JPS61287229A - 露光装置、及び該露光装置を用いた回路パターン製造方法 - Google Patents

露光装置、及び該露光装置を用いた回路パターン製造方法

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JPS61287229A
JPS61287229A JP60129343A JP12934385A JPS61287229A JP S61287229 A JPS61287229 A JP S61287229A JP 60129343 A JP60129343 A JP 60129343A JP 12934385 A JP12934385 A JP 12934385A JP S61287229 A JPS61287229 A JP S61287229A
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alarm
exposure
wafer
photosensitive substrate
chip
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Toshiyuki Shimizu
清水 寿幸
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/70866Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/68Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for positioning, orientation or alignment
    • H01L21/682Mask-wafer alignment

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は半導体素子を作るための半導体ウェハや、フォ
トマスクを作るためのガラス基板等に塗布された感光層
に所定の原画像(回路パターン像等)を繰り返し露光す
る装置、所謂ステップ・アンド・リピート方式の露光装
置(ステッパー)に関する。
(発明の背景) 一般的に半導体素子(特に超LSI等)を作る場合、レ
チクルやフォトマスク等の原版上のパターンを光学的に
感光基板としてのウェハ上に露光することが行なわれて
いる。近年、ウェハの大口径化、高集積化、及び微細化
が進むにつれて、光学的な露光装置も縮小投影型露光装
置が主として用いられるようになってきた。この種の装
置では、レチクルの回路パターンの像を投影レンズによ
って115又は1/10程度に縮小してウェハ上に投影
するもので、−回の露光でウェハ上に転写できる像の大
きさは直径14〜20龍程度の円形フィールド内に限ら
れてしまう。このため、ウェハの全面に回路パターン(
チップとも呼ばれる)の複数を2次元的に配列するため
には、投影された回路パターン像に対してウェハを2次
元的に進歩(ステッピング)させては露光することを繰
り返す、所謂ステップ・アンド・リピート方式(以下、
SR方式と呼ぶ)が採用されている。このSR方式によ
ればウェハ上の小領域毎に重ね合わせ露光ができるため
、従来の一括露光方式等にくらべると、微細化に対応で
きる点で優れている。 ところでウェハ上に投影できる
パターンの最小線幅(所謂、解像力)は投影レンズの性
能のうちで、最も重要なものであるが、解像力を上げる
ためにはいくつかの手法がある。例えば開口数(N、A
)を大きくすること、レチクルを照明する露光光の波長
を短くすること等である。しかしながら、いずれの手法
によって解像力を上げたとしても、それに伴って投影レ
ンズの焦点深度は小さくなり、数ミクロン(μm)程度
の幅しか得られないことが少なくない。このことは投影
レンズの結像面と露光すべきウェハ表・面(感光層)と
の平行度を常時数μm以内にしておかないと、露光すべ
きショット内の全域で所定の解像力が得ら耗ないことを
意味する。
一方、露光されるべきウェハは、最初からある程度の表
面変形があり、また露光、現像、ウェハプロセス(拡散
エツチング等)の工程が何回も繰り返されることによっ
て、ソリ等が生じて平面度はさらに悪化する。このよう
なウェハの変形は、ヤ 露光装置のウェハチェックにウェハを載置して真空吸着
することにより、ある程度矯正されるが、完全に平坦に
することは難しい。また露光装置のヤ ウェハチェックに載置されるウェハは、当然のことなが
ら、感光剤(フォトレジスト)が塗布されており、露光
装置の実使用中にフォトレジストがヤ 微粉となってはがれ、ウニハチ峡ツタの表面(吸着面)
に落下することもある。この場合それ以降ヤ のウェハにっていは、ウェハとウニハチ祇ツクとの間の
レジスト微粉によって局部的にウェハ表面の平面度を悪
化させることになる。
通常、ICの製造ラインでは一台の露光装置が大量のウ
ェハを処理するため、実デバイスの露光に先立って、試
験的にウェハをロードし、ウェハマ チ曇ツク上のウェハ表面が必要な平坦度になっているか
否かを検出した後、実デバイスの露光を行なうようにし
ている。ところが何らかの理由で実た周辺は、その微粉
の大きさにもよるが著しく平面度が悪化することがある
。先にも述べたように一般の投影レンズの焦点深度は数
μm以下であるため、レジストの微粉が数μIもあれば
、ウェハ表面のその部分は必要とされるパターンの解像
が得られない程度に平行度を悪化させてしまう。このた
め大幅な良品率の低下を招く。
以上のようなウェハの平面度に起因した解像不良は、投
影型露光装置だけでなくプロキシミテイ一方式のX線ス
テッパーでも同様に起こり得る。
なう。一般のX線ステッパーではX線源からの発散性の
X線束をマスクに照射するため、マスクと擁 ウェハとの微小間帰の場所むら、すなわち傾きが生じる
ことはそのまま解像不良を招くことを意味し、チップ内
で部分的な重ね合わせ不良が生じる。
X線ステッパーの場合も、ウェハの平面度が悪化してい
ると、露光するチップとマスクとの平行度が変化し、良
品率は大幅に低下することになる。
(発明の目的) そこで本発明は、ステップ・アンド・リピート方式の露
光装置において、露光すべき感光基板上の小領域と原画
像の形成される所定像面との平行度、すなわちショット
毎のフラットネスを簡単な構成で検出可能とした露光装
置を得ることを目的とする。
(発明の概要) 本発明は第1図に概略的に示すように、投影光学系の結
像面、又はマスクからプロキシミテイギャップ分だけ離
れた面のように原画像が形成されるべき所定像面(FP
)と略平行な仮想的な基準平面(LP)に沿って感光基
板(W)を2次元移動させる移動体(X、Yステージ5
.6;駆動部8.9)と、感光基板(W)の表面と基準
平面(LP)との間隔に関する情報、例えば所定像面(
FP)と感光基板(W)の表面とが一致するように感光
基板(W)の位置を、焦点検出系(141、又は焦点検
出系(14,15)の一部を合焦するように移動させた
ときの移動量情報を、感光基板(W)上の露光すべき複
数の領域(ショット、又はチップ)について順次検出す
る間隔検出手段(Z位置検出器7 a ; P Z記憶
部50)と、その情報と、その周辺の露光領域の間隔に
関する情報とを比較することによって、着目する露光領
域の表面の所定像面(FP)に対する平行度(フラット
ネス)を検出する平行度検出手段(フラットネス演算部
51)とを設けることを技術的要点とし、これによって
着目する露光領域の解像不良を、感光基板(W)への露
光動作前、露光動作中、あるいは露光動作後の任意の時
点で検出可能とした露光装置を得るものである。さらに
特定の実施態様によれば、感光基板(W)上で解像不良
の生じた位置をショット座標記憶部(52)、又は移動
体(5,6)の位置計測部からの位置情報(PX。
PY)に基づいて決定し、解像不良が生じることの警報
のみでなく、その不良の原因をもある程度判別し得るよ
うな複数種の警報を発生する警報発生部(53)が設け
られ、ここからの各種情報(表示データ■S;警報信号
ALM)に応じて警報の種類や作業者への注意を促すよ
うな表示を行なう表示部(ディスプレイ25;警報器2
6)が駆動される。
(実施例) 第2図は本発明の第1の実施例による縮小投影型露光袋
間の概略的な構成を示す斜視図であり、第3図はその露
光装置の制御系の回路ブロック図である。
第1図において縮小投影レンズ1は原画パターン(回路
パターン等)の描かれたパターン領域Prを有するレチ
クルRの像をウェハW上に縮小投影する。レチクルRは
4隅に真空吸着部2bを有するレチクルホルダー2に載
置される。またレチクルホルダー2はパターン領域Pr
に対応した開口部2aを存し、パターン領域Prの中心
(レチクルセンター)が投影レンズ1の光軸AXを通る
ようにレチクルRを位置決め可能である。ウェハWは、
表面が投影レンズ1の結像面と平行に設定さヤ れたウェハホルダー(チロツタ)3上に真空吸着される
。ウェハホルダー3は光軸AX方向に上下動可能なXス
テージ4上に取り付けられている。
Xステージ4はX方向に直線移動可能なXステージ5上
に設けられており、さらにそのXステージ5はX方向と
直交するX方向に直線移動するXステージ6上に設けら
れている。上記X、Yステージ5.6によってウェハW
はxy平面内で2次元移動し、Xステージ4によって焦
点合わせのための上下動を行なう。Xステージ4の上下
動はXステージ5上に設けられた駆動部7によって行な
われ、Xステージ5の移動はXステージ6上に設けられ
た駆動部8によって行なわれ、Yステージ6の移動は駆
動部9によって行なわれる。またZステージグ4の直交
する2辺には移動鏡10.11が設けられ、レーザ干渉
計12からX方向に射出した平行なレーザ光束BXは移
動鏡10のX方向に伸びた反射面に垂直に入射し、レー
ザ干渉計13からX方向に射出した平行なレーザ光束は
移動鏡11のX方向に伸びた反射面に垂直に入射する。
このレーザ干渉計12.13の夫々によってウェハWの
2次元的な位置(座標)が計測される。また投影レンズ
1の投影領域内にウェハWが位置したとき、ウェハWの
表面のZ方向(光軸AX方向)の位置を検出するために
斜入射光方式の焦点検出系が設けられている。この焦点
検出系は、ウェハWの表面に斜めに結像光束を投射する
投光器14と、その光束の反射光を受光して光電検出し
、ウェハWの表面の高さ位置、又は投影レンズ1の結像
面からのずれ量に応じた焦点信号を出力する受光器15
とで構成され、例えば特開昭56−42205号公報に
開示されているものと同等である。尚、本実施例では光
電式の焦点検出系を用いるものとするが、ウェハWに一
定圧力の気体をノズルから噴射し、その気体の背圧を検
出するエアマイクロメータ方式等の公知の焦点検出系で
あってもよい。
以上第2図のような構成において、投影レンズlの結像
面は原画像の形成されるべき所定像面であり、Xステー
ジ5、Yステージ6によって感光基板としてのウェハW
を基準平面(本実施例ではxy平面)に沿って2次元移
動させる移動体が構成される。
さて第3図の制御系において、第1図と同一の接続され
る。レーザ干渉計12によって検出されるウェハWのX
方向の位置情報PX、レーザ干渉計13によって検出さ
れ、るウェハWのX方向の位置情報PY、及び焦点検出
系の受光器15からの焦点信号FSは、入出力インター
フェイス回路(以下IFCと呼ぶ)22を介してCPU
20に読み込まれる。またCPU20から出力される各
ステージの駆動用に信号は、I Fe22を介して各駆
動部に送られる。すなわち焦点合わせのためにXステー
ジ4を上下動する駆動部7にはZ駆動信号DZが出力さ
れ、駆動部8.9の夫々にはX駆動信号DX、Y駆動信
号DYが出力される。また駆動部7には、Xステージ4
の上下動の位置に応じた信号PZを出力するZ位置検出
器7aが組み込まれている。駆動部7がモータであって
、その回転量がXステージ4の上下動量に一義的に対応
しているものとすると、Z位置検出器7aは、そのモー
タの回転量を検出するロータリーエンコーダ、又はパル
スジェネレータ等によって構成される。このZ位置検出
器7aは本発明の間隔検出手0N10FFはシャッター
で行なわれるので、CPU20は露光の際にシャッター
の開閉を制御すだめのキーボード24が設けられ、ここ
から作業者が必要な情報を装置に与える。ブラウン管等
のディスプレイ25はCPU20で判断された装置の状
態を表示するためのものであり、I Fe22からの表
示データ■Sに応じた表示がなされる。
この表示データ■Sとしては、投影レンズ1の結像面と
ウェハWの表面との平行度(解像不良)に関する情報や
警報が含まれている。また解像不良に関する警報のみを
単独に表示する警報器26が設けられていて、IFC2
2を介してCPU20からの警報信号ALMが入力され
る。この警報器26は警報信号ALMの内容に応じて音
、光等の表示状態を変えるものであり、作業者(オペレ
ータ)への注意を促すものである。尚、警報信号ALM
の内容は表示データvSにも含まれており、ディスプレ
イ25にも表示されるようになっている。
以上のような構成において、本発明の平行度検出手段は
、CPU20によって処理されるソフトウェアで実現さ
れるとともに、着目する露光領域の平行度(フラットネ
ス)を求めるための偏差演算手段、及び解像不良を警告
する警報発生手段の一部もソフトウェアで実現されるも
のとする。
次に本実施例の動作を第4図のフローチャート図に基づ
いて説明する。本フローチャートは装置の露光時の概略
的な動作を表わしたものに過ぎず、実際の露光動作はさ
らに複雑なシーケンスによって成り立っている。しかし
ここでは説明を簡素化するために、本発明の主要動作と
なる部分以外は簡単に示しである。また本動作は複数の
ウェハを連続して処理する場合を示し、特にあるロット
内のウェハを連続して露光する場合を例にとって示しで
ある。そこで本動作のシーケンスを第4図中の に各ステップに従って説明する。
〔ステップ100〕 露光動作が開始されると、CPU20は露光に必要な各
種パラメータをイニシャライズする。そのパラメータの
うち代表的なものは、ウェハW上のチップの配列設計値
、すなわちショット座標値である。SR方式では、その
ショット座標値に基づいて2次元移動ステージの位置決
め(ステッピング)が行なわれる。さらにCPU20は
、警報発生モードを決めるためのパラメータもイニシャ
ライズする。
そのパラメータの機能については後で詳しく述べるが、
ウェハWの露光すべき領域の平面度、厳密に言うならば
投影レンズ1の結像面と露光領域の表面との平行度(以
下このことを単にフラットネスと呼ぶことにする)が悪
化するようなショットに対して、どのような種類の警報
を、どのように発生するかを予め設定しておくものであ
る。本実施例では3種類の警報を発生するように構成さ
れている。その第1の警報は、露光しようとしたショッ
ト位置でフラットネスが悪化している場合に随時発生し
、第2の警報は1枚のウェハの露光動作中に第1の警報
が任意の回数n以上発生した場合に発生し、そして第3
の警報は異なるウェハ上の同一ショット位置で第1の警
報が発生した場合に発生するように構成されている。こ
こでのパラメータ設定は、その警報のどのモードを選択
し、どの警報で装置の動作を停止させるか等を決定する
ためのものであり、オペレータの要求によってキーボー
ド24から入力される。
〔ステップ101〕 次にCPU20は、不図示のウェハカセットから1枚の
ウェハを取り出して、ウェハホルダー3上に搬送するた
めのウェハロードの指令を発生するとともに、ウェハホ
ルダー3上のウェハWのアライメント(ここでは第2層
以降の重ね焼き時のグローバルアライメント)をするた
めの指令を発生する。このアライメントによってウェハ
W上のチップ配列座標系とステージの移動座標系とが一
義的に対応付けられる。
〔ステップ102〕 次にCPU20は、設計上のショット座標値とレーザ干
渉計12.13からの位置情報PX、PYとが一致する
ように、駆動信号DX、DYを出力して、ステージをス
テッピングさせる。第5図は、ウェハW上のチップ配列
の一例を示す平面図であり、矩形のチップC,,cz 
−−−−cm 、C9−一一一がマトリックス状に配置
される。チップ配列座標はステージの移動座標、すなわ
ちxy座標と一致している。本実施例では第5図中のチ
ップC+、Czの一列を露光した後、y方向に一行分だ
けステッピングして、チップC3,C4,−=−Caの
一列を露光するようにステッピングするものとする。
〔ステップ103〕 次にCPU20は露光すべきチップについて焦点合わせ
するための動作を行なう。そこでCPU20は受光器1
5からの焦点信号FSに基づいて駆動部7がサーボ制御
されるような状態にして、そのサーボ制御に適した駆動
信号DZを出力する。
これによって、投影レンズ1の結像面と露光すべきチッ
プの表面とが一致するようにZステージ4のZ方向の位
置が調整される。斜入射光方式の焦点検出系として、先
にも述べた特開昭56−42205号公報に開示された
ものを用いるとすると、チップ表面の高さ位置は、はぼ
チップの中心、換言すれば投影レンズ1の光軸AX付近
で検出され、焦点信号FSは結像面に対するチップ表面
のZ方向のずれ量に対応したアナログ信号になる。その
ずれ量が2ステージ4の調整により零になると一焦点信
号FSのアナログ値は合焦を表わすような所定値(例え
ば零)になる。CPU20は、その所定値になったこと
を検出して、焦点合わせ動作を終了する。
〔ステップ104〕 次にCPU20は、レーザ干渉計12.13からの位置
情報PX、PYと、Z位置検出器7aからの位置情報p
zとを読み取り、その各値を記憶する。位置情報PZは
露光すべきチップの表面と結像面とを一致させたときの
Zステージ4の2方向の位置に対応している。このとき
の様子を第6図を参照して説明する。第6図は第5図に
示したウェハWのRR’矢視断面図であり、ここにはウ
ェハホルダー3の断面もあわせて示しである。第6図で
はウェハホルダー3に真空吸着されたウェハWが載置面
に正確に矯正されず、平面度が悪化した場合を誇張して
表わしである。Z位置検出器7aはZステージ4の所定
の基準面(xy平面)LPからの高さ位置の変化量を検
出するものである。そこで2ステージ4の高さ位置を変
えずに基準面LPと各チップc+5−czzの表面の夫
々との間隔を計測したとき、その間隔がZ+s+  Z
+b* −−Z2□ Z2□であるものとして、基準面
LPと投影レンズ1の結像面FPとの間隔(装置開存の
一定値)を20とすると、各チップCIS〜C0露光の
たびに焦点合わせを行なえば、各チップCIS〜C0毎
のZステージ4の高さ位置の調整量、すなわち位置情報
P Z+s、 P Zrh、 −−−−P Z□、pz
、。
の夫々はZo  Z+s、 20 216.−−−−Z
o−Zzl、  Zo−Zzzとして検出される。尚、
基準面LPは仮想的なものであり、これを例えば結像面
FPと一致させて、Zo=0としてもかまわない。
また後で詳しく説明するが、各位置情報PZ+s。
P Zrh、 −−−−P Zzl、  P Zz□の
夫々に=定のオフセット量が含まれていても、フラット
ネスの演算の際に相殺されるため何ら支障はない。
ところで本実施例では位置情報PX、PYをレーザ干渉
計12.13から読み取るものとしたが、露光すべきチ
ップのショット座標値は予め決まっているので、実際に
読み込む位置情報はPZだけにしでもよい。
〔ステップ105〕 次にCPU20は露光すべきチップのフラットネスを演
算する。このフラットネスの検出方式を、さらに第7図
、第8図を参照して説明する。第7図<a>は1つのチ
ップについてフラットネスが許容範囲にある状態を示し
、第7図(b)は許容範囲外にある状態を模式的に示す
。第7図(a)、(b)において、投影レンズ1の光軸
AXは結像面FPに垂直であり、所望の解像力が得られ
る焦点深度を光軸AX方向の幅でdとしである。また露
光すべきチップ(又はショット)の大きさくサイズ)を
C8とし、そのチップの表面をWSとしである。焦点合
わせが行なわれると、表面WSのチップ中心は結像面F
Pと一致し、表面WSのフラットネスが第7図(a)の
ようにサイズC8内の全域で焦点深度d内にあるときは
、そのチップの露光は解像不良となることはない。とこ
ろが第7図(b)のように、サイズC8の周辺が焦点深
度dの幅を越えるほど表面WSが傾斜しプいると、チッ
プ周辺で解像不良が生じる。尚、サイズC8のような小
さい範囲では、第6図のようにウェハ全体が湾曲してい
ても、表面WSはほぼ均一な平面とみなすことができる
。このためチップ(ショット)の端部の結像面FPから
の光軸方向へのずれ量は、表面WSの結像面FPに対す
る傾きをθとすると、第7図(a)の場合は約%C5−
5in θ。
であり、第7図(b)の場合は約%C5−5in θ2
である。従ってl C5−5in θ1≦dであれば、
チップ(ショット)全面で必要な解像力が得られるし、
l C5−5in θ1>aであればチップ(ショット
)周辺で解像不良が生じることになる。本実施例では傾
きθを直接測定して、上記演算によりフラットネスを検
出するのではなく、露光しようとするウェハW上のチッ
プ(ショット)と、それに隣接したチップとの焦点合わ
せ時のZステージ4の各高さ位置の相互関係から簡単な
演算でフラットネスを検出する。
第8図は、第5図に示したウェハW上で、チップC9〜
CI4と露光が進み、さらにチップCIS〜C8,まで
の露光が終了した状態で、チップC2゜を露光しようと
する場合のチップ配列を示し、特にチップC9〜C+I
、C+q、  Cz。の部分の拡大図である。各チップ
Cq、C+。、C1++  C1qは、これから露光す
るチップC2゜の周辺に隣接した露光法Z1゜、PZz
、PZlqは、各チップの露光前に検出され、ステップ
104でCPU20に接続されたRAM21に記憶され
ている。そこでCPU20はこれから露光しようとする
チップC2゜の中心の高さ位置に関する位置情報PZ、
。と、pz、。
P Zoo、  P Zz、  P ZIqとの夫々か
ら、チップC2゜の周辺の4点Pa、Pb、Pc、Pd
が焦点深度dの幅に入いっているか否かを演算する。こ
こで隣接するチップ同志の表面は線形の変位として近似
できるものとすると、4点Pa、Pb、Pc。
Pdのチップ中心に対する光軸方向の変位量ΔZa、Δ
zb、 ΔZc、ΔZdは、以下の各式で表わされる。
ΔZa=’A  (l  PZ20  PZ9 1)−
−−−(1)Δzb=’4  (l PZ、。−PZ、
。l )−−−−(2)ΔZc=%  (lPZzo 
 PZ++1)−−−−(3)ΔZd=% (lpzz
。−P Z、91 ’)  −−−−(4)この各式か
らも明らかなように、着目する露光領域(チップC2゜
)における高さ位置と、その周辺の露光領域の高さ位置
との偏差を検出するので、検出した高さ位置同志に一定
のオフセット量が含まれでいたとしても、そのオフセッ
トは相殺されることになる。このことは、ウェハW自体
の厚みむら等の影響を受けず、常にウェハ表面の局部的
な微小傾斜に応じた変位量が正確に検出できることを意
味する。
そこでCPU20は上記式(1)、(2)、(3)、(
4)を演算して、その結果をRAi21に記憶する。こ
の際、CPU20はチップC2゜の周囲のチップで、す
でに露光されたもの、すなわざ ち位置情報PZがすでに検出それて記憶されたチップを
チップ配列データ上でサーチする処理も必要となる。尚
、本ステップは本発明における偏差検出手段の機能を実
現する。
〔ステップ106〕 次にCPU20は、演算された変位量ΔZa。
ΔZb、ΔZc、 ΔZdが焦点深度dとの関係で許容
され得る値か否かの判断を行なう。変位量ΔZはチップ
中心に対するチップ周辺の光軸方向のずれ量なので、チ
ップの両端での変位量はほぼその2倍となり、CPU2
0は以下の比較を行なう。
2・ΔZa≦d      −−−−(5)2・Δzb
≦d      −−−−(6)2・ΔZc≦d   
   −−−−(7)2・ΔZd≦d      −−
−−(8)この式(5)〜(8)までの各条件がともに
満足されているとき、チップCtOの表面はその内のど
の点についても第7図(a)のように焦点深度内にあり
、フラットと判断される。また式(5)〜(8)の条件
がともに満足されていないときは、チップC2゜の周辺
のいたる点で焦点深度外になっていると判断される。こ
こでフラットであると判断されたときは、ステップ10
7にジャンプする。
〔ステップ107〕 露光すべき領域がフラットであれば、最適な解像力が得
られるので、CPU20はシャッター制御部23に指令
を出力して、その領域での露光(プリント)を実行する
〔ステップ108〕 プリントが終了するとCPU20は1枚のウェハ上の全
チップ(ショツ日について露光が完了したか否かを判断
して、完了していないときは再び先のステップ102か
らの動作を繰り返す。
〔ステップ109〕 ステップ108で全ショットの露光が完了したと判断さ
れたとき、CPU20は露光の終わったウェハWをアン
ロード(wi出)する。
〔ステップ110〕 次にCPU20はロット内の全ウェハについて露光した
か否かを判断し、残りのウェハがあるときは再びステッ
プ101からの動作を繰り返す。
ところで先のステップ106において、フラットではな
いと判断されると、CPU20はステップ100で設定
された警報に関するパラメータに基づいて、各種警報を
発生するためのステップ120〜132(本発明の警報
発生手段)を実行する。
〔ステップ120〕 ここでCPU20は、ウェハW上の露光しようとしたチ
ップ(例えばC2゜)がフラットネス不良である旨の第
1の警iALM−1を発生する。そこでCPU20は表
示データ■Sとして、ウェハ上のそのチップの位置に関
する情報を出力するとともに、それを記憶する。これに
よってディスプレイ25上には解像不良になるチップの
位置が表示される。
〔ステップ121〕 次にCPU20は、警報ALM−1の発生した回数を記
憶するレジスタ(又はメモリ)を1だけインクリメント
(+1カウント)する。尚、そのレジスタ(又はメモリ
)はステップ101において新しいウェハがローディン
グされた時点で零にクリアされる。
〔ステップ122〕 次にCPU20は、ステップ100で設定されたパラメ
ータに基づいて、以降の露光を中止すべく装置を停止さ
せるか否かを判断する。装置を停止させる場合は当然オ
ペレータにその旨を知らせる必要があり、以後その判断
を「オペレータコールか否かの判断」と呼ぶことにする
〔ステップ123〕 ステップ122でオペレータコールが必要であると判断
されると、CPU20は装置の動作を中止させて待機状
態にさせるとともに、警報器26に警報ALM−1に対
応した信号ALMを出力する。これによって警報器26
はウェハ上でこれから露光するべきチップが解像不良に
なるこ・とを表わす状態になる。
〔ステップ124〕 ステップ122でオペレータコールが不+要であると判
断されると、CPU20はステップ121でカウントさ
れた警報A、LM−1の発生回数、すなわち解像不良に
なったであろうチップ(ショット)の個数が、予め定め
た任意の数nに達したか否かを判断する。尚、ここでは
1枚のウェハ上でそれまで露光してきたショツト数と、
警報ALM−1の発生したショツト数との比が、所定の
値に達したか否かを判断するようにしてもよい。
〔ステップ125〕 次にCPU20は、1枚のウェハ上でフラットネス不良
になったチップが所定個数以上ある旨の第2の警報AL
M−2を発生する。そこでCPU20は表示データ■S
として、ウェハ上の複数のチップ位置で解像不良が起き
たこと、換言すればウェハのホルダーへの吸着不良によ
ってウェハの平坦化矯正が不十分である旨の情報を出力
する。
これによってディスプレイ25上にはウェハのソリや湾
曲が大きすぎるための吸着不良が発生したことが表示さ
れる。
〔ステップ126〕 次にCPU20は警i1ALM−2が発生したことによ
るオペレータコールが必要か否かを予めセットされたパ
ラメータに基づいて判断する。
〔ステップ127〕 ステップ126でオペレータコール〜が必要と判断され
ると、CPU20は装置の動作を中止させて待機状態に
させるとともに、警報器26に警報ALM−2に対応し
た信号ALMを出力する。
これによって警報器26は警報ALM−1による表示と
識別し得るような表示を行なって、吸着不良の可能性が
高いことをオペレータに知らせる。
〔ステップ128〕 ステップ126でオペレータコール不要と判断されると
、CPU20はステップ120で警報ALM−1の発生
したチップ位置が、先行して露光されたウェハ(1枚又
は複数枚)上で生じたフラットネス不良と同一位置、も
しくはその近傍であるか否かを比較する。
〔ステップ129〕 ステップ128の比較によって、先行ウェハ上の同一位
置、又はその近傍で警報ALM−1が発生していたとき
は、CPU20はステップ130に進み、そうでないと
きは先に説明したステップ107の「プリント」からの
動作を実行する。
〔ステップ130〕 ここでCPU20は複数枚のウェハ上の同一位置で解像
不良が発生したこと、換言すればウェハホルダー上の特
定の位置にレジストの微粉やその他のゴミが付着した可
能性が高い旨の第3の警報ALM−3を発生する。これ
によってディスプレイ25上には、ウェハホルダーへの
異物の付着が発生したことが表示される。
〔ステップ131〕 次にCPU20は警j[lALM−3が発生したことに
よるオペレータコールが必要か否かを、予めセットされ
たパラメータに基づいて判断する。ここでオペレータコ
ールが不要と判断されると、先に説明したステップ10
7の「プリント」からの動作が実行される。
〔ステップ132〕 ステップ131でオペレータコールが必要と判断される
と、CPU20は装置の動作を中止させて待機状態にさ
せるとともに、警報器26に警報ALM−3に対応した
信号ALMを出力する。これによって警報器26は先の
2つの警報ALM−1、ALM−2よるいずれの表示と
も識別し得るような表示を行なって、ウェハホルダーの
クリーニング等の必要があることをオペレータに知らせ
る。
以上本実施例の全体の動作を説明したが、第4図に示し
たシーケンスでは1枚のウェハの露光動作中に各種警報
の発生や装置停止の要否を判断していくので、実際の装
置としてはその分だけウェハの処理スピードが低下する
ことが考えられる。
さらに1枚のウェハの露光動作中に装置が停止すること
があり、オペレータの作業が繁雑になるきらいもある。
そこで各種警報は1枚のウェハの露光が終了した後、例
えばステップ109でウェハをアンロードしているよう
な間に出力するようにし、装置の停止はそのウェハのア
ンロード後に行なうようにすると実際的である。そこで
第4図の各ステップのうち、ステップ101〜104ま
でを実行したら、次にステップ107〜109を実行す
るようにする。すなわち1枚のウェハ上で解像不良にな
るチップが発生したとしても、それは無視してとりあえ
ず1枚だけは露光してしまう。そしてステップ109で
ウェハをアンロードしている間に、ステップ105〜1
32までの警報処理を実行する。この場合、ステップ1
05でのフラットネス演算は、露光されたウェハ上の全
チップについてステップ120、においてそのチップ位
置をディスプレイ25上に表示し、ステップ121でチ
ップ数を計数する。そのチップ数が零のときは警報の発
生は不要であるので、ステップ110の動作から前述の
ように繰り返される。ステップ121でチップ数が零で
ないときは、ステップ124.125.128.129
、及び130が順次実行される。この場合ステップ12
2.123.126.127.131は不要である。そ
してステップ129又は130が終了した時点で前述の
各種警報状態を警報器26によって表示する。こうして
警報が表示されたときは、ステップ109のウェハアン
ロードの完了後、装置は自動的に待機状態になり、オペ
レータのアシスト(例えばキーボード24からの指令入
力)を待つ。このようにすれば、解像不良の生じたウェ
ハのチェックを高いスループットを維持しつつ実現でき
るので、半導位置については、ステップ120で順次記
憶されていくので、その記憶状態を他の固定記憶装置(
磁気ディスク、フロッピーディスク、又は磁気カード、
テープ等)に転送しておけば、以後のウニの ハブロセス上艷管理データとして用いることもできる。
その−例として、ウエハブローバとテスターで最終的に
チップを検査する際、解像不良のチップが救済できない
ものとわかっている場合、自動的にそのチップの検査を
省略することも可能である。逆に解像不良のチップにつ
いて重点的に検査することもできる。さらに、レーザス
ポットを用いた欠陥修正装置に解像不良のデータを送り
込み、プローバと共同して欠陥修正する際のデータとし
て使うこともできる。
またフラットネス演算の際、1枚のウェハの露光動作が
終了してから各チップ毎のフラットネスを算出する場合
は、着目する露光領域の周辺のチップのうち、最大8個
のチップの高さ位置情報PZの夫々を着目露光領域の高
さ位置情報PZと比較することが可能である。さらに露
光動作中に逐次各種警報を発生する場合は、1枚のウェ
ハ上の初めの方に露光したチップについては、比較すべ
き周辺のチップの情報PZが少なかったり、まったくな
かったりすることもある。このときは途中まで露光が終
った状態で、初めの方で露光したチップについてのフラ
ットネスを再演算させるか、そのウェハの露光完了後に
再演算させるようにするとよい。
尚、フラットネスの検出は、第8図に示すように着目す
る露光領域の周辺の何点かの高さ位置を求める方式なの
で、その露光領域のどの部分が解像不良になるのかも判
定できる。具体的には先の条件式(5)〜(8)の中で
条件を満足しなかった部分を検出して、表示データ■S
として出力し、ディスプレイ25上に表示すればよい。
以上本発明の各実施例は縮小投影型露光装置を用いて説
明されているが、X線ステッパーの場合も全く同様に実
施できる。X線ステッパーの場合は、マスクとウェハと
を10〜50μm程度の一定のギャップに設定するだけ
であり、結像光学系がある訳ではないが、マスクからそ
のギヤツブ分だけ離れた位置に原画像の形成される所定
像面が位置していると言える。
さらにウェハ上の各露光領域毎に、その表面の高さを計
測する例としては、Zステージ4は一定の斉さに固定し
たままウェハを2次元移動させてユそのときの焦点信号
FSのアナログ値の変化を検出するようにしてもよい。
このようにするウェハへの露光前に解像不良となるチッ
プが検出可能である。また焦点検出用に設けられた対物
レンズが常にウェハの表面に合焦するように、対物レン
ズを上下動させる方式では、対物レンズの上下動の量を
各露光領域毎に読み取るようにしても同様のフラットネ
ス演算が可能である。尚、Zステージ4又は対物レンズ
の上下動をパルスモータで駆動する場合は、パルスモー
タに送出するパルス数を計測するカウンタをCPU20
内に設定すれば、そのカウンタがZ位置検出器7aと同
等の機能を実現することになる。
(発明の効果) 以上本発明によれば、感光基板のソリや湾曲等による各
露光領域の傾きを、何ら特別の検出装置を設けることな
く検出でき、解像不良を起こしたチップ、又は解像不良
になるようなチップをただちに判断できるので、半導体
素子の生産率(良品率)を著しく向上させることができ
るといった効果が得られる。さらに解像不良になるか否
かの判断も露光直前に行なうことが可能であるので、無
用の露光動作をさけることも可能となる。また複数の感
光基板を露光処理する間に生じる真空チャックの吸着不
良や吸着面への異物の付着の発見も容易に行なえるとい
った利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特徴を表わす概略的な構成図、第2図
は本発明の実施例による投影型露光装置の概略的な構成
を示す斜視図、第3図は第2図の装置の制御系を示す回
路ブロック図、第4図は一連の露光動作や警報発生動作
のシーケンスを示すフローチャート図、第5図はウェハ
へのショット(チップ)配列の一例を示す平面図、第6
図は第5図中のウェハのRR’矢視断面を、ウェハホル
ダーの断面とともに示す断面図、第7図は解像不良にな
るか否かを説明するための図、第8図は解像不良を検出
する動作を説明するためのチップ配列を示す平面図であ
る。 〔主要部分の符号の説明〕 1−一一一投影レンズ、 4−−−− Zステージ、 7−−−− Z駆動部、 7a−−−−Z位置検出器、 14.15−〜−−焦点検出系、 2 0−−−−CP U。 25−−−−ディスプレイ、 26−−−−警報器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の原画像に対して感光基板を2次元移動させ
    て、該感光基板上の異なる領域毎に前記原画像を順次露
    光する装置において、 前記原画像の形成されるべき所定像面と略平行な基準平
    面に沿つて前記感光基板を2次元移動させる移動体と;
    前記感光基板の表面と前記基準平面との間隔に、関する
    情報を、前記感光基板上の露光すべき複数の領域につい
    て順次検出する間隔検出手段と;該検出された複数の間
    隔情報のうち着目する露光領域の間隔情報とその周辺の
    露光領域の間隔情報とを比較することによつて、着目す
    る露光領域表面の前記所定像面に対する平行度を検出す
    る平行度検出手段とを備えたことを特徴とする露光装置
  2. (2)前記間隔検出手段は、前記所定像面と着目する露
    光領域の表面とを一致させるように、該着目領域の露光
    前に前記所定像面と感光基板との相対的な位置を調整す
    る調整手段と、その調整された位置を前記間隔情報とし
    て記憶する記憶手段とを含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の装置。
  3. (3)前記平行度検出手段は、前記着目する露光領域に
    おける間隔情報と、それ以前に露光された複数の露光領
    域の間隔情報の夫々との偏差を演算する偏差演算手段と
    ;該各偏差が予め定められた一定値を越えたとき、前記
    着目する露光領域での原画像の露光が解像不良になる旨
    の第1警報を発生する警報発生手段とを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の装置。
  4. (4)前記警報発生手段は、前記感光基板への繰り返し
    露光動作中に発生する前記第1警報の回数を計測する手
    段と;該回数が任意の値になつたとき、前記第1警報と
    識別し得る第2警報を発生する手段とを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の装置。
  5. (5)前記警報発生手段は、前記第1警報が発生したと
    きの前記感光基板上の露光領域の位置を記憶する手段と
    ;別の感光基板を順次露光する際に前記第1警報が発生
    したとき、その発生した位置が、前記記憶された位置と
    同一、若しくはその近傍であるときに、前記第1警報と
    識別し得る第3警報を発生する手段とを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の装置。
  6. (6)前記露光装置は、前記原画像を形成する投影光学
    系を有し、前記第1警報を発生するための前記一定値を
    、前記原画像の大きさと前記投影光学系の焦点深度とに
    基づいて決定することを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の装置。
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