JPS61286351A - シクロプロピルアミンの製造方法 - Google Patents

シクロプロピルアミンの製造方法

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JPS61286351A
JPS61286351A JP61134709A JP13470986A JPS61286351A JP S61286351 A JPS61286351 A JP S61286351A JP 61134709 A JP61134709 A JP 61134709A JP 13470986 A JP13470986 A JP 13470986A JP S61286351 A JPS61286351 A JP S61286351A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シクロプロピルアミンの製造方法、よシ詳し
くはγ−ブチロラクトンからシクロプロピルアミンの新
規で経済的な製造方法及び新規な中間段階を包含する精
製物に関するものである0 (従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)シク
ロプロピルアミン(CAS) (765−3o−〇〕は
多くの重要な有機化合物の合成における重要な中間体で
ある。例えば、シクロプロピルアミンは6−シクロブロ
ビルアミノー2−クロロ−5−)リアジン除草剤合成の
有用な中間体である。シクロプロピルアミンはシロマシ
ン(Cyromazine ) 、N−シクロプロピル
−1,!l。
5−トリアジン−2,4,6−トリアミン、チバーガイ
ギーによp Vetrazine■、Larvadex
■及びTrigard■とじて販売されている外寄生虫
撲滅薬の合成の中間体でもある。
これまで、シクロプロピルアミンへの経路は、シクロプ
ロパンカルボニトリル全経由していた。
コ+7)シクロプロパンカルボニトリルは水性酸中で加
水分解さ、れシクロプロパンカルボン酸アミドとなる。
これは次に次亜塩素酸アルカリ金属塩及びアルカリ金属
水酸化物溶液中ホフマン反応ニよシンクロプロピルアミ
ンに変換される。
最近、米国特許第3711549号に塩化亜鉛の存在下
120℃、21バールでγ−ブチロラクトンを開裂する
ことによりγ−ブチロラクトンをシクロプロピルアミン
に変換することが開示された。この結果として生成され
る4−クロロ酪酸は次にメタノールでエステル化され、
4−クロロ酪酸メチルエステルを製造する。このエステ
ルは次に環化され、シクロプロパンカルボン酸メチルエ
ステルを製造する。この環化反応は、その環化条件がた
だ単に酪酸部分の重合を起こしたにすぎなかったり、ま
たは閉環しγ−ブチロラクトンを再生成したりする場合
、酸のプレエステル化が必要とされる。この特許による
と、生成されたシクロプロパンカルボン酸エステルは、
シクロプロパン環を閉環した後に、次いで無水条件でト
ルエン及びナトリウムメトキシドの存在下気体アンモニ
アでアミド化されて、シクロプロパンカルボン酸アミド
を製造する。このエステルの変換は90%と報告されて
いるが、この数字は、トルエン溶液中での未反応のシク
ロプロパンカルボン酸メチルまたはエチルエステルの綴
シ返し再現化したものも包含している。
この反応はナトリウムメトキシド反応の媒体としてトル
エンを必要とし、トルエンを使用しなかった場合は、ア
ミドの全体の収率が低いことが報告されている。とのシ
クロプロパンカルボン酸アミドは次に加水分解を行うた
めに水溶性次亜塩素酸アルカリ金属塩及びアルカリ金属
水酸化物を用い・ホフマン反応によりシクロプロピルア
ミンに変換される。ホフマン反応の化学的原理は、「有
機反応J  (”Organic Reacti −o
ns” )第3巻、第267ないし306頁(1946
年)に概要が記載されている。
この一般的反応スキームは下記の式により表わされる。
γ−ブチロラクトン H30H CL−CH2CH20H2COOH−一→4−クロロ酪
酸 4−り・・酪酸メチ−0°0゛0H″ エステル シクロプロパンカル ボン酸メチルエステル シクロプロパン                シク
ロプロカルボン酸アミド              
ピルアミン上記の反応スキームは、安価なアセチレン化
学製品のγ−ブチロラクトンを出発物質としているが、
閉環に必要とされる新たなナトリウムメトキシドの製造
においてナトリウム金属の使用も包含する。工業的スケ
ールの製造において、この方法は取シ扱い上桁崖な問題
点を露呈し、その様なスケールでの経済性及び全体的収
率は望ましいものではない。
実験室スケールでのシクロプロピルアミンの製造の種々
の化学的方法についでの様々な付加的な文献がある。こ
れらのなかには、M、J。
3(hlatterによるJournal of th
e AmericanChemical 5ociet
y 、第63巻、第1733頁(194’1年) 、G
、 D、 JonesによるJournalof Or
ganic Chemistry 、第9巻、第484
頁(1944年) 、W、 D、 Emmonsによる
Journalof the American Ch
emical 5ociety、第79巻、第6522
頁(1957年)がある。実験室的使用には便利である
一方、上記文献中の方法は低収率及び/または高価な試
薬の使用のために大規模の産業的使用には、適当ではな
い。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明の製造方法において、γ−ブチロラクトンからの
全体のスキーム、つまり塩化水素の反応による開裂、ノ
・ロゲン化酪酸のエステル化、カルボン酸エステルの閉
環及びこれにひき続くシクロプロピルアミンへのアミド
化及び変換を下に示す、しかしこれには経済的収率で新
規な全体のスキームを提供するために反応条件、特別な
試薬、保護部分及び触媒に特別な工夫を施している。
本発明の新規な一連の反応はγ−ブチロラクトンからシ
クロプロピルアミンを製造するためのものであり、次に
示す一連の5つの主な反応、(5)新規で安価な触媒に
より促進される、ノ・ロゲン化水素によるγ−ブチロラ
クトン(BLT)の開裂反応・ (ハ)ひき続いて行なう環化反応の進行を促進する4−
クロロ酪酸エステル(CBE) 全生成するために第2
または第3アルコールを用いて、開裂生成物4−クロロ
酪酸(CBA)のエステル化反応、 (q シクロプロパンカルボン酸エステル(CPE)を
生成するために、危険で高価なナトリウムメトキシドの
使用を避けて、新規な塩基反応物及び触媒系の存在下酪
酸エステル(CBE )の環化反応、 (D) 多価アルコールとアルカリ金属水酸化物とから
直接製造される新規な酸化アルカリ金属アルカンジオー
ル塩触媒を使用して、気体または液体アンモニアで環化
エステル(CPE)のアミド化反応、及び ■ 重要なコスト及び安全性の有効性をもつ新規な連続
反応工程で、ひき続きシクロプロピルアミンに変換され
る塩素化中間体全製造するために、次亜塩素酸アルカリ
金属塩と0で製造されるシクロプロパンカルボン酸アミ
ド(CPAM )との反応、 から成る。
上記した様に、4−クロロ酪酸(CBA )は、γ−ブ
ナロラクトン(BLT) ’iシクロプロピルアミン(
CPA)に変換するために上記5段階の反応の最初の段
階で製造される中間体である。
この過程の第3段階において、CBAのエステルは環化
されシクロプロパン類似体となる。ブチロラクトン、塩
化水素及び適当なアルコールから直接4−クロロ酪酷エ
ステル(CBE) =i合成する試みがなされた。直接
の合成は、(a)  アルコールと塩化水素とから塩化
アルキルの生成を防ぐために、低い反応温度(30ない
し35℃)としなければならず、結果として、反応時間
は数日を越えた、 (b)  大過剰の塩化水素(理論値の200ないし3
00%)は反応不用物を混入させた、ことから実現され
ないことが判明した。
この様にして、BLTからCBAy生成し、次にそのC
Bkf従来の方法でエステル化しCBEとすることがよ
シ効呆的であることが立証された。
BLTは高められた温度及び圧力及び溶媒不存在下塩化
水素で直接開裂され、CBA @生成する。
しかしながら適当な触媒は反応速度を増加させるであろ
う。生成されたCBAは次に精製操作力しに直接エステ
ル化され、CBEとなる。
この開裂反応の段階で、反応物量及び圧力は相関関係に
あり、ある温度のとき、圧力は満たされた過剰量の塩化
水素によシ決定される。
反応系の加圧は、反応物及び生成物中に溶解する塩化水
素の量を増加する効果を有し、このことは反応には有利
である。圧力4,8カいし5.5バールでは、塩化水素
は10ないし15%過剰に存在する。この圧力扶、一般
のガラスで内張シしたプラント設備において一般に取シ
扱うことができる。よシ高い圧力、例えば21パ一ル以
上では、反応時間を短縮するが、設備コストヲ増加する
補強設備を必要とする。
反応温度の研究は、環開裂反応の最適温度が70ないし
75℃の範囲であることを示す。反応はより低温で進む
一方、反応時間は増加する。
75℃よシ高温において、反応は逆行し始める、例えば
CBA J−1: BLT及び塩化水素に分解する。
120℃では、前向きの反応が依然優位を占める一方、
BLTの変換はかなり減少する。平衡を左右する別の温
度及び圧力が包含されていることは明らかである。
この開裂反応に関するこれまでの報告、米国特許第37
11549号では触媒として塩化亜鉛が使用され、Oe
lschlagerらによるArchiv duPha
rmazie第294巷、第488頁(1961年)で
は、触媒は使用されず、結果として大量の不純物を形成
し、最高85%の収率でCBA’i得た。
しかし、本発明者らは、γ−ブチロラクトンを約10%
モル過剰の塩化水素と、触媒として65ないし40%硫
酸溶液を5ないし10重量%を用いて反応させると、収
率95%で粗CBAが、実験室及び大規模な製造工程の
両方においてエステル化に適当な形で分離されることを
発見した。この触媒は塩化亜鉛よシ非常に安価で、しか
も困難な環境破壊の非難を回避できる。硫酸の代シに燐
酸またはメタンスルホン酸ヲ使用できる。
上で述べた様に、一連の主反応の第3段階で4−クロロ
酪酸エステルを環化するために、エステル化による酪酸
エステル部分を保護する必要がある。しかしエステル化
反応には加水分解と平衡に達するという性質があり、水
と不混和性の溶媒を用い及び共沸蒸留にょジエステル化
で生成された水音除去することにょシ反応進行の方向に
反応を触媒することは有効である。トルエンは望ましい
水と不混和性の溶媒であるが、ベンゼン及びキシレンは
反応に加わりもする。
アルコール部分の選択は、反応の次の段階での新規な閉
環の条件でのCBEの安定性にょシ決定される。
第1エステルは不満足な結果を与えることが解った。第
3アルコールのエステルは良好な結果を与え、95ない
しioo%閉環したが、これらのアルコールのCBBエ
ステルを製造するのは非常に困難だった。第3ブチルエ
ステルは名目上は100%の収率で供給された。第2ア
ルコールCBEエステルは、約20ないし60’Cの温
度で満足な結果を与えた。4−クロロ酪酸のイソプロピ
ル及び2−ブチルエステルは、9乙ないし98%の収率
で環化式れる。
反応スキームの第2段階は、4−クロロ酪酸を酸の存在
下トルエン中で第2または第3アルコールでエステル化
することから成る。
シクロプロパンカルボン酸のエステル、通常メチルまた
はエチルエステルは、ナトリウムアルコキシドで処理さ
れる場合、4−クロロ酪酸の相当するエステルから有効
な収率で製造された(米国特許第37115.119号
)。ナトリウムアルコキシドは一般に相当するアルコー
ルにナトリウム金属を作用させることによ勺製造される
ナ) IJウム金属は比較的高価で、しかも産業的製造
のために必要とされる大量のす) IJウム金属を扱う
ことにおいて災害を及ぼす。完全な無水状態が爆発の災
害を避けるために要求される。
高沸点アルコールのナトリウムアルコキシドの多くは、
高沸点アルコールを水酸化ナトリウムと処理し、次に下
記式の様に生成した水を蒸留によシ除去することにより
製造されていた。
ROH+NaOH−4−RONa + H2Oしかし、
これらアルコキシドが4−クロロ酪酸のエステル全シク
ロプロパン類似体に変換するために使用される場合不十
分な結果を与えた。
4−クロロブチロニトリル(Ct−CH2C’H,CH
2CN)は、固体水酸化す) IJウム、溶媒及び相転
移触媒(PTC) @使用して好収率でシクロプロパン
カルボン酸ルに変換できることは知られている。
しかし、同じ条件をクロロ酪酸のメチルエステルに用い
た場合(米国特許第3711549号)、環化は起こら
なかった。このときの主反応は、エステルの加水分解だ
った。
上で述べた様に第2段階のエステル形成で第2及び第3
アルコールのエステルは第1エステルに比較して困難さ
を増し、加水分解されることは知られている。この段階
の発明的な面のひとつは、CBAの第2エステルが固体
苛性アルカIJ Kよシ加水分解なしに好収率でCPE
に変換される条件及び触媒の発見である。その反応は、
次式により表わされる。
PTC C1(CH2)sCOOR+ NaOH−一一一→(m
体)CH2C6 ■ ■ (式中、Rは第2または第3低級アルキル基を表わす。
) 上記の反応で異なる第1、第2または第3エステルの効
果が調べられた。この効果を第1表に示す。
上の結果は、第1エステルが不満足な収率を与えること
を示す。第3エステルは、良好な収率を与えるが4−ク
ロロ酪酸第3ブチルエステルを製造するのは非常に困難
である。これらの条件下第2エステルは最も満足な収率
を与え、好壕しくはR,i2−ブチル基としたものが最
もコスト的に有利である。
溶媒、水酸化ナトリウム及びPTCの混合物に対して、
第2エステルのCBE i添加することが望ましい。添
加速度は、発生した熱を処理する反応装置冷却系の性能
の範囲内に反応速度を保つように調整される。
反応完了までの反応時間は、ガスクロマトグラフィーに
より決定されるが、実験室で試験され、30ないし40
℃の範囲でFi3ないし6時間で十分であることが解っ
た。この時間内であれば、大規模な反応装置で熱除去は
可能であろう。しかしながら、この反応は約30ないし
55℃で行うことが好ましい。この様な好ましい条件下
、この反応は工場において数時間内に完了される。溶媒
の種類は、好ましくは30ないし40℃の範囲内に温度
制御可能である、加水分解を起こさない溶媒である。良
好な収率は塩化メチレン及びメチルt−ブチルニーデル
を用いて得られる。溶媒は、溶媒なしに好収率(95%
)が得られる場合、必要では々い、しかし溶媒は取シ扱
いを安全に及びより簡便にする。ヘキサン、シクロヘキ
サン、トルエン及ヒ同様の溶媒を使用することができる
が、塩化メチレン及びメチル−t−ブチルエーテルが好
ま′しい溶媒である。
CBBのCPEへの環化は相転移触媒(PTC)によシ
促進され、そのPTCは通常塩化第四アンモニウム塩で
ある。塩化トリブチルメチルアンモニウムはこの反応に
とって最良の部類に入るが、塩化トリメチル−及びトリ
エチルベンジルアンモニウム並びに塩化トリカプリルメ
チルアンモニウムは満足できる触媒であることが解った
臭化テトラブチルアンモニウムは有効であることが解っ
たが、満足できるものではかかった。
この反応において、大規模な製造に適しい条件下でそし
てすぐに使用できる基材を使用して、シクロプロパンカ
ルボン酸エステルが高収率で得られる。その様な製造物
はすぐにシクロプロパンカルボン酸の誘導体に変換され
、そして次にシクロプロパン部分を所望する製造物に変
換する。羊の様な製造物は中間体であり及び最終的には
農薬及び薬剤の化学物質である。
本発明の新規性は、4−クロロ酪酸の第2エステルはア
ルカリ金属水酸化物を用いて相当するシクロプロパン誘
導体に高収率で変換されることの発見である。従来技術
では、第1アルコールエステルを使用し、及びより高価
で危険なナトリウムアルコキシド(ナトリウムメトキシ
ド)による変換を行っている。
従来技術は、4−クロロ酪酸エステルのシクロプロパン
カルボン酸エステルへの変換の試みは、400%過剰の
50%水酸化カリウム水溶液を用い、大量のトルエン及
び相転移触媒の存在下で行表われていたことを示してい
る。製造物の溶液状態でのガスクロマトグラフィーは9
1%の収率を示した。しかしながら、一連の報告書にお
いて、その他のエステルに比較した際に、溶液から製造
物の回収の実収量が無いことが報告された。(R,La
n tzsch著[合成J(synthe−sis)第
955頁(1982年)ゲオルグティーメ社刊(Geo
rg Thieme Verlage ) 、シュトウ
、)トガルトーニューヨーク)’4−クロロ酪酸エステ
ルを環化しシクロプロパンカルボン酸エステルとするた
めに50%だけ過剰に固体アルカリ水酸化物の新規な使
用は、本発明のこの工程の新規で発明的な特徴である。
シクロプロパンカルボン酸エステルのアミド化は、本発
明の反応スキームの全エキ呈の中でも最も重要なもので
ある。従来技術(米匡、特許第3711549号)によ
るとこの工賃は、所望の製造物への変換率がよし低い(
この様に全体の収率を限定する)からだけでなくアミド
製造物がアルカリ加水分解の影響を受けやすいから、全
工程中膜も重要なものである。該従来技術の手順により
、報告された最高の生成収率は約88%である。
全体の反応の中のこの工程に含有するわれわれの発明は
、下記式のアミドを生成する有機エステルのアミド化ま
たはアンモノリシスの効率を改善する新規な触媒系であ
る。
(式中、鴇はシクロプロピル基、プロピル環でt換され
たシクロプロピル基、シクロプロピルアルキル基及び炭
素原子数6までのシクロアルキル基金表わし、鳥は炭素
原子数1ないし8の直鎮または分岐鎖アルキル基を表わ
す。)触媒は例えば次式: 〔式中、馬は次式: H−1CH8−1HOCH2−1(CH3) (CH2
) x−及びHO(CH2)X−で表わされる基を表わ
す。〕で表わをれる化合物で、例えば隣接した炭素原子
に少なくとも2個のヒドロキシル基を有する多価アルコ
ールのナトリウム塩である。
過去において、教科書及び文献にはアミドを生成するエ
ステル及びアンモニアの反応が記載されていた。しかし
、温和な反応条件で、誘導的に活性化きれたエステルだ
けが迅速に反応する。この様な場合ででえも、大抵反応
は不完全であり、アルコールと付随的な平衡に粋する(
エステルの再生成)。アルコールが立体障害的に大きけ
れば大きい程、平衡はエステル側にかたよる。エステル
は安定な程、アミド化がより困難である。通常のアルキ
ル及びシクロアルキルカルボン酸のアルキル及びシクロ
アルキルエステルに対して温和な反応条件は、限定妊れ
た産業に用いられる。現在の産業の努力は、長時間、高
圧及び高温の使用を方向づけてきた。
エステルのアンモノリシスを触媒するためにいろいろな
従来技術が、用いられてきた。本発明の以前の好ましい
触媒は、1価アルコールのアルカリ金属アルコキシド、
例えばナトリウムメトキシドだった。一般にメタノール
エステルは有用だった、しかし上記特許の様に、平衡が
収率を85ないし88%に限定する。アルコール及び溶
媒の物質量はこの段階の操作では重要である。われわれ
の試験は、高級アルコールエステルは反応の平衡時には
アミドよジエステルにかたよっていて、所望の反応はほ
とんど起こらないことを示した。高級第1アルコールの
アルカリ金属アルコキシドをナトリウムメトキシドに代
えて用いる場合、有効量のアミドを生成しない。
立体障害性アルコールエステルのアミド化反応を促進す
る触媒としてエチレングリコール及び同類のジオールを
使用する試みがなされた。
しかし、その反応は非常に遅いので、アミドへの不完全
な変換体の供給にさえも大変長時間を要した。CPEエ
ステル/アンモニア反応物ヘゲリコールのみ添加すると
いう試験は反応速度を十分に改善しないことを示す。
本発明は、反応速度及び変換はナトリウムエチレングリ
コキシドまたはグリセロキシドの存在及び量(0,2モ
ル触媒1モル°エステル以下)に非常に依存していると
いう発見に基づいている。ナトリウムエチレングリコキ
シドがほとんどが立体障害性アルコールエステルから成
るアンモニア/エステル反応物に加えられる場合、アミ
ドを生成する反応は迅速で一般に100%完全に進む。
この特異な発明の触媒はアルカリ金属、例えばナトリウ
ム及びカリウムの使用に頼る必要なしに容易に製造され
る。これらの金属は非常に反応的で及び水に偶然にさら
された場合爆発災害を起こす。このように、もし可能な
らばその様な金属は大規模な工場工程には避けるべきで
あるO われわれの触媒は、アルカリ金属水酸化物を過剰のグリ
コールまたはクリセロールとを混合し、水が生成した際
に真空蒸留または別の方法で製造物から水を除去するこ
とにより製造される。ナトリウムエチレングリコキシド
は固体苛性アルカリ (苛性ソーダ)及び過剰のエチレ
ングリコールの混合物から水を真空蒸留により除去する
ことによシ、下記威の平衡式に従って所望どおりに製造
される。
新規な全体の反応の発明の好ましいスキームでは、上記
CPBと同様に製造し、水及び低沸点化合物を除去した
新規な2−ブチルシクロプロパンカルポン酸エステルを
使用する。これを、ナトリウムエチレングリコキシド触
媒の存在下、工業的品質のアンモニアと反応させる。
典型的なバッチ内で、エステルは加圧反応槽に満たされ
る。エチレングリコール中のナトリウムエチレングリコ
キシドは次に加えられる。
1モルの塩基につき、満たされるエステルはあらゆるモ
ル数で・最低限のナトリウムエチレングリコキシド量は
0.05モルである。しかしながら、効果的な反応速度
を得るためには、触媒レベルは少なくとも約01モルで
あり、好ましくは約0.2モルである。上記の触媒量の
限度を越えると、廃液中のグリコールレベルをできるだ
け低く保つことはできない。十分量のグリコールは、同
種の溶液であるナトリウムエチレングリコキシドを安定
化する触媒(製造に使用された際の過剰量から(B)中
に存在する。このことは、触媒の製造時及び反応槽に触
媒を満たすときの操作を簡便にしている。この過剰なグ
リコールは、触媒をスラリーとして保つために減らされ
ることもできるが、このことは有用性を提供しない。
アルコール及び芳香族炭化水素を含有する溶媒は、ナト
リウムエチレングリコキシド触媒全含有する反応物に使
用されてきたが、あるものは収率を減らす傾向があり、
全てが反応槽の処理量に不利な影響を与える傾向がある
加えられるアンモニア量には制限がない。全変換は最低
1モル1モルのエステルを必要とする。約1.3モルの
アンモニアが反応に有利である。それ以上のまたは以下
のアンモニアは使用され得るが、適しい原材料の使用及
び反応槽の処理爪のコストの問題がある。
好ましい反応温度は、最適反応速度と収率とのかね合い
で85ないし115℃の範囲である。
低湿での反応は、収率をわずかに増加させるようである
が、反応槽の処理量を犠牲にする、例えばよシ長い滞留
時間を要する。140℃では、平衡はエステルの方向に
傾いていることは明らかであり、収率は低い。この触媒
される反応が操作される広い温度範囲は、25ないし1
50℃であるが、好ましい範囲は前記した様に85ない
し115℃であり、目標または最適条件としては100
℃である。
エステル及び触媒を満たした後に、反応槽に気体アンモ
ニアを流し、及び反応槽を次に密閉し、及び約100℃
に加熱する。100℃での反応槽の圧力は、触媒溶媒と
してエチレングリコールを加え、次に必要量のアンモニ
アを加えて3.45ないしろ、2バールに維持する。こ
れは丁度通常の産業的加圧反応槽のパラメータの範囲内
である。
別の方法では、全量のアンモニアは、反応が反応物自身
の圧力で進む様に反応槽を密閉及び加熱する前に加えら
れることもできる。
100℃における好ましい糸で、好収率が得られる34
5ないし6.2バールの加圧下での反応時畢 間は約1時である。実際、反応槽は全変換を確実にする
ために2ないし6時間通常保たれる。
反応物を100℃で長時間保つことは、収率には顕著に
影響しないけれども、処理量に影響する。
この様に、この反応1耗は、シクロプロパンカルボン酸
の立体障害性エステル’i[接する炭素原子に少なくと
も2個のヒドロキシル基を有する炭素原子数2ないし5
の多価アルコールのアルカリ金属塩の存在下アンモニア
と反応させることよシ成シ、該反応は25ないし140
℃の範囲の温度で促進され、好ましくは85ないし11
5℃の範囲であり、最適には100℃及び圧力50ない
し90psiである。この反応によるシクロプロパンカ
ルボン酸アミドの収率は゛90%以上であシ、例えば約
93ないし97%である。
このアンモノリシス過程は、シクロプロピル環閉環段階
はナトリウムメトキシドではなく苛性アルカリを使用し
、及び環閏環の間に通常起こる加水分解を環化エステル
好ましくは第2ブチルエステル例えば立体障害性エステ
ルには第2または第3アルコールの使用により最小限に
おさえる一連のJX:a%により、より安価な及びより
害の少ない化学物質を用い、最終的にシクロプロピルア
ミンの製造を可能にする。しかしながら、従来技術の触
媒を使用して、その結果得られた立体障害性シクロプロ
パンエステルヲシクロプロパンカルボン酸アミドに変換
することはできなかった。しかしながら、アミド化反応
であるこの段階は、触媒として瞬接する炭素原子に少な
くとも2個のヒドロキシル基を有する短鎖多価アルコー
ルのナトリウム塩またはカリウム塩を用いて遂行される
ことができる。ナトリウムエチレングリコキシド(また
はグリセロキシド)を用いたこのアミド化反応は、10
0%のエステル変換に近づき、そしてしばしばこれを達
成する新規で迅速で単純な反応を遂行する立体障害性エ
ステルの使用を可能にする。
さらに危険なナトリウム金属はナトリウムエチレングリ
コキシドの製造には用いられない。
固体苛性アルカリ、可性ソーダまたは可性カリはグリコ
ールまたはグリセロールまたはその他のジオールに単純
に加えられ、次にこの結果生成した水を除去する。エチ
レンまたはプロピレンクリコールまたはグリセリンが特
に適している。
ホフマン反応によるシクロプロパンカルボン酸アミドの
シクロプロピルアミンへの変換ニおいて、前記したガル
フ(Gu l f )の特許(米国第3711549号
)はシクロプロパンカルボン酸アミドの酸性化水溶液を
冷却次亜塩素酸ナトリウム50℃の温度に制御して加熱
することを記載している。製造されたシクロプロピルア
ミンは次に分別蒸留+T−古Nで分離される。
従来技術の特許から推量される様に(明細書第12頁)
記述された方法は、反応中間体が40ないし50℃に加
熱されることによシ大量の反応熱を生じ、そのバッチま
たはそれに続く操作には高い冷却能力が必要とされる。
この冷却能力に必要とされるエネルギーは大量であシ及
び今日の高い利用料金では高価である。さらにこの重要
な段階での停ilまたは冷却装置及び/または冷却ポン
プの故障による冷却能力の損失は、厳しい安全装置に危
険を引き起こす。明記された温度範囲は、製造物シクロ
プロピルアミンの沸点(50℃)よシ少し下である。も
し冷却ができなくなれば、温度は50℃よシ上昇し、大
量の02人蒸気が非常に急速に発生し、反応装置の過剰
加圧を導く。最悪の場合、反応装置の大惨事は装置の大
損害及び/または作業員に対する傷害を導くであろう。
ここで開示された本発明の改良点は、反応温度を50℃
より下に保つために塩水冷却と結びつけて、安全装置の
危険及び高エネルギーコストを解決することである。こ
のことは、わずかに過剰な苛性アルカリヲ含有する次亜
塩素酸ナトリウム水溶液を冷却されたシクロプロパンカ
ルボン酸アミドの水性スラリーに添加することによシ達
成される。この生成溶液である塩素化溶液は、反応完了
を確実にするために1時間必要とする。この冷却溶液は
次に運転開始時は暑い沸騰水を含有する連続蒸留塔の中
央にゆっくシそして連続的にくみあけられる。水性苛性
アルカリは、それが蒸留塔に入る少し前で塩素化中間体
水溶液の蒸気に加えられる。自動装置及び制御の技術は
よく知られているが、これらは塩素化中間体1モルにつ
き苛性アルカリ2モルというわずかな過剰量が蒸気に混
合されることを確実にするために使用される。この様な
条件のもとで、苛性アルカリの存在下塩素化中間体は、
暑い連続蒸留塔に入シ急速に分解し、実質的、定量的に
所望の製造物シクロ10ビルアミンとなる。製造物であ
る低沸点のCPAは上方に蒸留され、濃縮され、そして
レシーバ−に集められる。水性CPAのない及び塩及び
炭酸ナトリウム全含有する水性反応溶液は、蒸留塔の底
から系外に排出される。実質的に従来技術において、い
くつかの危険性を持つ高価な冷却装置により除去されて
いた反応熱は、本発明では蒸留操作を援助し、及び蒸留
塔内での還流を維持するために利用されている。過剰加
圧の危険は、本発明では反応物が迅速及び清浄に反応す
る蒸留塔に達するまで、冷却されているために、最低限
におさえられている。運転中に問題が生じた場合、いつ
でも比較的少量の反応物だけが暑い部分にあるだけであ
り、流れは問題が解消するまで容易に停止させることが
できることからさらに危険は最小限におさえられる。
(実施例) を内張シしたオートクレーブにγ−ブチロラクトン34
4.49 (4,0モル)、水1B?及び、硫酸68グ
を加える。オートクレーブを密閉し、無水塩化水素16
3r(4,47モル)をゆっくりその中に加える。塩化
水素を加えたら、温度及び圧力を上げる。バッチの分析
が反応が完全に進んでいること金示す1で(24時間)
、反応温度を70ないし75℃及び反応圧力ヲ4.8な
いし5.5バールに維持する。反応槽は次に過剰な圧力
を抜き、冷却する。粗CBA551fが得られ、85.
0%CBAと評価された。CBAの収率は、加えたブチ
ロラクトンに基づくと、95.5%である。
tのガラスで内張すしたオートクレーブにγ−ブチロラ
クトン97.5 Kg (0,92Ky−モル)、水4
.98Kg及び硫酸1.95 K4に加える。これにゆ
っくシと無水塩化水素a 76Kyを加える。塩化水素
を加えたら、温度及び圧力を上げる。バッチの分析が反
応が完全に進んでいることを示すまで、反応び過剰な圧
力を抜く。粗CBAは次の使用に用意される。ブチロラ
クトンに基づいて収率95.8%でCBAが得られた(
粗CBAは92.1%CBAと評価された。)。
エステル製造 実施例3: 攪拌器、蒸留管及び蒸留ヘッド、パレット
トラップ(Barrett trap)及びコンデンサ
ーを備えた1tの50−フラスコに、硫酸を含有する粗
4−クロロ酪酸(CBA)の形のCBAI22.6F、
2−ブタノール(SBA)11t2を及びトルエン10
0 ml f加える。バッチは還流するために加熱され
、縮合物が生成するにつれてパレットトラップを通って
縮合物が還流し戻る。
加熱は反応が完全に進んだ点であるトラップに水が分離
されなくなるまで続けられる。バッチを35ないし40
℃に冷却し、水100を及び炭酸水素ナトリウム102
を加える。バッチを15分間攪拌し、次に攪拌を止め、
層が分離するまで、静置する。下部の水層を分別し、捨
てる。パレットトラップを反応フラスコから取シはずし
、蒸留装置に代える。系内の圧力ヲ50smHtに減ら
し、トルエン及びSBA′ft留去する。
CBE約17111カ生成され、94ないし96%C1
と評価され、収率は約95%(満たしたCBAに基づい
て)である。
環化 実施例4: 1000mの丸底フラスコに、水酸化ナト
リウム90f(2,25モル)、湿地化メチレン200
を及び塩化トリブチルメチルアンモニウム(70%)6
tを加える。混合物を加熱(40℃)しゆっくりと還流
し、95%4−クロロ酪酸第2ブチル282F(15モ
ル)を1時間かけて滴加する。次に混合物を約55℃で
還流する。
還流は4−クロロ酪酸エステルの変換が完全に行なわれ
るまで(約1時間)続けられ、その反応の遂行はガスク
ロマトグラフィーによシ決定する。バッチを25℃に冷
却し、水400WII3′(i−加える。層に分離し、
その水層から各々塩化メチレン501Llで2回抽出す
る。有機層を混ぜ、全での塩化メチレンが除去されるま
で溶媒を分別蒸留する。蒸留は蒸留管の上部湿度が13
0’Cになるまで続ける。フラスコ内容物を冷却する。
シクロプロパンカルボン酸第2ブチル約2022を得、
約98%と評価され、’i!た出発物のエステルに基づ
いた収率は93%である。
実施例5:  1000dの丸底フラスコに、水酸化ナ
トリウムq o y (2,25モル)、塩化メチレン
200r、塩化トリブチルメチルアンモニウム(70%
)6を及び95%4−クロロ酪酸第2ブチル282f(
1,5モル)を加える。混合物を攪拌し、温度を水浴で
31)℃にコントロールする。この状態を、変換が完全
に行なわれる1で(約6時間)Rける。変換が完全に行
なわれたのちに、実施例4の場合と同様な操作を行う。
収量:98%シクロプロパンカルボン酸第2ブチル21
31、または収率98%。
実施例6: 実施例5の手順に従うが、塩化メチレンの
代りにメチルt−ブチルエステルを用いる。反応時間は
約4時間で、収率は97%である。
実施例7: 自動攪拌器、温度計、コンデンサー及び滴
下ロートを備えた1tのフラスコに、苛性ソーダ粒6o
r(tsモル)、塩化トリブチルメチルアンモニウム3
り及びジクロロメタン178fe加える。この混合物を
還流するために加熱(40℃)シ、クロロ酪酸第2ブチ
ル17867(1,0モル)を還流が過度にならない様
な速度で滴下する。バッチは、ガスクロマトグラフィー
による分析が反応が完全に進行したことを示すまで(約
2時間)、還流を続ける。バッチを次に冷却し、水25
0りを加え、層に分離する。
水層をジクロロメタン501で2回抽出し、有機層を混
合する。溶媒を除去すると、966%と評価される生成
物シクロプロパンカルボン酸第2ブチル1391を得、
収率は94.6%。
実施例8−パイロットプラントスケールのCPE[i:
1135tのSS反応槽に、水酸化ナトリウム粒90.
7Kg (5モル) 、塩化メfし7272Kf、塩化
トリブチルメチルアンモニウム8.16Ky及び水1.
8LLを加える。混合物は、攪拌しながら30℃に加熱
する。4−クロロ酪酸第2ブチル(CBE )を毎分1
.36ないし1.81Kyの割合で合計272Kg(3
,36モル)になるまで加え、その間反応温度は反応槽
に塩水を用いて3oないし35℃にコントロールする。
バッチをこの温度で、CBBの変換が995%を越える
まで攪拌する。これにはCBE添加を始めた時よシフ時
間を要する。
次にバッチを20℃に冷却し、水454を金加える。こ
れを15分間攪拌し、層が分離するまで、静置する。水
層は副生成物の塩化す) IJウムを含有し、この下層
を除去する。
有機層を前記の様に水189tを加え洗浄する。
有機層(この時は下N)を分別し、これを分別蒸留器を
備えた1135tのガラスで内張シした反応槽に移す。
水層をステンレススチール反応槽で混合し、塩化メチレ
ン102Kgで1回洗浄する。有機層(下層)を蒸留装
置に移し、水層を捨てる。
塩化メチレン全蒸留塔上部湿度が1’30℃になるまで
、約40℃で蒸留する。蒸留した塩化メチレンを捨て、
系を真空(62ミリバール)とする。中間体は、蒸留塔
上部温度を80℃及びポット温度103℃で蒸留する。
バッチを次に冷却し、CPEの収量は207 Kgで、
収率は97.2%または950%と評価される。さらに
CPE10.9Kyが蒸留溶媒中に存在し、これらが再
生成され不と、CBEに基づいた全体の収率は981%
となる。
アンモノリシス 実施例9: 収率966%と評価されたシクロプロハフ
 力pvホ7酸メ−tk 102.5 ff (MCP
C) (o、992モル)iltのパー(Parr)加
圧反応槽に加える。またメタノールに溶解したナトリウ
ムエチレングリコキシド2501も加える。パー加圧反
応槽を密閉し、攪拌を始める。反応槽をアンモニアで6
89バールに加圧し、次に100℃に加熱する。最大圧
力は1585バールである。反応槽を100℃に3時間
10分保ち、次に25℃に冷却する。反応槽を開き、反
応物全メタノールに溶解すると収量6B2.49の溶液
を得る。この溶液を分析すると、11%のCPAM及び
0.3%のMCPCであり、98%の変換率で、CPA
Mの収率は91%である。
実施例10:91.5%と評価されたシクロプロパンカ
ルボン酸イングロピル1s s、1f (IpCPC。
2.347モル)、キシレン3ooml、乾燥エチレン
グリコール752及びナトリウムエチレングリコキシド
(メタノールに溶解したも(B)0.3tモル((1t
のパー加圧反応槽に加える。反応槽を密閉し、攪拌しな
がらアンモニアで100psifに加圧した。反応物ヲ
100℃に加熱し、5時間保った。最大圧力は16バー
ルである。反応槽を冷却し、内容物をメタノールに溶解
すると、収量903.2s’の溶液を得る。分析の結果
はエステルの変換率は98%及びCPAMの収率は92
.7%を示す。
実施例11:  2tのパー加圧反応槽に、98.6%
シクロプロパンカルボン酸2−ブチル360.5f(C
PH2,syモル)及びナトリウムエチレングリコキシ
ド/エチレングリコール溶液(アルコキシド05モル)
18B9を加える。反応槽を密閉し、攪拌し、アンモニ
ア55.3 F (3,25℃モル)を加える。5.8
6バールで温度を43℃に上げる。
反応槽を次に199℃に加熱し、5時間保つ。最大圧力
は8.75バールである。最終圧力は4.1パールであ
る。反応槽全氷中冷却し、反応物を6tの50−丸底フ
ラスコに移す。このフラスコを20段オールダーショウ
(Older shaw )管の攪拌蒸留ポットに連結
する。適量の2−ブタノールですすぐ。98%硫酸25
f1水102、炭酸水素ナトリウム101及びp−シメ
ン100m7f蒸留ポツトに加える。2−ブタノールを
次に全圧力67ミリバールで、2相グリコール/ミメン
蒸留物が蒸留管上部に得られるまで(75m/フルコー
ル)蒸留する。別にシメン125 tit k含有する
デカンタ−を用いて、エチレングリコールは67ミリバ
ールの圧力で共沸的に除去される。シメンは蒸留器に戻
る。グリコール16Z5tが除去されたら、蒸留を止め
、CPAM=i溶解するために蒸留器に水1400f’
i加える。シメン全欧に圧力200ミリバールでスチー
ム除去し、テカントする。冷却水層の重量は1879.
8fであp1収率928%で105%CPAMと評価さ
れる。
再生成グリコール中のCPAM2加えるとCPAMの全
収率は94.6%となる。
叉1J口ノ−: 2tの反応槽に、94.8%CPE5
00t(2,orモル)及びエチレングリコール292
2に溶解したナトリウムエチレングリコキシド849(
1,0tモル)を加える。反応槽を密閉し、攪拌を始め
る。アンモニア52 r (3,051モル)を満たす
。反応槽を100℃に加熱し、3時間保つ。反応物をエ
ルシンマイヤーフラスコ中で加熱し、乾燥窒素ガスを満
たし、次に23℃に冷却し、CPAMスラリーを生成す
る。スラリーを濾過し、濾過固体を冷2−ブタノール5
09で洗浄する。濾過固体を乾燥し、45.2%の収率
でCPAMを得る。濾過液をポット温度が100℃にな
るまで、全圧力を40ミリバールで蒸留し、2−ブタノ
ールを除去する。次に蒸留器底部のものを、さらにエス
テル3002の入った2tのパー反応槽に加え、反応及
び操作を上記の様に繰シ返す。7回の再生成バッチにお
いて、収率は87.5%、94.2%、97.7%、9
1.1%、88%、90.4%及び50.7%だった。
8回めのバッチを新たなグリコキシド751のグリコー
ル(エステルを加えていない)溶液の入った反応槽に戻
し、最終バッチとする。生成されたCPAMは8回のバ
ッチで全収率106.5%を示す。8回めバッチの濾過
液はシメン蒸留(実施例3)を経由して再生成され、別
にCPAM1rモルを得る。8回のバッチから手中にし
た累積CPAM収率はCPHに基づいて939%である
実施例13: ナトリウムグリセロキシドをグリセルー
ル1o3r (ti2fモル) 、固体苛性ソーダ40
f(1fIモル)及びキシレン3001の沸騰混合物よ
シ水を真空除去し製造する。水除去には1時間かかる。
ナトリウムグリセロキシドを溶解するためにメタノール
500fi加えるが、スラリー状となる。
1tのパー加圧反応槽に、キシレン300 mJ。
蒸留シクロプロパンカルボン酸メチルiooy(MCP
C,1,Of!モル)及びナトリウムグリセロキシドス
ラリーa4y(o、2tモル)を加える。反応槽を密閉
し、アンモニアで6.89バールに加圧する。反応槽を
100℃に加熱し、7時間保つ。ガスクロマトグラフィ
ー分析は、多量のエステルが残っていることを示す。系
を一晩閉鎖する。次の朝、さらにグリセロールior’
1反応槽に加える。反応槽を密閉し、アンモニアで6.
89バールに加圧する。I Do ′C1での加熱で圧
力は約20.68バールとなる。約5時間後、ガスクロ
マトグラフィーによ勺エステルが検出されないので、系
全停止し、冷却し、反応物をメタノールに溶解すると収
量755.2Fの溶液を得た。分析では97%CPAM
であり、エステルは検出されなかった。CPAMの収率
は861%である。
実施例14:  21の攪拌できる丸底フラスコに、固
体苛性ソーダ651?(5tモル)ヲ加よる。
混合物を充填管を通してポット温度約170’Cに加熱
し還流する。2時間後、本釣187全上部デカンタ−に
集める。キシレンを留去し、ポット温度ヲ180℃に上
げると、水2.51が生ずる(水は全体で1.145F
モル)。反応物ヲ100℃に冷却し、895%クロロ酪
酸メチル152.6r’e3時間かけて加える。ガスク
ロマトグラフィーでハ、シクロプロパンカルボン酸2−
エチル−1−ヘキシルの1成分のピークを示す。反応物
全体を、グリコール50r中にナトリウムエチレングリ
コキシド17@(0,2tモル)の入った2tのバー加
圧反応槽に加える。反応槽を密閉し、攪拌し、アンモニ
アで100psifに加圧する。反応物上100℃に加
熱し、2時間保つ。ガスクロマトグラフィーはエステル
が残っていることを示す。略らに2時間後、エステル量
は変化しない。反応が平衡に達している(反応槽はアル
コール5tモル含有していることに注意)。
反応槽を冷却し、反応物をメタノールに溶解し、収量1
292.1’の溶液を得る。分析は、5.4%CPAM
、 o、 1%MCPC及び約5モル%2−エチル−1
−ヘキシルエステル8存’に示f。約94%の変換で、
収率は82%で、CPAM’i得た。
実施例15−触媒の製造: 2tの攪拌できる丸底フラ
スコニ、ニーF−L/ンクリコー#186[]p及び固
体水酸化ナトリウム200fk加える。この混合物を攪
拌し、真空下金圧力を40ミリバールとする。混合物を
加熱し、水を20段オールダーショウ管を通して、管上
部温度35℃で留去する。管を還流比約1:1となる様
にセットする。
蒸留は、水が除去され、管上部温度がグリコールの沸点
となるまで続ける。留去物は全体で1201Ll集めら
れる。ナトリウムエチレングリコキシドを冷却し、溶液
58.89に対して0.1tモルの割合で触媒として使
用するためにビン詰めする。
応槽に、ナトリウムエチレングリコキシド0.090〜
モルを含有するエチレングリコキシド/エチレングリコ
ール溶液x6.2aKzを加える。反応槽に98.7%
CPE65.77にりまたはo4s3Kg−モルも加え
る。反応槽を密閉し、攪拌しながら約90℃に加熱する
。反応槽に無水アンモニア9..98Kg’i約1時間
かけて完全に加える。
アンモニアを加えている間に、温度ヲ100℃に上げこ
れを維持する。反応物ヲ100℃で3時間保ち、反応を
完全に進め、次に冷却し反応物温度を0℃にする。生成
物CPAMは沈殿し、濾過によシ分離される。濾過は乾
燥窒素ガスを通して無水に保ち行なわれる。反応槽に0
℃に冷却され、CPAM濾過固体の洗浄用として使用さ
れる2−ブタノール22.67 K9 f加える。この
CPAMを乾燥肌に入れ、窒素除去した真空中、50℃
で乾燥する。
濾過液及び2−ブタノール洗浄液を反応槽に戻ス。アン
モニア及び2−ブタノールを反応槽温度が100℃に力
るまで圧力67ミリバールで真空蒸留によシ、除去する
。新たなCPFiを再生触媒混合物に加え、反応を上記
の様に繰り返す。
この触媒再生工程は、それぞれの入手した収率が79%
、961%、965%、98.5%及び97.2%であ
る5つのバッチを通して繰や返される。
平均の入手した収率は、全CPE変換率994%で92
3%だった。最後の濾液に残る収率66%のCPAMを
加えて、全体のCPAMの収率は95.9%である。
実施例17−シクロプロピルアミンの製造二滴下漏斗、
温度計、水浴、排出口及び攪拌機を備えfC2tの40
−フラスコに、シクロプロパンカルボン酸アミド170
.2@(純度100%)及び水道水5D01を加える。
混合物を攪拌しながら5℃に冷却する。
この混合物に1.8%水酸化ナトリウムを含有する漂白
剤(18,5%次亜塩素酸ナトリウム、22モル)を加
え、冷却しなから0ないし5℃に維持する。反応物は漂
白剤を加えたあと0ないし5℃で1時間攪拌する。
長さ1525譚、内径254cmの充填ストリッパー、
ストリッパーの上の供給口、供給口の上の61cfnの
充填管、最上部のコンデンサー及び還流スプリッターか
ら成り、2tのフラスコ及び再沸器として水100グを
含有するマントルヒーターを有する連続供給蒸留管を、
十分な還流がなされる壕で加熱する0 反応混合物に50%水酸化す) IJウム溶液を反応生
成物のifモルに対して20及び225fモルにコント
ロールされて同時に供給する。水酸化ナトリウム/反応
物の混合物は、還流水により加熱され、発熱してシクロ
プロピルアミン、塩及び炭酸ナトリウムに分解する。シ
クロプロピルアミンは連続的に上部に蒸留され、−力場
溶液は再沸器中に蓄積する。
シクロプロピルアミンは収率941%で留出物中に含有
していた。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)γ−ブチロラクトン環を触媒の存在下ハロ
    ゲン化水素で開裂し、4−クロロ酪酸を生成し、 (B)該4−クロロ酪酸を脂肪族アルコールでエステル
    化し、4−クロロ酪酸エステルを生成し、 (C)該4−クロロ酪酸エステルを環化し、シクロプロ
    パンカルボン酸エステルを生成し、(D)該シクロプロ
    パンカルボン酸エステルをシクロプロパンカルボン酸ア
    ミドに変換し、(E)該シクロプロパンカルボン酸アミ
    ドをホフマン反応によりシクロプロピルアミンに変換し
    、そして精製したシクロプロピルアミンを回収する、工
    程からなるγ−ブチロラクトンからシクロプロピルアミ
    ンを製造する方法において、 (A)ハロゲン化水素での開裂反応は、65ないし76
    ℃の範囲の温度及び21バールまでの圧力で、硫酸水溶
    液の存在により促進され、(B)この様に生成された4
    −クロロ酪酸を第2または第3脂肪族アルコールでエス
    テル化して、立体障害性4−クロロ酪酸エステルを形成
    し、 (C)該立体障害性4−クロロ酪酸エステルを固体アル
    カリ金属水酸化物及び相転移触媒の存在下、水と不混和
    性の溶媒中約20ないし60℃の温度で環化して、立体
    障害性シクロプロパンカルボン酸第2または第3アルコ
    ールエステルを形成し、 (D)該シクロプロパンカルボン酸第2または第3アル
    コールエステルを25ないし150℃の温度で隣接する
    炭素原子に少なくとも2個のヒドロキシル基を有する多
    価アルコールのアルカリ金属塩から成る触媒の存在下、
    アンモニアと反応させることによりシクロプロパンカル
    ボン酸アミドに変換し、及び (E)次に得られたシクロプロパンカルボン酸アミドを
    、次亜ハロゲン酸アルカリ金属塩及び水溶性アルカリ金
    属水酸化物とでもって修正ホフマン反応により、シクロ
    プロピルアミンに変換し、次いで塩素化中間体を過剰な
    苛性アルカリと共に、連続蒸留塔の中に供給することに
    より該シクロプロピルアミン生成物を回収することを特
    徴とするγ−ブチロラクトンからシクロプロピルアミン
    の製造方法。
  2. (2)加圧反応槽中65ないし75℃の範囲の温度で、
    硫酸の触媒量及び水の存在下、塩化水素により環開裂を
    行う工程から成る特別な改良方法である、ハロゲン化水
    素によるγ−ブチロラクトンの環開裂を包含する特許請
    求の範囲第1項記載の製造方法。
  3. (3)硫酸の水に対する割合が1:1ないし1:5の範
    囲である特許請求の範囲第2項記載の製造方法。
  4. (4)硫酸の水に対する割合が1:2ないし1:3の範
    囲であり、及び硫酸及び水の量が反応混合物の5ないし
    10重量%相当存在する特許請求の範囲第3項記載の製
    造方法。
  5. (5)4−クロロ酪酸がエステル化され4−クロロ酪酸
    エステルを生成する工程で、該4−クロロ酪酸が炭素原
    子数8または8未満の第2及び第3アルコールから成る
    群から選択されるアルコールでエステル化されて、該立
    体障害性エステルを生成する改良方法である特許請求の
    範囲第1項記載の製造方法。
  6. (6)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される4−クロロ酪酸エステルを環化し、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるシクロプロパンカルボン酸エステルを生成す
    る工程で、 式中、−ORは炭素原子数8または8未満の第2または
    第3アルコールのアルカノール残基を表わし、及び該環
    化反応工程は、第四アンモニウム塩相転移触媒及び該シ
    クロプロパンカルボン酸エステル用の水と不混和性の溶
    媒の存在下、20ないし60℃の範囲の温度内で、該第
    2または第3アルコールの該4−クロロ酪酸エステルを
    固体アルカリ金属水酸化物に接触させることを包含する
    改良方法である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  7. (7)該水と不混和性の溶媒が液体脂肪族または芳香族
    炭化水素、塩化炭化水素及び脂肪族エーテルから選択さ
    れる溶媒である特許請求の範囲第6項記載の製造方法。
  8. (8)該固体アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウム
    から成る特許請求の範囲第6項記載の製造方法。
  9. (9)シクロプロパンカルボン酸の該立体障害性第2ま
    たは第3エステルを該触媒の存在下でアンモニアと反応
    させることにより、アミド化し、シクロプロパンカルボ
    ン酸アミドを生成し、該反応は該触媒がナトリウムエチ
    レングリコキシドである場合85ないし115°の範囲
    の温度で自らの圧力で行われる特許請求の範囲第1項記
    載の製造方法。
  10. (10)該ナトリウムエチレングリコキシド触媒は、水
    酸化ナトリウムに過剰のエチレングリコールを加えた後
    に、該反応混合物から水分を完全に除去して製造される
    特許請求の範囲第9項記載の製造方法。
  11. (11)γ−ブチロラクトンの環開裂した4−クロロ酪
    酸をエステル化し立体障害性4−クロロ酪酸エステルを
    生成し、これを次に環化し立体障害性シクロプロパンカ
    ルボン酸エステルを生成し、ひき続きこれをナトリウム
    エチレングリコキシドから成る触媒の存在下アンモニア
    によりシクロプロパンカルボン酸アミドに変換し、次に
    ホフマン反応によりシクロプロピルアミンを製造する特
    許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  12. (12)該シクロプロピルアミンが塩素化中間体と共に
    過剰な苛性アルカリを連続蒸留塔の中に供給することに
    より回収される特許請求の範囲第11項記載の製造方法
  13. (13)20ないし50%硫酸水溶液の触媒量の存在下
    、γ−ブチロラクトンを塩化水素と反応させることから
    成り、該触媒量が反応物全量の5ないし10重量%から
    成るγ−ブチロラクトンから4−クロロ酪酸の製造方法
  14. (14)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、−ORは炭素原子数8または8未満の第2また
    は第3アルコールのアルカノール残基を表わす。)で表
    わされる立体障害性4−クロロ酪酸エステルを水と不混
    和性の溶媒及び第四アンモニウム相転移触媒の存在下固
    体アルカリ金属水酸化物と反応させ、そして該シクロプ
    ロパンカルボン酸エステルを回収する工程から成るシク
    ロプロパンカルボン酸の立体障害性エステルの製造方法
  15. (15)立体障害性シクロプロパンカルボン酸エステル
    と過剰のアンモニアとを隣接する炭素原子に少なくとも
    2つのヒドロキシル基を有する多価アルコールのアルカ
    リ金属塩から実質的に成る触媒の存在下、85ないし1
    15℃の範囲の温度で自らの圧力で反応させる工程から
    成る次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、−ORは炭素原子数8または8未満の第2また
    は第3アルコールのアルカノール残基を表わす。)で表
    わされるシクロプロパンカルボン酸の立体障害性エステ
    ルのアミド化方法。
  16. (16)該触媒が実質的にナトリウムエチレングリコキ
    シドである特許請求の範囲第15項記載のアミド化方法
  17. (17)該触媒は実質的にエチレングリコール中のナト
    リウムエチレングリコキシドから成る特許請求の範囲第
    16項記載のアミド化方法。
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