JPS61284775A - 静電潜像現像剤用キヤリア粒子 - Google Patents

静電潜像現像剤用キヤリア粒子

Info

Publication number
JPS61284775A
JPS61284775A JP60126829A JP12682985A JPS61284775A JP S61284775 A JPS61284775 A JP S61284775A JP 60126829 A JP60126829 A JP 60126829A JP 12682985 A JP12682985 A JP 12682985A JP S61284775 A JPS61284775 A JP S61284775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone resin
coating layer
carrier particles
latent image
electrostatic latent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60126829A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Nakayama
中山 信広
Tetsuo Isoda
磯田 哲夫
Yoichiro Watanabe
陽一郎 渡辺
Mitsuo Aoki
三夫 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP60126829A priority Critical patent/JPS61284775A/ja
Publication of JPS61284775A publication Critical patent/JPS61284775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/107Developers with toner particles characterised by carrier particles having magnetic components
    • G03G9/1075Structural characteristics of the carrier particles, e.g. shape or crystallographic structure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
    • G03G9/1131Coating methods; Structure of coatings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
    • G03G9/1132Macromolecular components of coatings
    • G03G9/1135Macromolecular components of coatings obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/1136Macromolecular components of coatings obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon atoms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
    • G03G9/1138Non-macromolecular organic components of coatings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電子写真法、静電記録法あるいは静電印刷法等
で形成し之靜電潜像を顕偉化するために用いられる二成
分系乾式現像剤用キャリア粒子に関する。特に、本発明
は静電潜像を現像する二成分系乾式現像剤用キャリア粒
子において該キャリア粒子は、少くとも核体粒子と、そ
の表面を被覆するシリコーン樹脂被覆層とから成シ、更
に該シリコーン樹脂被覆層には、加熱により該シリコー
ン樹脂被覆層を硬化するための触媒として作用する有機
スズ化合物を含有し、該シリコーン樹脂被覆層の厚さ方
向に対して、触媒濃度勾配を設は之ことを特徴とする静
電潜像現像用キャリア粒子に関す、。        
  七 従来技術 従来よシキャリア粒子とトナー粒子との混合物からなる
所謂二成分系乾式現像剤はよく知られている。この二成
分系乾式現像剤は、比較的大きなキャリア粒子表面上に
微小なトナー粒子が両粒子の摩擦により発生し九電気力
により保持されておシ、静電潜偉に近接されると静電潜
像が形成する電界によるトナー粒子に対する該潜像方向
への吸引力が、トナー粒子とキャリア粒子間の結合力に
打ち勝ってトナー粒子は静電潜像上に吸引付着されて静
電潜像が可視化されるものである。そして、現像剤は現
像によって消費され念トナーを補充しながら反復使用さ
れる。
従って、キャリア粒子は長期間の使用中、常にトナー粒
子を所望とする極性で、且つ充分な帯電量に摩擦帯電]
7なければならない。しかしながら従来の現像剤は、粒
子間の衝突又粒子と現像機械との衝突等の機械的衝突又
はこれらによる発熱でキャリア粒子表面にトナー膜が形
成され、所謂スペント化が生じ、キャリア粒子の帯電特
性が使用時間と共に低下し、現像剤全体を取換える必要
が生じる。
このようなスペント化を防止するため、従来よシキャリ
ア粒子表面に種々の樹脂を被覆する方法が提案されてい
るがいまだ満足の行くものは得られていない。例えば、
スチレン・メタクリレート共重合体、スチレン重合体等
の樹脂で被覆されたキャリア粒子は、帯電特性は優れて
いるが、表面エネルギーが比較的高く、繰シ返し複写す
るうちにやはシスベント化が起きる為、現像剤としての
寿命がそれ租長くない。又、四フッ化エチレン重合体を
被覆したキャリア粒子は表面エネルギーが低いためトナ
ーのスペント化は起き難いが四フフ化エチレン重合体が
摩擦帯電系列において最も負側に位置していることから
トナーを負極性に帯電しようとする場合には使用するこ
とができない。
また低表面エネルギーを持つものとしてシリコーン樹脂
含有の被覆層でコートしたキャリア粒子が提案されてい
る。例えば、不飽和シリコーン樹脂とオルガノシリコー
ン、シラノール等ヲスチレンーアクリル樹脂と混合して
キャリア粒子表面を被覆し光もの(米国特許第3562
533号);ポリフェニV−44にとオルガノシリコー
ンターボIJ −r−樹脂とで表面を被覆したキャリア
粒子(米国特許第3847127号);スチレン−アク
リレート−メタクリレート樹脂と、オルガノシラン、シ
ラノール、シロキサン等で表面を被覆したキャリア粒子
(米国特許第3627522号);シリコーン樹脂と正
帯電特性を有する窒素含有樹脂とを含有するコート層で
被覆したキャリア粒子(特開昭55−127567号)
;及び樹脂変性シリコーン樹脂で表面を被覆したキャリ
ア粒子(特開昭55−157751号)等が挙げられる
シリコーン被覆キャリア粒子とトナーからなる静電潜像
現像用乾式現像剤は、使用するトナーの種類及びトナー
の帯電の正負により、現像剤を繰夛返し使用すると、シ
リコーン被覆キャリアとシリコーン被覆層が減少するに
従いシリコーン被覆キャリアの帯電能力が変化し、現像
剤v′M(現像剤単位重量当シの電荷量)が繰シ返し使
用によりて増加する場合と減少する場合がある。このよ
うに現像剤の繰り返し使用により現像剤の0が変動する
と、現像剤の現像能力がバラツキ安定した画像を形成す
ることが困難になる。
目      的 本発明は、シリコーン樹脂のトナー粒子のスペント化に
対する強い防止作用を何ら損ねることなく、シリコーン
樹脂自体に帯電付与能力を持たせるだけでなく、上記の
従来のキャリア粒子の欠点を改善し、現像剤の〈シ返し
使用によりキャリア粒子の帯電付与能力が変動しない安
定した現像剤を提供することを目的としたものであシ、
さらにはこれKよって長時間使用しても現像剤特性を劣
化することなく安定した画像品質を与える現像剤用キャ
リアを提供するものである。
構   成 本発明は、有機スズ化合物を触媒として用いて合成する
シリコーン樹脂被覆層で表面を被覆し九キャリア粒子に
おいて、シリコーン樹脂被覆層の厚さ方向に対して、触
媒濃度勾配を設けたことを特徴とする静電潜像現像剤用
キャリア粒子を要旨とする。
現像剤の繰り返し使用によるシリコーン樹脂被覆層の減
少に従い、シリコーン被覆キャリア粒子の帯電能力が減
少し、現像剤の0が減少する場合には、シリコーン樹脂
被覆層の厚さ方向に対し表層に比べて内部はど触媒濃度
が高くなるようKすることKより、現像剤の(侃が繰り
返し使用により低下しないで安定したものとなる。また
現像剤の0が増加する場合には、シリコーン樹脂被覆層
の厚さ方向に対し、表層に比べて内部はど触媒が低くな
るようにすることにより、現像剤のVMを安定化する◎ 本発明で用いられるシリコーン樹脂としては下記の一般
式で表わされる繰返し単位を含むシリコーン樹脂が挙げ
られる。
式中Rは水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、メト
キシ基又はC1〜C4の低級アルキル基又はフェニル基
を表わす。
本発明に使用できる有機スズ化合物は、以下の如き構造
を有するものである。
1、  R15n(OCOR2)2 (式中R1及びR
2はC1〜C12ノアルキル基)、例えば(H2O(C
H2)3)2Sn(OCOCH3)22、 5n(OC
OCH3)2 COCH3 電 3、  CHsC(CH2) 5 ) 2 S n−0
−8n ((CH2) s CHs ) 20COCH
5、  (CH(CM ) ) 5n(OCH3)2C
2H5 ■ かかる硬化触媒としての有機スズ化合物触媒量をシリコ
ーン樹脂被覆層にお−で前述のように変化させることに
より、容易にトナーを所望の極性で適正な帯電量にする
ことができる。
本発明においては、キャリア粒子用核体粒子として例え
ば鉄、ニッケル、コバルト等の磁性金属、鋼、!銅等の
非磁性金属、フェライト、カーがランダム、がラスピー
ズ、二酸化ケイ素等非金属材料等、任意のものを用いる
ことができ、該核体粒子の粒径は3o翔〜700翔、好
ましくは50μm乃至200翔である。
本発明のキャリア粒子の製造においては、前記のシリコ
ーン樹脂及び有機スズ化合物を有機溶剤等に溶解したコ
ーテイング液を、例えば浸漬法、スプレー法あるいは流
動化ベッド法にょシキャリア用核体粒子上に塗布する。
塗布法としては流動化ベッド法が好適である。
前記溶液を核体粒子に塗布した後、通常は加熱乾燥せし
める。そして乾燥時および/もしくは乾燥後に被覆を硬
化せしめ、本発明によるキャリア粒子を調製する。
コーテイング液に含まれる有機スズ化合物は、シリコー
ン樹脂被覆層を加熱により硬化させる際の触媒として作
用し、シリコーン樹脂被覆層に含有させる量としては、
その固形分の0.1wt、%乃至SVt、−が好まし一
〇 コーテイング液に用いる有機溶剤としては、シ士 リコン樹脂及び有機スズ化合物を溶解するものであれば
、いずれの有機溶剤も使用することができるO そのような有機溶剤としては、例えばメタノール、エタ
ノール、イソグロノ9ノール等のアルコール類、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチル
エチルケトン等のケトン類、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンあるいけこれらの混合溶剤が用いられる。
まな本発明におりで、シリコーン樹脂被覆層の厚さは0
.11#n乃至20μmの範囲で、好ましくけ。
0.4細乃至0.5μmの範囲である。
本発明においては、有機スズ化合物の濃度は、シリコー
ン樹脂被覆層の厚さ方向に対し、即ちキャリア粒子の外
表面に向りて、増加又は減少させるように変化させてお
シ、シリコーン樹脂被覆層の厚さ方向に対する有機スズ
化合物の濃度勾配は、0.02wt、%/Am乃至1.
 Owt 、%/1trnが好ましく、よシ好ましくは
0.05 vt 1%/Am乃至0.5 wt Ar/
ltmである。
以下に流動化ベッド法による本発明のキャリア粒子の製
造方法について述べる。流動化ベッド装置において、上
昇する加圧ガス流によりキャリア用核体粒子を平衡の高
さまで上昇せしめる。次に前記核体粒子が上昇加圧ガス
流中に浮遊している間に樹脂変性シリコーン樹脂の溶液
を上方からスプレーする。この塗布を繰シ返し行なり所
望の厚さのシリコーン樹脂被覆層を形成せしめる。
1父く下 #C3」 本発明のキャリア粒子と共に現像剤を構成するトナーと
しては、樹脂中に適当な顔料または染料を含有せしめた
ものが用いられる。この顔料または染料としては例えば
カーぎンブラック、スビロンブラックBH(保土谷化学
工業製)のような金属錯塩タイプの染料、ニグロシン染
料(C,1,A304158)、7ニリンfルー(C,
1,A50405)、カルコニルブルー(C,I−4ア
ゼスプルー3)、クロムイエロー(C,1,墓1409
0)、ウルトラマリンブルー(C,1,477103)
 、メチレンブルークロライド(C,I、A 5201
5 ) 、7 タo シフ −=−ン7” ルー(C,
1,A74160)、デーポンホイルレッド(C−l−
A26105)、キノリy イx a −(C,1,A
ローズベンガル(C,1,厘45435)、ザボンファ
ストブラックニ、 −(C,1,A 12195 5o
lv@ntDys )およびこれらの混合物が挙げられ
る。
またトナーに用いられる樹脂としては、主にスチレン系
樹脂が用いられるが、このスチレン系樹脂が用いられる
が、このスチレン系樹脂にはスチレンのホモポリマーや
スチレンと他のビニル単量体との共重合体が含まれる。
その他のビニル単量体としてはエチレン、プロピレン、
インブチレン等のエチレン不飽和モノオレフィン類;塩
化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニル等のハロダン化♂ニ
ル類;酢酸ビニル等のビニルエステル類;アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸フェニル等のアク
リル酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチ
ルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン
、ビニルへキシルケトン等のビニルケトン類;N−ビニ
ルピロール、N−ビニルピロリドン等ON−ビニル化合
物ニアクリルニトリル:メタアクリルニトリル;アクリ
ルアミド;メタアクリルアミドの1種または2種以上が
用いられる。
またスチレン系樹脂以外の樹脂としてはポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ビニルエステル樹脂、ロジン
変性フェノールホルマリン樹脂、エホキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂およびこれらの混合物が用い
られる。
以下本発明を実施例をもって説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。説明中「部」は重量部を
意味する。
実施例1 (10%シリコーンフェスの調製〕 攪拌機を装備した丸底フラスコに、12部のトルエン、
14部のブタノール、14部の水及ヒ32部の氷を入れ
、一方、cu3stcz3i oモルと(CH3)25
iCL21モルを混ぜた混合シラン26部を別にとり、
上記のトルエン混合液中にかき混ぜながら加え、30分
間攪拌を続けた。混合物は、上層のシロキサン相と下層
の水相の2層に分離した。
シロキシン相だけ残し下部の水相を除き、これに濃塩酸
26部を加え次後、50〜60℃で加熱攪拌し縮合上進
めた。約1時間後に塩酸相を除き、シロキサンを水で2
回洗い、トルエン、ブタノールにリグロインを加えた混
合溶媒に溶かして、シリコーン樹脂の固形分10重1−
1’を含有する10チクリコーンワニスti!ll製し
た。
〔コーテング液Aの調製〕
上記の様にして調製した1ot16シリコーンフエスに
ジブチルチンジアセテートを10%シリコーンフェスの
固形分に対して0.2 wt%混合し、全シリコーン樹
脂溶液の9倍のトルエンで希釈してコーティング液At
−調製した。
〔コーテング液Bの調製〕
上記と同様に、10チシリコーンフエスにジブチルチン
ジアセテー)elo%シリコーンフェスの固形分に対し
て0.8 vt%混合し、全シリコーン樹脂溶液の9倍
のトルエンで希釈してコーテング液Bを調製した。
〔キャリア粒子&1の調製〕 900.9のシリコーンコーティングQBに1011/
mtnの割合でシリコーンコーテイング液AI、ケミカ
ルスターラーで攪拌しつつ添加し、これによりコーテン
グ液&1を調製しながら、このコーテイング液を循環型
流動乾燥床において90℃の雰囲気下で平均粒径100
μmの球形フェライト核体粒子5.OOO#に、その塗
布総量が1,000.9になるまで塗布した。
次に、シリコーン樹脂を塗布したフェライト核体粒子を
250℃で30分間加熱し、塗布したシリコーン樹脂被
覆層の硬化反応を促進させ、シリコーン樹脂被覆層を設
けた本発明によるキャリア粒子41を調製した。
第1図は本発明によるキャリア粒子A1のシリコーン樹
脂被覆層のキャリア粒子外表面に向う厚さ方向の有機ス
ズ化合物触媒(ジブチルチンジアセテート)の濃度勾配
を示す。
〔トナーA1の調製〕 上記のキャリア粒子扁1と供に使用するトナーA1を下
記の処方で調製した。
スチレン・ノルマルブチル メタクリレート共重合体   100重量部カーデンブ
ラック         10重量部金属錯塩系モノア
ゾ染料      2重量部(保土谷化学工業製スピロ
ン!ラックBH)即ち、上記成分の混合物をロールミル
を用いて160℃で加熱混練し、冷却後スピードミルで
粗く粉砕した後、ジェットミルで細かく更に粉砕して風
力分級器で分級して、平均粒径6μmのトナー扁1を調
製した。
〔二成分系乾式現像剤/I61の調製〕キャリア41 
100重量部に対し、上記トナー412.5重量部を混
合し、二成分系乾式現像剤ム1を作成した。トナー墓1
はキャリア粒子扁1により負に帯電した。
〔画像形成テスト〕
テスト用に多少変更を加えた市販の複写機(株式会社リ
コー製FT−6400)にセレン感光体を搭載し、上記
二成分系乾式現像刺通1を用いて、画偉形成テス)1−
行なった。
この画像形成テストにおいては、正極性の静電潜像をセ
レン感光体上に形成し、これを上記二成分系乾式現像剤
Al’j−用いて1分間に30回の速さで現像し、トナ
ー像を転写紙に転写した。このようにして、現像側屈1
にトナーを随時補給しながら、画像形成を10万回繰返
した。
この画像形成テスト中に生じたシリコーン樹脂被覆層の
厚さの変化及び現像剤A1の97Mの変化を表1に示す
比較テスト1 〔コーテイング液Cの調製〕 実施例1で調製した10チシリコーンフエスに、ジプチ
ルジアセテートを10%シリコーンフェスの固形分に対
してQ、 5 wt%混合し、全シリコーン樹脂溶液の
9倍のトルエンで希釈してコーテング液Cを調製した。
〔比較キャリア粒子朧1の調製〕 循環型流動乾燥床において90℃の雰囲気下で平均粒径
100μmの球形フェライト核体粒子5,000Iに、
総塗布量が1,000Iiになるまでコーテイング液C
を塗布した。
次に、シリコーン樹脂を塗布したフェライト核体粒子t
−250℃で30分間加熱し、塗布したシリコーン樹脂
被覆層の硬化反応を促進させ、シリコーン樹脂被覆層を
設けた比較キャリア粒子煮1を調製した。
比較キャリア粒子&1のシリコーン樹脂被覆層において
は、その厚さ方向において、ジブチルチンジアセテート
の濃度は均一であった。
〔比較二成分系乾式現像剤A1の調製〕比較キャリア粒
子Al100重量部に対し、実施例1で調製したトナー
A1を2.5重量部混合し、比較二成分系乾式現像側屈
1を調製した。トナーAIは比較キャリア粒子A1によ
り負に帯電した。
〔画像形成テスト〕
実施例1におけると同様にして、画像形成テストを行っ
た。この画像テスト中に生じたシリコーン樹脂被覆層の
厚さの変化及び比較現像剤&1の97Mの変化は表1に
示す。
表   1 表1から明らかな通シ、本発明によるキャリア粒子A1
を使用した現像剤の97Mは、10万回の画像形成テス
ト中に殆んど変化はなく、従って得られる画質も非常に
安定していた。
これに対し、比較現像測点1の97Mは10万回の画像
形成テスト中に減少し、これに伴って、画質は著しく劣
化した。
現像剤A1と比較現像剤41におけるシリコーン樹脂被
覆層の厚さの減少については、それ程の差異は見られな
かった。
実施例2 〔キャリア粒子A2の調製〕 実施例1で調製したシリコーンコーテング液A900.
9に10 、lil / minの割合で実施例1で調
製したシリコーンコーテング液Bを、ケミカルスターラ
ーで攪拌しつつ添加し、コーテング液墓2を調製しなが
ら、このコーテンダ液を循環型流動乾燥床において90
℃の雰囲気下で平均粒径100μmの球形フェライト核
体粒子500(lに、その塗布総量が1000.9にな
るまで塗布した。
次に、シリコーン樹脂を塗布したフェライト核体粒子を
250℃で30分間加熱し、塗布したシリコーン樹脂被
覆層の硬化反応を促進させ、シリコーン樹脂被覆層を設
けた本発明によるキャリア粒子A2を調製した。
第2図はキャリア粒子A2のシリコーン樹脂被覆層のキ
ャリア粒子外表面に向う厚さ方向の有機スズ化合物触媒
(ジブチルチンジアセテート)の濃度勾配を示す。
〔トナー42の調製〕 上記のキャリア粒子扁2と共に使用するトナーA2を下
記の処方で調製した。
スチレン・ノルマルブチル メタクリレート共重合体  100重量部カーがンブラ
ック        10重量部ニグロシン系染料 (オリエント化学展 ニグロシンペースEX)    2重量部即ち、上記成
分の混合物をロールミルを用いて160℃で加熱混練し
、冷却後スピードミルで粗く粉砕した後、ジェットミル
で細かく更に粉砕して風力分級器で分級して、平均粒径
6膓のトナー厘2を調製した。
〔二成分系乾式現像測点1の調製〕 キャリア粒子屋2100重量部に対し、上記トナー42
2.5重量部を混合し、二成分系乾式現像測点2を作成
した。トナー42はキャリア粒子ム1により正に帯電し
た。
〔画像形成テスト〕
テスト用に多小変更を加えた市販の複写機(株式会社リ
コーfiFT−6400)に、ヒドラゾン系電荷移動剤
及びポリカーぎネートからなる電荷移動層と、ビスアゾ
系顔料電荷発生剤及びポリビニルアルコールからなる電
荷発生層とを含む積層型有機感光体を搭載し、上記二成
分系乾式現像測点2を用いて、画像形成テストを行なっ
た。
この画像形成テストにおいては、負極性の静電潜像を前
記有機感光体上に形成し、これを上記二成分系乾式現像
剤A2を用いて1分間に30回の速さで現像し、トナー
像を転写紙に転写した。このようにして、現像剤A2に
トナーを随時補給しながら、画像形成を10万回繰返し
た。
この画像形成テスト中に生じたシリコーン樹脂被、覆層
の厚さの変化及び現像剤A2の97Mの変化は表2に示
す。
比較例2 〔比較二成分系乾式現像剤A1の調製〕比較例1で調製
した比較キャリア粒子41100重量部に対し、実施例
2で調製し九トナー扁2を2.5重量部混合し、比較二
成分系乾式現像剤A2をv4裂した。トナーA2は比較
キャリア粒子扁2により正に帯電した。
〔画像形成テスト〕
実施例2におけると同様にして、画像形成テストを行っ
た。この画像テスト中に生じたシリコーン樹脂被覆層の
厚さの変化及び比較現像剤A2の97Mの変化は、表2
に示す。
表   2 表2から明らかな通シ、本発明によるキャリア粒子A2
を使用した現俸剤のQ/Mは、10万回の画像形成テス
ト中に殆んど変化はなく、従って得られる画質も非常に
安定していた。
これに対し、比較現像測点2のQ/Mは10万回の画像
形成テスト中に減少し、これに伴って、画質は著しく劣
化した。
現像剤点2と比較現儂側屈2におけるシリコーン樹脂被
覆層の厚さの減少については、それ程の差異は見られな
かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1におけるキャリア粒子A1のシリコー
ン樹脂被覆層の厚さ方向の有機スズ化合物触媒の濃度勾
配を示す。 第2図は実施例2におけるキャリア粒子I62のシリコ
ーン樹脂被覆層の厚さ方向の有機スズ化合物触媒の濃度
勾配を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電潜像を現像する二成分系乾式現像剤用キャリ
    ア粒子において、該キャリア粒子は、少くとも核体粒子
    と、その表面を被覆するシリコーン樹脂被覆層とからな
    り、更に該シリコーン樹脂被覆層には、加熱により該シ
    リコーン樹脂被覆層を硬化するための触媒として作用す
    る有機スズ化合物が含有し、該シリコーン樹脂被覆層の
    厚さ方向に対して、触媒濃度勾配を設けたことを特徴と
    する静電潜像現像剤用キャリア粒子。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の静電潜像現像剤用キ
    ャリア粒子において、該有機スズ化合物はR’Sn(O
    COR^2)_2(式中R^1及びR^2は、それぞれ
    1乃至12の炭素原子を有するアルキル基を示す)で表
    わされることを特徴とする静電潜像現像剤用キャリア粒
    子。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の静電潜像現像剤用キ
    ャリア粒子において、該有機スズ化合物は、Sn(OC
    OCH_3)_2、 ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼から成る 群から選択されることを特徴とする静電潜像現像用キャ
    リア粒子。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の静電潜像現像剤用キ
    ャリア粒子において、該有機スズ化合物の該シリコーン
    樹脂被覆層の厚さ方向の濃度勾配は0.01wt.%/
    μm乃至1.0wt.%/μmの範囲であることを特徴
    とする静電潜像現像剤用キャリア粒子。
  5. (5)特許請求の範囲第1項記載の静電潜像現像剤用キ
    ャリア粒子において、該シリコーン樹脂被覆層中の該有
    機スズ化合物の量は、該シリコーン樹脂被覆層の固形成
    分の0.1wt.%乃至5wt.%の範囲であることを
    特徴とする静電潜像現像剤用キャリア粒子。
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載の静電潜像現像剤用キ
    ャリア粒子において、該核体粒子の粒径は30μm乃至
    700μmの範囲であることを特徴とする静電潜像現像
    剤用キャリア粒子。
  7. (7)特許請求の範囲第1項記載の静電潜像現像剤用キ
    ャリア粒子において、該シリコーン樹脂被覆層の厚さは
    0.1μm乃至10μmの範囲であることを特徴とする
    静電潜像現像剤用キャリア粒子。
JP60126829A 1985-06-11 1985-06-11 静電潜像現像剤用キヤリア粒子 Pending JPS61284775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60126829A JPS61284775A (ja) 1985-06-11 1985-06-11 静電潜像現像剤用キヤリア粒子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60126829A JPS61284775A (ja) 1985-06-11 1985-06-11 静電潜像現像剤用キヤリア粒子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61284775A true JPS61284775A (ja) 1986-12-15

Family

ID=14944942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60126829A Pending JPS61284775A (ja) 1985-06-11 1985-06-11 静電潜像現像剤用キヤリア粒子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61284775A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02160259A (ja) * 1988-12-14 1990-06-20 Ricoh Co Ltd 静電潜像現像用キャリア及びそれを用いた2成分型現像剤
US5342721A (en) * 1991-09-30 1994-08-30 Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. Silicone resin composition for use as a carrier coating
EP0785242A2 (en) 1995-11-27 1997-07-23 Dow Corning Toray Silicone Company Limited Carrier for electrostatic latent image development and coating agent for use therein
US6124068A (en) * 1997-12-26 2000-09-26 Powdertech Co., Ltd. Carrier for electrophotographic development and electrophotographic developer containing the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02160259A (ja) * 1988-12-14 1990-06-20 Ricoh Co Ltd 静電潜像現像用キャリア及びそれを用いた2成分型現像剤
US5342721A (en) * 1991-09-30 1994-08-30 Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. Silicone resin composition for use as a carrier coating
EP0785242A2 (en) 1995-11-27 1997-07-23 Dow Corning Toray Silicone Company Limited Carrier for electrostatic latent image development and coating agent for use therein
US6124068A (en) * 1997-12-26 2000-09-26 Powdertech Co., Ltd. Carrier for electrophotographic development and electrophotographic developer containing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS598827B2 (ja) 静電荷像現像用キヤリア
US4584254A (en) Silicone resin coated carrier particles for use in a two-component dry-type developer
JPS5926945B2 (ja) 静電荷像現像用キヤリア
US5942364A (en) Charge-giving member comprising calix arene compound
JPS6076754A (ja) 2成分系乾式現像剤用キヤリア
JPS61284775A (ja) 静電潜像現像剤用キヤリア粒子
JPH0355823B2 (ja)
JPS58184951A (ja) 静電像現像用乾式現像剤
JPS6333755A (ja) 電子写真用現像剤
JPS59104664A (ja) 静電荷像現像用キヤリア
JPS6060659A (ja) 静電荷像現像用キャリア
JPS6073631A (ja) 静電潜現像剤用キャリア
JP2576868B2 (ja) 静電潜像現像用樹脂被覆キャリヤ−
JPS606953A (ja) 静電潜像現像剤用キヤリア
JP2745323B2 (ja) 電子写真用乾式二成分現像剤
JPH0229210B2 (ja)
JP3799890B2 (ja) 静電荷像性現像用キャリア、及び現像剤
JPS58174958A (ja) 静電潜像現像剤用キヤリア
JPH0642084B2 (ja) 正帯電性電子写真用キャリア
JPH0210421B2 (ja)
JPS63284565A (ja) 負電荷潜像現像剤
JPS6060656A (ja) 静電荷像現像用キャリア
JPH0523432B2 (ja)
JPH0296185A (ja) 樹脂被覆キャリアの製造方法
JPS61217067A (ja) 静電潜像現像用キヤリア