で、周知の処理条件で行うものである。
(発明の効果) 本発明方法により、繊維束の長さ方向の両端部から中間
部にかけて、ゆるやかな色相変化のある異色を得ること
ができろ。しかも、従来2回の発色工程を要した異色染
色を1回の発色工程で簡単に行いうろものである。した
がって、本発明の実施により、両端部と中間部がゆるや
かに変化する異色染色物を容易に得ることができるとと
もに、省エネルギーと省力化が可能になるものである。
(実施例) 以下、実施例にて本発明の詳細な説明する。
実施例 1 直径0.1mのポリブチレンテレフタレートの繊維を束
ね、長さ50m、断面積10ciの繊維束の側面を紙で
被覆した。該束を希釈液としての水に浸漬した後、取り
出した。次いで、下記処法の染液Aに浴比1:4で浸漬
させ、該束が完全に浸漬させた状態で高圧スチーマ−内
に入れ、130℃で90分間、発色処理を行った。
染液A ダイアエックス レッドBN−SE  20 g/l(
分散染料、三菱化成製) 酒石酸(固型分50%)     0.5g、#発色処
理後、該束を束状で周知の還元洗浄浴に上下しながら洗
浄した。
このようにして染色した繊維の染着状態は、両端部で赤
く濃く染着しているが、中間部にかけて除々に薄くなり
、中央部では全く染着していないものであり、このよう
にして、両端部が赤色で、中央部が白である異色が得ら
れた。
比較例 1 実施例1と同じ繊維束を染液Aに浸漬し、実施例1と同
じ条件で発色処理と還元洗浄を行った。
このようにして染色した繊維の染着状態は、両端部から
中央部にかけて、am差のあるものであり、中央部を未
染着にすることはできないものであった。
実施例 2 実施例1と同じ繊維束を染液Aに浸漬した後、取り出し
た。次いで、下記処法の染液Bに、実施例1と同じ方法
で浸漬し、次いで、発色処理、還元洗浄を行った・ 染w!LB ダイアエックス ブラックBG−FS 200%  7
0g/j酒石酸(固型分50%)        0.
5g/ 1このようにして染色した繊維の染着状態は、
両端部が黒色に染着しており、中間部にかけて、ゆるや
かに黒色から赤色に変化したものであり、その中央部は
鮮明な赤色に染着していた。
従来、このような染色は、赤色に染色した繊維束の両端
を黒色に染色していた。本発明により、このような異色
は、1回の発色処理で可能になった。
i′ −ニーLy−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有限長の繊維束の側面を被覆して束状染色する方法であ
    って、該繊維束に、(A)染液又は希釈液を付与する工
    程及び(B)前記染液とは異なる色相の染液を付与する
    工程を任意の順序で組合せた後、発色処理することを特
    徴とする繊維束の染色方法。
JP60124368A 1985-06-10 1985-06-10 繊維束の染色方法 Pending JPS61289188A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60124368A JPS61289188A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 繊維束の染色方法

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JP60124368A JPS61289188A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 繊維束の染色方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61289188A true JPS61289188A (ja) 1986-12-19

Family

ID=14883669

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60124368A Pending JPS61289188A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 繊維束の染色方法

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JP (1) JPS61289188A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2706494A1 (fr) * 1993-06-10 1994-12-23 Perrinelle Jean Pierre Guy Rob Procédé pour la teinture dégradée de cuirs.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2706494A1 (fr) * 1993-06-10 1994-12-23 Perrinelle Jean Pierre Guy Rob Procédé pour la teinture dégradée de cuirs.

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