JPS61287905A - α−オレフイン重合用触媒成分の製造法 - Google Patents

α−オレフイン重合用触媒成分の製造法

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JPS61287905A
JPS61287905A JP13123885A JP13123885A JPS61287905A JP S61287905 A JPS61287905 A JP S61287905A JP 13123885 A JP13123885 A JP 13123885A JP 13123885 A JP13123885 A JP 13123885A JP S61287905 A JPS61287905 A JP S61287905A
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明のチタン含有固体触媒成分は、成分(A)、成分
(B)及び成分(C)を50℃以下の温度範囲で相互接
触させ、次いでこれを成分(D)と接触させて製造され
る。
〔成分(A)〕
成分(A)は、ハロゲン化マグネシウム含有固体である
。ハロゲンとしてはフッ素、塩素、臭素およびヨウ素が
用いられうるが、このうち塩素が好ましい。
ここで、「ハロゲン化マグネシウム含有固体」というこ
とは、ハロゲン化マグネシウムそのもの自体、ハロゲン
化マグネシウムを成分(B)以外の別の電子供与性化合
物で変性処理したもの、あるいはハロゲン化マグネシウ
ムの溶解剤(たとえば、テトラブチルチタネート、エー
テル、リン酸エステル)を含む炭化水素溶液から公知の
方法(たとえば、メチルハイドロジエンポリシロキサン
、四塩化チタンの添加)により析出処理して得られる固
体酸物などの固体化合物も包含するものである。
〔成分(B)〕
成分(B)は、下式で示される構造部位をその分子内に
有している電子供与性化合物である。
〔ここで、Rは炭素数1〜12 (C1−12)の炭化
素数2〜12 (02〜12)の有機残基である〕上記
の構造において、Rは炭素数1〜4の比較的短鎖の非分
岐炭化水素残基が好ましく、また−0−C−の炭素は非
分岐炭素原子であることが好■ ましい。そして、この化合物は、一般に上記の特定の構
造以外の部分において0、SおよびNのような極性原子
を持たないものが用いられる。さら造を分子内に1個持
つものであることが好ましい。
このような化合物のうちの好ましいものは、下式(B′
)で示されるものである。
R”−C−0−R−0−RII         CB
’)ここで、Rは前記式のRと同じ、R1およびR2は
それぞれ炭素数1ないし12の、アルキル基、アリール
基、アルキル置換アリール基、またはアリール置換アル
キル基を示す。この式(B′)で示される化合物のうち
特に好ましいものは、低級脂肪族モノカルボン酸CR1
が炭素数1〜12程度のもの)または安息香酸(R”が
フェニル基)のエチレンオキシドまたはプロピレンオキ
シド付加物(1モル)のエーテル、特に低級(C1〜C
12)アルキルまたはフェニルないしトリルエーテル、
である。
このような電子供与性化合物の具体例を挙げれば、たと
えば、2−メトキシエチル=アセテート(CH3CO2
CH2CH20CH3)、2−エトキシエfル=アセテ
ート(CHsCChCHsCHxOCzHs )、2−
ブトキシエチル=アセテート(CH3CO2CH2CI
(2oC4H9)、3−メトキシブf ル= 7 セテ
’ト(CH3CO2(CH2)2CH(OCHa)CH
a )、2−(2−工)キシエ)キシ)工f ル= 7
 セテ) CCHaCOzCHzC&0CH2CHzO
C2Hs)、2−p−)リロキシエチル=アセテート(
Q(3C02C)LICH20C6H4(CHa) )
、エトキシルメチル=7 セf −ト(C113CO2
C&0CzHs ) 、3−1 ) キシプロピル=ア
セテ−) (CL(3CO2CH2CH2CH20Cz
Hs)、4−エトキシブチル=アセテート((RaCO
zCf(2CH2CHzCHzOCzHs ) 、n−
プチルカルヒ) −ル= 7 セテ−ト(CH3CO2
(CH2CHzO)2c4H9)、2−ブトキシエチル
=プロピオネ−) (CHsC)I2CO2CF(2C
H20C4H9)、2−(77’ トキシエfk=プロ
ピオネート(CH3Cf(zcOzcH,+CHzOC
HzCH(CHa)z)、2−エトキシエチル=n−プ
チレー1’ (C4H9■2CH2CH20C2Hs 
) 、2−エトキシエチル=イソブチV −ト((CH
a)zCEICO2CHCHzOC2Hs)、2−4ト
−?ジエチル;ベンゾエート(CaHs■2CH2CH
20CzHs )、2−インプロポキシエテル−ベンゾ
エート(CH3CO2CH2CH20CH3法H3)2
)、p−メトキシベンジル=7セテー ト(CH3C0
2C)I2−C6H40CH3)、4’−!)キシフェ
ニル=4−n−ブチルベンゾエート(Cf1s(C)I
z)acsH4cOzcsLOc2H4) 、テトラヒ
ドロフルフリル−n−ブチレート(CHa(CHz)2
cOzcHz(C4HyO))などがある。これらのう
ちでは、2−エトキシエチル=アセテートや2−メトキ
シエチル=アセテートなどが好ましい。
〔成分(C)〕
成分(C)は、周期律表第■〜■族元素のハロゲン化合
物である。このような化合物の具体例を挙げれば、たと
えば、BXi、BX2(OC2H5)、)−1Xs 。
/uXz(OCaHy) 、AtX(OCaf(y)z
 、5iXa 、°CH35t Xa 。
(C6H5)2 Si X2、(CsHs)3siX 
、  H81Xa、TiX4、TiX5(OBu)、T
iXz(OBu)z、TiX(OBu)x、Gex4.
5nX2.5nx4、(C6H5)3SnXXzrX4
、Pbx2NPXs、 PX5、P(0)X3、VX4
XV(0)X3XSbXs。
5bX3X 5iXa、S 0C1z、5eX4、Te
X4、MOX3、WX6、FeX5 、FeXz 、 
 NiX2(X = ” C!ゲン、Bu=ブチル基)
などの化合物である。これらの化合物の内でもyXSi
、 Ti、P及びsbのハロゲン化物並びにこれらハロ
ゲン化物の一部のハロゲンがアルキル基又はアルコキシ
基で置換されたハロゲン含有の誘導体が好ましい。これ
らの中でも特にSt又は封のハロゲン化合物が好ましく
、またハロゲンの中でも特にUが好ましい。
これらの化合物は単独であるいは二種以上併用して所用
することもできるし、またチタンのハロゲン化合物など
のように成分<C>と成分(D)が同一の化合物であっ
てもよい。
〔成分(D)〕
成分(D)は、チタンのハロゲン化合物である。
チタンのハロゲン化合物としては三価および四価のチタ
ンのハロゲン化合物、特に好ましくは四価のチタンのハ
ロゲン化合物、が適当である。ハロゲンとしては、塩素
が好ましい。好ましいチタンハロゲン化合物は、一般式
Tt(OR’)ばムー < R/はC1く6の炭化水素
残基)で示される化合物のうち、n−0または1のもの
である。具体的には、四塩化チタン、トリクロロブトキ
シチタンなどが挙げられる。
〔量 比〕
各成分(A)〜(D)の成分比は、本発明の効果が認め
られる限り任意であって限界的なものではない。
一般的には、成分(B)は、成分(A)中に存在するマ
グネシウムハロゲン化合物に対する電子供与性化合物成
分(B)のモル比〔成分(B) /* )が0.01〜
6、好ましくは0.03〜1の割合で所用される。
また、成分(C)は成分(A)中に存在するマグネシウ
ムハロゲン化合物に対するモル比〔成分(c)/Mg)
が0.01〜5、好ましくは0.05〜3の割合で使用
される。
しかし好ましい成分(A)、(B)及び(C)間の量比
関係は、これら三成分の相互接触温度にも関係し、一般
的に〔成分(B)/成分(A)〕が同一の場合、相互接
触温度が高いほど、また使用する成分(C)の量が多い
ほど、相互接触処理生成物中に含有される成分(B)の
量は多くなる。従って接触処理生成物中の成分(B)の
量は、成分(A)/成分a3)/成分(C)の量比関係
と処理温度との相関関係によって定まることになる。好
ましいこれら条件は、接触処理生成物中の成分(B)の
含有量が生成物中の廟に対するモル比〔成分(B)/M
g)でo、ooi〜0.3になるように成分量量比およ
び相互接触処理温度を定めるところにある。
成分(D)は広範囲の割合で所用できるが、一般に各種
の方法で製造したチタン含有固体触媒成分中に含まれる
チタン原子の量が0.5〜15重訃%、好ましくは0.
5〜10重量%、の範囲内になるように調節することが
好ましい。
〔相互接触処理〕
本発明において相互接触処理は50℃以下で行うが、一
般的には0〜50℃、好ましくは5〜40℃で実施され
る。この処理時間は特に限定されるものではないが通常
30分〜5時間程度である。
成分(A)〜(C)間の相互接触方法は、以下の各種の
態様が可能である。
イ)成分(A)、(B)および(C)を同時に導入接触
させ′る。
口)成分(A)と(B)の共存系中へ成分(C)を滴下
導入する。
ノ→ 成分(A)と(C)の共存系中へ成分(B)を滴
下導入する。などの方法である。
〔チタン含有固体触媒成分の調製〕
本発明のチタン含有固体触媒成分は、構成成分(A)、
(B)および(C)からなる相互接触処理生成物を成分
CD)と一括ないし段階的にあるいは一回ないし複数回
接触させることにより得られるものであり、種々の調製
法で得ることができる。具体的な調製法のいくつかを示
せば、下記の通りである。
i)  MgXz (ハロゲン化マグネシウム)と成分
03)および成分(C)を混合接触し、帰られた接触処
理生成物と成分(D)とを液相で接触する。
ii)  My、Xz と成分(B)以外の電子供与性
化合物(公知の内部ドナー、たとえばα−フェニル酪酸
エチルなど)とを混合粉砕して得られる粉砕処理物(成
分(A))を成分(B)および成分(C)とを液相中で
同時にあるいは逐次的に接触して、この接触処理生成物
を成分■)と液相で接触する。
…)  MgXx ヲフルコール、エーテル、チタン+
7)フルコキシドなどの溶解剤を用いてMgXzを含む
炭化水素溶液を調製し、この溶液とチタンやケイ素のハ
ロゲン化物などのハロゲン化剤と接触させて固体を析出
させ(成分(A)の形成)、この析出固体を成分(B)
および成分(C)とを液相中で同時にあるいは逐次的に
接触して、この接触処理生成物を成分(D)と液相で接
触する。
iv)  MgXzをブチルチタネートを用いて炭化水
素溶媒に溶解し、メチルハイドロジエンポリシロキサン
と反応させて固体を析出させ(成分CA)の形成)、こ
の析出固体と成分CB)および成分(C)とを液相中で
同時にあるいは逐次的に接触させ、この接触処理生成物
を成分(D)と液相で接触する。
尚、本発明の特徴は、特異的分子構造を有するべ子供毒
性化合物(成分(B))を夏用し、更に成分(A)〜(
C)を特定の温度条件下に接触させるところにあり、こ
れらの特徴を有すれば他の各種のチタン含有固体触媒成
分の調製法においてもその効果を発現するものである。
従って、本発明のチタン含有固体触媒成分の製造法は上
記例示した方法に限定されるものではない。
〔α−オレフィンの重合〕
本発明のチタン含有固体触媒成分は、有機アルミニウム
化合物と組み合せることにより、α−オレフィンの重合
に使用することができる。
有機アルミニウム化合物は、一般式A7RHXa−H(
ただし、Rは炭素数1〜12の炭化水素残基、Xはハロ
ゲン、nはO<n≦3を示す)で表わされる化合物であ
る。
このような有機アルミニウム化合物は、具体的には、た
とえば、トリエチルアルミニウム、トリn−プロピルア
ルミニウム、トリーn−ブチルアルミニウム、トリイソ
ブチルアルミニウム、トリーn−ヘキシルアルミニウム
、トリイソヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミ
ニウム、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジイソブ
チルアルミニウムハイドライド、ジエチルアルミニウム
モノクロライド、エチルアルミニウムセスキクロライド
などがある。勿論、これらのアルミニウム化合物を2種
以上併用することもできる。
炭素数3以上のα−オレフィンの重合反応を行なう場合
に、生成重合体の立体規則性を向上させることを目的と
して、本発明によるチタン含有固体触媒成分および有機
アルミニウム化合物からなる触媒系に、これまでチーグ
ラー重合触媒に使用することが提案されて立体規則性に
効果を有する多くの化合物をさらに添加することができ
る。このような目的で使用される化合物としては、芳香
を有する有機ケイ素化合物およびアルキル置換基を有す
る窒素または酸素の複素環化合物などが挙げられる。具
体的には、たとえば、安息香酸エチル、P−)ルイル酸
エチル、p−アニス酸エチル、フェニルトリメトキシシ
ラン、フェニル) IJエトキシシラン、ジフェニルジ
メトキシシラン、ジフェニルジェトキシシラン、t−ブ
チルメチルジメトキシシラン、テトラエチルシリケート
、2.2.6゜6−チトラメチルピペリジン、2,2,
6.6−チトラメチルビランなどである。
チタン含有固体触媒成分と有機アルミニウム化合物の使
用比率は広範囲に変えることができるが、一般に、固体
触媒成分中に含まれるチタン原子当り1〜1000、好
ましくは10〜50o(モル比)、の割合で有機アルミ
ニウム化合物を使用することができる。
α−オレフィン重合体の立体規則性を向上させることを
目的として使用される前述の立体規制向上剤の量は、本
発明のチタン含有固体触媒成分を使用すると、非常に少
量でもその目的は達成されるのであるが、通常、有機ア
ルミニウム化合物1モルに対して0.001〜1モル、
好ましくは0.01〜0.5モル、の比率で使用される
チタン含有固体触媒成分、有機アルミニウム化合物およ
び立体規制向上剤の接触ないし混合順序ないし回数は任
意である。
また、本発明によるチタン含有固体触媒成分は、α−オ
レフィンの重合に先立って、有機アルミニウム化合物と
の共存下、少量のオレフィンでもって予備接触処理(い
わゆる予備重合処理)を実施することができる。予備重
合処理に使用できるオレフィン類は重合に使用するα−
オレフィンであってもよいし、異なるα−オレフィンで
あってもよい。
重合に用いるオレフィンとしては、エチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン−
1などがあり、これらは単独重合だけではなく、これら
相互のランダム共重合、ブロック共重合を行なうことが
できる。また、共重合に関しては共役ジエンや非共役ジ
エンのような多不飽和化合物も共重合オレフィンとして
用いることができる。
重合法としては、ヘキサン、ヘプタン等の不活性炭化水
素を溶媒とするいわゆるスラリー重合法、液化上ツマ−
を溶媒とする液相重合法あるいはモノマーがガス相とし
て存在する気相重合法などが可能である。
重合温度は一般に20〜150℃程度、好ましくは40
〜100℃程度、重合圧力は大気圧〜100気圧程度、
好ましくは大気圧〜50気圧程度である。重合体の分子
量調節は、主として水素を用いる方法により実施される
」U魁i 実施例1 (チタン含有固体触媒成分の製造)充分に窒
素置換した300ゴフラスコに脱水および脱酸素したヘ
プタン50111を導入し、欠いでMgC1z (塩化
v クネシ’) A )をQ、lモ#、Ti(OBu)
4(テトラブトキシチタン)を0.2モル導入後、90
℃にて2時間反応させて、MgCl2の炭イヒ水素溶液
をAnした。次いで、メチルノ〜イドロジエンボリシロ
キサン(20cps )を12Nl加えて40℃で4時
間反応させたところ、約401の灰白色の固体が析出し
た。この析出固体をヘプタンで充分に洗浄して分析した
ところ、この析出固体には14.3重量%のMgC1z
が含まれていた。
この析出固体から20 f (MgCLz= 30 m
M )をサンプリングしてヘプタン50dを含む成分囚
のスラリーを調製し、この成分(A)のへブタンスラリ
ー中へ2−エトキシエチルアセテート0.51wl (
CHa C0zCE(2cH20CzHs / Mg 
= (1,125モル比)を添加し、さらにトリフェニ
ルクロロシラン0.449 ((Cans)3siCt
/ Mg = 0.05モル比)およびジブトキシジク
ロルチタン10 mM (Ti(OBu)2c4z/M
g=0.33モル比)を一括添加して20℃にて2時間
接触後上澄み除去洗浄して成分(A)〜(C)間の相互
接触処理物を得た。この処理生成物へTiCL+ (四
塩化チタン)1.5dを含むヘプタン溶液25mを滴下
して50℃にて1.5侍間接触し、洗浄後Ti(ン4を
251Lt加えて80℃にて2時間の処理を行った。そ
してTi C1425rxlを使用する同一条件の処理
を2回繰り返した後、デカンテーションにより固体を洗
浄して(ヘプタン200m1にて5回)、目的とするチ
タン含有固体触媒成分スラリーを得た。このスラリーの
一部をサンプリングしてヘプタンを蒸発乾固後分析した
ところ、固体中には2.85重看%のチタンが含まれて
いた。
参考例1 (プロピレンの重合) 内容積117ツトルの攪拌装置を備えたオートクレーブ
に1乾燥および脱気したヘプタン500*/。
ジフェニルジメトキシシラン107■、トリエチ、Q/
 7 ルミニウム25 oq(Si/m=o、zモル比
)および上記固体触媒成分スラリーよりTi原子換算で
0.5■をプロピレン雰囲気下でこの順序で導入し、水
素100−を加えて重合を開始した。重合はプロピレン
圧カフAil/ff1G、  70℃、3時間の条件で
行なった。重合終了後、残存モノマーをパージし、ポリ
マースラリーを戸別して、粉本ポリマーの乾燥およびP
液の濃縮によしそれぞれの生成ポリマー量を求めた。
この粉本ポリマーの立体規則性(以下製品IIという)
は、沸111n−へブタン抽出試験により求めた。また
、全II(全生成ポリマー量に対する沸′an−へブタ
ン不溶性ポリマー量の割合)は次式で求めた。
得られた結果を以下に示す。
活性     : 40.6 X 10 (fpp/f
Ti): 11,7 o O(PpPz今固体触媒)ブ
タクチツク付庚IK’:   0.58    %製品
II   : 98.7 % 全II    :  98.2  % BD(嵩密度)  :  0.46  (97包)MF
R:  2.2   (f/10分)*アタクチック生
成率=(F液濃縮ポリマー/全生成ポリマー)X100 実施例2 (チタン含有固体触媒成分の製造)実施例1
の方法で得られる析出固体20?(MgC12= 3 
o mM )を用いて、ヘプタン100dの析出固体ス
ラリー中へ2−エトキシエチルアセテ−) 0.45 
m (CH3CO2C2H40C2H5/Mg =0.
11モル比)を添加後、さらに成分(C)としてTic
t43.Odを加えて25℃で1時間の成分(A)〜(
C)間の相互接触処理を行った。この接触処理生成物を
ヘプタンで洗浄後、成分(D)としてまずTi ct4
10−を加えて50℃で1時間の処理を行ない、上澄み
液を除去後、再びTi(ム20mを加えて90℃で2時
間の接触処理を行う操作を2回繰り返した。この処理後
デカンテーションにより固体を洗浄して目的とするチタ
ン含有固体触媒成分スラリーを得た。(Ti含量= 3
.52 wt、* )参考例2 (プロピレンの重合) 実施例2で製造した本発明の触媒成分を使用した他は参
考例1と同様にしてプロピレンの重合を行った。
得られた結果を表1に示した。
実施例3 (チタン含有固体触媒成分の製造)実施例1
の方法で得られた析出固体20t(Mgctz = 3
0 mM )を用いて、ヘプタン50mの析出固体スラ
リー中へ2−エトキシエチルアセテート0.45 d 
(CHsC02CHzCH20Cz出/Mg =0.1
1モル比出金Mg& Ti(0Bu)C/cの2M/を
溶ff5wJ(1GmM)を加えて25℃で30分間接
触後、ざらにTiC4を14追加添加して接触を30分
間継続することにより成分(A)〜(C)間の相互接触
処理を行った。この接触処理生成物をヘプタンで洗浄後
、成分(D)として、まず(TicL41、rnt/ヘ
プタン25mj)溶液を加えて50℃で1時間処理後上
澄み液を除去し、その後再びTict420dを加えて
80℃で2時間の接触処理を行う操作を2回繰り返した
。この処理後デカンテーションにより固体を洗浄して目
的とするチタン含有固体触媒成分スラリーを得た。(T
i含量= 3.$ 9vt%) 参考例3 (プロピレンの重合) 実施例3で得られた本発明の触媒成分を使用した他は参
考例1と同様にしてプロピレンの重合を行った。
得られた結果を表1に示した。
(以下余白) 表1 実施例4〜5、比較例1〜2 (チタン含有固体触媒成
分の製造) 実施例1の方法で得られる析出固体2of(MgC12
= 30 mM )を用いて、ヘプタン50mの析出固
体スラリー中へ2−二トキシエチルアセテート4.09
 ml (CH3C02CHzC&0CHs/’Mg=
1.0モル比)を添加後、成分(C)として(Ti C
140,55111/ヘプタン25d)溶液(Ti=5
mM)を各々表2に示す相互接触処理j温度にてそれぞ
れ2時間に渡って滴下し、同一温度にて30分間熟成後
、洗浄して成分(A)〜(C)間の相互接触処理生成物
を得た。この生成物スラリーへ、各(T’lc/41゜
0ml/ヘプタン25d)溶液を添加し、20℃で1時
間接触後上澄みを除去、洗浄して再び各(TiCt43
、oi/ヘプタン25 d )溶液を添加して50℃で
1時間接触後、上澄みを除去洗浄し、さらにTi C1
420jI/を加えて80℃で2時間の接触処理を行う
操作を3回繰り返した。この処理後デカンテーションに
より固体を洗浄して本発明のチタン含有固体触媒成分ス
ラリー(実施例4〜5)及び比較触媒成分スラリー(比
較例1〜2)を各々得た。
参考例4〜7 (プロピレンの重合) 実施例4〜5及び比較例1〜2で得たチタン含有固体触
媒成分を使用した他は参考例1と同様にしてプロピレン
の重合を行った。
得られた結果を表2に示した。
実施例6〜8 (触媒成分の製造) 実施例4において成分(C)として用いたTict40
.55mA’の代りにTicム0.22m(Ti=2m
M)および5ict40.23 vt (St = 2
 mM )を併用使用する以外は、すべて実施例4と同
一の条件、方法によりチタン含有固体触媒成分スラリー
を得た。
参考例8〜10 (プロピレンの重合)実施例6〜8で
得たチタン含有固体触媒成分を使用し、参考例1におい
て用いたジフェニルジメトキシ7ランを表3に示す重合
添加Si化合物とし、3i / At (モル比)を表
3に示す値にそれぞれした(トリエチルアルミニウムの
使用数は250niの一定量である)池は参考例1と同
様にしてプロピレンの重合を行った。
得られた結果を表3に示した。
(以下余白) 実施例9 (チタン含有固体触媒成分および、その予備
重合処理触媒の製造) 実施例2の方法および条件でチタン含有固体触媒成分を
喪遺し、予備重合処理を実施した。予備重合処理は、チ
タン含有固体触媒成分3f(Ti含看3.42 wt%
 )を用いてヘプタンスラリーを調製しく301固体触
媒/lスラリー)、10℃の温度でトリエチルアルミニ
ウム0.48 t (At/Ti(モル比)=2)を加
えた後、プロピレン6tを20分間に渡って導入接触し
て実施した。
参考例11 (プロピレンの重合) 実施例9で製造した本発明の予備重合処理触媒を用い、
70℃の温度条件下沓触媒成分を導入して参考例1と同
様のプロピレンの重合を行った。
得られた結果を以下に示す。
活性:     27.8 X 10’(fpp/fT
i)9500 (fpp/r固体触媒) アタクチック生成率:  0・52% 製品II:   98.4% 全II:   97.9%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成分(A):ハロゲン化マグネシウム含有固体、 成分(B):▲数式、化学式、表等があります▼で示さ
    れる構造 部位を有する電子供与性化合物(但し、R はC_1_〜_1_2の炭化水素残基または▲数式、化
    学式、表等があります▼で示される構造部位を有するC
    _2_〜_1_2の有機残基である)、 及び、 成分(C):周期律表の第III〜VIII族元素のハロゲン
    化合物、 を50℃以下の温度範囲で相互接触させ、次いでこれを
    、 成分(D):チタンのハロゲン化合物、 と接触させることを特徴とするα−オレフィン重合用触
    媒成分の製造法。
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