JPS6128708Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6128708Y2
JPS6128708Y2 JP6589382U JP6589382U JPS6128708Y2 JP S6128708 Y2 JPS6128708 Y2 JP S6128708Y2 JP 6589382 U JP6589382 U JP 6589382U JP 6589382 U JP6589382 U JP 6589382U JP S6128708 Y2 JPS6128708 Y2 JP S6128708Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
plate
outer plate
boss
articulated robot
Prior art date
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Application number
JP6589382U
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English (en)
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JPS58169991U (ja
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Publication date
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Priority to JP6589382U priority Critical patent/JPS58169991U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数の関節部を連設した関節形ロボ
ツトのアームに関するもので、その目的とすると
ころは、軽量でかつ剛性にすぐれたアームを提供
することである。
関節形ロボツトにおいては、互いに平行な軸線
のまわりに揺動する2つのアームを備えている。
これらアームは必要な強度を得るために通常鋳物
材にて構成され、比較的重量が大きくなる。
ところでこの種の関節形ロボツトにおいて、ア
ームの軽量化を達成するために、アームを薄肉金
属板にて構成すればよいが、このようにするとア
ーム自体の強度が低下し、しかも軸も固定的ある
いは回転可能に支持するボス部を薄肉金属板に溶
接等によつて結合しなければならないため、ボス
部の剛性、延いてはボス部に支持される軸の剛性
も低下、軽量化と高剛性を両立ささせることが難
しい問題があつた。
本考案は上述した従来の問題点に鑑みてなたれ
たもので、ハニカム構造材の効果的な組込みによ
り、軽量でかつ剛性にすぐれた関節形ロボツトの
アームを提供せんとするものである。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は関節形ロボツトの全体を示すもので、ベ
ース10には肩部11が鉛直軸線のまわりに旋回
可能に支持され、この肩部11に第1アーム12
が水平軸線のまわりに揺動可能に支持されてい
る。第1アーム12には第2アーム13が第1ア
ーム12の揺動軸線と平行な軸線のまわりに揺動
可能に支持され、この第2アーム13の先端部に
手首部14が第2アーム13の揺動軸線と直角な
軸線のまわりに揺動可能に支持されている。手首
部14にはロボツトの作業目的に応じてつかみ装
置等のツールが取付けられるようになつている。
第2図は前記肩部11と第1アーム12との連
結部を示すもので、肩部11を構成する支持本体
20は下部に中空軸部21を備え、この中空軸部
21がベース10に回転可能に軸承され、ベース
10に設置された図略のサーボモータにて回転さ
れる。支持本体20の上部には一対の支持部2
0,23が凹部24を挾んで形成されている。一
方の支持部22には中空軸25の一端が水平軸線
のまわりに回転可能に軸承され、この中空軸25
の他端は凹部24を横切つて他方の支持部23内
に突入されている。他方の支持部23にはスプロ
ケツト26を取付けたスリーブ27が前記中空軸
25と同一軸心上に回転可能に軸承され、このス
リーブ27の内周に中空軸25の他端が相対回転
可能に軸承されている。中空軸25およびスリー
ブ27の各端部には歯車29,30が固定され、
中空軸25に固定された一方の歯車29は減速歯
車機構31を介して前記支持本体20に設置され
たサーボモータ32に連結され、同様にスリーブ
27に固定された他方の歯車30は図略の減速歯
車機構を介してサーボモータ34に連結されてい
る。
前記中空軸25には第1アーム12が固定され
るが、以下その第2アーム13の構成を第3図、
第4図および第5図に基いて説明する。
40は第2アーム13の主体をなす外板で、こ
の外板40は薄肉金属板からなる箱形状をなして
いる。この外板40の両端部には穴が形成され、
これら穴にボス部41,42が嵌合され、溶接に
よつて一体的に結合されている。43は中板で、
この中板43は外板40の内面形状に合致する形
状をなし、その両端部にはボス部41,42に嵌
合する穴が形成されている。44はアルミ箔から
なる六角柱が多数集つて蜂の巣状に構成されたハ
ニカム(honeycobm)構造材で、前記外板40
と中板43との間にサンドイツチ状に組込まれ
る。ハニカム構造材44は外板40の内面形状に
合致する形状に形成され、かつボス部41,42
に対応する部分がくり貫かれている。ハニカム構
造材44は外板40および中板43の内面ならび
にボス部41,42の外周面に接着剤によつて接
着され、このハニカム構造材44を介して外板4
0およびボス部41,42と中板43とが相互に
結合される。
なお、45は外板40にスポツト溶接されたブ
ラケツトで、このブラケツト45に覆い板46が
ビス止めされており、この覆い板46と前記中板
43との間に動力伝達要素を収納する空間部47
を形成している。
前記一方のボス部41は第2図に示すように前
記中空軸25に固定され、サーボモータ32の駆
動によつて第2アーム13は中空軸25を中心に
して回動される。他方のボス部42には図示省略
したが回転軸が回転可能に軸承され、この回転軸
上に取付けられたスプロケツトは前記スリーブ2
7上のスプロケツト26にチチエーン47を介し
て回転連結されている。前記回転軸には第2アー
ム13が固定され、この第2アーム13は前記サ
ーボモータ32の駆動によつてチエーン47を介
して回動されるが、この第2アーム13も前記第
1アーム12と同様に構成さされている。
本考案の関節形ロボツトのアームは上述したよ
うに、外板40の内面に接触し、かつボス部4
1,42の外面に接触するハニカム構造材44
を、外板40と中板43との間に組込んだ構成で
あるので、ハニカム構造材44によつて外板40
の曲げ剛性を向上できることは勿論のこと、ボス
部41,42の剛性も補強できるようになり、こ
れによつてボス部41,42による軸の支持剛性
をきわめて向上できる効果が奏さられる。
しかも外板40を主体とするアーム12薄肉金
属板にて構成され、かつ前記ハニカム構造材44
自体もきわめて軽量であるので、アーム12の軽
量化を達成できる効果も併せて奏せられる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すをもので、第1図
は関節形ロボツトの全体を示す図、第2図は肩部
とアームとの連結部の断面図、第3図はアームの
断面図、第4図は第3図の矢視図、第5図は第
3図の−線矢視断面図である。 13,13……アーム、40……外板、41,
42……ボス部、43……中板、44……ハニカ
ム構造材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の関節部を連設してなる関節形ロボツトの
    アームにして、このアームは、薄肉金属板からな
    る箱形状の外板を主体にし、この外板に軸を固定
    的あるいは回転可能に支持するボス部を固定し、
    また前記外板には、この外板の内面形状に合致す
    る形状をなしかつ前記ボス部に嵌合する穴を形成
    した中板との間で、前記外板および中板の内面な
    らびに前記ボス部の外面に接触するハニカム構造
    材をサンドイツチ状に接着固定し、このハニカム
    構造材を介して外板、ボス部および中板を相互に
    結合してなる関節形ロボツトのアーム。
JP6589382U 1982-05-06 1982-05-06 関節形ロボツトのア−ム Granted JPS58169991U (ja)

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JP6589382U JPS58169991U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 関節形ロボツトのア−ム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6589382U JPS58169991U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 関節形ロボツトのア−ム

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Publication Number Publication Date
JPS58169991U JPS58169991U (ja) 1983-11-12
JPS6128708Y2 true JPS6128708Y2 (ja) 1986-08-25

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ID=30075815

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JP6589382U Granted JPS58169991U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 関節形ロボツトのア−ム

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JP5253145B2 (ja) * 2008-12-26 2013-07-31 株式会社アルバック 真空搬送装置の製造方法及び真空搬送装置

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JPS58169991U (ja) 1983-11-12

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